月別アーカイブ: 2013年8月

比較ツールに関して

弊社サーバベース・コンバータでは、変換結果テストとしてある旧バージョンでの状態(A)と新バージョンでの状態(B)を比較し、その妥当性を検証しています。
この比較作業ですが、単純にDOSコマンドのFCコマンドで行うと、かなりの数が「AとBで異なる」との結果になってしまいます。
これは、サーバベース・コンバータの機能追加や性能向上、及び不具合修正などにより行間、文字間や目視ではほとんど気づかないレベルの色の違いも検知してしまうためです。
FCコマンドをしないよりは、したほうが目視での確認作業数が減ることは確かなので使用しておりますが、まだまだ目視で確認を行う数が多く、テスト作業全体の負荷が中々下がりませんでした。

ところが先日、その解決方法として、弊社開発担当者より「ある方法を使用することにより、AとBの違いに関して【数%以内を許容値とする。その%は指定可能】ができそうだ」との回答がありました。
これが実現すれば、テスト作業の大幅に改善される見込みが有り、且つ、そのお話を商談中にあるお客様にしたところ「ウチも興味あるので、商品化する予定があるのであれば状況を伝えてくれ」とのお話もいただけました。
現時点では、「許容値」の機能を実装したツールに関して、そのテスト段階ですのでまだまだお見せすることはできませんが、ブラッシュアップを続け製品へと昇華できるようにしたいと考えています。

また、製品化の際には、前出のお客様とは別のお客様より相談を受けている「AとBの任意箇所を選択し、それぞれのテキスト内容を比較して違いをわかるようにしたほしい」の実装も視野に入れたいと思っています。
テキストの比較に関しては、文書の構成やセキュリティ関連のみならず、教育分野への応用が期待できると考えています。

<用途>

・文書の構成
→AとBの任意箇所を指定、比較し追加、修正した部分をわかる(色反転や【】を使用)ようにし誤字脱字、句読点や文言の妥当性などをチェックしやすくする。
・セキュリティ
→改ざん防止
・教育
→E-ラーニング等で行うテストの自動、半自動化。
 全自動では、計算問題や選択問題、回答が明確な問題しか対応できないが、半自動(模範解答と異なる場合にアラート)のロジックを入れることにより、ほぼすべての問題形式に対応でき、採点作業の手助けになる。
→複数の正解がある問題は「同義・同意語」登録することにより対応可能

実現するには、色々と超えなければならないハードルが有りますが、弊社では様々な製品、及びライブラリが有りますので、その組み合わせで十分対応可能と考えております。




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電子書籍EPUBとPDFを簡単に制作・配信する方法セミナー

おはようございます。
本日も昨日に引き続き、セミナーのご案内です。

その名も「電子書籍EPUBとPDFを簡単に制作・配信する方法セミナー」
ソフトウェア・パートナー様(電子書籍配信面を担当)との共催セミナーになります。

電子書籍(EPUB/PDF)の制作は弊社アンテナハウスのCAS-UBを使い、配信と管理にはソフトウェア・パートナー様の「CUBE」(キューブ)(PDFが開きます)で!

作り方によっては、CAS-UBとCUBEの連携で、制作から配信・管理まで一連の電子書籍サービスが構築できます。

自社内でのマニュアル制作管理や、お手持ちの原稿、動画などの電子書籍化や配信についてご興味をお持ちの方は、ぜひご参加くださいませ。




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XMetaL V8 日本語版 紹介セミナー 開催日迫る!

こんにちは。アンテナハウス システム営業グループです。

今回は、DITAオーサリングソフトXMetaLの、英語版のみだったバージョン 8 に、日本語版が登場したことを記念した紹介セミナーについて、ご案内します。

いきなりやるにはハードルが高いDITAですが、本セミナーは、そうしたDITAについてこれから勉強するお客様も安心してセミナーに参加できるよう、「DITA入門」編が、タイムテーブルの最初に盛り込まれております。

DITAの基礎知識が始めに備われば、続く XMetaL V8 について、理解も進みます。程よく解釈できれば、ソフトウェア操作の醍醐味(?)、「カスタマイズ」について、DITAシェルパの加藤哲義氏(アートダーウィン合同会社)が、「XMetaL編集機能のカスタマイズ方法」ということで、XMetaLの様々なカスタマイズ機能を紹介いたします。

