カテゴリー別アーカイブ: デスクトップ製品

「瞬簡PDF」シリーズのインストールは「Setup」アプリケーションをクリック

パソコンのソフトウエアを使えるようにする「インストール」

パソコン用のソフトウエアを購入すると、多くの場合、最初に「インストール」という作業を行う必要があります。

この「インストール」作業を開始する手順は製品によって様々ですが、アンテナハウスのパソコン用ソフトウエア「瞬簡PDF」シリーズでは、CD-ROM版(あるいはDVD-ROM版)の場合、CD-ROM(あるいはDVD-ROM)の中を開いて「Setup.exe」というファイルをダブルクリックすることでインストールが始まる仕組みです。

ところでたまに「Setup.exe」というファイルが見つからないというお問い合わせをいただくことがあります。原因はWindowsのファイルの一覧に拡張子の「.exe」を表示しない設定になっているからです。拡張子はファイルの種類を表す大事がファイル名の一部ですが、ここが表示されないと、事前の説明と異なってしまうため、困ったことになります。

Windowsの標準設定では拡張子が表示されない

実際にはファイルの種類を表示してくれる別の場所に「アプリケーション」と書かれていたり、アイコンで識別ができますので、「これだな!」とわかる人にはわかるのですが、アイコンの形だけでファイルを識別しているユーザーには、「アプリケーション」というファイルの種類の意味もおそらく理解できていないだろうと思われます。

私たちはことあるごとにPDFファイルだのDOCファイルだのとファイルの種類の説明をついしてしまいますが、これらはファイルの拡張子を見てファイルの種類を判断することを前提で説明しています。ところが最近のWindowsは、お店でパソコンを購入してきた素の状態では拡張子を表示しません。

そのため、ソフトウエアの取扱説明書は拡張子が表示されていないことを想定した記述をすべきなのですが、弊社の場合、最初にお読みいただく資料の各記述に、拡張子を表示していることを前提に書かれている箇所が多く、今回のようなお問い合わをいただくことになってしまいます。

皆様のお声を改善につなげる

こうした点を含め、お客様のお声に真摯に耳を傾けなら、日々の改善を微力ながら重ねております。皆様からのお声を心よりお待ちしております。




瞬簡PDF 編集 2024
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瞬簡PDF 作成 2024
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人手不足時代に「愛の手」を!

XML自動組版は「猫の手」となりうるか?

路面のあちこちに水たまりができているのは、今しがたの通り雨のせいでしょう。
いよいよ、関東も梅雨明け間近といったところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏といえば祭り!夏といえば夏フェス!
ということで、来る 8月22~23日に公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)主催のJAGAT Summer Fes 2019 (夏フェス 2019)が開催されます。
冬に大規模に開催される「page」に対して、夏の暑い盛りにこじんまりと(失礼)セミナー中心で開催される「Summer Fes」に、アンテナハウスも出展いたします。

夏フェスは今年で3回目を迎えますが、意外や意外、弊社の出展はこれが初めて。
諸々の大人の事情も有り無しというところですが、今回は「for Business ゾーン」に展示ブースを出すとともに、併設の「ミニセミナー」では「人手不足時代と自動組版 ~最近のXML動向と事例紹介を交えて~」と題して暑苦しく語らせていただきます。

組版工程の省力化と効率化は、ひと昔もふた昔も前から叫ばれている課題です。
従来はコスト削減のための人減らしを目的としたものが主でしたが、今や減らすべき人さえいない「人手不足の時代」に突入しています。
作業プロセスのRPA導入やAI化の提案もありますが、属人性の高い組版行程でそれはどうなのという声も聴きます。
というわけで、いま一度自動組版を見直してみてはいかがでしょうか。
何やら面倒くさいプログラムが必要で敷居が高いと思われるかもしれませんが、自動組版の目指すところは、人(のスキル)を選ばない作業の平準化と、コンテンツの再利用を可能にするデータベース化です。そう、人と地球にやさしい!
データベースからの組版と電子媒体への展開というワンソースマルチユース(懐かし感満載)も、紙への印刷よりもwebへの展開が主流となる中でどのような対応がされているのか。
今時、あたり前過ぎてちょっと忘れられかけている「コンテンツのXML化」の近況なども交えて、その事例をご紹介させていただきます。

