月別アーカイブ: 2021年10月

月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (37)Wordで書いたお知らせをWebページにする

会社のお知らせやニュースリリースなどの広報文書を作成するためにMicrosoft Wordを使っている人も多いでしょう。

PCが登場した1980年代は、PC用の日本語ワードプロセッサがいろいろありました。その中でいまも生き残っているのは一太郎のみではないでしょうか。いまのオフィスで文書作成といえば、ほぼWord一択になっていると言っても過言ではありません。

長い間、日本語ワードプロセッサで作成した広報文書は、紙に印刷して手渡し、手紙などで物理的に配布されていました。Webが普及してからは、紙に代わって、PDFで配布されるケースが中心になっています。

文書の配布形式を紙からPDFに変更するのは簡単でした。なぜかというとPDFは紙をそのままデジタル化したものだからです。

(参考資料)PDFとはなんですか?PDFにするとどんなメリットがありますか?

しかし、現在は、Webを使って配信した広報文書はスマホを使って閲覧されることが多くなっています。

PDFはスマホでも表示できますが、A4サイズ(210mm×297mm)に、本文9ポイントで印刷した文字を、iPhone13の画面で表示するとどのくらいの大きさになるのでしょうか?

iPhone13の画面サイズは6.1インチとされていますが、これは対角線の長さなので、画面の横幅は計算上では6.5cm程度になります。実際に表示できる画面サイズはもっと小さいようです。仮に横幅6cmとすると、文字サイズは約2.6ポイントとなります。つまり、本文の文字の大きさが1ミリにも満たないサイズになってしまいます。

こうした計算をするまでもなく、A4サイズ用から作成したPDFをスマホで読みたい人はほとんどいないと言ってよいでしょう。

回りくどくなりましたが、Webで配信する広報文書はPDFではなく、Webページとして用意して欲しいものです。しかし、例えば、中央官庁から配信されているお知らせをざっとみても、現在、またPDFが大勢を占めているようです。

これを、簡単にスマホでも読みやすいWebページにするにはどうしたら良いでしょうか。まず、読みやすいWebページを作るには、文書をHTMLという形式をつかって表現しなければなりません。

誰でもすぐに思いつくのは、WordにはWebページ保存という機能があるので、それを使えばいいのではないだろうか、ということです。しかし、これは試してみるとほとんど使えないことがわかります。これについては、既に次のブログで報告しています。

月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (30)WordのWebページ保存は使えるか?

そこで、アンテナハウスの『HTML on Word』(HOW)の登場です!

Wordで書いた文書をHOWを使ってHTMLに変換すれば、ボタン一つで、見やすいHTMLができます。

論より証拠、次のHOWのニュースリリースは、Wordで書いた文書をHOWでHTML化したものです。

HOWのニュースリリース

このニュースリリース・ページは、トップのメインメニューや、横のサイドメニュー、下のフッタを表現するテンプレートページに、Wordで書いたリリース文書を、HOWで変換・作成したHTMLの本体(body)を貼り付けて作成したものです。

Word文書とHTMLのサンプルは、次に公開しておりますのでご参照ください。

Antenna House Office Servers HTML on Word 使用例紹介:ニュースリリースをWordから作成する

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【広告】
11月16日(火曜日)16時からの「ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー」では、Wordを使って作った文書をWebページで活用する方法について、お話しする予定です。
※画像をクリックするとウェビナーページに移動します。

お時間がございましたら、ぜひ、ご参加ください。
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◆前回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (36)『HTML on Word』の使用例(1)見出しと目次のあるWebページの作成

シリーズ総目次
〇関連ページ
Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

Antenna House Office Serversとは

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【動画公開】FormatterClub 2021秋 ウェビナー

に開催した『FormatterClub 2021秋 ウェビナー』のアンテナハウス社員発表の録画を編集、分割し「アンテナハウスPDFチャンネル」にて動画を公開しました。

『AH Formatter20年の歩み』 ~FormatterClub 2021秋 ウェビナー ~

「PDFは当初ターゲットとしていなかった」「最初はActivXアプリだった」など、最近アンテナハウスやAH Formatterを知った方には驚きの内容もあったのではないでしょうか。

