Webページで配布されているPDFのしおりの状況 国土交通省 白書PDF版の場合

PDFを画面で閲読するにはしおり[1]があるととても便利です。しかし、PDFではしおりを付けるかどうかはオプションになっているため、Webで公開されているPDFの報告書などにはしおりがないものも多いようです。

例えば、国土交通省のWebオープンデータ[2]の領域には、白書へのリンクをまとめたページがあります。PDFで公開されている白書は、①土地白書、②首都圏白書、③観光白書、④交通政策白書、⑤国土交通白書、⑥日本の水資源(平成26年まで)です。最新年度のPDFを見ますと、しおりが付いているのは土地白書(次の図)のみです。

首都圏白書(平成30年版)は次のような特殊なしおりが付いています。

のこりの4種類のPDF版白書にはしおりがありません。例えば、平成30年版観光白書のPDFを開くと次のようになります。

これらの白書は本としても販売されており、版面は印刷用にレイアウトされています。PDFは本を作る序でに用意されたという扱いなのかもしれませんね。いずれにしても折角WebページからPDFを配布しているのですから、ぜひ、すべてにしおりを付けてほしいものです。

次回は、PDFにしおりをつけるツール『アウトライナー2.5』[3]では、どれかの白書にしおりを付けてみたいと思います。お楽しみに!

[1] PDFのしおりってなに? どうやって作るの?
[2] 国土交通省のWebオープンデータ
[3]『アウトライナー2.5』

次回:『アウトライナー』で『首都圏整備計画』(PDF)にしおりを作成してみました。へ進む




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瞬簡PDF 変換 2024
PDFをOffice文書へ高精度変換

PDFのしおり制作の効率アップに特化した『アウトライナー2.5』4月11日リリースします。

2月4日に『アウトライナー2.5』という記事で『アウトライナー』が復活しますというご紹介を致しました。それから、丁度2ヶ月、今度はめでたく、『アウトライナー2.5』4月11日(木)リリースのご案内をさせていただきます。

『アウトライナー』の特徴や機能などにつきましては、製品Webページに紹介しておりますので、ぜひご確認いただきたいと存じます。

『アウトライナー』は、いまから12年以上前の2006年に初版をリリースしまして、当時はかなりの人気製品としてお客様のご支持をいただきました。しかし、機能の面では、なかなか本質的なバージョンアップができませんでした。この間、様々なお客様からご催促をいただき、なんとかして、次のバージョンを作るべく、試行錯誤してまいりました。しかし、なかなか実現できないうちに年月が経過してしまい、最後はWindows10の大型アップデートで動かなくなってしまったため、やむを得ず旧バージョンを販売終了とさせていただきました。

バージョンアップできなかった最大の理由は、自動しおり解析機能のアーキテクチャにあります。『アウトライナー』旧バージョンの自動解析機能は1990年代の『リッチテキスト・コンバータ』の変換技術をベースにしていました。ところが、『リッチテキスト・コンバータ』はすでに販売終了しておりますし、弊社の現在の変換技術の中核は「AHPDFXML」に世代交代してしまっています。このため、新しい自動しおり解析機能をゼロから開発することが必要でした。

今回、「AHPDFXML」をベースとする自動しおり解析機能V1の開発が完了、『アウトライナー2.5』リリースができることとなりました。

現状の、自動しおり解析機能は、特定のスタイルをもつPDFや目次であれば、かなり上手にしおりを作成できます。しかし、任意のPDFのしおり抽出はまだまだ不十分ですので、今後は、これを迅速に強化して行きます。それと同時に、『アウトライナー』の次バージョンでは、PDFのしおり制作作業の課題解決と効率アップを徹底的に追求していく所存です。また、しおりだけではなく、デジタル版として配信するPDFの制作をより便利にする様々な機能も追加します。

今後の『アウトライナー』にぜひご注目ください。また、皆様のご意見やご要望をぜひお寄せくださいますようお待ちしております。

【関連記事】
『アウトライナー2.5』鋭意開発中
『アウトライナー2.5』Webページ

次回:Webページで配布されているPDFのしおりの状況 国土交通省 白書PDF版の場合へ進む




瞬簡PDF 編集 2024
かんたん操作でPDFを自由自在に編集


瞬簡PDF 作成 2024
ドラッグ&ドロップでPDF作成

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』あまり知られていない?機能をQ&A形式でご紹介(2)

