e-na伊那谷 旅便り 第77回 横川の蛇石

国の天然記念物シリーズです.
伊那支店のある長野県上伊那郡の北端の町、辰野町の川島地区にある「横川の蛇石」を紹介します.

横川川の渓流の中にある、シマヘビのような模様のある岩脈を蛇石と呼んでいます.
蛇石と書いて「じゃいし」と読みます.

少しだけですが説明しますと、
粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が川底に露出しており、その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入っていて、
石英脈の入った岩脈が蛇腹のように見えるため、「蛇石」と呼ばれています.

蛇石は大小二脈あり、平行して走っています.
大きい方は長さ87メートル厚さ42センチ、小さい方は長さ17メートル厚さ30センチほどになります.

この石には次のような民話が残っています.

2匹の兄弟竜が喧嘩をしたことによって横川川が氾濫し、下流の集落が鉄砲水に襲われるそうになるところを、母子2匹の蛇が自分の身を犠牲にして集落を救った.
そのことを熊野権現が感心して、後世までもその功績を称えるために母子の蛇を蛇石に変身させた.

この場所は標高830 mにあり、夏でも涼しい癒しスポットで、無料のキャンプ場も併設されていることもあり、たくさんの人で賑わいます.

横川の蛇石 辰野町観光サイト
http://kankou.town.tatsuno.nagano.jp/play/info/jaishi.html

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