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e-na伊那谷 旅便り 第54回 名水「行者の泉 延命水」

今回は伊那谷にある湧水、名水「行者の泉 延命水」をご紹介!

中央自動車道小黒川スマートインターチェンジを降りて10分ほどの距離にある「小黒川渓谷キャンプ場」の一角で湧き出しています。ちなみに伊那インターチェンジで降りても20分ほどの距離です。

この「行者延命水」は必須ミネラル16種のうちカルシウム、マグネシウム、ナトリウムなど12種を含み、特に神経の興奮を和らげたり酵素の活性化にかかわるとされるカルシウムは市販のミネラルウォーターの3倍近くを含んでいるということです。地元では有名で定期的に水を汲みに来る人も多く、訪れた日は気温が0度という寒さでしたが先客2人の方が水を汲んでいらっしゃいました。

湧水は2か所から流れ出ています。

上の写真の左奥に見える湧水場に近づくと、こんな感じ。

流れ出る水を眺めているだけで癒されます。水温は夏場でも10度ほど、外気温0度でも水は冷たすぎずいい感じ♪

20ℓのポリタンク3つとペットボトルで汲んでお持ち帰り。筆者は主にお茶やコーヒーを淹れたり、ご飯を炊くのに使っています。

汲み場の脇には水質検査表と共に由来を記載した新聞記事もあります。こちらを見ると由来はこの地を訪れた行者が修行した言い伝えにちなんでとのこと。

湧き水場から道路を挟んで逆側にはキャンプ場があります。

昨シーズンはに終了したためひっそりとしていましたが、キャビンの周りが雪化粧をしてなかなかに風情のある光景を魅せてくれました。(来シーズンは2021年4月上旬の開始予定のようです。)

小黒川渓谷キャンプ場
https://ogurogawakeikokucamp.com/

伊那谷にお越しの際は、是非とも小黒川渓谷の自然と名水「行者延命水」でリフレッシュしていただきたいものです。



e-na伊那谷 旅便り 第53回 牛乳パン

今回は、伊那谷に限った話ではないのですが、長野県民あるあるということで。

ずっと、
子供の頃から、
普通に全国にあるものだと、
思っていました。
ケンミンSHOWで特集されるまで。

それは、「牛乳パン」。

どこそこのパン屋さん限定とか、そういう珍しいものではないんです。
どこのパン屋さんでも大抵売ってます。
地元のスーパーやコンビニのパンコーナーにあります。
学校の給食でも出ます。
だから、全国的にメジャーなものだと思ってました。
TVで見るまでまさかローカルフードだったなんて思いもしませんでした。

発祥は長野県内にいくつか説があってはっきりとはしないのですが
伊那のパン屋さんで最初に作られたという説もあります。

今回はスーパーで買ってきました。
ヤマザキのは「牛乳入りパン」ってなってますね。
パスコは「牛乳パン」の「コーヒー味」。

中はこんな感じでふわふわのパンにミルククリームが挟んであります。
基本的にはブ厚めのパンの間にミルククリームが挟んであるのですが
パン屋さんによって形や大きさもいろいろで、このクリームが多かったり、
ジャムと合わせてあったりと+αされているものもあります。

長野県にお立ち寄りの際にはぜひご賞味ください。



e-na伊那谷 旅便り 第52回 伊那谷のクラフトビール

過去 2回、“e-na伊那谷” シリーズではクラフトビール(以前は地ビールと呼んでいましたが、いつの間にかクラフトビールと呼ぶのが定着しています)が取り上げられていますが、ともに『南信州ビール(伊那市のお隣の宮田村)』さんです。

伊那谷のクラフトビール

伊那谷のクラフトビール

『南信州ビール』は、1996年に長野県で最初のクラフトビールメーカーとして誕生したブルワリー(醸造所)で、この辺りでは酒屋やスーパーマーケットのビールコーナーや飲食店でもよく見掛ける馴染みのあるクラフトビールです。醸造の責任者は、非常にアルコールに造詣が深く、つい最近までは同敷地内にある『マルス信州蒸留所』の所長をされていました。その立地と経験を活かして、最近ではウイスキーを熟成させた樽で、ビールの発酵・熟成をさせたものなんてのもリリースしています。

