月別アーカイブ: 2016年12月

MOJIZO

こんにちは。

2日続けてのブログ更新。私が当番の週にはこれまでありえなかった・・・

今日は、「翻刻」について。

「翻刻」ということば、聞いたことはあるでしょうか?

私は最近、知りました。日本文学を勉強するために大学に入った姪が、まず必須としてやらされていたのが「翻刻」。

翻刻(はてなキーワード)

はてなキーワードにあるように、古文書などの崩し字を楷書になおして読めるようにすることです。

国内には(きっと外国にも)、まだまだたくさんの眠っている古文書や木簡などがあるそうです。

つい先日も、

井伊直虎は男だった!(可能性が高い)

という新資料が見つかったというニュースがありました。

なぞとなっていた真田幸村(信繁)の最期を伝える資料が公開されていたりもします。

また、古文書に残る災害の記録をまとめた本がいろいろと出版されています。2冊ほど読みましたが、興味深いです。地震や噴火の状況、行政の対応のことまで書かれている文書があり、今の日本にきっと役に立つに違いない、と思いました。

ですが、古文書を読むには「技術」を要しますし、読み手がそんなにいないので、歴史が伝える、現代にも役立つ情報や、歴史的事件の新事実が埋もれてしまっています。

そんな崩し字を解読するシステムが開発されました。それが

MOJIZO

です。

調べたい字をデジタルカメラなどで撮影して画像にし、その画像から検索するデータベースとのことです。読めない文字についても、似た字形の文字を探せる画期的(!)なシステムだそうです。

参照:「木簡・くずし字解読システム -MOJIZO-とは

参考記事:「古文書の崩し字、あなたも読めます 画像から似た字検索」(朝日新聞 2016.3.27)

MOJIZOのサイトでは、無料で文字解析ができます。

あなたのおうちに、古文書、眠っていませんか?解読してみたら、あっと驚く発見が・・・?!

では、また。

 

 

 


PDFDriverAPI/PDFToolAPIサンプルコードを公開中です。

こんにちは。

先週はあんなに寒かったのに(住んでいるところも初雪が観測されました)、今週は暖かいですね。また体調を崩しそうです(2週間ほど前に風邪をひいた)。

インフルエンザも流行っていますしね、体調管理は万全に。

弊社製品「PDF Driver API」と「PDF Tool API」、ここのところ、(売上に)元気がありません・・・。

どちらも、悪くないライブラリだと思うんですがね~。PDF Tool APIは、やろうと思えば、PDFの編集や加工が、いろいろできるんです。

宣伝のしかたの問題かな~。

Webページも地味すぎ?!わかりにくい?!

がんばって、サンプルコードの紹介ページなど作ってみたので、ぜひ、参考にしてください。

PDF Tool API サンプル集

みなさんが「こういうことがしたい」と思われるようなものから作っておりますが、「こんなことはできるのか?」ということがありましたらお寄せください。

PDF Tool API  バージョン間比較

対応機能比較表

仕様相違点(概要)

動作環境相違点

PDF Tool APIは現在「V5.0」。「V3.1」→「V4.0」の間で仕様を大きく変更し、今にいたります。これらのバージョン間の相違点について整理しました。

PDF Driver API サンプル集

PDF Driver APIは、Microsoft Office Word,Excel,PowerPointと、ジャストシステム「一太郎」のファイルを扱うAPIです。Officeの各アプリ、一太郎アプリのCOMを利用して、PDF出力したいファイルを指定するだけで、APIがファイルのオープンから印刷までをやっちゃいます。

PDF Driver  付属API サンプル集

「付属API」と呼んでいますものは、PDF Driverの出力先や印刷設定を制御するもので、APIは印刷処理は行いません。ですので、独自に開発されている印刷処理に組み込んで、PDFファイルを出力させる、なんてことができます。

(※ただし、出力されるPDFの生成品質は上位アプリケーションの印刷処理に左右されます)

 

参考になれば幸いです。


第105回 「スキャナ保存と会計システム」について

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

「スキャナ保存と会計システム」について 考えてみましょう!

