カテゴリー別アーカイブ: コラム

高嶺の花

最近ビールのコマーシャルでback numberの清水依与吏が「高嶺の花子さん」を弾き語っています。アコースティックでいい感じですが、歌詞の内容というのはひたすら妄想の中で女の人を想うものです。キーが高くて大変ですが、どうぞカラオケで歌ってみてください。

さて「高嶺の花」です。
山に登って「高嶺の花」を観るのも良いですが、標高の低いところでも「高嶺の花」を観ることはできないでしょうか。
ロックガーデンを作ってそこに植えることで上手くいけば花を咲かすことができます。
植えると言ってももちろん山から掘り出してきてはいけません。
高山植物を扱っているところで入手して下さい。出来れば種子から育てた方が低地に順応して成績が良いでしょう。
我が家のロックガーデンです。

jonesii
この花は、オダマキの一種でAquilegia jonesiiです。アメリカはモンタナ州の1800~3400メートル辺りに自生しているものです。


7月27日、技術書同人誌博覧会出展記

アンテナハウスCAS電子出版グループでは、CAS-UBで制作したPDFをアマゾンのプリントオンデマンド(POD)などで冊子本として販売しております[2]。アマゾンなどのネット書店では、あいにく冊子本の現物を手に取ってご覧いただけません。冊子本の展示即売会があればできるだけ参加して、手に取ってご覧いただきたいと、いつも考えております。

5月だったと思いますが、Twitterのタイムラインに7月27日(土)に技術書同人誌博覧会[1]が蒲田の大田区産業プラザ(PIO)で開催されるという案内がありました。同人誌博覧会という名称に関わらず、商業誌の出店もOKでした。これは好都合と、先着順で登録受付ということでしたので早速申し込み。無事参加登録できました。

今回は技術についての紹介を中心とする冊子のうち9タイトルを持ち込みました。展示はあまり垢抜けしていませんが、次の写真のようになります。

技術書の同人誌即売会では、技術書典が、すでに6回開催の実績をもち、非常に大きな存在感をもっています。技術書博は今回初回ですが、募集・参加ブース数、あるいは一般参加の見込み人数から言って、初回の技術書典並みの規模になりそうでした。

前日には台風6号が潮岬沖で発生し、当日27日は東海~関東に到来して大雨になるだろうとの予報もあり心配しました。しかし、幸運なことに、当日は関東地方は27日はほとんど雨が降りませんでした。台風6号は午後には熱帯低気圧に変わってしまうという超短命な結果に終わりました。

技術書博はこうして無事開催となりました。

気になる販売実績ですが、今回は、各冊子の事前チェック数を見て、大よそチェック数の倍の冊数を持ち込みましたが、結果として持ち込み冊数の半分を販売しました。つまり事前チェック数≒販売実績となりました。但し、個別にはチェック数が少なくても売れたものと、チェック数が多い割りに売れなかったものが混在しています。販売冊数は予想よりやや少ない結果に終わりました。主催者のアナウンスによれば全体の入場者数も予想を少し下回っていたようです。でも日頃のネット書店における一月の売上をかなり上回る数字です。展示即売会は販売に繋がりやすいといえるでしょう。

当日は、技術書博の事務局によりPayPayによるQRコード決済も用意されていました。が、CAS電子出版グループは申込時の手違いで現金決済のみとなってしまいました。結果的には、お支払いに電子決済を使いたいと申し出たお客さんは数少なく、あまり問題にはなりませんでした。なお、お隣のサークルはQRコード決済も対応されていましたが、聞きましたら電子決済を要望されたお客さんは一割くらいで、予想より少なかったということでした。電子決済(QRコード)の普及度合は、まだそう高いといえないようです。

会場に少し早めに到着して、主催者のチームの方々が一生懸命準備していただくのを拝見していました。主催者の皆さんは初めてということで苦労されたかもしれません。CAS電子出版グループは皆様の努力のおかげで大きな成果を挙げることができました。末尾ですが、主催者に、心より深くお礼申し上げます。

[1] 技術書同人誌博覧会
[2] アンテナハウス書籍・総合目録 プリントオンデマンド出版と電子出版


PDFの分割機能を搭載!アウトライナー2.6(β版)評価版配布開始!

