XSL-FO試行錯誤 fo:flow-map 概要編

今回はflow-mapについてです。今回の記事は「概要編」としてflow-mapとはどんなものなのか紹介します。

region-bodyは複数記述可能

<fo:region-body><fo:simple-page-master>に複数記述可能です。region-body同士は重なり得るので、適切に配置します。<fo:flow>@flow-nameで利用するregion-bodyを指定します。

region-bodyを複数使う例

<fo:layout-master-set>
  <fo:simple-page-master master-name="main"
     size="JIS-B5 portrait" margin="10mm">
     <fo:region-body region-name="en" margin-right="182mm div 2 - 5mm"/>
     <fo:region-body region-name="jp" margin-left="182mm div 2 - 5mm"/>
   </fo:simple-page-master>
 </fo:layout-master-set>
 <fo:page-sequence master-reference="main">
   <fo:flow xml:lang="ja" flow-name="jp" >
     <fo:block ...>日本語</fo:block>
     ...
   </fo:flow>
   <fo:flow xml:lang="en" flow-name="en">
     <fo:block ...>English</fo:block>
     ...
   </fo:flow>
</fo:page-sequence>

region-bodyを複数使う例

たとえば、翻訳文を併記したいけれどテキストの長さが元の文と異なってしまうときなどにも対応可能ですね。表組や段組で左右の文の位置が揃うよう並べるよりも構造がすっきりしているのではないでしょうか。表組の解除や段抜きなどはないため、図版だけページ中央に表示したいなどの要求があるとややこしくなりますが。

flow-mapについて

本記事の本題はflow-mapです。名前の通りflowのマッピングを行える機能です。簡易な理解ではページシーケンスマスタでのページシーケンスとページマスタの関係を、flowとregionに置き換えたものとなります。ページシーケンスマスタのように条件よる参照分岐はできません。

XSL-FOの基礎 | 第4章 ページレイアウトの切り替え

JIS X 4179『拡張可能なスタイルシート言語(XSL) 1.1』で紹介されているflow-mapの使い方は3パターンほどです。簡単な例としては次のような形があります。

  1. 別々のregionであるregionA、regionBに対し、同じflowを流し込む
  2. 1つのregionに対し、別々のflowであるflow1、flow2を流し込む
  3. regionA、regionBにflow1、flow2を流し込む

この中でもっとも使い方として分かりやすいのは「regionA、regionBに対し同じflowを流し込む」という形でしょう。

flow-mapで2つのregionを1つのflowに対応させる
<fo:layout-master-set>
  <fo:simple-page-master master-name="complex"
     size="JIS-B5 portrait" margin="10mm">
     <fo:region-body region-name="regionA"
       margin-top="1cm" margin-bottom="130mm"
       margin-right="182mm div 2 - 5mm"/>
     <fo:region-body region-name="regionB"
       margin-top="180mm" 
       margin-left="182mm div 2 - 5mm"/>
   </fo:simple-page-master>
  ...
  <fo:flow-map flow-map-name="flowmap">
   <fo:flow-assignment>
     <fo:flow-source-list>
       <fo:flow-name-specifier flow-name-reference="flow-merged"/>
     </fo:flow-source-list>
   <fo:flow-target-list>
     <fo:region-name-specifier
       region-name-reference="regionA" />
     <fo:region-name-specifier 
       region-name-reference="regionB"/>
   </fo:flow-target-list>
   </fo:flow-assignment>
 </fo:flow-map>
<fo:layout-master-set>
<fo:page-sequence master-reference="complex"
  flow-map-reference="flowmap">
  <fo:flow flow-name="flow-merged"/>
    <fo:block>...
    <fo:block>
  &t;/fo:flow>
</fo:page-sequence>

flow-mapで2つのregionを1つのflowに対応させる

<fo:flow-map>@flow-map-nameを指定し、<fo:page-sequence>でそのflow-mapを参照するようにします。
流し込まれるソースのflowの@flow-nameと同じ値を<fo:flow-source-list>の子、 <fo:flow-name-specifier>@flow-name-referenceに、流し込み先のregionを<fo:flow-target-list>の子、<fo:region-name-specifier@region-name-referenceに指定します。今回はregion2つに対してflow1つを割り当てました。