★ JAGAT Summer Fes 2019 for Businessゾーン ミニセミナー
【FB-13】人手不足時代と自動組版 ~ 最近のXML動向と事例紹介を交えて~

  • 開催日:2019年8月23日 12:30~13:00
  • 場所 :公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)4F「for Businessゾーン」
    杉並区和田1-29-11
  • お申込み用セミナー番号:FB-13
  • お申込みURL:https://summerfes.jagat.or.jp/cms/contact/entry2019

ご参加には、事前に参加お申込が必要です。
ご希望の方は、お手数ですが、上記 URL よりお申し込みくださいますよう、お願いいたします。

XML自動組版は人手不足時代に「愛の手」を差し伸べられるのか?
はたまた、「猫の手」を差し伸べるのか?

ご来場をお待ち申し上げます。




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新元号「令和」はシフトJISで表示できない?

本年5月1日に日本の元号が改元され、新元号「令和」が制定されました。
改元の前後にはメディアでこの話題が洪水のように流され、日本中が歓迎ムード一色という感じであったのは記憶に新しいところです。

ただ、新元号の発表が1ヶ月前であったことから、和暦を使うシステムに携わる人たちはこの対応に追われて大変だったのではないでしょうか?
日頃使うWindowsにおいても、マイクロソフトが「令和」対応の更新プログラムを提供開始したのは連休直前の4月26日でした。

さて、パソコン上で元号を表す場合、「昭和」「平成」のように2文字で表す場合と「㍼」「㍻」のように1文字で表す場合があります。
後者を「合字」といいます。
更新プログラムが適用されたWindowsでは、「令和」についても「㋿」という合字が入力可能になります。

以下は、Wordを使って元号の合字を入力しPDFにしたものです。

元号とその合字

このPDFを「瞬簡PDF 変換 10」によりWordに変換してみます。

合字をWordに変換

「令和」の合字は無事変換されます。
同様に、Excelへ変換した場合もみてみます。

合字をExcelに変換

こちらも問題なく変換できます。

「令和」の合字はUnicodeの文字ポイントで U+32FF という場所に割り当てられました。
「瞬簡PDF 変換 10」はPDFの文字をUnicodeベースで扱うため、Unicodeで表現された文字は問題なく変換できます。

ところが、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出機能を使ってこのPDFから文字を抽出し、結果をメモ帳で開くと違った結果になります。

合字を既定値テキスト抽出

「令和」の合字に対応しているはずが、テキスト抽出すると合字部分が変換されません。

実は、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出処理は、変換条件で既定の文字コードを[Windows31J]としています。

Windows31Jは、マイクロソフト社がシフトJISをベースに規定した文字コードで、Windowsの標準日本語コードとなっています。
Windows31Jは、CP932またはMS932とも呼びます。

今回、新元号が制定されるにあたり「令和」の合字はUnicodeに追加されましたが、マイクロソフト社はこれをWindows31Jには追加しないと明言しています。
Windows 用の日本の新元号対応更新プログラムについて – KB4469068
の注に、以下の記載があります。


 Microsoft Windows コード ページ 932 (MS932)、すなわちシフト JIS エンコーディングは、新元号の合字をサポートしません。
Unicode の日本の新元号の合字 (漢字 1 文字) の文字をマルチ バイト文字に変換中に文字が正しく表示されないことがあります。MS932 エンコーディングでその逆を行う変換の場合も同様です。


これにより、「令和」の合字はWindows31Jでは表現できないことになります。

ちなみに、「瞬簡PDF 変換 10」のテキスト抽出処理で文字コードを[UTF-8]または[UTF-16]に指定し実行した場合は、以下のように変換が可能です。

合字をUnicodeでテキスト抽出

Windows上で使われることが多い標準文字コードに新元号の合字を追加しないというこの措置が、元号を扱うアプリに影響を与えないものか心配ではあります。
普段使われているアプリで「令和」の合字が表示されなかったり”?”になったりする場合は、そのアプリがUnicodeに対応したものであるかを確認してみるのがよいかも知れません。