8/6(火)に、「アウトライナー 2.6 β版」として、評価版を公開しました。

本製品は、まだ正式なリリース版ではありません。リリース前のベータ版になります。
しおりを作成・編集するだけでなく、編集したPDFを分割または結合する機能を新たに搭載しています。

今回「β(ベータ)版」としたのは、この新機能について、正式にリリースする前に公開し、皆様からご評価・ご要望をいただくためです。

新機能について

国交省の電子納品仕様に合わせ、ファイル容量(例:10MB)で分割したり、ほか、ページ単位、しおりの移動先ページ、サムネイルから任意に選択など、様々な分割設定ができるようになりました。

また、PDFファイルの一括結合も可能です。
任意に選択したPDFを、順番を変えて結合することができるので、時系列順に並び替えたり、ファイル名順に並び替えたり、色々使えます。

詳細は、後日このブログで紹介されますのでご期待ください!

「アウトライナー 2.6 β版」紹介ページ

評価版のお申し込みフォームは、紹介ページの下にリンクがあります。
必要事項をご記入の上、お申込みください!

評価版注意事項

  • 正式版ではありません。
  • 評価期間はインストールから30日です。
  • 実運用にはご利用いただけません。
  • ご評価後、是非ご意見等、ご連絡ください。

既に「アウトライナー2.5」をお求めいただいた方は、「アウトライナー2.5」のライセンスデータが、そのまま「アウトライナー2.6」で有効です(ライセンスの保守期限内に作成されたものに限ります)。

上記は誤りでした。下記のように訂正させていただきます。

既に「アウトライナー2.5」をお求めいただいている方は、ご購入後1年以内または保守期限内でしたら、「アウトライナー2.6」に無料で移行していただけます。


歴代の「書けまっせ」で作ったファイルは最新版で活用できます

「書けまっせ」は最新バージョンでのご利用がお薦めです

「書けまっせ」は初代から改良を重ね、最新版はバージョン7まできています。その間、若干の紆余曲折はあったものの、一貫してPDFの様式などへの記入のしやすさを追求してきました。

ところで、2020年1月14日に長らく親しまれてきたWindows 7の延長サポートが終了します。最近、特にWindows 10への乗り換えのタイミングで、古いバージョンの「書けまっせ」が使えるかというお問い合わせを多くいただきます。今回はこの点について簡単にまとめてみます。

古いバージョンの「書けまっせ」は、その当時、MicrosoftがサポートしているOSで動作確認を行いますが、発売終了後は、その後に発売された新しいOSでの動作確認は行っておりません。例えば、現在発売されている「瞬簡PDF 書けまっせ 7」は、Windows 10 バージョン1709より古いWindows 10の初期のバージョンでは動作確認を実施していません。詳しくは「デスクトップ製品の Windows 10 対応状況」や「デスクトップ製品の履歴」をご覧ください。

Windows 10はこれまでのOSと違い、バージョンという概念があります。また、自動アップデートが利用上の前提になっています。ユーザーのOSがどんどんバージョンアップしていき、サポートも1年ほどで終了していく仕組みです。そのため、古いWindows 10のバージョンは利用することすらできず、動作確認をしてみても意味がないことになります。つまり、弊社で製品をリリースした時に動作確認できているOSは、その当時の最新バージョンのみとなってしまいます。ユーザー様におかれましては「書けまっせ」も極力最新バージョンでご利用いただきたくお願い申し上げます。

このような状況が影響しているのか、パソコンの更新などで旧バージョンの「書けまっせ」で保存したファイルを最新の「書けまっせ」で使えるかというお問い合わせも目立つようになってきました。

「書けまっせ!! PDF 4」以降なら「書けまっせ」最新版で直接再利用可能

実は「書けまっせ」は他社販売製品を含めてると製品名がほぼ3つあります。初期の「書けまっせ!!PDF」、ジャングル社で販売されていた「書ける!PDF」、そして最新の製品名が「瞬簡PDF 書けまっせ」になります。※なお、当記事では全バージョンを「書けまっせ」と表記しています。

製品名 製品名(ジャングル版)
※アンテナハウス版の番号とは一致しません
ファイル形式(拡張子)
瞬簡PDF 書けまっせ 7
瞬簡PDF 書けまっせ 6
書けまっせ PDF 5
書けまっせ!! PDF 4
書ける!PDF6
書ける!PDF5
書ける!PDF4
.wppx
書けまっせ!! PDF 3 書ける!PDF3
書ける!PDF2
.wpp
書けまっせ!! PDF 2 書ける!PDF .prj