ビールの醸造所自体珍しいものではありますが、2018年~2019年に伊那市にはなんと 2社の醸造所が産声を上げ、醸造を開始しています。

1社は、伊那支店の近くにある『In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)』さん。伊那市のお隣の南箕輪村にある『信州大学』で学ばれた方がビール造りをしています。醸造所にはタップルームも併設されており、石窯で焼いたピザもいただけます (*´ч`*)ンマー

伊那谷のクラフトビール

もう 1社は高遠城址の桜で有名な伊那市高遠町にある『PECCARY BEER(ペッカリービール)』さん。こちらは『ORGANIC FARM88』という有機農業をされている農家さんが手がけているビールです (o’ч’o)ンマー

伊那谷のクラフトビール

個性ある方たちが伊那谷で造るビールはやはりいずれも個性的で、ピルスナー(一番よく見掛けるゴールドに輝くビールです)に慣れていると違和感があるかも知れませんが、実はピルスナーは 100種類以上あるビールのスタイルのひとつです。ほかのスタイルのものも、冬の長い夜に暖かな部屋でこういうのがあるんだとじっくり味わえば、好みのものが見つかるかも知れませんし、見つからないかも知れません。ご興味ありましたら、取り寄せて飲んでいただけたら地元民として嬉しい限りです。

それでは皆様良いお年を。



e-na伊那谷 旅便り 第51回 冬・・・自然からの贈り物

こんにちは、本日はライター小姫(ちめ)の冬のお楽しみを紹介いたします。

寒さも本格的になり、いよいよ雪が舞い出した伊那谷。
これからどんどん寒くなり朝方はマイナス10度くらいまでいきます。
このくらいの時期から近所の学校に、ヒマラヤ杉の実を拾いに行くのが楽しみです。杉といいましても松の仲間で公共の場所に多く植えられている樹木ですが、ほんと大きくて神々しいものを感じます。


こんな実(シダーローズと呼ばれています)が、落ちています。

今年は別な場所にも拾いに行き、大豊作!

クリスマスのリースを作ります。

早いもので、あっという間にクリスマスの時期に
元気で年の瀬を乗り越えたいものです!



e-na伊那谷 旅便り 第50回 羽広観音 仲仙寺

羽広観音 仲仙寺は、伊那市にある天台宗のお寺です。
紅葉の頃、訪れてみました。

羽広観音仲仙寺は、古くから「馬の観音様」として親しまれてきました。
馬が農耕に使われていたころは、多くの地域から馬の健康安全を願って馬を連れての参詣が盛んでした。

数多くの絵馬が奉納されています。

馬にちなんだお守りや絵馬などが授与されています。



例年、大晦日、初詣には本堂にて上の写真とは別の様々な御札、縁起物の授与が行われています。

参拝当日は、きれいな紅葉が見られました。



紅葉時期以外でも、水芭蕉、桜、アジサイなど、季節によって違った景色を見ることができます。

仲仙寺 羽広観音 公式ホームページ
伊那ICから車で10分ほどの位置にあります。
伊那に訪れた際には、参拝されてみてはいかがでしょうか。

また、仲仙寺から車で数分の位置に、
みはらしファーム
大芝高原
があります。

参拝帰りに立ち寄るのもいいですね。



e-na伊那谷 旅便り 第49回 南信州ビール

今回は南信州ビールをご紹介します。

南信州ビールはクラフトビールメーカーで長野県上伊那郡宮田村に酒造所、長野県駒ヶ根市に直営レストランがあります。
http://ms-beer.co.jp/

ビールは発酵方法で「ラガービール(下面発酵ビール)」「エールビール(上面発酵ビール)」「自然発酵ビール」の3つのスタイルに分類されます。
日本ではビールといえばラガービールで、イギリス辺りではエールビールと聞きます。
南信州ビールで酒造しているのはエールビールです。
エールビールは濃厚で香りが強いのが特徴です。ラガービールのように一気には飲み干さずに、ゆっくりと味わうのがおすすめのようです。