前回に続き、あまり知られていない?けど便利に使える機能について紹介していきたいと思います。


Q. オブジェクトを作成するとき毎回ボタンを押すのが面倒なのですが・・・

A.
最初にオブジェクトを作成するとき、[Ctrl]を押しながらボタンを押してください。
これでオブジェクトの連続挿入モードになり、毎回ボタンを押さなくても同じオブジェクトを連続で作成できるようになります。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトの連続挿入モードをONにする」のチェックをつけると[Ctrl]を押さなくても連続挿入モードがデフォルトになります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

Q. リボンの[ホーム]タブに倍率変更がなくて不便

A.
倍率変更はリボンでは[表示]タブにあるためタブを切り替えなくてはならず不便に思われるかもしれません。

しかし実はステータスバーにも同じボタンが配置されていますのでこちらを使ってみてはいかがでしょうか?
 
 
 
またはリボンのカスタマイズで[ホーム]タブの好きな位置に倍率変更関係のボタンを持ってくることも可能です。

  1. リボン[ファイル]-[オプション]でオプションダイアログを開き、[リボンのカスタマイズ]を選択します。
  2. 「コマンドの選択」でドロップダウンから「表示」を選択します。
  3. 「倍率指定」など倍率変更関係のボタンを「追加」で適当な場所に追加します。

 
 
Q. テキスト内の折り返しや改行時の行間隔を自由に設定出来るようにしたい

A.
現状では行間隔を自由に設定することはできませんが、「行割」機能とテキストボックスのサイズを変更することである程度、行間隔を調整することが可能です。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「行割」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「行割」
 
 
Q. テキストボックスに文字を入力した際、枠内に収まらず隠れてしまい文字が見えなくなってしまうことがある。どうにかできませんか?

A.
文字が入力枠からはみ出るような場合は、収まるように文字全体のフォントサイズを自動的に縮小する「自動フォントサイズ」という機能があります。テキストボックスを選択して機能にチェックを入れることで自動的に機能します。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「自動フォントサイズ」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「自動フォントサイズ」

「瞬簡PDF 編集 8」では、文字サイズを変更するのではなく入力枠を自動的に文字サイズに応じて拡大・縮小する機能もあります。
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「自動枠拡張」




瞬簡PDF 書けまっせ 2024
PDFに文字が書ける! 入力欄を自動認識


瞬簡PDF 編集 2024
かんたん操作でPDFを自由自在に編集

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』あまり知られていない?機能をQ&A形式でご紹介

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』はPDFの編集ができるPDF活用ツールです。
両製品には非常に数多くの機能が実装されておりますが、アンケートを取ってみると実際にはごく一部の機能しか使っていないという方が多いです。
それでこういう機能があったら使うんだけどとか、ここがこういう風に操作できたら便利なんだけど・・・って要望を書いてくれるのですが、それ「既に存在します^ ^」ってことが結構あります。
機能の多くはツールバー(リボン)上に集約されているのですが、数が多すぎて見つけれらなかったり、ツールバーにない存在に気づきにくい機能も一部ありますのでなかなか難しいですね。
そういうわけで今回はマイナーですが、知っているととても便利に使える機能についてQ&A形式で紹介していきたいと思います。


Q. オブジェクトを移動するときマウスだと大まかにしか移動できない。1ドット単位で移動してピッタリ合わせたい

A.
オブジェクトを選択した状態でカーソルキー[↑][↓][→][←]を使って移動させてください。[Ctrl]を押しながらカーソルキーを押すと移動速度が速くなります。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
「位置とサイズ」ダイアログを表示して移動位置を値で設定することも可能です。
リボン[書式]タブの「配置」-「位置」


Q. テキストボックスのフォントサイズはいつも決まった値をデフォルト値にしたい

A.
可能ですがフォントサイズ”だけ”を決まった値に!ということはできません。デフォルト値を設定すると他のプロパティも一緒に決まることになります。

瞬簡PDF 書けまっせ 7
通常は最後に設定した値が次のデフォルト値になります。例えば最後に作ったテキストボックスのフォントを18ptに設定したとすると、次にテキストボックスを作ったときも18ptになります。