WPPXという「書けまっせ」専用形式のファイルであれば、「書けまっせ」の最新版で直接再編集ができます。ただし、最新版で編集・保存したWPPXファイルを、古いバージョンで正常に開くことはもはやできませんのでご注意ください。「書けまっせ」の古いWPP形式やPRJ形式のファイルは、「WPPX変換ツール」を使うことで再利用できます。詳しくは「『瞬簡PDF 書けまっせ』 ツール」のページをご覧ください。このページから「WPPX変換ツール」をダウンロードできます。

 


「瞬簡PDF」シリーズのインストールは「Setup」アプリケーションをクリック

パソコンのソフトウエアを使えるようにする「インストール」

パソコン用のソフトウエアを購入すると、多くの場合、最初に「インストール」という作業を行う必要があります。

この「インストール」作業を開始する手順は製品によって様々ですが、アンテナハウスのパソコン用ソフトウエア「瞬簡PDF」シリーズでは、CD-ROM版(あるいはDVD-ROM版)の場合、CD-ROM(あるいはDVD-ROM)の中を開いて「Setup.exe」というファイルをダブルクリックすることでインストールが始まる仕組みです。

ところでたまに「Setup.exe」というファイルが見つからないというお問い合わせをいただくことがあります。原因はWindowsのファイルの一覧に拡張子の「.exe」を表示しない設定になっているからです。拡張子はファイルの種類を表す大事がファイル名の一部ですが、ここが表示されないと、事前の説明と異なってしまうため、困ったことになります。

Windowsの標準設定では拡張子が表示されない

実際にはファイルの種類を表示してくれる別の場所に「アプリケーション」と書かれていたり、アイコンで識別ができますので、「これだな!」とわかる人にはわかるのですが、アイコンの形だけでファイルを識別しているユーザーには、「アプリケーション」というファイルの種類の意味もおそらく理解できていないだろうと思われます。

私たちはことあるごとにPDFファイルだのDOCファイルだのとファイルの種類の説明をついしてしまいますが、これらはファイルの拡張子を見てファイルの種類を判断することを前提で説明しています。ところが最近のWindowsは、お店でパソコンを購入してきた素の状態では拡張子を表示しません。

そのため、ソフトウエアの取扱説明書は拡張子が表示されていないことを想定した記述をすべきなのですが、弊社の場合、最初にお読みいただく資料の各記述に、拡張子を表示していることを前提に書かれている箇所が多く、今回のようなお問い合わをいただくことになってしまいます。

皆様のお声を改善につなげる

こうした点を含め、お客様のお声に真摯に耳を傾けなら、日々の改善を微力ながら重ねております。皆様からのお声を心よりお待ちしております。


書籍ご紹介:インターネットの暗黒面を語る『フェイクウェブ』(高野 聖玄著、文春新書、2019年5月25日発行)

本書の冒頭には、日本航空が2017年に約3億8400万円の振り込め詐欺被害にあった事件が紹介されている。実際の取引の支払い代金をメールの指示で偽の銀行口座に振り込んでしまったのだという。また、第2章では2016年8月にはドイツの大手電気機器メーカーLEONI社が約50億円をだまし取られたという事件が紹介されている。CFO(最高財務責任者)が偽メールの指示で誤った口座に資金移動してしまったという。こうした企業版振り込め詐欺は、実在の取引相手や幹部になりすました偽メールの指示に騙されてしまったもの。巧妙に装った偽メールで企業から金銭をだまし取る詐欺は「ビジネスメール詐欺」、別名では、攻撃対象が大きな金額を動かす権限をもつCFOであることから「CFO詐欺」ともいうようだ。「ロンドン・ブルー」という標的CFOリストも闇の世界で売り買いされているとのこと。

もちろん、CFOが簡単に騙されるはずはない。企業内の送金プロトコルや、取引の事実、請求書の金額や支払い日など、本来外部には知られていない情報に基づいてメールが偽造されている為、本物と見分け難いのである。こうした機密情報が攻撃者に漏洩してしまうのは企業のネットワークの内部に侵入され、長期間、密かに情報収集されているからだという。攻撃ターゲットを明確にした「標的型サイバー攻撃」のプロセスは「サイバーキルチェーン」として類型化されており、概要が紹介されている。