スキャナ保存は、紙の証憑の保存に変えて電磁的記録事項(電子化ファイル)が原本になります。紙段階で確保しているのと同様に帳簿と書類(電子化ファイル)の相互関連性を確保することが必須要件となります。

通達4-33 https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/dennshichobo/1506/01.htm#a-33

通達4-32 https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/dennshichobo/050228/03.htm#a-19  (4-33から32に変更になっています)

要約すると、「受領した請求書」であれば関連する帳簿は「買掛元帳」等です。との書類帳簿間の関連付けが必要です。税務調査を経験された方はご承知かと存じますが、調査官は帳簿を見て、帳簿に係わる仕訳を確認して、その仕訳に紐づく証憑を出して下さい!となり、領収書や請求書を準備することになります。

だから、見て頂いた通達の通り電子になっても相互関連性の担保措置が必要な訳です。ご理解いただけましたでしょうか? 

次のリンクが税務調査のパンフレットです。 https://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h24/nozeikankyo/pdf/01.pdf

是非ご覧ください。

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第104回 「 スキャナ保存したいと検討中のお客様がスキャナ保存にいくら投資するのでしょうか?」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

 スキャナ保存したいと検討中のお客様がスキャナ保存にいくら投資するのでしょうか?

投資対効果の見える化が最初に必要です。

紙の証憑の管理では、納税地に実質8年2カ月以上国税関係書類を保存する必要があるので管理が大変ですが、スキャン作業やタイムスタンプ費用や検索キーの入力等々、紙と比較したらまだまだ過剰ともいえる要件が複数あり、特に「適正事務処理要件」等と説明を受けると尻込みするお役様が大半だと考えます。では、なぜスキャナ保存の申請承認件数が250%になり、今も多数のお客様が興味を持ち、調査しているのでしょうか?

ある程度規模の企業は証憑数が多く

拠点も複数あるから、拠点での管理、拠点からの送付、拠点に写しを残し、本社経理に送る、本社と拠点間での移動時間や受け払い管理だけでも相当な手間をかけているのですが、現在やれていることが普通だと考えている企業は、スキャンすることが余分だと見えてしまい、誰にスキャンをさせるのか、スキャンを担当するかたの意見を聞き、やっぱり無理となっている企業を沢山見てきました。

そうではなく、購買や経理業務全体のあるべき姿や働き方を改革していこうとするチャレンジする企業は、見積もりを取り、値ごろ感のフィットしたものと巡り合った時に導入の決断をしていると思います。

ある程度の規模の中小企業であれば50万円~100万円程度であればその年度の収益状況で投資は可能ですし、その程度の投資でスキャナ保存できるのであれば数年で投資は回収できると経験上思います。(年商数百億円の企業は、数百円の投資をされる場合があります)

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第103回 「スマホでの領収書等スキャナ保存を××するか○○するか」3

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
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 「スマホでの領収書等スキャナ保存を断念するか推進するか」3

 今回は推進された事例をもとに考えてみましょう

1.平成27年の9月30日以降は、ITベンダー様が主体になり、自社導入しつつ、お客様に販売すべくスキャナ保存を積極的に導入し、税務署に申請書を提出されています。今年(28年)は更にスマホ経費精算システムのベンダーさんが積極的に開発して自社申請しつつ、お客様への提案をされています。どんどん拡散していくことでしょう!

2.筆者のコンサルティングの例では

・年商13億年の中小企業様が12月末に申請されて4月から本番稼働されました。この企業様は社長様が電子化と紙証憑の廃棄を積極的に総務経理部門に指示をされました。請求書を中心にしたもので本社と1拠点を対象に第一展開を掛け、評価してから他の拠点への第二次展開を掛けられました。現在は検索キーを手入力されていますが、来年は会計システムからCSVを取り込んで業務効率を更に向上させることを目標にされています。(四半期単位で検査をして証憑を廃棄されています)【請求書領収書等 800件/月程度をPC1台で】

・年商30億年越えの中堅企業様は、既に電子化して、フォルダー管理していた中で、本格的な紙証憑の廃棄を目指してスキャナ保存に取り組まれました。既に複合機でスキャンしていたので、スキャン作業そのものが苦にならなかったことが幸いしています。3,000件/月当たりをスキャナ保存しています。当初から会計システムからCSVを受け取り、CSVを有効利用しながらスキャナ保存を効率的に運用されておられます。【会計システムとCSV連携して請求書等をクラサバ版でPC5台】

