カテゴリー別アーカイブ: コラム

アンテナハウスのダイレクトメールで、最新情報とお得情報をGet!

当社では、不定期にダイレクトメールを発送させていただいております。
お手元に届いた方もいらっしゃるかと思います。
是非、開封して内容をご確認ください。
今までご存知なかった商品情報があるかも知れません。
ダイレクトメールではお伝えしきれない事もございますので、
疑問などございましたら、是非お問い合せをお待ち致しております。

また、時には謝礼付きのアンケートも発送させていただいております。
当社ではお客様のご要望を出来るだけ活かした製品を開発していきたいと考えておりますので、お気づきの点があれば、お聞かせください。

お問い合わせ先
TEL:03-5829-9030
e-mail:seles@antenna.co.jp


『本を作るための新しい仕組みの登場(制作ツールから考える電子書籍論)』

CAS-UBで制作した本(EPUB, PDF)の見本としてCAS-SUPPORTブログに書いた記事をまとめて、『本を作るための新しい仕組みの登場』というタイトルのEPUB版とPDF版を作りました。

I 概要
『本を作るための新しい仕組みの登場』
(制作ツールから考える電子書籍論)

■目次
第1章 PDF に代わってEPUB が普及する1
第2章 書籍の未来を考える5
第3章 世界の各地で登場。本を作る新しい仕組み9
第4章 CAS-UB とO’Reilly Atlas の機能比較13
第5章 CAS-UB で本の制作支援17
第6章 本の構成の編集と文章の編集

第1版
2013年6月9日発行
EPUB3版とPDF版を用意しました。
それぞれ次でダウンロードしていただくことができます。

Ⅱ 無償配布中

次からダウンロードしてお読みいただくことができます。

EPUB版
PDF版

その他、
無償配布中の出版物

なお、EPUB版を読むにはEPUBリーダが必要です。


「AH PDF Server V3」の改訂版が出ました

 先週末から「AH PDF Server V3」の新しい改訂版(メンテナンスリリース)を公開しております。改訂版ですので、特に機能強化を増やした訳ではないのですが、CAD関係に関しては2つほど機能追加をしていますので少し紹介します。

 まずはAutoCADの最新版である「AutoCAD 2013」「AutoCAD 2013 LT」のDWG/DXFファイルに対応しました。これにより現時点で「AutoCAD」のほとんどのバージョンに対応した事になり、利便性も向上しました。

 もうひとつはDWG/DXFファイルで出力する場合、出力時の設定を「AutoCAD」の印刷設定のように行いたい、というご要望があり、それに対応しました。具体的にはモデル空間出力時に出力設定を出来るようにしました。

 まず、変換設定のCAD変換の「出力レイアウト設定」に「モデル空間設定」と言うボタンが追加されています。

PDF Server コントロールパネル

PDF Server コントロールパネル

 このボタンをクリックすると以下のような「モデル空間変換設定」のダイアログが表示されます。項目的には「AutoCAD」の印刷設定と同じような設定名になっていますので知っている方なら問題なく設定できると思います。

PDF Server CAD変換 コントロールパネル

PDF Server CAD変換 コントロールパネル

 CAD図面をPDFにする利点は「AutoCAD」やビューアの「DWG TrueView」がなくてもすぐに見る事が出来る事と、元のCAD図面を添付してアーカイブしておけばすぐに見る事ができるだけではなく、元の図面を修正する事もすぐにできます。

 評価版でもこれらの機能は確認できますので、一度お試しください。

 AH PDF Server V3 評価版お申込みページ

 AH PDF Server V3 CAD版、CADオプション 改訂情報
 AH PDF Server V3、コマンドライン版 改訂情報


conrefとconkeyref

DITAをご検討中のお客様からconrefとconkeyrefについてよく分からないというお話を聞きます。まあ確かにconrefはともかくとしてもconkeyrefはピンときませんね。
今日は両者の違いについて少し書いてみます。両方ともフラグメント単位でのデータ再利用の方法なのですが、どのような違いがあるのか…

たとえばソフトウェアのマニュアルに「[開く]をクリックします」と出力したいとき、この文字列をトピックファイルにそのまま書いてしまってもいいわけですが、そうするとこのソフトウェアをタブレット端末用に移植したとき、「クリック」をすべて「タップ」に変更しなければいけません。
DITAの場合大量のトピックファイルにこのような記述があるはずですので、けっこうきつい作業になりそうです。