昨年起きた、コインチェック社の約580億円相当仮想通貨ネム巨額流出事件でも、攻撃者側は約半年前からメールやSNSでコインチェック社員と交流を重ねて信用させた上でマルウェアを送りつけ、社員のパソコンに侵入したらしい。これは「サイバーキルチェーン」の典型例とされている。

著者によればインターネット空間は攻撃者にとって非常に有利になっているという。つまり、サイバー攻撃者側は時と場所を自分で自由に設定して潜んで居られるが、攻撃を受ける側にとっては、いつ、どんなサーバー攻撃が自分に仕掛けられるかをまったく予測できない。そういう非対称性が大きな脅威であるとのこと。

本書では、フェイクニュースとネット広告についてなど、他にもビジネスに関係しそうな興味深い話題が多数紹介されている。たまには、こういう本を読んで、くれぐれもインターネットの暗黒面に落ちないように注意しましょう。メイネットビーウイズユウ!


任意デザインのPDFを帳票に使える、デザイン不要のバリアブルPDFサーバはいかがでしょうか。

納品書、請求書、見積書や案内状等々、ビジネスシーンでは同じ様なフォーマットの書面を宛先毎に複数作成する機会が多くあります。一昔までには、こうした書面は、印刷して郵送していました。しかし、デジタル時代では書面ではなく、PDFにしてeメールで送っているのではないでしょうか。

こうしたPDFを作る方法はさまざまです。シンプルなレイアウトで、ボリュームも少なければOfficeソフトの差し込み印刷機能が便利です。ボリュームが多い場合は帳票ソフトを使うことが多いでしょう。帳票ソフトを使うときは、帳票ソフトのレイアウト機能を使って出力レイアウトをデザインし、データをどの位置に配置するかを設定することになります。

帳票専用のソフトは、すでに定番の優れたソフトがいろいろあります。しかし、レイアウトのパターンが多い場合は、帳票ソフトのレイアウト機能ではあまり効率が良くありません。さらに、凝ったデザイン・綺麗なデザインはデザイナーに依頼したくなります。デザイナーはイラストレータのようなデザインツールを使うでしょう。

そこでご紹介したいのが、このバリアブルPDFサーバです。バリアブルPDFサーバは任意のPDFページを台紙として使い、その任意の位置にテキストや画像を配置し重ね書きして、新しいPDFを作ることができます。宛先やそれに関連する情報をExcelやCSVファイルで作成しておき、PDFの上にデータを重ねて、PDF化できます。

バリアブルPDFサーバーについては、こちらのWebページもご参照ください。

バリアブルPDFサーバのご提案

・デザイン済みの台紙PDFを利用して簡単に差し込み処理を実現!!
・定形の納品書や送り状を宛先毎に一括処理!!
・画像の差し込みも可能なので、押印済みのPDFも簡単にできる!!
・指定枠内へ収まるよう自動的にフォントサイズを調整!!


少子高齢化社会は、人工知能が救う?

昨今はAI(人工知能)やIoTに関する話題をメディアで見ない日がないほど、これらの技術に対する関心が高まっているように思います。
ただ普段生活している分には、これらの技術が具体的にどう役立っているのかあまり分からないというのが実感です。(単にボーッと生きているから、なのかも知れませんが…)

そこで本日は、身近にAIを取り入れ活用しようとする自治体の例を紹介してみたいと思います。

■ AIを使ったタクシーの自動配車システム

弊社の伊那支店は長野県の南部にありますが、所在地に隣接する伊那市というところではAIを利用した住民サービスの実現に取り組んでいます。

具体的には「ドアツードア乗合タクシー」といい、複数のタクシー客の予約状況に応じてAIが最適な配車やルートを示すシステムを導入することで、中山間地の住民のアシを確保する仕組みを構築しようとするものです。

少子高齢化社会の弊害は地方にいくほど深刻で、特に山間地に住む高齢者は生活のための交通手段確保が困難です。
山間地と市街地を結ぶ交通手段には路線バスがあるものの、本数も停留所も限定され利便性に欠けることから利用客は減少し、運営する自治体は赤字の補填に苦しんでいます。
また、タクシーはドアツードアの利便性はあるものの、料金が高額で気軽には利用できないというデメリットがあります。