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『瞬簡PDF書けまっせ7』 新元号に対応しました

『瞬簡PDF書けまっせ7』の最新版では新元号に対応しました。

瞬簡PDF書けまっせ 』の新元号が関連するツールの中の一つに、「印影」(印鑑)を追加する機能があります。 こちらを使うとPDFに日付印などを押すことができます。先程公開されました最新版では、日付の表示形式が新元号となりました。

最新版のアップデート情報の詳細は、以下のページをご確認ください。

最新版v7.2.7 のアップデート情報

また、アンテナハウスオンラインショップ では「新元号記念キャンペーン」を行っています。
詳しくは「新元号記念キャンペーン」ページをご覧ください。
↓↓  ↓↓  ↓↓  ↓↓  ↓↓
「新元号記念キャンペーン」ページ

それではこの機会に、すぐできる「印影」挿入方法をご紹介します。
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『アウトライナー』のコマンドライン(その2)

『アウトライナー』は、コマンドラインで次の機能を実行できます。

  • [しおりの自動生成]: 指定されたPDFファイルを解析して、しおり項目を自動生成します。生成結果は、しおり情報ファイルとして保存されます。自動生成の設定ファイルを指定できます。
  • [しおりの挿入]: 編集対象のPDFファイルとしおり情報ファイルを指定して、しおりを挿入したPDFファイルを出力します。

製品のインストールフォルダに OutlinerCmd.exe が存在します。これがコマンドライン版の実行ファイルになります。今回は[しおりの挿入]について説明してみたいと思います。

[しおりの挿入]

しおりの自動生成で使用する引数は次の通りです。

  • /D
    入力PDFファイルのパスを指定します。
  • /K
    入力PDFにパスワードが設定されている場合、この引数で指定します。
  • /B
    読み込む、外部しおりファイルのパスを指定します。
    形式には XML, CSV, JSON があり、拡張子で判定します。

    • XML形式の拡張子 “.xml”
    • CSV形式の拡張子 “.csv”
    • JSON形式の拡張子 “.json”
  • /O
    保存PDFファイルのパスを指定します。
    入力PDFに、しおり情報を設定した状態で、別のPDFファイルとして保存します。
    入力PDFに、既存のしおりがあれば、削除した後、しおりを設定します。

呼び出し例は次の通りです。

  • OutlinerCmd.exe /D input.pdf /O output.pdf /B input.xml
    • /D input.pdf : input.pdf を読み込みます。
    • /O output.pdf : しおりを設定した output.pdf を書き出します。
    • /B input.xml : 外部しおりファイルの形式は XML です。
  • OutlinerCmd.exe /D input.pdf /K password /O output.pdf /B input.csv
    • /D input.pdf : input.pdf を読み込みます。
    • /K password : input.pdf のパスワードを指定します。
    • /O output.pdf : しおりを設定した output.pdf を書き出します。
    • /B input.csv : 外部しおりファイルの形式は CSV です。

複数のPDFへ同じしおりを設定したい。このような場合にいかがでしょうか?

製品に関するご質問は
outliner@antenna.co.jp(アウトライナーサポート)
まで、お気軽にお問い合わせください。

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『アウトライナー』のコマンドライン(その1)

『アウトライナー』は、コマンドラインで次の機能を実行できます。

  • [しおりの自動生成]: 指定されたPDFファイルを解析して、しおり項目を自動生成します。生成結果は、しおり情報ファイルとして保存されます。自動生成の設定ファイルを指定できます。
  • [しおりの挿入]: 編集対象のPDFファイルとしおり情報ファイルを指定して、しおりを挿入したPDFファイルを出力します。

製品のインストールフォルダに OutlinerCmd.exe が存在します。これがコマンドライン版の実行ファイルになります。今回は[しおりの自動生成]について説明してみたいと思います。

[しおりの自動生成]

