XML組版のためのセミナー「XSLスクール」「XSL-FO指南塾」を11月11日-12日に開講します。
■「第26回XSLスクール」概要
◆開催日:2010年11月11日(木)
◆開催内容
XMLデータを組版する為の基礎知識を解説後、XSL-FOによるXMLドキュメントを印刷するためのスタイルシートの作成方法とXSL-FOの仕様について説明します。
「実習形式」のセミナーで、サンプルを参照しながら実際にスタイルシートを作ることで、「XSLT」と「XSL」を理解し、XSLTスタイルシート作成の基本的な技術を身につけることができます。
・講師: (株)アンテナハウス 小林具典
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-school.pdf
■「第8回XSL-FO指南塾」概要
◆開催日:2010年11月12日(金)
◆開催内容
W3C勧告のXSL-FOの仕様・記述方法について、日本語の組版事例を添えて詳細に解説をすると共に、AH Formatter V5の新しい機能について解説します。
テキストとして使用する「バッチ組版のためのXSL-FO指南V3.0」は、講師をつとめる藤島雅宏氏が執筆した日本語による貴重なXSL-FO仕様解説書です。
・講師: (有)イーエイド 藤島雅宏
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_shinan.pdf
◆会場:アンテナハウス株式会社 会議室
東京都中央区東日本橋2丁目1番6号 東日本橋藤和ビル 5階
https://www.antenna.co.jp/access.htm
◆参加費用:お一人様(税込) 各42,000円
(両方のセミナーを同時にお申し込みの場合:各36,750円)
◆準備いただくもの
CDの教材を利用して実際にFOファイルを操作しますので、CDドライブ付ノート型パソコンを持参下さい。
AHFormatterV5.2を事前にPCにインストールいただきますようお願いします。
ダウンロードは→https://www.antenna.co.jp/AHF/download/download-v5.html
◆申込みは以下のお問合せフォームまたは申込書にてご連絡ください。
受付後にご連絡をさせていただきます。
問合せフォーム→http://www.exism.co.jp/contact/form/forminq.html
申込書→http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_school.pdf
eドキュメントJapan 2010、eドキュメントフォーラム終了
XSL 1.1 がJISになりました
10月20日XMLを綺麗に組版するための仕様である「拡張可能なスタイルシート言語(XSL)1.1」 がJIS X 4179 として公示されました。
○JIS規格書のWebページ
このJIS規格は、XSL V1.0の翻訳から初めていたように思います。XSL 1.1 仕様は2006年12月05日にW3C勧告となりましたので、XSL V1.0の翻訳は2005年頃には既にできていたと思います。
それを引き継いで、XSL V1.1に改訂し、その後、JIS化の作業を行ったことになります。アンテナハウス(実際には担当者の石野)はその一部をお手伝いしたのですが、この間、4年は掛かっているものと思います。思えば、実に気の長い話でした。
Amazon Kindle形式の電子書籍出版方法
欧米の電子書籍ではePubと並んでAmazanのKindleで形式も重要な存在である。しかしKindle形式については公開された資料があまりないようだ。そこで、「The Complete Guide to Formatting Books for the Amazon Kindle」(eBookArchtects.com発行、Joshua Tallent著)を読んでみた。同書から以下にポイントを簡単に紹介してみる。
Kindleで本を出版するには次の方法がある。
1.Kindle形式は実質的にMobipocket形式なのでMobipocket形式を作ってKindle DTP (Digital Text Platform)にアップロードする。
2.DTPにWord文書ファイルやHTMLファイルをアップロードし、DTPがそれらのファイルからMobipocket形式を自動的に作成する。
Mobipocket形式にしてからDTPにアップロードするメリットは次の3点である。
(1)toc.ncx というファイルを加えて、ナビゲーション機能を使えるようにすることができる(Kindle2から有効)
(2)eBookBaseというMobipocketの電子書籍配信チャネルを使うことができる。
(3)DTPにHTMLをアップロードするとDRMフリーになる。それに対して、Mobipocket形式ではDRM(デジタル著作権管理)を設定できる。
