『Antenna House PDF Tool API』のPDFセキュリティ機能では以下のようなことができます:
- 暗号化:
- 共通鍵(パスワード)による暗号化と公開鍵による暗号化の2種類があり、権限を持たないユーザーによるPDF文書へのアクセスを防止します。
- 共通鍵による暗号化:
- 共通鍵による暗号化とはパスワードを用いた暗号化とパスワードによる暗号の解除です。
- ユーザーパスワードとオーナーパスワードを設定することで、PDF文書の開封や利用制限を設定できます。
- ユーザーパスワードはPDF文書を開くためのパスワードで、オーナーパスワードは印刷、内容の変更、内容の抽出(コピー)などの利用制限を設定するためのパスワードです。
- セキュリティの解除:
- PDF文書に設定されているセキュリティ(暗号化情報)を削除することができます。ユーザーパスワードやオーナーパスワードを入力することでセキュリティを解除できます。
- 公開鍵による暗号化:
- 公開鍵による暗号化は電子証明書を用いる暗号化です。
- X.509証明書ファイルを用いた暗号化とPKCS#12ファイルを用いた暗号化・復号化に対応しています。証明書を用いることで、特定の受信者のみがPDF文書を閲覧できるようにすることができます。
- PDF最適化:
- 不要な機能を削除するPDF最適化機能があり、JavaScriptアクションの削除などを行うことでセキュリティを強化できます。
これらの機能により、PDF文書のセキュリティを多角的に管理・強化することが可能です。
参考URL:
- パスワードセキュリティ
- オーナーパスワード
- セキュリティの解除
- 証明書セキュリティ
- セキュリティの削除(証明書セキュリティ)
- 証明書セキュリティの解除
- セキュリティ情報の取得
- 情報の取得(証明書セキュリティ)
- PDF最適化の機能追加