月別アーカイブ: 2019年11月

ユーザーサポート

ユーザーサポート担当です。

先日、久しぶりに地元のマラソン大会に参加してきました。
タイムは散々でしたが、穏やかな秋の日差しの下、たくさんの声援に元気づけられ気持ちのよいゴールを切ることができました。
大会は参加人数が千人にも満たない小さなものでしたが、地域の人たちがたくさんボランティアで参加されていて、また沿道ではお年寄りからお孫さんまで家族総出と思えるような人たちからもランナーに応援をいただき、心温まるものがありました。
勝手な思い込みかも知れませんが、この日ばかりは地域全体が「ランナー・ファースト」で、目一杯のおもてなしをいただいたような気がしました。

マラソンで思い浮かぶのは、来年の東京オリンピックのマラソン・競歩の会場変更を巡るここ最近の騒動です。
本番まで1年を切った段階で東京から札幌に会場が変更されたのも驚きですが、その理由が「アスリート・ファースト」にあると聞いて更に驚いてしまいました。
今回のオリンピックは、猛暑の時期の開催や米国のテレビ放映に合わせた競技スケジュールなど、当初から「アスリート・ファースト」ならぬ「マネー・ファースト」の都合しか感じられず、選手へのリスペクトはどこかに置き忘れられているといったら言い過ぎでしょうか?

もとより、へぼいランナーが小さな大会で感じる喜びと、トップアスリートがオリンピックで得られる栄誉では比較にならないでしょう。
しかし、オリンピックと前述のささやかなマラソン大会とは、規模の差こそあれ、競技の場を提供して選手を集め、選手も観客も共に競技を楽しもうとするところでは共通点があると思います。
その上で、前述の大会にあってオリンピックにないものがあるとすれば、それはやはり選手を迎え入れる側の、利益優先でなく選手優先で考え応援しようとする心のありどころのように思えてなりません。

やや強引ではありますが、私たちも製品をお客様に提供して対価を得る営利企業として、競技大会の主催者に似た立場にあるのではないかと考えます。
利益優先の考えではなく、お客様のニーズを汲み上げ役に立つ製品を開発してお客様に喜んでいただくことが結果的に利益にもつながるのではないかと思います。

今後も「カスタマー・ファースト」で丁寧なサポートを心がけて行きますので、よろしくお願いいたします。




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生活習慣病対策に、インターバル速歩を実践しよう

ここに紹介しているのは、『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』(能勢 博著、ブルーバックス、2019年10月発行)に書かれていることです。高齢化社会に向けてたいへん参考になりそうなので、紹介します。

まず、「インターバル速歩とは、本人がややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを3分間ずつ交互に繰り返すというウォーキング方法である。それを1日5セット、週4回以上繰り返すと、5か月間で体力が20%向上する」という。(まえがき)

具体的にインターバル速歩は次のように実践します。
・軽い運動のできる服装で底が柔らかく踵にクッション性のある靴を選ぶ。
・視線は25m先に向けて、背筋を伸ばした姿勢で歩く。
・できるだけ大股であるく。腕を振ると良い。
・スピードは「ややきつい」と感じる程度。5分間あるけば息が弾み、動悸がする程度。
・速歩の時間は3分を基準とする。
これを週4回以上繰り返す。週合計で速歩きの時間が60分になるようにする。5か月繰り返せば効果がでる。(pp.97-98)

30歳を過ぎると男女を問わず体力が少しずつ低下する。これは、加齢による筋力の低下が原因である。(pp.27-28)

最近は、体力の低下が高血圧、糖尿病、肥満といった生活習慣病の原因になると考えられるようになった。生活習慣病にとどまらず、認知症やがんに至るまで、中高年特有の疾患の根本原因は、加齢性筋減少症に伴う体力の低下である可能性が高い(p.28)。

体力の低下を防ぐために、1日1万歩歩くというような方法が勧められているが、松本市の「松本市熟年体育大学」事業に著者が協力した中で、その効果の検証を行ったところ、体力の向上はほとんど見られなかった。これはおそらく、普通に歩くだけでは運動の強度が弱すぎるためだろう。(pp.51-52)

