本日(8月1日)より、約1ヶ月間に渡り、東京メトロ全線のドア横に「書けまっせ!!PDF4」のステッカーを掲載します。
広告ステッカーでも「Bamboo」プレゼントキャンペーンのご案内を致しております。
東京メトロは、もちろん東京地域でしかご覧いただくことはできませんが、キャンペーンは地域を選ばず、全国的にご利用いただけます。
「書けまっせ!!PDF4 プレゼントキャンペーン」8月1日より
アンテナハウスでは、8月1日から9月15日まで、全国で「書けまっせ!!PDF4 プレゼントキャンペーン」を実施します。
このキャンペーン期間中に、「書けまっせ!!PDF4」(スタンダード、プロフェッショナル、プロフェッショナルPlus)のいづれかを新規にお求めいただき、ユーザ登録後に専用の申込書でお申し込みみいただくと、抽選で10名の方に、株式会社ワコム製ペンタブレット「Bamboo」をプレゼントいたします。
応募の方法などの詳細は次のキャンペーンWebページをご覧ください。
○「書けまっせ!!PDF4 プレゼントキャンペーン」のページ
「書けまっせ!!PDF4」掲載記事紹介Web、雑誌記事のご紹介
○マイコミジャーナルにレビュー連載「書けまっせ!!PDF4」
◆1回目 6月28日
「PDFファイルって加筆修正ができないって思っていませんか? – PDFにガンガン書き込める『書けまっせ!!PDF4』」
◆2回目 7月12日
「『書けまっせ!!PDF4』で”車庫証明書” – 公官庁書類もらくらくクリア」
◆3回目 7月26日
「『書けまっせ!!PDF4』&『ドキュ メントスキャナー』でデータ化して資産活用!」
※以上3回連載は、アンテナハウスが負担したWeb記事広告です。記事広告だからと言って誇張はありません。結構、開発者の思いが伝わっていると思います。
○日経PC21 9月号(7月24日発行)
◆実例で学ぶ!PDF活用講座
「お値段そこそこ、機能はばっちり!スグレものソフト2本を使い倒す」(pp.136-139)
にアンテナハウスの「書けまっせ!!PDF4プロフェッショナル」とS社製品がまとめて紹介されています。
全4ページの中で、「書けまっせ」が3ページ弱!S社製品は1ページ強。
この格差は、圧倒的に「書けまっせ」が良いということでなんでしょうか、と勝手な解釈。
※日経PC21の方は記事広告ではありません。
ブログ、Twitterへのリンクを「談話室」に整理しました
弊社のブログ、Twitterへのリンクが増えましたので、「談話室」に整理しました。
現在、次の項目があります。
◆ブログ
新しい製品やサービスについての情報、会社の情報や製品周辺・関連の仕様についての意見などをブログの形で情報提供しています。
* I love software!
* CSS組版ブログ
* PDF 千夜一夜(終了)
o PDF千夜一夜 全記事一覧
◆Twitter
製品やサービスの情報や仕事で感じたことなどを気軽につぶやいています。時には脱線してしまうことがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
* AntennaInfo
o 過去のつぶやき
* AntennaOEM
o 過去のつぶやき
どうぞ、よろしく御願いします。
「Text Porter V5.0 MR2」を公開他
本日より「TextPorter V5.0改訂第2版(V5.0 MR2)」を公開しました。
改訂内容は、次をご覧ください。
○V5.0 MR2改訂情報
なお、これに先立ち、7月7日より「TextPorter V4.2改訂第9版(V4.2 MR9)」も公開しています。
改訂内容は、次をご覧ください。
○V4.2 MR9改訂情報
「TextPorter」各バージョンの保守期間中のお客様は改訂版をダウンロードしてお使いいただくことができます。
「いきなりPDF」7月新製品は、ソースネクスト社独自開発製品となりました。
7月初旬に、ソースネクストの「いきなりPDF」が新しくなりました。
新しい製品では、「いきなりPDF/STANDARD Edition」、 「いきなりPDF/COMPLETE Edition」が新規に追加されて、「いきなりPDF7」のパッケージ販売は終了し、ライセンス販売のみとなりました。
「いきなりPDF7」はアンテナハウスのPDF Driverなどを組み込んだ弊社開発製品でしたが、新しい製品はソースネクストの企画・開発製品となっており、弊社のPDF部品とは関係がなくなっています。
「いきなりPDF7」は、9月28日まで企業向けライセンス販売が継続となりますが、9月28日で販売終了となります。
アンテナハウスPDF Driverは弊社がパッケージとして販売している「瞬簡PDF3」に同梱されていますので、こちらをお求めいただきたく、よろしく御願いします。
○「瞬簡PDF3」のページ
デジタル家電製品の23言語版取扱説明書をAH Formatterで組版!