    毎回決まった値をデフォルト値にしたい場合は次のようにしてください。

  1. メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトのプロパティ変更で、常に既定値を変更する」のチェックをはずします。
  2. テキストボックスを作りデフォルト値として設定したい値をセットします。
  3. テキストボックスを選択して右クリックメニューから「既定値として設定」をクリックします。

 
 
 
  
  
瞬簡PDF 編集 8
「瞬簡PDF 書けまっせ 7」の2,3と同じです。

  1. テキストボックスを作りデフォルト値として設定したい値をセットします。
  2. テキストボックスを選択、右クリックメニューから「既定値として設定」をクリックします。

Q. マウスホイールでのズームイン・アウト機能が欲しい
A.
瞬簡PDF 書けまっせ 7
瞬簡PDF 編集 8
どちらも [Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを動かすことでズームイン・アウトが可能です。


Q. 数桁ある数字入力欄に一文字一数字入れるときもっと綺麗に入力できるようにしてほしい。
A.
テキストボックスの「桁割」という機能を使えば可能です。
テキストボックスを選択して「桁割」にマス目の数をセットしてください。例えば12桁の数字入力欄であれば”12″をセットします。
 
 
 
 
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「桁割」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「桁割」




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AH Formatter へのご意見募集

こんにちは。
AH Formatter サポート担当です。

今年は春が早くにやってきたような気がします。
桜の開花予想も少し早いみたいですね。
こちらには高遠城址公園という有名な桜の名所があります。
毎年、桜の時期は多くの観光客で賑わっています。
タカトオコヒガンザクラというソメイヨシノより少し濃い色の桜で
ライトアップされた夜桜も綺麗です。

暖かいのはうれしいのですが、花粉の季節も早かったようで
花粉症のわたくしは毎日ぐずぐずしております。
周りの方、くしゃみうるさくてゴメンナサイ。

さてさて、お仕事の話をしなくては。

先日、均等割り付けの方法でお問い合わせがありました。
通常、text-align で均等割り付け(justify)を指定した場合に、
日本語(漢字やひらがなカタカナのとき)は文字間が広がります。
連続した英数字などでは単語間の空白が広げられますが、これを日本語と同じように
文字間を広げたい場合にはどうすればいいかということでした。
XSL-FO の仕様ではこの機能はありませんが、
CSS3(W3Cドラフト仕様)では用意されていました。
もちろん!AH Formatter V6では、拡張機能として XSL-FO でも対応しています。

axf:text-justify=”inter-character” を指定してください。

AH Formatter は XML自動組版ソフトとして、
これまでにも多くの機能を実装してお客様にご利用いただいております。
毎日お客様からご意見やご報告をいただいておりますが
こんな機能が欲しいというご相談も承っております。
時々、目から鱗なご相談もあって驚くことがあります。
その時点では実装されていない、実現が困難な場合もあるかもしれませんが
今後の検討課題として日々努めてまいります。
実際に業務で運用されているお客様やこれから運用を考えていらっしゃるお客様の
ご意見、ご要望は大変ありがたいです。
どうぞご遠慮なくご相談ください。

AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。




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Dockerイメージ(AH Formatter、Web Interface for AH Formatter)

AH Formatter』の V6.6 を昨年の 2018年8月30日にリリースいたしました。こちらの V6.6 から Linux 64ビット版のコマンドラインインターフェイスを Dockerイメージでご用意いたしました。

Docker はコンテナ型の仮想化環境を実行、管理するオープンソースのソフトウェアです。Docker に関する詳しい説明は割愛させていただきますが、Docker の特徴としてホストOS のカーネルを共有するため消費するリソースが少なく起動や処理が早い、Docker が動く環境で Dockerイメージを配布、共有することで環境によるバージョンのずれをなくし、環境構築やセットアップに必要な負担の軽減などがあります。

『AH Formatter V6.6』はリリース以後、改訂版の公開タイミングで Dockerイメージも常に最新へ更新しています。ご用意している Dockerイメージの詳細とその実行方法など詳しくは『AH Formatter V6.6』の「Dockerイメージ」のページにまとめていますので是非ともご覧ください。

また、他にも『Web Interface V6.0 for AH Formatter』のサーバプログラムと『AH Formatter V6.6』Linux 64ビット版の組み合わせた Dockerイメージもご用意しています。こちらも『Web Interface V6.0 for AH Formatter』の「Dockerイメージ」のページで説明させていただいております。