『XSL Formatter 拡張仕様使いこなしガイドの紹介』~FormatterClub 2021秋 ウェビナー~

『使いこなしガイド』の紹介です。ショウケースの紹介、『使いこなしガイド』を使って入力項目のある書類を作成するデモを行いました。

『AH Formatter V7.2 のご紹介』~FormatterClub 2021秋 ウェビナー ~

AH Formatter V7.2公開がウェビナー前日の16日だったため、非常にタイムリーな話題でした。
GUIのしおり表示やaxf:float-y="anchor"など、動画映えする機能が追加されています。機能のほかにも対応プラットフォームの拡大など、見逃せない内容を紹介しています。

FormatterClubについて

Formatter Club は、アンテナハウスの XML 自動組版ソフト『AH Formatter』を導入されているユーザーや関心を持っていただいている皆様と開発者とを繋ぎ、会員同士の交流、情報交換により『AH Formatter』の利用技術を向上させ、より皆様のお役に立てる製品としていくために役立てることを目的として発足いたしました。
『AH Formatter』とその関連技術(XSL、CSS、XML 多言語組版など)に関心のある方でしたらどなたも参加できます。参加費は無料です。
Formatter Club の活動には会員メーリングリストを情報交換のために利用し、会員専用の Web ページも提供いたします。また定例会を開催し、会員相互の親睦をはかります。定例会は、『AH Formatter』開発者から最新バージョンの紹介・デモ、活用事例紹介、組版技術の向上のための勉強会などを行います。

FormatterClubについて アンテナハウス株式会社


https://www.antenna.co.jp/AHF/formatterclub.html

関連記事




月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (36)『HTML on Word』の使用例(1)見出しと目次のあるWebページの作成

前回は、Microsoft Wordを使ってタグを書かずにリッチなHTMLを作成できる『HTML on Word V1.0』についてご案内しました。

今回は、『HTML on Word』を使ってできることをご紹介します。
ご承知のとおり、Microsoft Wordはオフィスで文書を作成する定番のワードプロセッサで、次のような強力な文書編集・校閲機能があります。

・検索・置換
・文書校閲機能-用語統一、文法チェック、コメント機能など
・見出しスタイル
・目次作成機能
・自動番号付け
・アウトライン番号、段落番号
・リンクと参照
・表、作画機能

次に、見出しスタイルによる①見出し作成⇒②アウトライン編集⇒③目次の自動作成⇒④目次のあるWebページの作成の例を示します。

この図は、Wordで編集中の『HTML on Word』のマニュアルの一部です。スタイルギャラリーの見出し1、見出し2、見出し3を使って階層化した見出しを付けています。

Wordで編集中のマニュアル、見出しの例

Wordで編集中のマニュアル、見出しの例

Wordのアウトライン編集を使えば、階層化した見出しをアウトラインで表示して編集できます。

階層化した見出しをアウトライン表示

階層化した見出しをアウトライン表示

このようにスタイルを使って付けた見出しからは、自動的に目次を作ることができます。

自動生成した目次

自動生成した目次

ここまでは、Microsoft Wordの見出しスタイルとその応用例です。このようにしてWordで作成した見出しと目次がある文書を『HTML on Word』で変換すれば、目次のあるWebページを簡単につくることができます。

HTML on Wordで作成した目次のあるWebページ

HTML on Wordで作成した目次のあるWebページ

Wordを使えば、このように簡単に見出しを付けたり、目次のあるWebページを作ったりできるのですが、『HTML on Word』を使えば、さらにそれをそのままHTMLに変換できます。

このあたりは明日(12日、火曜日)16時からの「ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー」でもう少し詳しくご紹介いたします。

※画像をクリックするとウェビナーページに移動します。

お時間がございましたら、ぜひ、ご参加ください。

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◆前回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (35)Word でリッチなHTMLを作成しよう
◆次回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (37)Wordで書いたお知らせをWebページにする

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e-na伊那谷 旅便り 第77回 横川の蛇石

国の天然記念物シリーズです.
伊那支店のある長野県上伊那郡の北端の町、辰野町の川島地区にある「横川の蛇石」を紹介します.