そこで、問題の解決手段として伊那市が着目したのがオンデマンドの乗り合いタクシーです。
これは、スマホなどで住民が配車を希望すると複数の要望を受けたAIが最適な配車とルートを決定し、指示を受けたタクシーがそれぞれの目的地に向かいたい複数の客を乗り合いで送迎するという仕組みです。

=
「ドアツードア乗合タクシー」のイメージ 出典:伊那市

注)SAVS:Smart Access Vehicle Service

伊那市では既に今年の3月12日~16日に現地で実証実験を実施済みで、今後数年をかけて実用化を模索していくようです。

自治体がAIをどう運用していくのか、そのコストはどれくらいで、コストに見合った効果は期待できるのかなど今後の課題は多いだろうと思いますが、AIという技術によって少子高齢化に直面している地方でも持続可能な生活の仕組みが実現できれば、とても素晴らしいことだと思います。

関連記事:
長野県伊那市、AI活用しタクシーの配車実験(日本経済新聞)

AI自動配車タクシー 実証実験開始 2019年3月12日(火)


新元号「令和」はシフトJISで表示できない?

本年5月1日に日本の元号が改元され、新元号「令和」が制定されました。
改元の前後にはメディアでこの話題が洪水のように流され、日本中が歓迎ムード一色という感じであったのは記憶に新しいところです。

ただ、新元号の発表が1ヶ月前であったことから、和暦を使うシステムに携わる人たちはこの対応に追われて大変だったのではないでしょうか?
日頃使うWindowsにおいても、マイクロソフトが「令和」対応の更新プログラムを提供開始したのは連休直前の4月26日でした。

さて、パソコン上で元号を表す場合、「昭和」「平成」のように2文字で表す場合と「㍼」「㍻」のように1文字で表す場合があります。
後者を「合字」といいます。
更新プログラムが適用されたWindowsでは、「令和」についても「㋿」という合字が入力可能になります。

以下は、Wordを使って元号の合字を入力しPDFにしたものです。

元号とその合字

このPDFを「瞬簡PDF 変換 10」によりWordに変換してみます。

合字をWordに変換

「令和」の合字は無事変換されます。
同様に、Excelへ変換した場合もみてみます。

合字をExcelに変換

こちらも問題なく変換できます。

「令和」の合字はUnicodeの文字ポイントで U+32FF という場所に割り当てられました。
「瞬簡PDF 変換 10」はPDFの文字をUnicodeベースで扱うため、Unicodeで表現された文字は問題なく変換できます。

ところが、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出機能を使ってこのPDFから文字を抽出し、結果をメモ帳で開くと違った結果になります。

合字を既定値テキスト抽出

「令和」の合字に対応しているはずが、テキスト抽出すると合字部分が変換されません。

実は、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出処理は、変換条件で既定の文字コードを[Windows31J]としています。

Windows31Jは、マイクロソフト社がシフトJISをベースに規定した文字コードで、Windowsの標準日本語コードとなっています。
Windows31Jは、CP932またはMS932とも呼びます。

今回、新元号が制定されるにあたり「令和」の合字はUnicodeに追加されましたが、マイクロソフト社はこれをWindows31Jには追加しないと明言しています。
Windows 用の日本の新元号対応更新プログラムについて – KB4469068
の注に、以下の記載があります。


 Microsoft Windows コード ページ 932 (MS932)、すなわちシフト JIS エンコーディングは、新元号の合字をサポートしません。
Unicode の日本の新元号の合字 (漢字 1 文字) の文字をマルチ バイト文字に変換中に文字が正しく表示されないことがあります。MS932 エンコーディングでその逆を行う変換の場合も同様です。


これにより、「令和」の合字はWindows31Jでは表現できないことになります。

ちなみに、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出処理で文字コードを[UTF-8]または[UTF-16]に指定し実行した場合は、以下のように変換が可能です。

合字をUnicodeでテキスト抽出

Windows上で使われることが多い標準文字コードに新元号の合字を追加しないというこの措置が、元号を扱うアプリに影響を与えないものか心配ではあります。
普段使われているアプリで「令和」の合字が表示されなかったり”?”になったりする場合は、そのアプリがUnicodeに対応したものであるかを確認してみるのがよいかも知れません。