のんべえなので一通り飲んでみたいのですが、定番商品に11-12月の季節限定品の紹介に留めておきます。値段は全て476円+税でした。

ゴールデンエール
濾過をしているので、名前のようにクリアな黄金色(ゴールデン)です。軽い口当たりです。
ゴールデンエール
アンバーエール
琥珀色で香ばしいアロマが特徴的でした。
アンバーエール
アップルホップ
信州産のりんごを使った発泡酒です。りんごの爽やかさを感じます。
アップルホップ
デュンケルヴァイツェン
黒ビールで、芳醇なバナナ香が特徴的でした。
デュンケルヴァイツェン
クリスマスエール
季節限定ビール
アルコール度数が7.5%と高いです。力強い味わいです。
クリスマスエール

以前にご紹介したかんてんぱぱでも、南信州ビールを楽しむことができます。
https://www.kantenpp.co.jp/garden/himawari



e-na伊那谷 旅便り 第48回 伊那支店の周辺の風景

伊那谷の情報をお届けしている伊那谷便りですが、
今回は趣向を変えてアンテナハウス伊那支店の周辺の風景をお見せしたいと思います。

伊那支店の駐車場から撮影した写真がこちらです。

まず北東側の風景。

北東側の風景

この時期は稲刈りも終わり、綺麗に刈り取られた田んぼの奥に大きな山が見えます。
この山は鉢伏山でしょうか?
この山を越えた向こうに桜の名所としても知られている高遠があります。

そして南西側の風景がこちら。

南西側の風景

刈り取られた田んぼの奥に山が見える風景は、一見すると北東側と変わらないように見えます。
しかし、この山は権兵衛峠でこの山の向こうは中山道の宿場町である木曽となっています。

現在は紅葉も終わり少し寂しい景色ですが、紅葉の季節には赤や黄色の鮮やかな景色が広がり、
冬になると冠雪して雪景色に、春になると緑が広がる。
伊那支店周辺にはそんな豊かな自然が広がっているのです。



e-na伊那谷 旅便り 第47回 伊那谷の城跡(3)

今回は、住宅地の奥にひっそりと佇む「殿島城」をご紹介します。

「殿島城」は、伊那谷を南北に貫く天竜川の左岸に形成された河岸段丘を利用して築かれた平山城です。
南北に連なる段丘の西端に本丸を置き、北-東-南の三方を空堀で囲み、更にその南側に二の丸を配置した梯郭式の縄張りを持ちます。

城跡は、現在、本丸を囲む土塁とその周囲の堀が残され、本丸内は「殿島城址公園」として整備されています。

人通りの少ない閑静な住宅街を抜けた先に、四方を高い土塁に囲まれた城跡がポッと現れる光景は、タイムスリップして時間の狭間に放り込まれたような、ちょっと不思議な感じを受けます。

殿島城址公園入り口を東側からみたところ

殿島城址公園入り口を東側からみたところ

本丸のかつての虎口には疑似門と石垣が公園整備の際に設けられています。公園の出入りは自由です。

公園入り口の門

本丸は東西80メートル、南北110メートルの矩形で、全周を土塁が囲み、東と南に虎口が開く構造となっています。
特に東側には、先ほど通ってきた門を挟む形で左右に高さ3、4メートルほどの土塁が明確に残り往時を偲ばせます。

公園入り口を挟んで高い土塁が残る

本丸を囲む空堀は、樹木に覆われて分かりづらいですが、深く掘り切られ底部が鋭角になっていることが見て取れます。
かつては本丸を囲むように何重もの空堀が配置され、弱点となる北側から東側にかけて厳重な防御を行っていたようです。
残念ながら、それらの堀跡は、現在農地や宅地に姿を変えていて、往時の様子は想像するしかありません。

公園入り口の北側に見える空堀の跡

殿島城が築城された年代は明確ではないようですが、伊那谷の城巡り第一弾で紹介した「春日城」と同時期(天文年間頃)であろうとされています。
この時期は甲斐の武田勢が伊那谷に侵攻して在地の豪族と争っていた時期であり、殿島城も先に述べたような厳重な防御を施して武田勢に備えていたものと思われます。