しおりの自動生成で使用する引数は次の通りです。

  • /D
    入力PDFファイルのパスを指定します。
  • /K
    入力PDFにパスワードが設定されている場合、この引数で指定します。
  • /A
    入力PDFを解析して、生成されたしおり項目を外部ファイルに保存します。
    保存するしおり外部ファイルの形式を指定します。
    形式には3種類あります。

    • @XML 結果をXML形式で出力します。
    • @CSV 結果をCSV形式で出力します。
    • @JSON 結果をJSON形式で出力します。
  • /I
    入力PDFが持つ、既存のしおり情報を、外部ファイルに保存します。
    保存するしおり外部ファイルの形式を指定します。
    形式には3種類あります。

    • @XML 結果をXML形式で出力します。
    • @CSV 結果をCSV形式で出力します。
    • @JSON 結果をJSON形式で出力します。

    /A と /I は同時に指定できません。

  • /O
    入力PDFを解析して、生成されたしおり項目を外部ファイルに保存します。
    保存するしおり外部ファイルのパス指定します。
  • /S
    自動生成の設定ファイル(XML)のパスを指定します。

呼び出し例は次の通りです。

  • OutlinerCmd.exe /D input.pdf /O output.xml /A @XML
    • /D input.pdf : input.pdf を解析します。
    • /O output.xml : 解析結果を output.xml へ書き出します。
    • /A @XML : 解析結果の保存形式は XML です。
  • OutlinerCmd.exe /D input.pdf /K password /O output.xml /A @XML
    • /D input.pdf : input.pdf を解析します。
    • /K password : input.pdf のパスワードを指定します。
    • /O output.csv : 解析結果を output.csv へ書き出します。
    • /A @CSV : 解析結果の保存形式は CSV です。
  • OutlinerCmd.exe /D input.pdf /O output.xml /I @JSON
    • /D input.pdf : input.pdf を読み込みます。
    • /O output.json : しおり情報を output.json へ書き出します。
    • /I @JSON : 既存のしおり情報を JSON 形式で保存します。

OutlinerCmd.exe では、外部しおりファイルを使って、別のPDFに、しおりを追加することも可能です。

製品に関するご質問は
outliner@antenna.co.jp(アウトライナーサポート)
まで、お気軽にお問い合わせください。

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お使いのWindows 10はサポート対象のWindows 10にあらず??

Windows 10の新バージョンが登場します

もうすぐ「Windows 10 バージョン 1903」(19H1)がリリースされます。通称は「Windows 10 May 2019 Update」。

弊社でもリリース版が入手でき次第、製品の動作確認を行い、下記の専用ページを更新いたします。

デスクトップ製品の Windows 10 対応状況

Windows 10の各バージョンのサポート期間

Windowsにバージョンがあるってご存知ですか。上記のページにも書かれている通り、Windows 10にはいくつかのバージョンがあります。例えば2018年の春にリリースされたバージョンを「1803」などと呼びます。各バージョンごとにマイクロソフト社のサポート期間があります。例えば2017年春にリリースされた「1703」はすでにもうサポートが終了しており、アンテナハウスのデスクトップ製品も、このバージョンのOSのサポート(動作確認など)を終了しております。

マイクロソフト社のホームページにOSのライフサイクルについての解説がありますので、そちらもご覧ください。

Windows ライフサイクルのファクト シート

サポートが終了したバージョンのOSに注意

例えば、Windows 7ではバージョンという区切りはなく、マイクロソフト社でも、1つのOSとしてサポート期間が設けられていました。弊社もマイクロソフト社のサポート期間に合わせて製品の動作確認などを実施しています。

ところがWindows 10の場合、名称が同じWindows 10でも、マイクロソフトのサポート期間が終了したバージョンでは弊社でもサポートができなくなります。そのため、弊社製品のリリースのタイミングによっては、同じWindows 10であっても、マイクロソフト社のサポートが終了した古いバージョンでの動作確認が行われなくなります。そのため、同じWindows 10で動作確認をしているにもかかわらず、動作保証外になってしまう製品が出てきてしまいます。

最新版にアップデートされていない製品をお使いのお客様につきましては、場合によっては最新環境では動作保証外となることもございます。この機会に最新バージョンの製品をお使い頂くことをお勧めいたします。




