月別アーカイブ: 2018年9月

パスワードがタイトルの、「ビットコインで金を払え」という脅迫メールが届きました。どうしたらいいでしょう。

先週、水曜日(19日)、次のような脅迫メールが届きました。

(クリックするとPDFを表示します)。

おまえの困るビデオをもっているので、配布されたくなかったらビットコインでお金を払え! という脅迫です。

PDFの墨消しした箇所のうちSuject(タイトル)と本文先頭には、私のパスワードが埋め込まれています。(墨消しについての説明はこちら)このパスワードは、数年前までオンライン購買サイトへの登録用などセキュリティランクの高い重要パスワードとして頻繁に使っていたものです。

自分の使っていた重要パスワードを埋め込んでパーソナライズされているので、本当か? と動揺してしまいました。しかし、このパスワードは、ある登録先サイトから個人情報が流失したというニュースをうけて変更し、その後数年間は全く使っていないはずのもので不自然です。これはおそらく数年前に情報漏洩したサイトの顧客情報のリストを元にしているのでしょう。パスワードは顧客データでは暗号化して保存しているはずですが、暗号も解読されているんでしょうね。

20日には、このメールの日本語版も出回っているということがFacebookで紹介されていました。

情報削除と引き換えに仮想通貨を要求する日本語の脅迫メールが確認

どうやら英語版は8月から配信が始まっていたようです。やれやれ。残念ながら新しいネタではありませんでした。

その後、金曜日に2回目4000ドルと3回目5000ドル要求するメールが届いています。

5000ドルに代えて、お返しにブログを書かせてもらいました。


[AH Formatter V6.6] 新機能 justify-rowspan-height のご紹介

こんにちは
AH Formatter サポート担当です。

先月末に『AH Formatter V6.6』を公開いたしました。
今回は V6.6 で実装された新機能のうちのひとつを紹介いたします。

それが、オプション設定ファイルの justify-rowspan-height です。
ヘルプには機能説明として次のように書かれています。

 rowspanされたセルがあり、そのセルの高さが高いとき、
 そのセルが占める各行の高さをなるべく均等にするかどうかを指定します。
 高さが指定されている行やセルがあるとき、文字方向が回転しているセルがあるときは、
 その行より後ろだけが均等になるように処理されます。

実際のサンプルを見てもらうとこんな感じです。

justify-rowspan-height=false の例

セルや行の高さが固定でなく、rowspan された右側のセルの高さが左側のセル 1-1~3-1 の合計の高さより大きいとき、
左側のセル 1-1~3-1 の合計の高さは右側の rowspan されたセルの高さになります。
『AH Formatter V6.5』以前または justify-rowspan-height=”false” では 3-1 のセルだけ高くなります。

1-1~3-1 が共通している項目であれば、高さ、揃えたいなぁと思うでしょう。
しかし、右側のセルの内容量が流動的であれば固定値で高さを指定するのも難しい。
そのような場合に、
『AH Formatter V6.6』ではオプション設定ファイルで justify-rowspan-height=”true” と指定すると高さを揃えることができます。

justify-rowspan-height=true の例

注意点として、
この機能はオプション設定ファイルで指定するので、ドキュメント全体に影響するかもしれません。
個別にテーブル単位での指定はできません。
それから、”なるべく均等にする” ので、きっちり等分というわけにはいかないかもしれませんのでご了承ください。

AH Formatter V6 サンプルFO集のページでも V6.6 の新機能を近日公開予定です。

 


[AH Formatter V6.6] OpenType の MATHフィーチャに対応

2018年8月30日にリリースいたしました新バージョン『AH Formatter V6.6』から対応された MathML に関する機能についてご紹介いたします。MathML は W3C が定めた数式記述言語となります。詳しくお知りになりたい方は弊社より販売、公開中の「数式組版入門」を是非ともご覧ください。

本題に戻りますが『AH Formatter V6.6』では数式用の OpenType フォントに含まれる、MATHフィーチャに対応しました。MATHフィーチャには数式の配置、サイズ調整などレイアウトするための多くの情報が含まれています。次の画像は『AH Formatter』の V6.5 と V6.6 で MathML を描画した一例となります。

OpenType の MATHフィーチャの組版例

各数式を組版している数式フォントは V6.5 が STIX、V6.6 が STIX Two Math となります。
STIX Two Math は MATHフィーチャを含みますが、STIX は含みません。

V6.6 では MATHフィーチャの処理により分数式の割線と分子分母との間隔が文字毎に調整され、
積分記号などもフォントに含まれている MATHフィーチャの情報を元にしたグリフを採用します。