デジタル家電製品の23言語版の取り扱い説明書をAH Formatterを使って自動組版によりPDF化するシステムを三和印刷工業様が開発しました。本日、そのケーススタディが公開されました。
○デジタル家電製品取扱説明書の多言語対応XML自動組版 (ケーススタディ)
○三和印刷工業株式会社
アンテナハウスOnline Shopで「XSL-FO指南 第3版」を販売開始
本日より、アンテナハウスのOnline Shop(オンラインショップ)で、「バッチ組版のためのXSL-FO指南 第3版」の販売を開始しました。
「XSL-FO指南」は、有限会社イー・エイドの藤島雅宏氏が編著したもので、アンテナハウスが編集に協力しています。XSL-FOの指定の方法について、実際の組版例を示しながら細かく解説しており、XSL-FOを実務にご利用いただく方には最適な学習用資料となっています。
CD-ROMに入ったサンプルデータと簡易印刷本(B5版360頁)のセットで、標準価格が10,500円(税込み)となっています。
これからXSL-FOを実務でお使いになるかたにお勧めの資料です。なにとぞ、よろしく御願います。
○Online Shopの商品ご案内ページ
Twitterをメモ・記録に使える Twilog
TwitterでつぶやいたことをブログにするWebサービス[Twilog.org]を使って、つぶやいたことをブログにできることに気が付きました。TwitterのAPIを使って、Twitterからつぶやいた記録を取得してブログにしているようです。自分でTwitterでつぶやいたことが、例えば、次のようになります。
○http://twilog.org/AntennaInfo
これをつかうとブログを書くよりも簡単に日記やメモを残すことができます。Twitterのつぶやきは、一過性でどんどん消えていってしまうようにみえますが、このようにログを残すと記録としての利用価値もでてきます。Twitterにはかなり新鮮で貴重な情報も流れてくるのですが、そういった気になった情報をうまくメモに残しておくこともできそうです。
ブログもそうですが日記形式なので分類が日付になっているところは少し不便です。#タグ毎での作成もできるようですが、もう少し工夫して分類をうまくカテゴリー化できるとさらに便利になりそうです。
書籍進化論 – 自炊ブームは書籍というものへの意識の進化
iPadが書籍自炊ブームに火をつけた
先日テレビで書籍をスキャナーで取り込んでPDFにするサービスが大ブームになっているという話題を取り上げていた。「自分で漫画や雑誌、書物などを電子化する」ことを「自炊」と言うらしい。「自炊」は2ちゃんねるでコミックや雑誌のスキャン方法の情報交換から始まったようだ。これまでは一部で使われる隠語だったが、WebやTwitterでも頻繁に使われるし、テレビに登場したとなると市民権を得たと言える。Webには自炊技術を整理したWikiまでできている。
○自炊技術Wiki
ちなみに、このページの情報はかなり充実しているが、iPadなどの話があまり出てこないようで、少し古いのではないかと思う。
自炊のための裁断&スキャンを整理したWebページは他にもある。
○「電子書籍「自炊」完全マニュアル」
こちらは2010年6月の記事なのでiPad発売後のブームを当て込んで制作されたページのようだ。
Twitterのツイートを見ていると、5月下旬にアップルのiPadが発売されてから「自炊」が燎原の火のように広がっているように感じる。
自炊専門業者の登場
自炊はこれまで個人の趣味の範囲であった。個人の趣味の範囲であれば一般には普及しない。ところが、現在、自炊専門業者が雨後の竹の子のように登場して、電子化サービス業に発展しつつある。次のようにスキャンサービスを比較するブログまである。
○書籍スキャンサービス比較
このブログをみると、自炊費用は1冊100円以下である。一部では自炊サービス業者間の価格競争になり始めているようだが、申し込みが殺到して納期が数ヶ月になっているところもある。納期から、書籍を集めて船で未開発国に運んで電子化しているのかと想像していたが、先日のテレビに登場した業者は社内で作業していたように見えた。利益が出るのだろうか?テレビのインタビューでは最初は身近な友人のために行っていた仕事が、口コミで広がって注文が殺到したので人を採用して拡大したと説明していたので自然発生的である。
「電子書籍の衝撃」の佐々木氏はテレビ番組のコメントで、「iPadが出たが、コンテンツである電子書籍が不足しているので、自炊ブームとなった。」と解説していた。しかし、自炊ブームと電子書籍コンテンツ不足とはあまり関係なく、むしろ、次のようなことではないか?
1.もともと、読み終わった書籍を置く場所がないのでなんとか整理したいという大きな潜在的ニーズがあった。
2.しかし、これまでは電子化した書籍を読むための良いツールがなかった。
3.iPadを見た人達が、「これは良い、使える!」と判断したことで、一斉に動き始めた。こうして、いままで溜まっていたマグマが動き始めた。
こう考えると、iPadという電子リーダに向いたデバイスの登場が、巨大なマグマを動かした可能性がある。
書籍進化への影響
自炊では書籍を解体・断裁することが多い。書籍というものを解体してデジタル情報化する行為である。そうすると、自炊が普及することで次のような影響があるだろう。
1.書籍というものを解体することへの抵抗が薄れる。書籍という形への愛着がなくなる可能性がある。
2.書籍が解体されてしまうので、ブックオフのような新古書店に廻る数量が減っていく。
3.自炊で電子化されたデジタル書籍の情報が違法なコピーとして出回る可能性がある。
個人が自分の書籍を対象にして自炊している限りはそれほど大量の書籍を電子化することはないだろうが、自炊専門業者が大量に自炊を始めると、このような影響が段々大きくなる可能性がある。
本の装丁の価値認識が問われる
特に注目したいのは本というものへの愛着心の変化の可能性である。スキャンした電子本の分野では、Googleブックス・エディションというもっと大規模なものがある。しかし、Googleは読者が自ら行動したものではない。それに対して自炊は、読者自ら書籍を解体することを選択するものなので、書籍への意識の大きな変化を生み出す可能性がある。
『電子出版の構図』(植村氏)では「日本人には本に対する愛着がある。本を捨てることに抵抗感がある。」(4p)と述べている。
この説明は私的にはすこしずれているのではないかと感じる。本を捨てることができないのは、ものへの愛着ではなくて、本を捨てることで情報へのアクセス手段を失うことを恐れるからだと考える。自炊は本という形と情報を分離して情報のみ保管しようという行為で、本というものに対する愛着心や本の体裁への決別であり、情報へのアクセス手段を確保するのである。もしかすると、植村氏の言う愛着心・本の体裁へのこだわりは読者のものではなく、出版業界人のものだったではないか。
このように考えると自炊ブームが一過性のものかどうかは、書籍進化への影響という面からも、もう少し観察を続けていく必要がある。