セミナー詳細、お申込みについて

日時 2013年8月30日(金) 14時00分 ~ 16時30分
(受付開始:13時30分~)
場所 六本木ティーキューブ5F Document CORE Tokyo PatioC
港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ 5F
お申し込み方法 e-mailにて、お申し込みください。
件名:XMetaLセミナー申し込み
e-mailアドレス:guten@antenna.co.jp
メールには、下記内容を添えて送っていただきますよう、お願い申し上げます。

  • 会社名:
  • 部署名:
  • ご参加代表者名:
  • ご参加人数:

DITA入門先触れ

DITA入門として、少しでも事前に情報を得たい方は、下記の記事をご覧いただくか、EPUB/Kindlemobiをダウンロードしてみてください。




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「AH PDF Server V3」次期改訂版(3)機能拡張コマンドプログラム

「AH PDF Server V3」次期改訂版について、最終回です。

 「AH PDF Server V3」のフォルダ監視変換では実装しにくい機能を個別のコマンドプログラムとして提供するのが「機能拡張コマンドプログラム」になります。実際には一部のお客様には提供した機能なのですが、次期改訂版からすべてのお客様に提供する事にしました。ただし、対応するのはプロフェッショナル版とコマンド版のみとなります。

 前々回にも少し触れましたが、フォルダ監視変換では設定は基本的に全てのファイルで同じ設定を使う事になります。そのため、例えばセキュリティ解除では同じパスワードなら問題ないですが、ファイルによって異なるパスワードの場合は対応出来ません。そういった機能で要望があったものを「AH PDF Server V3」の本体設定とは別に個別のコマンドプログラムとして対応し、機能拡張として提供します。

 主にWebアプリケーションや他システムから「AH PDF Server V3」のコマンドプログラムを呼び出して利用している(利用を考えている)お客様に対しての機能提供となりますが、提供する拡張機能については少し説明します。

【セキュリティ解除】

 「AH PDF Server V3」で処理するPDFにはセキュリティが掛っていないことが前提になっています。本来、セキュリティを掛けたPDFファイルというものは処理される事を前提にしていないため、このような仕様にしています。

 この考え方は基本的には変わりは無いのですが、それでも組織内に限って言えばセキュリティを外したい場面はあるようです。そのために今回、機能拡張として提供を決めました。セキュリティを解除するにはパスワードを知ってる必要があるので、パスワードが分からないPDFのセキュリティを解除する事は当然出来ません。

【ページ削除】

 PDFファイルの特定のページ、もしくはページの範囲を削除する事が出来ます。これにより、不要なページを省く事が可能です。

【ページ抽出】

 ページ削除とは逆に、必要なページのみを抽出します。指定方法が個別のページや範囲などを組み合わせて指定できるので(例えば「2,4,5-9,23」と指定すると2ページ、4ページ、5ページから9ページ、23ページを抽出する事が出来ます)ページ削除よりも柔軟に使う事が出来ます。

【ファイル添付】

 PDFファイルに任意のファイルを添付する事が出来ます。1ファイルだけならコマンドにパラメータを記述するだけで添付できますし、複数の場合は添付したいファイルのパスを複数記述したテキストファイルを指定する事により複数ファイルを一度に添付できます。

 いずれの機能拡張コマンドプログラムも元ファイルの削除や変更を行う事は無く、新たなPDFファイルを生成します。

 これらのコマンドは次期改訂版がリリースされたら評価版でも確認して頂けます。お役立て頂ければ幸いです。




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「AH PDF Server V3」次期改訂版(2)アドイン変換

 「AH PDF Server V3」の次期改訂版で追加される「Word」と「Excel」のアドイン変換について少し触れたいと思います。

 アドイン変換自体は前回も書きましたが「PDF Driver」の機能の1つで、アドインを登録するとMicrosoft Office(Word/Excel/PowerPoint)の各編集画面に「アドイン」メニューが追加されてアンテナハウスのアドインボタン(設定と変換)が表示されます。そこで設定したりPDFに変換したりする事によって通常のPDF変換(印刷によるPDF変換)では出来ない事を可能にしています。

 具体的な設定画面は以下のようになっています。

「Word」の変換設定画面

「Word」の変換設定画面

「Excel」の変換設定画面

「Excel」の変換設定画面

 実際にアドイン登録された状態でMicrosoft Office(Word/Excel)を開き、アドインメニュー内の設定のアイコンをクリックして表示してみると分かると思いますが、ほぼ同じ設定が可能になっています。