Mobipocket形式のファイルはcalibreやMobipocketCreatorを利用してHTMLから作成する。MobipocketCreatorでは内蔵の変換機能を利用して、テキストファイル、Word文書ファイル、PDFファイルをインポートすることもできる。
MobipocketCreatorでは、OPF (OpenPackaging Format)を作成する。OPFの形式はePubと同じである。OPFの中に,Metadata, Manifest, Spine, Toc (toc.ncxファイルの参照) などの情報を保存する。
OPFの情報を準備した後、書籍をビルドする。この処理をMobigenというコマンドライン・プログラムで行うこともできる。OPFやtoc,ncxをプログラムで作れば、すべての処理をオン・ザ・フライで行うことも可能である。
「利用許諾契約」には収入印紙は不要
アンテナハウスでは、多くのお客様とソフトウエアのOEM契約を締結しています。このOEM契約を締結する際に、収入印紙を貼るべきかどうか、またその金額について、ときどきお客さんとの間で解釈が異なって、議論になることがあります。
収入印紙を張らないケースが多いですが、場合によっては200円になったり、あるときは基本取引契約なので5000円と主張される場合もあります。
そこで、弊社の契約書の見本を京橋税務署に持参して確認してもらいました。
税務署の担当官に確認したところ、「コンピュータメーカとお客さんとの間で締結するソフトウエアのライセンス契約には収入印紙は不要です。」とのことです。
※平成元年3月31日までは賃貸借に関する契約書として課税。平成元年4月1日以降に作成するものから課税を廃止。
実際のところ、インストール時に、承諾してもらって契約とみなす場合も多いので、収入印紙を張ろうとしても無理だと思います。あ、電子的に結んだ場合は、どんな契約も収入印紙はいらないのでしたね。
○文書の電磁的保存・長期保存について「印紙税法」の項を参照
PDF Viewer SDK V3.0 とFoxit のSDKの比較
Antenna House PDF Viewer SDK V3.0のリリースが迫っています。現在、PDFは電子ファイルの決定版とも言える存在で、これからPDFを利用するシーンはますます増えていくことは間違いありません。
PDFを単に表示するだけではなく、様々な使い方をしようとすれば、その使い方を具現化したアプリケーションでPDFを表示することが必要となります。そのために、アプリケーションに組み込むことのできるPDFのリーダが必須です。
こうした見通しにたってアンテナハウスでは、アプリケーションに組み込んで使っていただくための「PDF Viewer SDK」の開発を進めてきました。今回のV3.0ではPDFの表示機能の向上・強化だけではなく、 アプリケーションに組み込んでいろいろな使い方をしていただく、と言う観点での機能強化を行っています。
それがPDFViewerコントロール機能になります。類似の機能をもつPDF-SDK(開発キット)ではFoxit社が提供しているものが、日本ではともかく世界市場ではかなり強力な存在になっているようです。
そこで弊社では、PDF関係の専門的な開発経験をもっているソフトウエア開発者の方に「Antenna House PDF Viewer SDK V3.0」と「Foxit SDK」を比較していただきました。
次は匿名を条件にいただいた感想です。
「単純な感想としてはFoxitは高速表示が可能で註釈機能は豊富はですが完成度と言う面では少し不安がありました。PDF Viewer SDKは使いやすさとPDFの編集と保存が可能である点で優れていると感じました。」
このようにAntenna House PDF Viewer SDK V3.0は、今回のバージョンでFoxit社と競争できる段階に至ったと言えると思っています。
■Antenna House PDF Viewer SDK V3.0のWebページ
eドキュメントJAPAN 2010 出展のご案内
2010年10月18日(月)~20日(水) 開催の「eドキュメントJAPAN 2010」に出展します。
●出展製品/サービス
・PDFからeBook作成ソフト 「アウトライナー2 速ワザ」
・PDF自動変換ソフト 「AH PDF Server V2.1」
・XSL-FO&CSS 2種類のスタイルシートをサポートする自動組版ソフト「AH Formatter」
・PDFに文字や画像を追加する「書けまっせ!!PDF」
・その他
●「eドキュメントJAPAN 2010」開催概要
名 称 : eドキュメントJAPAN 2010 48th画像情報マネジメントショウ
http://expo.nikkeibp.co.jp/e-doc/2010/
会 期 : 2010年10月18日(月)~20日(水) 10:00~17:30
会 場 : 東京ビッグサイト 東展示ホール
小間番号 : 7-9/エクスイズムと共同出展
主 催 : 社団法人 日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)