・某流通企業様はお客様から申し込みのある契約書のスキャナ保存をBPOで実現されています。5,000件/月の契約申込書をスキャニングセンターで電子化してタイムスタンプなどの措置を施し、その後、その企業様のPC環境にスキャナ保存データを検索とタイムスタンプ検証できる形で毎月納品されています。【契約申込書 BPOセンターにサーバ お客様先にPCx1台】

その他多数、ご相談を受けして対応させて頂いております。

スキャナ保存のメリットを集約すると下記の様になります。

スキャナ保存のメリット
◎電子化による検索性の効果
◎原本廃棄による「保管」「保存」「物流」「外部倉庫」「セキュリティ」「証跡」等で効果が予測可能
★過剰な証憑書類の保管管理(仕訳順に保管等)
◎内部統制の向上 → 社内不正 横領 牽制
◎税務コンプライアンスの向上から税務調査間隔が長期化期待
◎税務調査・外部/内部監査の準備や対応の効率化
→ コストダウンの実現
★月次決算の早期実現
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第102回 「スマホでの領収書等スキャナ保存を××するか○○するか」2

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
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   「スマホでの領収書等スキャナ保存を断念するか推進するか」2

 今回は断念されるケースを見ていきましょう!

1.税務コンプライアンスの意識の高くない企業様です。善良とは言い難い経理処理をされている企業は見送られます。理由は、電子化された証憑原本を税務調査で必要に応じて見てもらう為です。

2.経理規程が曖昧で、且つ、帳簿書類の保存規程が無い企業です。これでは、先に紙の段階での管理を先に徹底される必要があります。

3.月次決算が出来ていない企業も断念されます。スキャナ保存制度は最長1カ月の業務サイクル後の速やか入力方式が要件となっています。2カ月以上前の請求書や領収書をスキャナ保存の対象とすることが要件上(紙段階での不正防止の観点で)できない為です。

4.契約書・領収書・請求書などの国税重要書類は「適正事務処理要件」の確保が必須です。具体的には相互けん制、定期検査、問題発生時の再発防止の3点です。中堅企業以上では内部統制の意識が高い企業が多いので大きな問題となりませんが、中小企業では大きなはハードルとなり断念される企業があります。

皆様は如何でしょうか?これらのことを乗り越えて業務効率などを改善されているスキャナ保存チャレンジ企業が承認件数で380件(250%)とH28年10月末に発表されました。

次回は、推進されている企業のお話をさせて頂きます。

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第101回 「スマホでの領収書等スキャナ保存を××するか○○するか」1

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 「スマホでの領収書等スキャナ保存を××するか○○するか」

「スマホでの領収書等スキャナ保存を断念するか推進するか!?」について考えてみます!1回目

1回目は、スキャナ保存のメリットについて考えてみます。

1.当然ながら紙の証憑が廃棄出来て、電子ファイルから柔軟に且つ即時に検索できる点です。

2.紙を廃棄出来るでの、経理に集めて、紙を整理整頓して保管して、一定期間過ぎれば段ボールに入れて倉庫保管して、法定保存年数が過ぎれば、段ボールごと溶解処理をする、このような長期間の紙の保存から脱却できます。

3.そして、電子化できていれば、簿冊や段ボールから探し出す手間が省けて、担当者や拠点など二重三重に写しを保管することさえなくなります。

4.H28年度の追加緩和で従業員の立替払いの領収書などをその受領者自らが行う場合の要件が発表されましたので、ますます電子化&原本廃棄のメリットが期待されています。

皆様も 経理業務の精算や支払処理等の業務効率化の観点で来年こそスキャナ保存を検討してみては如何でしょうか?

次回は、スキャナ保存を断念されるケースを考えてみましょう!

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設定を変えてPDFを作成してみよう!その7:PowerPointからPDFのスライド作成

PDFスライドショー

PDFはフルスクリーンで表示して、簡易的なスライドショーとしてプレゼン(プレゼンテーション)などに使用することができます。
(※PDF閲覧ソフトにもよりますがここではAdobe Readerを利用した場合)

プレゼン資料はPowerPointで作成することが多いかと思いますが、プレゼンに使用するパソコンにPowerPointが入っていないという事態が起きた場合は困ってしまいますね。

このような場合に備えて、PowerPointで作成したプレゼン資料をPDFで出力しておくと、いざという時の保険になって安心です。

 