MATHフィーチャの機能はオプション設定ファイル enableOpenTypeMATH によって設定を変更できます。enableOpenTypeMATH に指定できる機能名キーワードはマニュアルにてご紹介しております。enableOpenTypeMATH の設定により MATHフィーチャの処理そのものを有効・無効することや特定の処理だけを有効・無効にすることも可能です。

MATHフィーチャ対応のほか『AH Formatter V6.6』の詳しい機能については、製品ページをご覧ください。
V6.6 の新しい機能

評価版をご用意しております。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

 


Antenna House Formatter V6.6 のご紹介

2018年8月30日に XML/HTML 自動組版ソフトのベストセラー『AH Formatter』をバージョンアップした『AH Formatter V6.6』を公開しました。

AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』は XML で記述されたマニュアル、契約書、報告書・書籍などを XSL-FO または CSS によりレイアウトを指定して、PDF に出力したり印刷するソフトウェアです。

XSL-FO は W3C が XML に対するレイアウト指定の標準として勧告している世界標準です。国内外で『AH Formatter』は最も優れた XSL-FO 準拠製品との評価を確立しており、現在、自動車、携帯電話、航空機、OA機器のメーカ等のマニュアル制作システムなど数千社のお客様にお使いいただいています。

『AH Formatter』は Webページ用に普及している技術である CSS もご利用いただけます。CSS3 のページモデルにも対応しているため、高品質なページ組版が実現できます。

マニュアルのような複雑なレイアウトには XSL-FO を、比較的単純なレイアウトには直感的な CSS をお薦めしています。

詳しくは製品ページをご覧ください。

AH Formatter の組版フロー

 
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PDF Viewer SDKでPDF自動印刷

「pdf 自動印刷 コマンド」などで検索すると、たくさんのPDFファイルを一括印刷するために、Adobe Reader や Adobe Acrobat をバッチファイルやPowerShell/VBスクリプトなどから利用して、PDFファイルを自動で印刷する工夫をされている記事を多く見かけます。
『Antenna House PDF Viewer SDK』はWindows向けのPDFビューアー開発ライブラリですが、PDFの印刷機能も持ちます。この機能を使うと、Adobe ReaderやAdobe Acrobat がなくても、自由に印刷を制御するコマンドラインプログラムやサービスを開発することができます。この機能についてご紹介したいと思います。

印刷プログラムの開発には「PDF Viewer API」を利用します。C++/C APIのDLLです。
印刷処理は基本的には次の順序で用意されたAPIを呼び出します。

  1.  PDFファイルをオープンする。
  2.  PDFファイルの印刷を開始する。
  3.  ページ番号を指定してPDFページを印刷する。必要に応じて繰り返す。
  4.  PDFファイルの印刷を終了する。
  5.  PDFファイルをクローズする。

2の印刷開始時に、印刷先のプリンタや印刷設定を指定できます。

  • 印刷先指定(デバイスコンテキスト)
  • 印刷設定
  • 印刷ジョブの指定
  • 用紙選択(ページに合わせ自動選択、指定された用紙サイズを使用)
  • 用紙に合わせる/大きいページを縮小、拡大縮小率指定
  • ページへの配置(中央配置、左揃え、右揃えなど)

Windowsの一般的な印刷プログラムの話になりますが、印刷設定はDEVMODE構造体で指定します。このデータに必要な設定をすることで、

  • 用紙の向き
  • 用紙サイズの指定
  • 両面印刷

などの指定をすることもできます。

3でページの指定順序をかえることで、

  • 先頭から順に最後のページまで順に印刷
  • 指定ページのみ印刷
  • 指定部数や、部単位の印刷
  • 逆順に印刷

といった細かな制御をプログラム自身で行うことができます。

この処理を基本として

  • フォルダーを監視してフォルダー内のPDFを自動で一括印刷
  • 印刷ダイアログを出さずにサイレント印刷
  • ファイル名やフォルダーによってプリンタや印刷設定を変更して振り分け印刷
  • PDF Viewer SDK のウォーターマーク機能を使って、透かし強制的に挿入して印刷

といった、さまざまな形の印刷プログラムを開発することができます。

以上、PDF印刷機能のご紹介でした。 PDF印刷の自動化が必要になったら『Antenna House PDF Viewer SDK』をぜひご検討ください。

詳しい機能についてぜひ製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/

評価版をご用意しております。ぜひこの機会にお試しください!
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/trial.html

お問い合わせ:
SDKは OEM販売 となります。OEMご相談窓口 へお問い合わせください。