同時開催 : ITpro EXPO 2010、Security Solution & ERM 2010
皆様のご来場をお待ちしております。
入場券をご希望の方は、弊社宛にお問い合わせください。
アンテナハウス株式会社 東京本社 システム営業グループ
電話:03-5829-9021
mail:sis@antenna.co.jp
「速(ハヤ)ワザ」で作成したFlash形式ファイルが表示できないとき
ローカルで「速(ハヤ)ワザ」でPDFをFlash形式に変換すると、ローカルに「ebook_viewer.html」ファイルができます。この「ファイルを開いたけれど、ブラウザが白いままで、表示できません。」という問い合わせが相次いでいます。
これは、おそらくローカルで実行していて、セキュリティ設定を追加していないのではないかと思います。
ローカルでの起動の場合は、グローバルセキュリティ設定パネル
http://www.macromedia.com/support/documentation/jp/flashplayer/help/settings_manager04.html
を開いて、信頼するフォルダに変換出力した場所を追加する必要があります。
「速(ハヤ)ワザ」のQ&Aページにも追加しました。こちらもご参照ください。
○アウトライナー2 速ワザ サポートQ&A
10月6日-7日に開講、XML組版のためのセミナー「XSLスクール」 「XSL-FO指南塾」
■「XSLスクール」概要
◆開催日:2010年10月6日(水)開催
◆開催内容
XMLデータを組版する為の基礎知識を解説後、XSL-FOによるXMLドキュメントを印刷するためのスタイルシートの作成方法とXSL-FOの仕様について説明します。
「実習形式」のセミナーで、サンプルを参照しながら実際にスタイルシートを作っていくことで、「XSLT」と「XSL」を理解し、スタイルシート作成の基本的な技術を身につけることができます。
・講師: (株)アンテナハウス 小林具典
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-school.pdf
■「XSL-FO指南塾」概要
◆開催日:2010年10月7日(木)開催
◆開催内容
W3C勧告のXSL-FOの仕様・記述方法について、日本語の組版事例を添えて詳細に解説をすると共に、AH Formatter V5の新しい機能について解説します。
テキストとして使用する「バッチ組版のためのXSL-FO指南V3.0」は、講師をつとめる藤島雅宏氏が執筆した数少ない日本語のXSL-FO仕様解説書です。
・講師: (有)イーエイド 藤島雅宏
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_shinan.pdf
◆会場:アンテナハウス株式会社 会議室
東京都中央区東日本橋2丁目1番6号 東日本橋藤和ビル 5階
https://www.antenna.co.jp/access.htm
◆参加費用:お一人様(税込) 各42,000円
(両方のセミナーを同時にお申し込みの場合:各36,750円)
準備いただくもの CDの教材を利用して実際にFOファイルを操作しますので、CDドライブ付ノート型パソコンを持参下さい。
AHFormatterV5.1(試用可)を事前にPCにインストールいただきますようお願いします。
ダウンロードは→https://www.antenna.co.jp/AHF/download/download-v5.html
◆申込みは以下のお問合せフォームまたは申込書にてご連絡ください。
受付後にご連絡をさせていただきます。
問合せフォーム→http://www.exism.co.jp/contact/form/forminq.html
申込書→http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_school.pdf
eドキュメントジャパン セミナーの申し込み登録が始まりました
10月18日から20日開催のeドキュメントジャパン フォーラムが開催されます。
弊社はフォーラム内のスポンサードセミナーにて1時間の枠で無料セミナーを開催いたします。
○開催概要
・日時: 10月19日(火) 15:20~16:20
・演題: サーバ共有型のPDF作成で導入部署や情報システム管理者にもたらすメリット
・概要: AH PDF Server V2は、クライアントPCにPDF変換ソフトをインストールする必要がなく、サーバ上でPDF変換処理を行います。イメージやOffice文書をPDFや TIFFに変換し、加えて部署ルールに沿ったセキュリティ設定やOCR機能により検索可能なPDFが作成できます。シンプル導入、直ぐに運用可能で、情報システム管理者のお役に立ちます。
・セミナー番号: 19D-5SD
・場所: 703会議室 [定員120名]
・講演者: アンテナハウス株式会社 益田 康夫
○お申し込みはこちらからどうぞ。
・セミナー案内
・http://www.jiima.or.jp/event/seminar/?fid=43