プログラミング教育に向けて 「Scratch」に触れてみる

一昨年から街中を歩くと、パソコン教室や塾などのスクールの看板などに「プログラミング」という文字の掲載が徐々に増えて参りました。また、ショッピングモールや団地の集合施設でもプログラミング教育のイベントが開催されている事もあります。

2020年度より、日本国内の小学校でプログラミング教育が始まり、プログラミング教育を実施する目的は、「論理的思考力や創造性、問題解決能力等(文部科学省の公式サイトの文章より一部引用)」を早い段階から育むことを目的としています。

そのため、必修化するプログラミング教育に備え、子供の習い事で今現在プログラミングが徐々に浸透してきています。

多くのスクールがプログラミング教育で使用している言語は、「Scratch」という言語です。

scratch_1

「Scratch」は、MITメディアラボが、プログラミング初心者に製作を通して、更なる学習意欲を持たせる事を目的に、構文の書き方を覚えることなく、インタラクティブアニメーションやゲーム、アート作品を開発することのできるヴィジュアル言語です。

「左に8歩移動」「右に20度回転」といった、ブロックをつなげるだけで実行することができ、遊び感覚のある言語になってます。

昨今、日本では「TECH KIDS GRAND PRIX」という小学生対象の開発コンテストでも応募対象となっており、「Scratch」でアプリを開発した受賞者も登場しました。

 

それでは、実際にScratchに触れてみましょう。

下記のURLにアクセスして「作ってみよう」を選択します。
https://scratch.mit.edu/

scratch_14

すると、Webブラウザ上でプロジェクトの画面が描画され、マシンにソフトウェアをインストールすることなく、すぐに使う事が可能です。

scratch_2

緑の枠のウィンドウが、チュートリアルの紹介しており、紹介通りにネコを動かして挨拶するプログラムを動かしてみます。

scratch_2

まず、画面左のコードより、実行するコードのブロックを真ん中の大枠にドラッグ&ドロップで運びます。

scratch_11

選択して運んだブロックを、下記のように繋ぎます。

scratch_15

ブロックが一旦完成したので、実行ボタン(緑のフラッグ)を押します。

scratch_16

すると、下記のように、ネコは「こんにちは」と挨拶して、コードのブロックの結果がスクリーンに反映されます。

scratch_17

では、次に少し自身でシチュエーションを考えてみて、要素を付け足してみます。今度は、キャラクターを2体にして、片方が挨拶したら、もう片方が挨拶を返すプログラムです。
画面右下の隅のアイコンより「背景を選ぶ」を選択します。

scratch_4

使用したい背景を選択します。今回は、「Boardwalk」という海のある背景を選択します。

scratch_5

次に、新しくキャラクターを追加します。画面右下の隅のアイコンより「スプライトを選ぶ」を選択します。

scratch_6

使用したいキャラクターを選択します。今回は、「Bear」を使用します。

scratch_7

すると、画面にクマが追加されます。あとは、2体のキャラクターをドラッグ&ドロップで適当な位置に移動させます。

scratch_18

また、クマがネコの方を向いていない場合、クマの「向き」を調整します。

scratch_19

「向き」をクリックして、左右反転のアイコンをクリックし、「-90」に値を調整します。すると、クマは、ネコの方を向きます。

scratch_8

画面を調整したら、各キャラクターにコードを追加してみます。
まず先にネコのコードを追加し、最後にメッセージを送るようにします。

scratch_10

次にクマのコードを追加します。ネコからメッセージが届くので、メッセージが届いたらクマのプログラムを実行します。

scratch_9

そして、実行ボタンを押すとプログラムを開始します。
初めにネコが歩き、その後クマを見つけて「こんにちは」と、挨拶します。
すると、クマは立ち上がって、「こんにちは」と挨拶を返します。

scratch_13

これで、プログラムは終了です。

他にも制御・演算コードなどで、計算、条件式、繰り返し処理のようなコードを追加することも可能です。

実際に触れてみて、プログラマーとしては初心に帰った気持ちとなり、
プログラムというのは、論理的な順番に基づいて処理を動かすというものをしっかり覚える事ができます。
また、まず画面のデザインもとてもわかりやすく、徐々に進めていく内に、
他のコードにも興味が沸くようになっていき、教育ソフトとしてかなり適した言語になっていると思います。

もし、プログラミング教育に興味を持たれてましたら、
Webですぐ簡単に扱う事ができるので、おススメです。


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