<fo:page-sequence>@flow-map-referenceで参照するflow-mapを指定する必要があります。
複数flow-mapを用意すれば、同じflow-nameのflowに対し、flow-mapの参照を変更することで別のregionに流し込むことも可能です。

さらに細かいregionとflow-mapを利用することで、次のようなレイアウトも可能です*

沢山のregionをflow-mapで割り当てる

試行錯誤であるところはここからで、このregionはマッピングされているとはいえそれぞれ独立です。たとえばフォントサイズを大きくするとテキストの位置がずれ、次の行のテキストと重なるかもしれません。

一部のフォントサイズを変更した結果テキストが重なった
  1. * このようなレイアウトを実現するほかの方法として<fo:block>に都度インデントを指定するような方法も考えられます。そのときはテキストの内容を行ごとにあらかじめ分割しておく必要があるでしょう。

上は極端な例ですが、領域が独立していて困ることはほかにもあります。この話題については来週に続きます。

参考資料


前回:XSL-FO試行錯誤 脚注のインデント



月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(7)―そもそも「見出しスタイル」ってなに? どうやって設定するの?

さて、現在、月曜日に連載しているMicrosoft Wordスタイル探索、ブログだけではもったいないのでマルチメディア展開を考えています。まずは、その第一弾として、ちょっと一息アンテナハウス・ウェビナーで、ゼロから学ぼう! Microsoft Wordのスタイル機能・シリーズへの展開を予定しています。ブログに書いたことを整理するほか、ご参加いただいた皆様からの質問にもお答えしたいと考えています。初回は4月27日(火曜日)の16時から。ぜひ、スケジュールにご登録ください。

さて、ゼロから学ぶという観点で、本連載の1~6回を振り返ったところ、「そもそも見出しスタイルってなに? どうやって設定するの?」という基本的な点を説明していないことが指摘されてしまいました。

まず、「そもそも見出しスタイルってなに?」という点を確認するため、Wordの「標準」段落と、スタイルギャラリーで「見出し1」を設定した段落の書式設定を確認してみます。

(1)フォント
フォントダイアログの設定内容を比較してみます。次の図のように、フォントの設定が「見出し」用のフォントになっていることと、サイズが12ポイントになっていることの2点が異なっています。

標準段落と見出し1段落のフォント設定比較

標準段落と見出し1段落のフォント設定比較

(2)段落
段落ダイアログの設定内容を比較してみます。次の図のように、アウトラインレベルが「レベル1」になっていることと、「次の段落と分離しない」にチェックが入っていることの2点が異なります。

標準段落と見出し1段落のフォント設定比較

標準段落と見出し1段落のフォント設定比較

まとめますと、「見出し1」のスタイルは、既定値では「標準」スタイルと比較して、上の4項目が違うと言えます。「見出し2」以降については、別途、整理してみたいと思います。

次に、「見出しスタイルはどのように設定するの?」という点です。これは、いくつか方法がありますが、初心者にとって一番分かりやすいのは、スタイルを指定したい箇所を選んでスタイルギャラリーの見出しという名前の入ったコマンドをクリックする方法でしょう。次に順を追って説明します。

(1)標準段落
次の図は見出しスタイルを指定していない標準段落のみの状態です。

標準段落

標準段落

(2)最上位見出しの指定
①最上位の見出しを指定したい箇所を選んで、②スタイルギャラリーで「見出し1」を選択します。すると、その段落に「見出し1」スタイルが設定されます。
「見出し1」スタイルは段落単位で設定されるので、文字だけに「見出し1」を指定することはできません。原則として行の先頭から改行が入力されている位置までの範囲が「見出し1」となります。なお、文字が何も入っていない行に対して「見出し1」スタイルを指定するには、行頭にカーソルを置いて同じように指定します。

