日別アーカイブ: 2026年8月17日

新連載:AIを利用するソリューション作成(5)Wordで編集した文書をWordPressでパブリッシュするソリューション

新連載:AIを利用するソリューション作成(3)AIを使って製品開発のアイデアを詰めるで、ソリューションのアイデア検討をGeminiを使って行い、コーディング用AIとしてCursorを使用する開発のことを紹介しました。

AIに相談して企画を考え、AIに開発させた、本ソリューションの概要を、次のWebページで紹介致しています。さすがに、Webページは人間が制作したものですが・・・
活用例:REST API1を使ってWordPressへ自動ポスト

WordPressにWord(docx)文書を取り込むには、ここで紹介したREST APIを使う方法以外に、「Mammoth .docx converter」というプラグインを使う方法があります。

アンテナハウス方式とMammoth .docx converterの違いをGeminiにまとめさせました。(但し、Geminiの回答には、推測や誤りが含まれていたので、可能な範囲で誤りを削除しています。)

① 「1冊のマニュアル(複数ページ)」か「1本のブログ記事」か
•アンテナハウス方式はマニュアル特化: 数百ページある1冊のWordマニュアルを「Docx to HTML」で章や節ごとにHTMLファイルへ自動分割し、それをPython等のスクリプトがWordPressへ一括登録します。同時に「親・子・孫」の階層や並び順(menu_order)まで組み上げ、「1冊の本をまるごとWebサイト化」します。
•Mammoth方式は単発記事型: WordPressの投稿画面にあるボタンからWordファイルを選び、その記事の本文欄にHTMLとして展開します。あくまで「Wordで書いた原稿をエディタにコピペする代わり」の機能です。1つのWordファイルを複数ページに分割して階層構造を作るものではありません。

② 「完全自動化(パイプライン)」か「手作業」か
•アンテナハウス方式: 手元のWordが更新されたら、コマンド一発でWordPress側へ自動デプロイ(上書き同期)できます。WordPressの管理画面にログインしてポチポチ作業する必要がありません。
•Mammoth方式: 記事を更新するたびに、WordPressの管理画面にログインし、対象の記事を開き、ファイルを選び直して「挿入」ボタンを押し、下書きを保存・公開するという手作業が発生します。

提案時の使い分け・棲み分け
クライアントから「Mammothのような無料プラグインで取り込むのと何が違うの?」と聞かれた際は、以下のように説明すると非常に明快です。
「Mammothプラグイン」は、ブログライターがWordで書いた1本の記事をWordPressにコピペする手間を省くための補助ツールです。

対して「アンテナハウス+REST APIソリューション」は、Wordで書かれた分厚い1冊のマニュアルを、章立てや目次、URL階層を維持したまま、ボタン一つでWeb取扱説明書サイトとして丸ごと構築・自動更新するための『出版・運用システム』です。

単発のオウンドメディア記事ならMammothで十分ですが、「目次付きの体系的なWebマニュアル」を継続的に運用・改訂していく用途においては、Docx to HTML+REST APIの自動化方式が便利でしょう。

企画、開発だけではなく、宣伝もAIで行うということになると人間の出番がかなり減りそうです。しかし、100%AI任せにもできないようです。

本ソリューションを8月27日CDシンポジウムで紹介致します。
『マニュアルは、Wordで書いて、WPで配る』セッション時間 8月27日(水)14:30-15:30(26-SP11 アンテナハウス(株))

前回
新連載:AIを利用するソリューション作成(4)自然言語処理のローカルAIを使い、PDFから名前を捜して墨消し




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