Antenna House PDF Driver の印刷設定には「プレゼンテーション用」という設定が、あらかじめ用意してありますので、これを選択してPDFを作成するだけで、簡単にプレゼンのスライド用に適したPDFを作成することができます。

プレゼンテーション用としてどのような設定がされているかというと、「開き方」の設定が“全画面表示”に設定されています。このため完成したPDFをダブルクリックなどで表示したときにすぐに全画面(フルスクリーン)で表示されるので、そのままスライドを開始することができます。

ただし、PowerPointのスライドからそのままPDFを作成すると、余白ができてしまい見栄えの悪いスライドになってしまいます。
これはPDFは紙の印刷イメージを電子的なファイルとして保存するため、出力するサイズは通常は紙の用紙サイズ(主にA4横)が指定されていますが、プレゼン用のスライドはパソコンの画面やスクリーンなどへの表示を前提とした設定で制作するため、結果、出力されるPDFもA4サイズにスライドを印刷したイメージとなるためです。

PPTスライドイメージ

PowePointのスライドを再生したイメージ

PDFスライドイメージ01

出力したPDFを 4:3 の画面比率のディスプレイに表示したイメージ

↑ 白い部分は余白です。

これを解消するには!

続きを読む


『瞬簡PDF 書けまっせ 7』 バージョン7.0.3のリリースについて

先日12月2日に『瞬簡PDF 書けまっせ 7』の新しいバージョン7.0.3をリリースしています。

今回のバージョンアップでは計22件の不具合修正や細かな改良が行われており、かなり大きな改訂内容となっておりますので『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をご利用されている場合は必ずアップデートしていただきたく存じます。
主な修正内容は以下のとおりになります。

  • 回転しているPDFで墨消しの位置がずれたり、自動認識精度が落ちることがある問題の修正
  • 古いバージョンのプロジェクトファイルを正しく表示できないことがある問題の修正
  • 「頂点の編集」に関する不具合の修正
  • 「直線」オブジェクトに関する不具合の修正
  • 「データトレー」に関する不具合の修正

その他の改定内容やアップデートファイルのダウンロード、アップデート方法については下記のページをご覧ください。
『瞬簡PDF 書けまっせ』 改訂情報・アップデート

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』は、PDF上に文字や図形、画像などを配置できるPDF活用ツールで10/14に発売されたばかりのシリーズ最新作です。
PDFで配布された各種申請書への文字入力から、データを差し込んで帳票の作成まで様々な書類作成が圧倒的に便利になります。

さらに詳しい情報は、以下のページをご参照ください。
https://www.antenna.co.jp/kpd/


第100回  「タイムスタンプについて考えてみましょう! 3」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
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 「タイムスタンプについて考えてみましょう! 3」

2) さて お待たせしました 「タイムスタンプについて考えてみましょう! 3」

国税庁のQAを見てみましょう!

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/dennshichobo/jirei/ans3/03.htm#a55

上記の中に

「回答: まとめてタイムスタンプを付しても差し支えありません。」とありますが、条件や運用上の注意事項があります。何でもかんでもまとめれるといろいろ困ったこともあこるからです!

では、その条件などを見ましょう!

複数ファイルにまとめてタイムスタンプを付す方法の改ざんの検証については、単ファイルのハッシュ値を束ねて階層化した上でまとめてタイムスタンプを付す技術を使用する方法によりタイムスタンプを付した場合には、改ざんされた単ファイルのみを検証することができ、また、このような方法であれば、一の入力単位である単ファイルごとにその単ファイルのハッシュ値を通じてタイムスタンプを付している状態となり、実質的には「一の入力単位ごと」にタイムスタンプを付しているものと解することができます。
したがって、このような方法であれば、まとめてタイムスタンプを付しても差し支えありません。

上記方法は、ERSと言う方式とXAdES(署名タイムスタンプ)方式と2つあります。

纏めてタイムスタンプすることで、タイムスタンプインターバルを気にすることなく、まとめる効果で通信時間も減り、タイムスタンプ料金も押さえられます。

但し、デメリットはAdoveReaderでタイムスタンプの検証が出来ない点です。しかし、XAdES対応のアプリケーションは検証機能を持っているものが多いので心配ないでしょう!

手前味噌な話しですが、これらのこと全般をコンサルの中に盛り込みアドバイスさせて頂く事が可能です。

宜しければご利用下さい。

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