見出し1を設定する

見出し1を設定する

(2)第2階層(レベル2)の見出しの指定
③第2階層の見出しを指定したい箇所にカーソルを置いて、④スタイルギャラリーで「見出し2」を選択します。すると、その段落全体に「見出し2」スタイルが設定されます。

見出し2を設定する

(2)第3階層(レベル3)の見出しの指定
⑤作成中の文書に見出し2のスタイルを指定すると、⑥スタイルギャラリーに「見出し3」のコマンドが表示され、新しい段落に「見出し3」を設定できるようになります(注参照)。

見出し3がギャラリーに表示される

見出し3がギャラリーに表示される

「見出し4」以降も同様に一つ上位レベルの見出しが設定されると、スタイルギャラリーに次のレベルの見出しコマンドが表示されます。Wordの既定値では見出し1~見出し9までが登録されているので、9レベルまでの見出しの使い分けができます。

(注)見出しスタイルの表示オプションとして「前のレベルが使用されている場合に次のレベルの見出しを表示する」にチェックされているときの動作です。

組み込みスタイル表示のオプション


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◆前回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(6)――見出しに階層化番号をつけるための設定方法
◆次回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(8)―段落のアウトラインレベル
シリーズ総目次
Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

Antenna House Office Serversとは

Antenna House Office Serversとは


e-na伊那谷 旅便り 第62回 祝殿様(いわいでんさま)

上伊那地域で車を走らせていると、稀に道の片隅や田んぼの中に小さな祠のようなものが目につきます。
これらは祝殿様と呼ばれる祭神の祠です。


祝殿様は長野県中南部や山梨県西部の古い家の一角でみられます。
(私は田んぼの近くにあるものしか見たことがなかったので、小さいころは『祝田様』だと思っていました。)

その祝殿様に豊作を願うお祭りがにありました。
お祭りといっても大々的に行われるものではなく、各々の祝殿様に御幣としめ縄を飾りお供え物をする程度になります。このお祭りは毎年行われているそうです。


のぼり旗を立てるところもあります。

いつもはお供えした後に大芝荘で懇親会が行われるようですが、昨年から新型コロナの影響で中止中だそうです。


こちらは南箕輪の歴史や文化が記載されている村史です。上巻に祝殿様のことが掲載されております。

村のHPにPDF化されたものがあります。興味の湧いた方はぜひ一読ください。


南箕輪村の歴史・文化財にかかわる刊行物 – 南箕輪村公式ウェブサイト (minamiminowa.lg.jp)
(上巻『信仰生活編』-『第四章 民間信仰』-『第二節 祝殿』(87頁))


【動画公開しました】コロナ禍で加速する『電子帳簿保存法』の最新動向と対応システム

新春ウェビナーとして約80名のご視聴を頂きました人気のコンテンツをYouTubeにアップさせて頂きました。
皆様にもお役に立つ内容です。
下記より、ご興味に応じてご覧ください。

主催:PCA様
開催日:
ウェビナー名:コロナ禍で加速する『電子帳簿保存法』の最新動向と対応システム
講演者:行政書士、上級文書情報管理士、アンテナハウス(株)取締役 益田康夫

・電帳法最新動向編

・対応製品(ScanSave/e-Success)とPCA会計DXクラウド_WebAPI接続編

・電帳法 令和4年1月 抜本緩和編



XSL-FO試行錯誤 脚注のインデント

さて、筆者は入社してからXSL*1を学び始め、1年と少しを超えたくらいになりました。社内のプロフェッショナルの背は未だ遠く、学びの日々です。

XSLについての日本語情報の記事は母数が少ないこともあり、学ぶなかで、思ったように組めなかったり意外な発見があったりといった知見を記事として何回か連載しようと思います。