そこでconrefの登場です。conrefを使った場合、次のように記述することになるでしょう。

<p>[開く]を<ph conref=”names.xml#concept_names/operation_click” />します</p>

つまり「クリック」という文字列を直書きせずに、<ph>要素を使って「names.xmlを見に行け」とするわけです。そして別途作ったnames.xmlに次のような記述をしておきます。

<ph id=”operation_click”>クリック</ph>

するとDITA Open Toolkitが自動的に「クリック」という文字列に差し替えてくれることになります。将来タブレット端末対応したときに上記を

<ph id=”operation_click”>タップ</ph>

と書き換えれば、マニュアル全体の「クリック」がすべて「タップ」に置き換わってくれるわけですね。
大変便利で手軽なのですが、1つ問題があります。それはトピックファイルに

<p>[開く]を<ph conref=”names.xml#concept_names/operation_click” />します<p>

このように”names.xml”というファイル名を直書きしなければいけない点です。将来このnames.xmlのファイル名を変える必要が出てきたときは…
想像するだけでも嫌になってしまいますね。

そこで次に登場するのがconkeyrefです。conkeyrefを使った場合、トピックファイルには次のように書くことになるでしょう。

<p>[開く]ボタンを<ph conkeyref=”COMMON_NAMES/operation_click/”>します。</p>

で、今度はマップファイルに次のような記述をします。

<keydef href=”names.xml” keys=”COMMON_NAMES” />

“COMMON_NAMES”という文字列をキーにして、マップファイル経由でnames.xmlを参照に行きます。conrefのときとは違ってnames.xmlというファイル名を(トピックファイルではなく)マップファイルに追い出すことができました。
こうすることで将来names.xmlというファイル名を変更する必要があっても、マップファイルだけ修正すればいいことになります。

お手軽で分かりやすいconref、ちょっと面倒だけれど将来も安心なconkeyref。どちらが正解ということではなく、うまく使い分けできるといいですね。
最近は諸事情で「本社が移転!」なんていうこともちょくちょくあります。マニュアルに記載する本社住所もconrefとかconkeyrefを使っておいた方が安心かも(?)


教材の電子化がトレンド?

先日「タブレットで表示するPDFを作りたいんだけど相談に乗って欲しい」というご依頼をいただきお話をうかがってきました。どうやら何かの教材をタブレットに表示させることを企画されているようでした。
最近「タブレット上でうんぬん」という話が多いですねえ。

* 持ち運びが楽ちん
* 印刷するよりもコストを抑えられる
* 一度紙にしてしまうとなかなか改訂版を作れず古い情報が生き続けてしまう
* 検索性を考えるとやっぱり電子化でしょ

ということなのでしょう。タブレットの普及で、何千ページというドキュメントを片手で持ち運べるような時代になったんですね。
実際に、機械のメンテナンス現場でタブレットにマニュアルを入れて運用するなんていうことが行われてきているようです。分厚い紙マニュアルよりも携帯性に優れ、しかも内容を常に最新に保ちやすいというのはたしかに魅力的です。
2~3年前までは「やっぱりマニュアルは紙だよね」などと言われてきましたが、電子化の波は間違いなく押し寄せて来ています。

機械系のマニュアルを自動組版するという話はもう何年も前から広がっていますが、そういえば別のお客様のところでもパソコン関連の学習教材を自動組版したいというお話がありました。

マニュアルの次は教材か?


海外出展レポート AIA Spring Tech Pubs Workshop

AIA (Aerospace Industries Association) Spring Tech Pubs Workshop

このワークショップは改訂データや情報の配信に関わっている産業界、DoD(Department of Defense、国防総省)サービス、および他の防衛機関が、デジタル出版や最新の技術への移行や、武装システムと訓練データの伝達に対応できるように情報交換の場として設立されました。

このイベントは今までは大盛況で、政府機関の議員や軍事産業の代表者が参加しました。内容はほとんどいつも技術的なものでした。今年は、sequestration(強制歳出削減)で知られるアメリカ政府による大幅な経費節減で、政府関係、軍事関係の人が誰も参加しませんでした。参加者の人数はだいたい80人で、例年に比べ残念な状態でした。