現在の通常の筋力トレーニングは、アスリートや若者向けに考えられているものが多く、中高年は採用しにくい。また、マシンを使ったトレーニングは効果があるが、時間の制約やコストが大きすぎてゆとりのない人には採用しにくい。(pp.59-62)

著者たちが考え出した「インターバル速歩」は実践しやすいのが特徴である。例えば、きつい速足を30分間やってほしいというとみな逃げてしまい、継続できない。(p.211)

それに対してインターバル速歩は定着率が高い。つまり、継続してやれるのである。(pp.113-116)

インターバル速歩を実践した結果として、最高酸素消費量などの指標でみる体力が上がる。体力が上がると生活習慣病の指数が下がる。生活習慣病は体力強化で予防できるだろう。(p.74)

本書には、実験による効果検証のデータがたくさん出てきており、科学的な検証を行っているところが非常に良いと考えられます。詳しく知りたい人は、ぜひ、本書をお読みください。




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ドロップキャップ

ドロップキャップとは段落先頭の文字を大きく組むことで、書籍の組版ではよく行われています。しかし、AH Formatter V6 にはドロップキャップの機能はありません。XSL-FOやCSSに勧告された仕様はありませんが、CSSにはドラフト仕様があります。

4. Initial Letters

そこには次のようなサンプルが最初に示されています。

sample-1
これをFOで強引に組むには、いろいろやり方がありますが、例えば次のようにしなければなりません。

<fo:block>
<fo:float axf:float-x="start" axf:float-wrap="wrap">
<fo:block-container height="5em" margin-top="-1.67em">
<fo:block font-size="5.53095em">É</fo:block>
</fo:block-container>
</fo:float>tudiant (au féminin étudiante) est un mot dérivé du latin ...

ここでは、font-size と margin-top などを手計算で設定して大きさと位置を合わせています。これらは、ドロップキャップが次のように配置されるように計算されています。cap-height や baseline の位置は、使用しているフォントによって決まります。

initial-letters-cap-height
AH Formatter でドロップキャップを自動組版するためには、これらの値を自動的に計算することが必要になります。そして、CSSのドラフトに合わせると次のように指定できればよいでしょう。

<fo:block axf:initial-letters="3">Étudiant (au féminin étudiante) est un mot dérivé du latin ...

これはもっとも単純な例で、実際のドロップキャップはこんな単純ではありません。<fo:float>を利用する実装では、本当の<fo:float>が絡んできたときの制御はとても複雑になります。CSSのドラフトは、行の高さが一定であるという暗黙の前提があります。行の高さが途中で変化するようなケースでは、結果を利用者が予測できず実装も極めて複雑になるでしょう。

ドロップキャップは、次期 AH Formatter で対応される予定です。




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『Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ』のコマンドライン

『Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ』は、PDFファイルの内部データを、
XML(Extensible Markup Language:拡張可能なマークアップ言語)形式に変換するプログラムです。
このライブラリが出力するXML形式を「AHPDFXML形式」と呼びます。
PDF解析技術により文書構造を生成して、再利用に適したXMLデータを出力します。

『Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ』には、コマンドライン版アプリケーションが付属しています。
今回は”AHPDFXMLCmd.exe”について書いてみたいと思います。

標準の引数は次の通りです。

  • -i PDFファイル
    入力PDFファイルのパスを指定します。(必須)
  • -password パスワード
    入力PDFにパスワードが設定されている場合、この引数で指定します。
  • -o 出力先フォルダ
    AHPDFXML形式を出力するフォルダのパスを指定します。(必須)
    保存するしおり外部ファイルの形式を指定します。

      このフォルダには、カタログXML, ドキュメントXML, スタイルXML, アウトラインXML, 画像ファイルなどが出力されます。
  • -p 接頭子
    AHPDFXML形式ファイルの接頭子を指定します。(必須)
  • -start 開始ページ
    変換対象とする、開始ページを指定します。
    省略された場合や 0以下の場合は、先頭ページからとみなされます。
  • -end 終了ページ
    変換対象とする、終了ページを指定します。
    省略された場合や実際のページ数より大きい場合は最終ページまでとみなされます。