記述については正確さを心掛けますが、誤りがありましたらご指摘ください。
また、本記事中のコードなどについて保証をするものではありません。ご了承ください。
出力にはAntenna House XSL Formatter V7.1を利用しています。

今回は脚注のインデントについてです。

脚注のインデント

fo:footnoteとfo:floatは行外オブジェクトという種類のFOである。本文の流れから外れた位置に配置するのが特徴である。

『XSL-FOの基礎 第2版(アンテナハウス株式会社)』 第20章 脚注と前方フロート*2

脚注の文、オブジェクトの本体は行外に置かれますが、そのオブジェクト配置の基準位置(アンカ)は<fo:footnote>を記述した箇所になります。この部分に脚注の文と対応を示す記号や番号(合印)を置き、どの脚注がどの文に対するものであるかを示します。
傍注(または縦組での脚注)などで注の位置と注の文が近い距離にあるために省略する場合もあります。

この脚注の文の本体、合印の参照からはじまる箇所は<fo:footnote-body>の子として記述します。脚注文の書き方の構造はたとえば
*2にあるような記述になります。

<fo:block>Lorem ipsum... elit<fo:footnote>
  <fo:inline baseline-shift="super" font-size="small"><fo:inline font-family="fantasy">*</fo:inline><axf:footnote-number id="nine"/>
  </fo:inline>
  <fo:footnote-body>
    <fo:block line-height="1.2" font-size="small"
       start-indent="2em" text-indent="-2em">
       <fo:inline space-end="1.2em">
         <fo:inline-container>
           <fo:block>
             <fo:inline font-family="fantasy">*</fo:inline><axf:footnote-number-citation ref-id="nine"/>
           </fo:block>
         </fo:inline-container>
      </fo:inline>Lorem ipsum ... laborum.
    </fo:block>
  </fo:footnote-body>
</fo:footnote>, sed ...

ブロック全体のインデントをstart-indentで指定し、1行目のインデントを制御するtext-indentに負の値を指定することで突き出しを実現します。

上のFOは脚注番号のテキストが取る幅が変化しなければ綺麗に表示されますが、脚注番号の桁数が増え、脚注の文が2行以上になるときに残念な結果になってしまいます。

崩れた脚注

さて、原因は増えた脚注番号の幅です。では、これを解決する方法を考えましょう。

脚注番号の改良

方針は3つほどあります。あるいはこれらを組み合わせても良いでしょう。

脚注番号の書式を変更する

XSLT、またはaxf:footnote-number-format*3への指定によってパディングを行い、桁数による脚注番号幅の揺れを抑えます。「*1」の表示が「*01」や「* 1」のようになるので少し悩ましいですね。

増分の幅を確保しておく

先程のコードブロックではインラインコンテナで脚注番号の箇所を囲った上でspace-endを指定したインラインの子にしていました。
インラインコンテナに幅を指定し、space-endを調整し脚注の文の開始位置を固定します。


<fo:footnote-body>
  <fo:block ... start-indent="2em" text-indent="-2em"><fo:inline space-end="0.5em">
  <fo:inline-container inline-progression-dimension="1.5em" >
    <fo:block>
      <fo:inline ... >*</fo:inline><axf:footnote-number-citation ref-id="nine"/>
    </fo:block>
  </fo:inline-container>
</fo:inline>Lorem ipsum...

先ほどの例から、インラインコンテナの幅指定とspace-endの調整だけで目的が達成できました。

インラインコンテナに幅を指定した

インラインコンテナ以下でtext-alignを指定し、インラインコンテナの幅内で右寄せにすることなども可能です。

リストブロックにする

より強く脚注番号と脚注の文の分離を志向するのであれば、インデントによる制御ではなく、リストブロックのアイテムラベルに脚注番号、アイテムボディに脚注の文を入れる方法などがあります。この方法の場合、記述がかなり増えます。