AIAイベントはフロリダ州で開催されたわけですが、フロリダ州といえば、2001年にアンテナハウスが海外展示会初出展をしたXML Conference & Exhibitionが開催された場所でもあります。あれから12年、開発に開発を重ね、AH Formatterは世界中の1800社以上の企業で導入されている組版ソフトウェアとなりました。

5月はAH Formatter V6.1のリリースがあり、その直前のワークショップでしたので、完成度の高い新機能のサンプルを披露して来ることができました。

アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/
http://rainbowpdf.com/


海外出展レポート CMS/DITA North Amrerica Conference 2013

この春アンテナハウスは2つのカンファランスに出展しました。4月にロードアイランドのプロヴィデンスで開催された Content Management Strategies/DITA North Americaと、五月にフロリダのクリアウォーターで開催された、2013 AIA (Aerospace Industries Association) Spring Tech Pubs Workshopです。

対照的だったのは、DITAイベントは確実に大成功だったのに対し、AIAイベントは参加者が少なかったことです。その違いは、一方はDITAに焦点を置いたカンファランスだったのに対し、一方は、S1000D(航空宇宙・防衛業界の国際的な技術文書仕様)に焦点を置いたカンファランスだったことです。S1000Dが、航空宇宙・防衛業界や、政府機関から指定された仕様である事に対して、DITAの導入は全く企業の選択で決められます。


CMS/DITA North Amrerica Conference 2013

DITAはまさにビジネス社会の要求を満たし、CMS/DITA North America conferenceは企業が、DITAを採用し続ける手助けをし、北アメリカにとどまらず、DITAは世界中に広まろうとしています。今年は世界17カ国から344名が参加。現在の世界的な経済情勢を考慮すれば、驚くべき実績ではないかと考えます。

4つのトラック、情報デザイン開発、テクニカルソリューション、マネジメント、先端テクノロジーで構成され、参加者にとってこれは非常に役立ちます。

このカンファファランスの最後のセッションでDITA-OT Panelが開催され、DITA-OT(DITA Open Toolkit)に関わっているキーパーソンが集い、OTの現在の状態、調査結果 そしてOTの今後についてディスカッションが行われ、大変興味深いものとなりました。(Robert Anderson (IBM Corporation) (DITA Technical Committee), Eliot Kimber (RSI Content Solutions)、 Frank Shipley (Componize Software)、Hal Trent (Comtech Services, Inc))

OTはボランティアによって支えられています。デフォルトのOTは多くの人が使うものですが、システムに組み込んでベンダーから提供されるツールキットもあります。OASISはDITA標準を維持管理しますが、OTに関わってはいません。基本的に3人の開発者がOTを開発しています。OTはSource Forgeにありダウンロード可能です。開発者はGithubを使っています。IBMが初期のコードを貢献、寄与しました。OTの開発やドキュメンテーションなどのボランティアは大歓迎です。Robertは、OTの開発に関わってきた観点から発言をし、EliotはOTのプラグインをビルドした経験を語り、Frankはベンダーとして、システムにOTを組み込んだ経験を、HalはOTのトレーニング教育について語りました。1つ問題なのはDITA OTを正式に管理する組織がないということ。このことはDITAの成功を左右する重大な問題だと考えます。本来の彼らの仕事がもちろん優先するストレスの中、少ない人数のボランティアが偉大な仕事をしています。

アンテナハウスはDITA Open Toolkit で使用する PDF出力用の新しいプラグインを用意しています。是非お試しください。

アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/

http://rainbowpdf.com/


PDFコンテンツの再利用について

電子文書は、最終的にPDFにして、保存管理されることが多いと思われます。

世の中には、無数と云っていい程のPDF文書情報が存在します。

PDFからコンテンツを取り出せるもであれば、文書作成時に再利用したい。Officeなどの元ファイルが無くPDFのみ存在する場合は、Officeに変換して、それをベースに文書作成し、効率を上げたい。

そのような要望からPDFからOfficeに変換するツールは、巷には、有償、無償に拘らず、いろいろ出回っています。

PDFは、様々なアプリケーションから変換され、配布・印刷用として、利用されています。

Office文書フォーマットからPDFという異なる配布・印刷用のフォーマットに変換となりますが、すべてのフォーマット情報が変換される訳ではないと思います。このことは、逆にPDFからOfficeに変換する場合、完全に元に戻すことはできないということになります。