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PDFのしおり制作の効率アップに特化した『アウトライナー2.5』4月11日リリースします。

2月4日に『アウトライナー2.5』という記事で『アウトライナー』が復活しますというご紹介を致しました。それから、丁度2ヶ月、今度はめでたく、『アウトライナー2.5』4月11日(木)リリースのご案内をさせていただきます。

『アウトライナー』の特徴や機能などにつきましては、製品Webページに紹介しておりますので、ぜひご確認いただきたいと存じます。

『アウトライナー』は、いまから12年以上前の2006年に初版をリリースしまして、当時はかなりの人気製品としてお客様のご支持をいただきました。しかし、機能の面では、なかなか本質的なバージョンアップができませんでした。この間、様々なお客様からご催促をいただき、なんとかして、次のバージョンを作るべく、試行錯誤してまいりました。しかし、なかなか実現できないうちに年月が経過してしまい、最後はWindows10の大型アップデートで動かなくなってしまったため、やむを得ず旧バージョンを販売終了とさせていただきました。

バージョンアップできなかった最大の理由は、自動しおり解析機能のアーキテクチャにあります。『アウトライナー』旧バージョンの自動解析機能は1990年代の『リッチテキスト・コンバータ』の変換技術をベースにしていました。ところが、『リッチテキスト・コンバータ』はすでに販売終了しておりますし、弊社の現在の変換技術の中核は「AHPDFXML」に世代交代してしまっています。このため、新しい自動しおり解析機能をゼロから開発することが必要でした。

今回、「AHPDFXML」をベースとする自動しおり解析機能V1の開発が完了、『アウトライナー2.5』リリースができることとなりました。

現状の、自動しおり解析機能は、特定のスタイルをもつPDFや目次であれば、かなり上手にしおりを作成できます。しかし、任意のPDFのしおり抽出はまだまだ不十分ですので、今後は、これを迅速に強化して行きます。それと同時に、『アウトライナー』の次バージョンでは、PDFのしおり制作作業の課題解決と効率アップを徹底的に追求していく所存です。また、しおりだけではなく、デジタル版として配信するPDFの制作をより便利にする様々な機能も追加します。

今後の『アウトライナー』にぜひご注目ください。また、皆様のご意見やご要望をぜひお寄せくださいますようお待ちしております。

【関連記事】
『アウトライナー2.5』鋭意開発中
『アウトライナー2.5』Webページ

次回:Webページで配布されているPDFのしおりの状況 国土交通省 白書PDF版の場合へ進む




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PDFに文字が書ける! 入力欄を自動認識

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』あまり知られていない?機能をQ&A形式でご紹介(2)

前回に続き、あまり知られていない?けど便利に使える機能について紹介していきたいと思います。


Q. オブジェクトを作成するとき毎回ボタンを押すのが面倒なのですが・・・

A.
最初にオブジェクトを作成するとき、[Ctrl]を押しながらボタンを押してください。
これでオブジェクトの連続挿入モードになり、毎回ボタンを押さなくても同じオブジェクトを連続で作成できるようになります。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトの連続挿入モードをONにする」のチェックをつけると[Ctrl]を押さなくても連続挿入モードがデフォルトになります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

Q. リボンの[ホーム]タブに倍率変更がなくて不便

A.
倍率変更はリボンでは[表示]タブにあるためタブを切り替えなくてはならず不便に思われるかもしれません。

しかし実はステータスバーにも同じボタンが配置されていますのでこちらを使ってみてはいかがでしょうか?
 