変換オプションの引数(一部)は次の通りです。

  • -piece
    文字情報(ahp:run)を、1文字単位で出力します。
    文字単位でレイアウト座標を得たい場合などで使用します。
  • -cid
    文字情報(ahp:run)の要素に、PDFのキャラクタIDを出力します。
  • -notable
    表の解析を行いません。表情報(ahp:table)も出力されません。
  • -emf
    線画をEMFに変換します。
    複数の線画をまとめられる場合は、まとめてPNGに変換します。
    PDFのページ中に表が存在する場合などは、まとめてPNGに変換することはしません。
    この条件が設定されていない場合は、線画はSVG形式に変換されます。

呼び出し例は次の通りです。

  • AHPDFXMLCmd.exe -i input.pdf -o output -p pdfxml -piece
    • -i input.pdf : input.pdf を読み込みます。
    • -o output : AHPDFXML形式を output フォルダ下へ書き出します。
    • -p hoge : 書き出されるファイルの接頭子です。
    • -piece : 文字情報を1文字単位で出力します。

AHPDFXML形式の利用例として『サンプルXSLTスタイルシート』をご用意しております。
XMLで表現することによって、データの扱いが容易になります。
XMLのメリットを最大限に活かしてPDFデータを活用できます。
弊社ウエブサイトより評価版の申し込みが可能です。是非ご評価ください。

製品に関するご質問は
sis@antenna.co.jp(SYSTEM担当)
または
oem@antenna.co.jp(OEM担当)
まで、お気軽にお問い合わせください。

評価版のお申込
評価版のお申込ページ

Webページ
http://www.antenna.co.jp/pdfxml/





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『Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ』のご紹介

『Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ』は、PDFファイルの内部データを、
XML(Extensible Markup Language:拡張可能なマークアップ言語)形式に変換するプログラムです。
このライブラリが出力するXML形式を「AHPDFXML形式」と呼びます。
PDF解析技術により文書構造を生成して、再利用に適したXMLデータを出力します。

今回は”AHPDFXML形式”として出力される文書構造について書いてみたいと思います。

  • セクション要素
    セクション要素の属性は、矩形情報、段組み情報、縦書き/横書き情報です。
    セクション要素は、フレーム要素を含みます。
    段組み数は、テキストフレーム要素の配置から判断します。
  • フレーム要素
    フレーム要素の属性は、フレーム種別、矩形範囲、ファイルIDです。
    フレーム種別には、テキスト、表、画像、テキストボックスがあります。
    テキストフレームは段落要素を含みます。
    画像フレームには、カタログファイルに定義されたファイルのIDが指定されています。
  • 段落要素
    段落要素の属性は矩形範囲、段落スタイルIDです。
    段落スタイルには、先頭行インデント、左インデント、右インデントの情報があります。
    段落要素は、行要素を含みます。
    包含する行要素の開始位置、終了位置から、段落要素を生成しています。
  • 行要素
    行要素の属性は矩形範囲です。
    行要素はテキスト要素を含みます。
    包含するテキスト要素からベースラインを判断して、テキスト行を生成しています。
  • テキスト要素
    テキスト要素の属性は、矩形範囲と文字スタイルIDです。
    文字スタイルには、文字の大きさ、文字の色、文字のフォント、文字修飾(bold/italic、網かけ)の情報があります。
  • 表要素
    表要素の属性は、矩形情報です。
    表要素は、表の行要素を含みます。
  • 表の行要素
    表の行要素の属性は、矩形情報です。
    表の行要素は、セル要素を含みます。
  • セル要素
    セル要素の属性は、矩形情報とスタイルIDです。
    セル要素は、段落要素を含みます。
    PDF中の線画情報から、水平/垂直の線分を抜き出して、セルを生成しています。

AHPDFXML形式の利用例として『サンプルXSLTスタイルシート』をご用意しております。
XMLで表現することによって、データの扱いが容易になります。
XMLのメリットを最大限に活かしてPDFデータを活用できます。
弊社ウエブサイトより評価版の申し込みが可能です。是非ご評価ください。

製品に関するご質問は
sis@antenna.co.jp(SYSTEM担当)
または
oem@antenna.co.jp(OEM担当)
まで、お気軽にお問い合わせください。

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11月14日(木)Markdownセミナー開催日が迫りました。