評価をご希望の方は、弊社システム営業グループ sis@antenna.co.jp までご連絡ください。現在、該当する製品をご使用いただいている場合は、そのライセンスファイルで Dockerイメージを使用いただけます。

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[AH Formatter] より良い欧文組版を目指して

良い欧文組版はどのようなものかという問いを解決するために
良い組版の「良さ」を受け取る相手は誰なのかを考える必要があります。
活字によって、利益を受け取るのは読み手です。
欧文組版は左から右のように、横へ視線が流れます。
スムーズに視線が流れると、読み手は読みやすいと感じることでしょう。
それに対して、横以外を意識させるような何らかの配置があると、視線の流れがその方向に移り、読みにくくなってしまいます。
欧文組版で、横以外の視線を意識させてしまうものに次のような例があります。

1. 連続したハイフネーション
欧文組版では、単語が行末で分割され、次の行に送られるときハイフネーションが起こります。
そして、ハイフネーションが数行にわたり続いてしまうと、行末にハイフンが縦に並んでしまいます。
読者はその縦に並んだハイフンの連続に視線が移ってしまいます。
※ これは『AH Formatter』で組版する場合、hyphenation-ladder-count によって抑制することができます。

2. リバー
欧文では文中の単語間に空白があります。
その空白が大きめになっている場合に、それらの空白が数行に渡って縦(斜め方向)に連続すると、目線がそちらの方向に移ってしまいます。
長い単語が規則的に並んだときに現れやすいものです。

これだけではありませんが、欧文組版ではこのような要素も考慮して、読みやすい文字の並びを作成する必要があります。
より良い欧文組版を目指して『AH Formatter』は現在も改良されています。

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『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
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『Antenna House PDF Viewer SDK V4.0』評価版インストーラーを配布中!

現在『Antenna House PDF Viewer SDK V4.0』の評価版インストーラーを配布中です。

  • お申込み手続きが不要になりました。
  • インストール後30日間利用可能な評価ライセンスが付属しています。
  • ダウンロード後すぐにご利用いただけます。
  • ビルド済みサンプルPDFビューアーが付属しております。表示や印刷機能をすぐにご確認いただけます。

評価版インストーラーは、下記のページから入手できます。

評価版ダウンロードページ:
https://www.antenna.co.jp/pdfviewersdk/trial.html

以前はお申込み手続きや評価ライセンスを別途入手していただく必要がございましたが、ダウンロードしてすぐに利用開始していただくことが出来るようになりました。
お気軽に『Antenna House PDF Viewer SDK』をお試しください。

pdfviewer

サンプルPDFビューアー

『Antenna House PDF Viewer SDK』は、独自のPDFリーダーの開発に利用できる Windows 向けの SDK です。PDFの表示に加えて、プログラムからの自動印刷や、テキスト抽出や画像ファイルへの変換にも利用できます。
また、注釈やページ移動など PDF 編集ができる GUI コントロールを提供しております。コントロールを組み込むことで簡単にPDFの表示・編集機能をお客様のアプリケーションに追加できます。開発にアクロバットやアドビリーダーは必要ありません!

詳しい機能についてぜひ製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/pdfviewersdk/




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Office Server Document Converter v7.0改訂1版(MR1)リリース

~続 Office2019の新機能にも対応~

Office Server Document Converter v7.0改訂1版(MR1)は、Office2019の新機能に対応しました。というお話を 昨日 させていただきましたが、本日はその続編となります。

1. デジタル ペン、インク機能に対応(Word,Excel,PowerPoint)

デジタル ペンやマウスを使用して図形やテキストを手描き入力するもので、Word、PowerPointでペン書きの場合筆圧と傾きが感知されるようになりました。

サンプルの文字がなぜ「Rainbow」「Galaxy」かといいますと、ペンの色にメタリックペン風の「レインボー」と「銀河」を選択しているためです。深い意味はありません。
マウスで書いたため、色だけでなく書体も「前衛的な書初め」みたいになりましたが、これを変換してみました。