 要望として多いものは「Word」の「見出し」などのスタイルをしおりにする事と、「ハイパーリンク」をPDFでも有効にする事です。この2つは割合定期的に要望が寄せられます。また、PDFに変換した時に、オリジナルのファイルと少しレイアウトなどが変わってしまうケースがあるのですが、お客様によってはオリジナルのファイルを添付する事によってそういう事態を回避したいという要望もあります。

 注意点としては従来の変換の設定とアドイン設定は排他設定になっている事です。要するに「従来の設定での変換」か「アドインを使った変換」かのいずれかになります。これに関しては変換方法が異なるため、どうしても両立出来ません。

 いずれにしても「Word」や「Excel」の変換が多いお客様にとっては便利な機能追加だと思います。

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「AH PDF Server V3」次期改訂版について

 「AH PDF Server V3」は現在、改訂版リリースに向けて作業を行っています。リリース時期は8月末から9月にかけてを予定しています。

 今回の改訂版はお客様から要望があった機能を少し追加しました。バージョンアップというほどの大きな機能追加ではありませんが、意外に「あれば嬉しい」機能の追加だと思います。
 そして、今回の機能追加は以下の2点となります。

 ・「Word」「Excel」ファイルのアドイン変換
 ・機能拡張コマンドプログラム

 「Word」と「Excel」のアドイン変換というのは、PDF Driverの機能の1つに「Word」や「Excel」の編集画面上で「アドイン」メニュー内に表示されるアドインボタンを使用してPDFに変換する機能があるのですが、それを「AH PDF Server V3」上から利用して変換するものです。

 この機能を用いると、例えば「Word」なら「見出し」などのスタイルをしおりに変換したり、ハイパーリンクを有効にしたり、目次をリンクに変換したりする事が出来ます。

 機能詳細についてはこちら(https://www.antenna.co.jp/pdv/function04.html)です。

 機能拡張コマンドプログラムと言うのは、特定の機能だけをコマンドラインプログラムにしたものになります。具体的には「PDFのセキュリティ解除」「PDFのページ削除」「PDFのページ追加」「添付ファイルの追加」になります。

 「AH PDF Server V3」のフォルダ監視による変換では定型の設定による変換が出来ますが、これらの機能はなかなか定型の設定では対応出来ない機能であり、ファイルによって設定内容が異なる事が当たり前の機能と言えます。

 ただ、「AH PDF Server V3」のコマンドライン機能を使ってWebアプリケーションや他システムから呼び出すような形でご利用の場合、変換のたびに設定を変更する事が可能なため、「AH PDF Server V3」の機能を拡張するために「コマンドラインプログラム」として提供する事にしました。

 「機能拡張コマンドプログラム」はプロフェッショナル版とコマンド版のみのご提供となりますのでご注意下さい。

 次期改訂版で追加する2つの機能については2回に分けてもう少し説明したいと思います。

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瞬簡PDF 作成 6 でPDFの軽量化

みなさんはPDFをメールに添付して送信する時や、スマートフォンやタブレット端末用に保存する際に、PDFのファイルサイズを小さくしたいと思ったことはないでしょうか。

『瞬簡PDF 作成 6』では新たに「PDFの再圧縮機能」を搭載しています。
この機能は、PDFに含まれる画像の解像度や画質を落として、PDFのファイルサイズを小さくする機能です。

PDFでファイル容量が大きくなる主な原因としては、多くの画像を含んでいるような場合が挙げられます。特にその画像の解像度が高かったり、画質が高いような場合はそれらを必要な品質内で低く抑えることで、効果的にPDFのファイルサイズを小さくすることができます。

※『瞬簡PDF 作成』の「再圧縮」機能はPDFに埋め込まれている画像に対し、ダウンサンプリングおよび画質の圧縮を行なうことで実現しています。埋め込まれている画像や圧縮の設定によっては、出力するPDFのファイルサイズが小さくならない場合があります。

PDF表示左の画面はデジカメの画像を 1200×900 ピクセルのJPEG圧縮した画像を、A4サイズのWord文書に2枚ずつ貼り付けて4ページ(画像の合計 8枚)の文書として作成したものを、「Antenna House PDF Driver 6.0」を使って「Default」の設定(画像解像度の変更はしない設定)にて作成したPDFのスクリーンショットです。
このPDFを『瞬簡PDF 作成 6』の「再圧縮」機能を利用して画像の圧縮をします。
設定はあらかじめ用意されているなかで一番圧縮率の高い[ファイルサイズ優先]を使用します。