ならば、見た目のレイアウトなど、変換できるものは、出来るだけ変換し、再利用し易いようにすることになります。有る程度までは、変換精度を上げることは、比較的早く出来るかと思います。しかし、残りの精度を満たすためには、その2倍、3倍以上時間がかかるように思われます。

アンテナハウスは、変換精度に対し、日々努力し、以下に示すように、他社よりも良い結果を得ることが出来ました。

瞬簡PDF 変換 8 と他社製品で変換精度を比較
https://www.antenna.co.jp/pdftooffice/conv_compare.html

書式が統一されたPDFから意図する必要なデータを収集して、データベースに格納し、解析などの再利用、あるいは表になっている部分を取り出し、EXCELに変換して再利用と、アプリケーションに組込んで、システムとして運用したいと云った要望が多々あります。

アンテナハウスは、「瞬簡PDF 変換 8」の精度実績により、コンポーネントソフトウェアとして、「PDF to EXCEL変換ライブラリ」、「PDF to Word変換ライブラリ」をアプリケーション組込めるように提供しております。

PDF to EXCEL変換ライブラリについてお話しますと、自治体の入札資料等がPDF で提供されるものが多いので、PDFからEXCEL変換して再利用できる機能を盛り込んだシステムの開発に、多く利用されております。

「PDF to EXCEL変換ライブラリ」をシステムに組み込む場合、変換精度上げることがポイントとなります。それぞれのシステム要件に合うように、微妙な調整が必要な場合があります。

そのような要件に対応するため、「PDF to EXCEL変換ライブラリ」の変換詳細設定ファイルを設けております。 変換詳細設定ファイルの変更だけでは難しい場合、お客様の微妙な精度等の要件仕様について、ご相談させて頂き、その要件に見合ったものを、提供させて頂いております。

アプリケーション

アプリケーション

PDFからOffice 文書への変換ライブラリの組込みを検討されている方は、お気軽に私どもOEM営業グループにお問い合わせ頂けたらと思います。
https://www.antenna.co.jp/oem/ 

OEMご相談窓口
アンテナハウス(株) OEM営業グループ
電話: 03-5829-9021   電子メール:oem@antenna.co.jp


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ゲームより技術

こんにちわ。
Microsoft(MS)の「Xbox360」というゲーム機、ご存じでしょうか?
というのも、このゲーム機、全世界では7600万台以上を売り上げていますが、日本では2005年12月発売以来(たったの)159万台(2013年1月)。1年遅れて発売されたソニーのPlayStation3が国内884万台ということですから、日本ではいかにその知名度が低いことか・・・。
(であるのに、なぜか我が家には、「Xbox360」と初代の「Xbox」があったりします。買った動機が不純すぎて書けません。。)
MSは「Xbox360」向けに「キネクト」という技術を開発しました。キネクトのセンサーは、身振り、手振り、音声や表情を感知します。海外では、「レッツダンス」というダンスゲームソフトがヒットしましたが、日本では、聞いたことがありません(プレステやかつてのWiiのソフトのように一般的な話題にあがったことはない、という意味で)。

そんな日本で、今、ゲームとしてではなく、キネクトのその技術がいろいろな分野で応用が進んでいるそうです。(以下、2013年5月14日朝日新聞朝刊から)

・その1:医療(手術)
東京女子医大が「オペクト」というシステムを開発。
手術中、モニタに向かって手を振って患部の画像を表示させたり、画像やカルテを呼び出し、手を突き出したり引いたりして拡大、縮小したり。

・その2:医療(リハビリ)
患者が立ったり座ったりするとキャラクターが成長。脳卒中患者など向けのリハビリプログラム。(九州大などが開発)

・その3:住宅
テレビの上のセンサーに手をかざして軽く動かすだけで窓を開けたり。チャンネルの切り替えやお風呂の湯張りも手振りで行う。
音声認識も使って「暑い」といえばエアコンが動くような家をめざしている。(三井ホーム)

 ・その4:自動車
  トヨタ自動車は、運転者の顔を見分け、手振りでドアの開閉ができる車を昨年の家電見本市で公開。

言い古されていますが、柔軟な発想が未来を拓く。。。


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