本丸に立って、西側を望むと木立の向こう側に薄い雪をまとった中央アルプスの山並みが望まれます。

西側に遠望される中央アルプスの峰

かつては樹木が払われていて、本丸からは天竜川とその間に広がる村落の様子が手に取るように俯瞰できたことでしょう。
軍事的要衝に築かれた殿島城からは、この城にこもった武将たちが強い緊張感のなかで日々を過ごしていた姿が想像されます。

本丸を抜けて南側の虎口に向かうと、土塁の間からは住宅がすぐそこに見えます。
秋のうららかな陽射しに明るく佇むその景色は、戦国時代から現代に再び戻るための出口であるかのようです。

南側虎口から見える風景

※殿島城址公園へのアクセス
クルマを利用されない場合、城跡まではJR飯田線沢渡駅が最寄り駅となります。
駅からは天竜川を渡り、東に歩いて30分ほどかかります。
この時期ならではの紅葉をのんびりと楽しみながら訪れることをお勧めします。

参考:
長野県魅力発信ブログ:上伊那歴史散策 ~殿島城址公園~
https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/12162.html



e-na伊那谷 旅便り 第46回 干し柿作り

干し柿というと伊那よりさらに南にある、飯田市周辺で作られる「市田柿」が有名ですが、伊那でも干し柿は作られています。
今回は我が家でも干し柿を作ってみたので、その様子をご紹介したいと思います。

柿の木がある家ではそれを収穫して干し柿作りをしますが、我が家には無いので直売所で柿の実を買ってきました。
こちらの量でおよそ3kgです。

もし皆さんが干し柿用の柿を買うときのポイントですが、実に残された枝がT字型になっているものを選ぶと、干す際のヒモが結びやすいのでおすすめです。
今回私が買った柿の枝は残念ながらT字型ではなかったですが、これでも作ることはできます。

まずはヘタの部分を残して、ひたすら皮を剥いていきます。
特にコツとかはなく、ヘタさえ残せば後は普通に剥くときと変わりありません。

30分ほどかけて、ようやくすべて剥き終わりました。
数えてみると30個ほどありました。
続いて枝の部分にヒモを結んで柿を一連にしていきます。

柿を何個ずつ結んでいくかは人それぞれですが、柿同士がくっつかなければOKです。
そしてこの次が大事な作業です。

鍋にお湯を沸騰させ、そこに柿を10秒ほどくぐらせて煮沸消毒します。
この作業をすることによってカビの発生を防ぎます。
家庭によっては、焼酎などをつかってアルコール消毒をする場合もあるそうです。

そして後は外の雨に当たらない場所に、3週間ほど吊るして完成を待ちます。

渋柿というのは、生だととても食べられないような味がするのですが、干し柿にするととても甘くなる不思議な食べ物です。
伊那の冬はとても寒く農作物が取れにくいので、他にも野沢菜漬けといった保存食や、寒さを生かした寒天作りといった食文化があります。
伊那にお越しの際は、冬の味覚もぜひ味わってみてください。



e-na伊那谷 旅便り 第45回 秋の高遠城址

高遠城址公園は、春には天下第一の桜として全国的に有名ですが、約250本のカエデが色づく秋の紅葉の時期もまた見事です。高遠城址もみじ祭りが催されていると聞き、早速見に行ってきました。観光客でにぎわう時間の前にと思い、早朝の、まだイベントが始まる前に散策を楽しんできました。

入口辺りはまだ目立った紅葉は見られなかったのですが、公園の奥に入るにつれて、しだいに美しい紅葉が姿を見せ始めました。。例年より少し紅葉が遅めだそうです。11月の中頃にはもっと色づくことでしょう。

さらに奥へと歩いて行ったところ、高遠の町並みと遠く南アルプスの山並みが広がる、美しい景色に遭遇しました。澄んだ空気を一杯吸って、気持ちの良い朝の散策を満喫してきました。

今年は新型コロナウイルスの影響で例年より規模を縮小していますが、新そば祭り、菊花展、内藤とうがらし展示、その他高遠地酒販売、高遠地元菓子販売なども行っているそうです。三密を避け、万全の対策を取ってお出かけになればイベントを十分楽しむことができるでしょう。



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