横川川の渓流の中にある、シマヘビのような模様のある岩脈を蛇石と呼んでいます.
蛇石と書いて「じゃいし」と読みます.

少しだけですが説明しますと、
粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が川底に露出しており、その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入っていて、
石英脈の入った岩脈が蛇腹のように見えるため、「蛇石」と呼ばれています.

蛇石は大小二脈あり、平行して走っています.
大きい方は長さ87メートル厚さ42センチ、小さい方は長さ17メートル厚さ30センチほどになります.

この石には次のような民話が残っています.

2匹の兄弟竜が喧嘩をしたことによって横川川が氾濫し、下流の集落が鉄砲水に襲われるそうになるところを、母子2匹の蛇が自分の身を犠牲にして集落を救った.
そのことを熊野権現が感心して、後世までもその功績を称えるために母子の蛇を蛇石に変身させた.

この場所は標高830 mにあり、夏でも涼しい癒しスポットで、無料のキャンプ場も併設されていることもあり、たくさんの人で賑わいます.

横川の蛇石 辰野町観光サイト
http://kankou.town.tatsuno.nagano.jp/play/info/jaishi.html

月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (35)Word でリッチなHTMLを作成しよう

弊社では、来る10月18日(月)Microsoft Wordを使ってタグを書かずにリッチなHTMLを作成できる『HTML on Word V1.0』を発売します。

『HTML on Word』は、①Wordで作成・保存した文書(docx)ファイルをHTMLに変換する「Word2HTML」変換プログラムと、②Wordのリボンに組み込むアドインから構成します。

①Word2HTML変換プログラムは、弊社のOffice Document Server Converter(OSDC)のWord文書解析機能を応用して開発したアプリケーションで、変換にはWordの機能を使わずに、独自処理を行います。

②アドインを使うとWordで編集中の画面上で、WordのリボンのメニューからWord2HTML変換プログラムを操作して、編集中の文書をHTMLに変換します。変換が終わるとブラウザなどで変換結果を表示できます。

これにより、変換結果を見ながら変換中の文書を期待通りの変換になるように調整できます。

次はアドインによる変換例です。
1.Word文書を編集

Word文書編集画面

Word文書編集画面

2.アドインタブで変換設定と変換実行
・変換結果のHTMLにリンクするCSSファイルを指定
・変換先フォルダーを指定
・変換を実行

アドインのメニューから変換設定と実行

アドインのメニューから変換設定と実行

3.変換結果をブラウザでプレビュー
変換結果はWindowsでHTMLに紐付けたアプリケーションで開きます。ここではブラウザを紐付けているのでブラウザで表示します。

変換結果をブラウザで表示

変換結果をブラウザで表示

10月1日付けの本製品のニュース・リリースは、Wordで編集し、本製品でHTMLに変換したものです(注を参照)。

ところで、「リッチなHTML」とはどういう意味だろう? と疑問をお持ちかもしれません。リッチなHTMLとは、文書表現に加えて、表や図形を使った内容豊かなHTMLを表す造語です。

Webが登場して30年近くなり、Webが大変身近になっています。この立役者はタグを直接書かずにWebページを記述するブログの普及です。また、ここ10年ほどはマークダウンのような簡易記法が人気を集めています。しかし、ブログやマークダウンはHTMLタグの記述手段としては機能的に貧弱です。また、文書を作成・編集するための支援機能があまり充実していません。例えばブログやマークダウンで高度な表を作るのは困難です。こうしたことから、現在のWebページは断片的で内容が乏しい状態となっています。

こうした事情を鑑みて、現在のWebページの内容をもっと表現豊かなものにしたいという願いを込めて、リッチなHTMLという言葉を作りました。

(注)ニュース・リリース公開にあたって、Webページのメニュー表示、サイドメニューなど、弊社Webページ全体に合わせて表示するためのテンプレートにHTMLを差し込む調整を行っています。

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◆前回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (34)HTMLとはなにか。だれが決めているのか。
◆次回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索 (36)『HTML on Word』の使用例(1)見出しと目次のあるWebページの作成
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Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

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