今週の木曜日に新宿・大久保にてMarkdownのセミナーを計画しています。

セミナーのご案内はこちらより:
「Markdown + CSS/TeXで冊子本を作ってみた 」

まだ席に余裕がありますので、関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

本セミナーでアンテナハウスからは『簡単! Markdown+CSSによる冊子本作り―理論と実践』という冊子を制作した体験を主として説明致します。

Markdownの文法については、冊子ではグルーバーの元祖Markdownを基本にしていましたが、その後、他の文法も調べたところ、現時点ではCommonMarkの方が標準として適切と判断するにいたりましたので、セミナーではCommonMarkの文法を基本にご説明いたします。

CommonMarkと元祖Markdownの違い

CommonMarkは、グルーバーのMarkdownの考え方に基づいて、これをより厳格に規定しようという提案です。

2019年9月現在、CommonMark Version 0.29が公開されています。仕様書はジョン・マクファーレン氏(カリフォルニア大学バークレー校哲学教授。汎用マークアップ変換ツールPandocの開発者でもあります。)によるものです。CommonMarkは、元祖Markdownの規定が曖昧な箇所を明確化し、規定に不備がある箇所を補っています。元祖Markdownの考え方を尊重しながらも、元祖Markdownの規定では不合理と考えられる箇所については、説明を付けた上で元祖Markdownとは異なる規定を導入している箇所があります。

MarkdownはASCII句読点文字と空白や空行の組み合わせを使ってマークアップしたテキストをタグで表現した構造化文書に変換します。その際の解釈の一元性を保つ必要があります。例えば、ASCII句読点文字がマークアップ用なのか地のテキストの一部なのか、二つの用途のどちらを優先して解釈するか、などを細かく決めなければなりません。このため、CommonMarkの規則はかなり複雑になっています。CommonMarkでは元祖Markdownのマークアップ機能を基本としながらも、マークアップの付け方や解釈を大幅に強化しています。マークアップに使用するASCII句読点文字は同じでありながら、その使用方法と解釈が大幅に変更になっているものがあります。

CommonMarkの仕様にある文法は非常に微に入り細を穿っています。そのためエンドユーザがCommonMarkの規則を覚えて使うのは困難であり、仕様書はエンドユーザ向けというよりもMarkdown処理系の開発者向けといえます。エンドユーザはリアルタイム・プレビューアを使ってマークアップを解釈した結果を、HTML表示で確認しながらマークアップしていくのが良いでしょう。

追加されたマークアップ機能

CommonMarkは、元祖Markdownの機能をいくつか拡張しています。元祖Markdownのマークアップ機能に対して、CommonMarkで追加された機能は、①コードフェンス、②番号付き箇条書きの区切り記号を元祖Markdownの ‘.’ のみに加えて ‘)’ を使用可能に、③ショートカット型の参照リンクの追加、④強制改行文字の追加です。