*1 The Extensible Stylesheet Language Family (XSL)
*2 『XSL-FO の基礎 第2版 - XML を組版するためのレイアウト仕様』(アンテナハウス株式会社, 2017年3月)
*3 AH Formatter V7.1 マニュアル| axf:footnote-number-format



月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(6)―見出しに階層化番号をつけるための設定方法

見出しに、次のような階層化番号を自動的に付けたいとします。

1.
1.1
1.1.1
2.
2.1
2.1.1

このためには、アウトライン番号と見出しレベルを対応付ける必要があります。操作の手順は次の通りです。
(1) リボンのアウトラインで表示するダイアログで「新しいアウトラインの定義」を選択する

新しいアウトラインの定義を選択する

新しいアウトラインの定義を選択する

(2) 「新しいアウトラインの定義」ダイアログで「オプション」ボタンをクリックする

ダイアログのオプションボタンをクリックする

ダイアログのオプションボタンをクリックする

(3) 「新しいアウトラインの定義」ダイアログにオプション設定が表示される

ダイアログのオプションの領域が表示される

ダイアログのオプションの領域が表示される

(4) アウトラインのレベル1を選択して、「レベルと対応付ける見出しスタイル」に「見出し1」を選択する

アウトラインレベル1に見出しレベル1を対応付ける

アウトラインレベル1に見出しレベル1を対応付ける

(5) アウトラインレベル1の表示見本に「見出し1」が追加されたことを確認

アウトラインレベル1の見本を確認

アウトラインレベル1の見本を確認

(6) アウトラインのレベル2を選択して、「レベルと対応付ける見出しスタイル」に「見出し2」を選択する

アウトラインレベル2に見出しレベル2を対応付ける

アウトラインレベル2に見出しレベル2を対応付ける

(7) アウトラインのレベル3を選択して、「レベルと対応付ける見出しスタイル」に「見出し3」を選択し、確認のうえで「OK」を押してダイアログを閉じる
アウトラインレベルと見出しレベルはそれぞれ9まであります。そんなに深い階層のアウトラインレベルを使うことはめったにないでしょう。とりあえず、レベル1~レベル3までの階層化番号を使うためには、見出し3までを対応付ければ十分です。

アウトラインレベル3に見出しレベル3を対応付けてOK

アウトラインレベル3に見出しレベル3を対応付ける

(8) スタイルギャラリーの「見出し1」~「見出し3」までの見本が階層化番号付きに変わる
この状態で、見出しをスタイルを設定したい段落に、スタイルギャラリーの見出しコマンドを指定すると、階層化した番号のついた見出しスタイルが指定されます。

スタイルギャラリーの見出し1~見出し3までが階層化番号付きで変わる

スタイルギャラリーの見出し1~見出し3までが階層化番号付きで変わる

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◆次回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(7)―そもそも「見出しスタイル」ってなに? どうやって設定するの?
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e-na伊那谷 旅便り 第61回 (続)人形浄瑠璃に興味はありますか?

前回、人形浄瑠璃についてご紹介しました。

伊那支店に程近い箕輪町にある古田人形保存会では、この1年間は公演の機会がほとんどない状態だったのですが、ようやく公演が実施できたようです。
今回はその様子を報告したいと思います。

去る2月6日に伊那市の「いなっせ」*1を会場にして、「第16回伊那谷伝統文化公演」が行われました。
もちろん、感染症対策を入念に行った上での公演です。

(C) NPO法人 伊那芸術文化協会*2

前回紹介した義太夫を語る太夫もしっかりとマスクを着用しており、その状態で語るのはかなり大変だと思うのですが、それを感じさせないほどの熱演でした。

今回の公演では、会場の人数を制限した関係もあり、入場できなかった方向けにYouTubeにてライブ配信を行いました。

その時のアーカイブがありますので、もし興味を持っていただけたら視聴してみてください。

第16回伊那谷伝統文化公演「古田人形芝居保存会公演」
https://www.youtube.com/watch?v=xIF6bHYzBUU

【公演内容】

  • 古田人形の生い立ち
  • 人形操りの説明
  • 生写朝顔話 宿屋~大井川の段

人形操りの説明では、人形の操り方に加え人形の構造や仕組み等も説明されていました。
また、お芝居の方では義太夫を語る太夫がしっかりとマスクを着用していましたし、人形遣いも黒子として顔を覆う面布(めんぷ)の下にマスクを着用していたと聞きました。
かなり大変だったと思いますが、それを感じさせないほどの熱演、熱弁でした。