[ファイルサイズ優先]の設定ではカラー画像は
解像度が 120dpi以上の場合に 96dpiに落とし、
JPEG圧縮も設定値のなかで一番高圧縮(サイズは小さくなるが低画質)
に設定されています。

瞬簡PDF 作成 6 :再圧縮機能画面結果、2.59 MBのファイルが 275 KB と 89.7%の軽量化ができました。

また、再圧縮設定の[画質優先]を使用して出力したPDFは

2.59 MB → 1.61 MB と37.8%の軽量化できました。

[画質優先]の設定ではカラー画像は
解像度が 220dpi以上の場合に 200dpiに落とし、
JPEG圧縮は設定値のなかで中間的な圧縮
に設定されています。

実際に圧縮処理をしたPDFを300%拡大して表示したスクリーンショットです。

圧縮後のPDF:300%表示

圧縮後のPDF:300%表示


さすがに拡大すると[ファイルサイズ優先]で圧縮したPDFは画質が悪いですが、[画質優先]で圧縮したPDFなら、よく見ないともとのPDFとの差があまりないですね。

圧縮後のPDF:100%表示

圧縮後のPDF:100%表示

一応、100%の表示で比べてみると、[ファイルサイズ優先]で圧縮したPDFもちょっとぼやけているかな程度で、用途によっては使えるレベルかもしれません。

圧縮の設定はあらかじめ用意されているもの以外に、ご自身で利用用途にあった設定をすることもできます。


いかがでしょうか。画像ファイルが埋め込まれているPDFにぜひご利用ください。

自炊した電子書籍にも便利です!

ここで挙げる「自炊」とは、ご自身で紙の書籍をスキャンしてパソコンに取り込んで電子化することをいいます。

自炊する場合、皆さんはどの程度の解像度や画質でスキャンしていますでしょうか。

2010年に発売開始された iPadは 画素数:1024×768ピクセル/解像度:132ppiでした。
しかし、その2年後に発売した3代目となるiPadでは画素数:2048×1536ピクセル/解像度:264ppi と、一気に倍になりました。
Androidを搭載する10インチクラスのタブレットでは 画素数:2560×1600ピクセルというものも現れ、どんどん高精細化しています。

2年前にiPad用に自炊したデータでは、新しい端末で見た場合にぼやけて見えるかもしれません。自炊した元の紙の書籍は、スキャン後に処分してしまうことも多いかと思いますが、そうなるともう自炊しなおすこともできず、ちょっと悲しくなりますね、、、

こんなことにならないように、スキャン時にはある程度高解像度、高品質で取り込んで保管しておき、見る端末にあわせて『瞬簡PDF 作成』の再圧縮機能で最適な品質にしたPDFをタブレット端末で見るというのはいかがでしょうか。

瞬簡PDF 作成 の再圧縮機能で最適化

瞬簡PDF 作成 の再圧縮機能で最適化


『瞬簡PDF 作成 6』の製品紹介ページ

なお、この再圧縮機能はPDF編集ソフト『瞬簡PDF 編集 4』にも搭載しています。

『瞬簡PDF 編集 4』の製品紹介ページ



さまざまなアプリケーションからPDFを作成できる!


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『瞬簡PDF 作成 6』がベクタープロレジ大賞にノミネート!

ベクタープロレジ大賞
ご好評いただいておりますPDF作成ソフト『瞬簡PDF 作成 6』が、おかげさまで「第20回 Vector プロレジ大賞」の「PDF 部門」にノミネートされました!皆様のご愛顧を賜り、感謝いたします。
8月15日(木)15:00 まで投票を受付していますので、よろしければ『瞬簡PDF 作成 6』にご投票いただければ幸いです。
投票はこちらから

なお、投票期間中はベクターにてダウンロード製品の特価販売をしていますので、この機会をお見逃しなく!

『瞬簡PDF 作成 6』について

『瞬簡PDF 作成 6』は、アプリケーションの“印刷”からプリンターの代わりにPDF作成ドライバーを選択して印刷するだけで、簡単にPDFを作成できるソフトです。

複数のファイルを一括でPDFにしたり、複数のPDFをひとつにまとめたり、セキュリティの設定/解除などをすることのできるツールアプリも入っています。
PDF作成と便利なPDF編集ツールを、大変お求め安い価格で提供します。

⇒ 『瞬簡PDF 作成 6』の製品ページ

アプリケーションの印刷からPDF作成

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ツールアプリから一括PDF作成

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