 
 
またはリボンのカスタマイズで[ホーム]タブの好きな位置に倍率変更関係のボタンを持ってくることも可能です。

  1. リボン[ファイル]-[オプション]でオプションダイアログを開き、[リボンのカスタマイズ]を選択します。
  2. 「コマンドの選択」でドロップダウンから「表示」を選択します。
  3. 「倍率指定」など倍率変更関係のボタンを「追加」で適当な場所に追加します。

 
 
Q. テキスト内の折り返しや改行時の行間隔を自由に設定出来るようにしたい

A.
現状では行間隔を自由に設定することはできませんが、「行割」機能とテキストボックスのサイズを変更することである程度、行間隔を調整することが可能です。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「行割」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「行割」
 
 
Q. テキストボックスに文字を入力した際、枠内に収まらず隠れてしまい文字が見えなくなってしまうことがある。どうにかできませんか?

A.
文字が入力枠からはみ出るような場合は、収まるように文字全体のフォントサイズを自動的に縮小する「自動フォントサイズ」という機能があります。テキストボックスを選択して機能にチェックを入れることで自動的に機能します。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「自動フォントサイズ」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「自動フォントサイズ」

「瞬簡PDF 編集 8」では、文字サイズを変更するのではなく入力枠を自動的に文字サイズに応じて拡大・縮小する機能もあります。
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「自動枠拡張」




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『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』あまり知られていない?機能をQ&A形式でご紹介

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』『瞬簡PDF 編集 8』はPDFの編集ができるPDF活用ツールです。
両製品には非常に数多くの機能が実装されておりますが、アンケートを取ってみると実際にはごく一部の機能しか使っていないという方が多いです。
それでこういう機能があったら使うんだけどとか、ここがこういう風に操作できたら便利なんだけど・・・って要望を書いてくれるのですが、それ「既に存在します^ ^」ってことが結構あります。
機能の多くはツールバー(リボン)上に集約されているのですが、数が多すぎて見つけれらなかったり、ツールバーにない存在に気づきにくい機能も一部ありますのでなかなか難しいですね。
そういうわけで今回はマイナーですが、知っているととても便利に使える機能についてQ&A形式で紹介していきたいと思います。


Q. オブジェクトを移動するときマウスだと大まかにしか移動できない。1ドット単位で移動してピッタリ合わせたい

A.
オブジェクトを選択した状態でカーソルキー[↑][↓][→][←]を使って移動させてください。[Ctrl]を押しながらカーソルキーを押すと移動速度が速くなります。
瞬簡PDF 書けまっせ 7
「位置とサイズ」ダイアログを表示して移動位置を値で設定することも可能です。
リボン[書式]タブの「配置」-「位置」


Q. テキストボックスのフォントサイズはいつも決まった値をデフォルト値にしたい

A.
可能ですがフォントサイズ”だけ”を決まった値に!ということはできません。デフォルト値を設定すると他のプロパティも一緒に決まることになります。

瞬簡PDF 書けまっせ 7
通常は最後に設定した値が次のデフォルト値になります。例えば最後に作ったテキストボックスのフォントを18ptに設定したとすると、次にテキストボックスを作ったときも18ptになります。

    毎回決まった値をデフォルト値にしたい場合は次のようにしてください。

  1. メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトのプロパティ変更で、常に既定値を変更する」のチェックをはずします。
  2. テキストボックスを作りデフォルト値として設定したい値をセットします。
  3. テキストボックスを選択して右クリックメニューから「既定値として設定」をクリックします。

 
 
 
  
  
瞬簡PDF 編集 8
「瞬簡PDF 書けまっせ 7」の2,3と同じです。

  1. テキストボックスを作りデフォルト値として設定したい値をセットします。
  2. テキストボックスを選択、右クリックメニューから「既定値として設定」をクリックします。

Q. マウスホイールでのズームイン・アウト機能が欲しい
A.
瞬簡PDF 書けまっせ 7
瞬簡PDF 編集 8
どちらも [Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを動かすことでズームイン・アウトが可能です。


Q. 数桁ある数字入力欄に一文字一数字入れるときもっと綺麗に入力できるようにしてほしい。
A.
テキストボックスの「桁割」という機能を使えば可能です。
テキストボックスを選択して「桁割」にマス目の数をセットしてください。例えば12桁の数字入力欄であれば”12″をセットします。
 
 
 
 
瞬簡PDF 書けまっせ 7
リボン[テキスト]タブの「その他」-「桁割」
瞬簡PDF 編集 8
リボン[テキストボックス]タブの「その他」-「桁割」




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