CommonMarkで追加されたマークアップ機能一覧
構造 HTML要素 マークアップ文字
コードフェンス pre code ```または~~~で囲まれた範囲 ```
プログラムコード行
```
番号付き箇条書きの区切り文字 ol li 数字+’)’+空白で番号付き箇条書き 1) 番号箇条項目
参照リンク(ショートカット型) a href=”” [リンクテキスト]
別の箇所に
[リンクテキスト]: /uri
[foo]
別の箇所に
[foo]: /uri “title”
強制改行 br 強制改行したい行末に ‘\’ この行末に強制改行\



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第二回技術書同人誌博覧会に出店します。

毎日お疲れ様です。
本日は電子出版サービスグループが担当します。

アンテナハウスが「アンテナハウスCAS電子出版」でプリントオンデマンド出版している技術書は、10冊以上あります。製品マニュアルを含めると倍くらいでしょうか。

「技術書」に関する少部数(同人誌)即売会が定期的に開催されるようになって、はや数年。

かの「技術書典」が初めて開催されてから、もう7回目を迎え、開催するごとに規模を増しているのを見て、実は技術者開発者って、自分の知識や技術を外に出したい、新知識や新技術を取り込みたい、意見交換したいんだなと思いました。

わたしですか?
わたしはPCでテレビが見られてネットサーフィンできればオールオッケー!ストレスなく使えていればよい、根っからのコンシューマ(一般消費者)です。

それはさておき、技術書に絞った同人誌即売会に新しい会が生まれ、12月14日、第2回目が開催されることになりました。

第二回技術書同人誌博覧会

技術書典(抽選)とは違い、早い者勝ちなので、我がアンテナハウスは申し込み開始日に電光石火の勢いで応募しました!
今月の半ばから入場チケットの申し込みが出来るようになるそうなので、そろそろサイトページができるころかもしれません。

売り子の社長が面白いことを言っていました。

技術書典は最近、時間を区切り、概ね午前中(~13時まで)は有料チケット購入者だけが入れるようにし、午後の時間帯は無料開場するという方針を取っています。
(技術書同人誌博覧会も同じ様式ですが、無料チケットになります。)

さて、売り上げ結果はというと、チケットを購入した人が会場を回っている時間帯のほうが大きく、逆に午後の無料開放時間帯、来場者数は多いですが、驚くほど売り上げが少なかったということでした。
売り子から見る「客」の質は、チケットを購入した来場者のほうが圧倒的に高かったことがわかります。よく考えればわかることですが、面白いですよね。。

今回の会も、同じ現象が起きそうです。
第二回技術書同人誌博覧会、12月14日(土)、プラザマーム(アンテナハウスブース:3階-た04)で開催です。
お見逃しなく!そしてご来場・ご来店をお待ちしております!

技術書同人誌博覧会公式サイト:https://gishohaku.dev/
一般参加のご案内:https://blog.gishohaku.dev/entry/gishohaku2-attend
@技術書同人誌博覧会 運営事務局




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oXygen 21.1 がリリースされています

oXygen のカレントバージョンは21.1です。古いバージョンをお使いの方はバージョンアップをご検討ください。

主な機能強化点は次のとおりです。

■ DITA 関連

  • 生成される WebHelp(日本語)の検索処理の改善
  • DITA マップやトピックから参照されるリソースの階層/依存関係の表示
  • 関連リンクとして追加できるトピックを素早く見つけられるように
  • 画像の挿入前にプレビュー確認

■ HTML 関連

  • 現在の編集場所で有効な要素、属性、および値の提案、多くの提案の注釈、およびHTML5仕様へのリンク

■ JSON 関連

  • JSON インスタンスを生成するためのさまざまなオプションを設定できるダイアログボックスを新設

その他多数の強化が行われています。詳しくは ここ をご参照ください。




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「DITA Festa 2019 Tokyo」開催です

恒例の DITA Festa がやって来ます。
2019年11月27日(水)、28日(木)の二日間、場所は市ヶ谷駅のすぐ目の前です。

今回は、オムロン殿、日本電気殿、ローランド ディー.ジー.殿から DITA の導入事例発表があります。すでに受講受付が始まっていますので、興味のある方はお早めに。参加費は無料です。

詳しくは こちら をご参照ください。




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海外出展情報 その2

10月14から17日にロンドンで開催された S1000D User Forum は、航空宇宙および防衛分野の技術文書を作成する多くのアンテナハウスのパートナーおよび顧客と会うことができました。アンテナハウスは卓上展示とベンダーとしてのプレゼンテーションを行いました。フォーラムには世界中から300人以上の航空宇宙および防衛分野の専門家が集まりましたが、その出席者の多くに弊社の Antenna House XSL Formatter を使用していただいています。また同じく弊社の製品である Regressions Testing System と、OSDC (Office Server Document Converter) の PDF を SVG に変換する機能に大きな関心が寄せられました。航空宇宙および防衛分野で使用される技術文書においては、依然としてページ出力が非常に重要とされていますが、現在の目標はその文書をタブレット上に表示することです。SVG になぜ関心があるのかというと、そのページを表示する速度にあります。

プレゼンテーションでは Antenna House XSL Formatter を使用してS1000D サンプル文書をフォーマットし、PDF と SVG 出力を作成しました。次に Regressions Testing System のデモンストレーションでは2つのディレクトリにある8つのペアになっている文書(合計で2,000ページ)の内容の比較を行いました。 デモンストレーションでは各ペアの文書の全ての相違点を2分以内に発見することができました。




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