OSDC104

なお、今回は使っていませんが蛍光ペンの透過効果には対応していないため、マーキングした文字は潰れてしまいます。

2. LaTeXの数式構文に対応(Word)

Wordでは、数式を作成して編集できるLaTeXの数式構文をサポートするようになりました。

「行形式」で表示したものを変換してみました。
行形式はそのままで表示されます。OSDCで変換しても「二次元形式」では表示されませんので、悪しからず。

OSDC106

また、数式に改行指示が無い場合は成り行き改行に対応していないため、欄外にはみ出てしまいます。

次に、Word上で「二次元形式」に変換したものの変換結果です。

OSDC105

これは、既にOSDC V7.0にバージョンアップした際に数式に対応しているため、目新しいものではありません。
OOXMLの数式に対応(Word数式エディタ対応) を参照ください。
なお、数式処理についてはなかなか奥が深く、今回の改訂版でも改修対応をしています。

ということで、いかがでしたでしょうか。

せっかく張り切ってOffice2019の新機能を使ってドキュメントを作成したのに、PDFや画像に変換したら反映されていなかったら、残念では済まされません。
一朝一夕では解決できない課題もありますが、日々改善に努めてまいりますので、よろしくお願い致します。

その他にも、にOSDC V7.0にバージョンアップの際に以下の機能を強化しています。

機能についてのご要望等がありましたら、こちら までお気軽にお寄せ下さい。

ところで、何気に「Windows Server 2019」にも対応をしました。目立たずさらっと、一言  ですが。

Office Server Document Converter に関する詳しい情報は、
https://www.antenna.co.jp/sbc/ を、ご覧ください。

評価版もご用意しております。
Office Server Document Converter 評価版のお申し込み
から、お申し込みください。

アンテナハウスではPDFの生成、読み込み、編集、表示ライブラリーを自社開発ライブラリーとして保有しています。こうした基本技術や製品をお客様のシステムに組み込む受託の開発も行っています。お気軽に、お問い合わせ下さい。




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Office Server Document Converter v7.0改訂1版(MR1)リリース

~Office2019の新機能にも対応~

先日お約束致しました通り、本日Office Server Document Converter v7.0改訂1版(MR1)をリリース致しました。
改訂情報は こちら をご覧ください。

今回の目玉は、Office2019の新機能(の一部)に対応したことです。

主だったところでは以下の4点です。

  • アイコンとSVG の挿入に対応(Word,Excel,PowerPoint)
  • 3Dモデルの挿入に対応(Word,Excel,PowerPoint)
  • デジタル ペン、インク機能に対応(Word,Excel,PowerPoint)
  • LaTeXの数式構文に対応(Word)

まずは視覚的に派手なものからご案内をします

1. アイコンとSVG の挿入に対応(Word,Excel,PowerPoint)

公式サイトで「ドキュメント、ワークシート、プレゼンテーションに視覚的な効果を追加しましょう!」と謳っている機能ですので、利用される方が多いのではないかと思います。
これに対応できなくては「しょぼい」の一言で片付けられてしまいます。

こんな結果となりました。

OSDC102

アイコンの挿入では、来年の東京オリンピック開幕を意識してみました。
なぜ、関係ないウインタースポーツのアイコンが多いかと言いますと・・・・、単なる趣味の問題です。冬季オリンピックは再び来るのでしょうか。
オリンピックでは、開会式とは違った閉会式の緊張感が解けた感じも好きです。

SVGの挿入はこんな結果です。

OSDC103

SVGデータは、弊社製品「AH Formatter」の資料からの抜粋です。
随分古い資料と思われた方、素晴らしい目利きです。製品名もそうですが、今時フロッピーディスクは無いですね。

2. 3Dモデルの挿入に対応

こちらも、「ドキュメント、ブック、プレゼンテーションに直接3Dモデルを挿入して、ポイントを説明することができます!」とのことですので、やっぱりやるしかないでしょ。

3Dモデルの挿入、こんな結果となります。

OSDC101

ちなみに、3Dモデルは変換後もグルグル360度回転をするわけではありませんので、悪しからず。
あくまでも画像の貼り込みと同じです。
というところでお時間が参りました。
続きは明日ということで、よろしくお願い致します。

Office Server Document Converter に関する詳しい情報は、
https://www.antenna.co.jp/sbc/ を、ご覧ください。

評価版もご用意しております。
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sysjutaku




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