人形浄瑠璃に関して機会があればまたご紹介したいと思いますので、ご期待ください。

  1. *1 伊那市荒井3500-1の「再開発ビル」の愛称
  2. *2 https://geibun-iaca.wixsite.com/mysite-1/our-project


【動画公開しました】OCRとスキャナ保存の先進事例ウェビナー e-Successクラウドサービス編

開催のウェビナーでは、JIIMA2020年ベストプラクティス賞を受賞した「茨城県大同青果株式会社」様、「株式会社武蔵野」様と神奈川県の中堅製造業様の事例に基づいたOCRと「スキャナ保存」の事例に基づいたデモを交えての解説をさせて頂いております。本ウェビナーを収録したものをYouTubeに公開させて頂きました。

  • OCR処理後は、国税関係書類の電帳法「スキャナ保存」対応ソリューション*にPDFやCSVをセットでインポートしてタイムスタンプなどの要件確保することで紙伝票や書類の原本廃棄が可能です。

前回「【動画公開しました】OCRとスキャナ保存の先進事例ウェビナー」の記事では、各企業様からの事例のプレゼンなどを中心にまとめています。
今回は、下記をご案内させて頂きます。

「OCRとスキャナ保存の先進事例ウェビナー e-Successクラウドサービス編」

是非ともご視聴ください。



月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(5)―見出しに階層化番号をつけたい

文書を作成するとき、見出しに次のような階層化番号をつけたくなることがよくあります。

見出しに図のような階層化番号を付けたい

つまり、レベル1の見出しには1から始まる番号をつけ、レベル2の見出しにはレベル1の見出し番号との区切り文字「.」を置いて1から始まる番号をつけ、レベル3の見出しにはレベル2の見出し番号との区切り文字「.」を置いて1から始まる番号をつける、というような規則で繰り返す番号付けです。このように番号を付けると、ある見出しが、全体の中でどの位置にあるかが良く分かって便利です。このような階層化は技術系の文書にはよく使われています。次はISOのPDF仕様書の一部の例です。

PDFの仕様書(ISO 32000-1)のテキストの章

Microsoft Wordのリボン「段落」グループの「アウトライン」のリストライブラリーには、この番号スタイルが一つあります。

リストライブラリーに設定されている階層化番号

次は見出しの階層ごとに、この階層化番号を付けた例です。

見出しにリストライブラリーにある階層化番号をつけた例

しかし、この階層化番号をつけても、ナビゲーションウィンドウには見出しがアウトライン表示になりません。前回(「Microsoft Wordスタイル探索(4)―見出しスタイルの便利な機能いくつか」)で見出しスタイルを設定するメリットのひとつにしおりのようなナビゲーションができることをあげました。つまり次のようになってほしいわけです。

階層化番号をつけた見出しでナビゲーションしたい

ところが、リボン「段落」グループの「アウトライン」のリストライブラリーに既定の階層化番号を設定しただけでは期待したようにはなりません。これは、リストライブラリーに既定の階層化番号を設定した段落は、「見出し段落」ではなくて、「リスト段落」になってしまうためです。

リストライブラリーの階層化番号を適用するだけではリスト段落になる

アウトラインのリストライブラリーにある階層化番号(1, 1.1, 1.1.1)のスタイルはリスト段落用であり(箇条書きに使うためのものなので)、このスタイルを適用しても段落が「見出し」として扱われず、見出しスタイルの便利な機能は適用されない。

ではどうしたら良いでしょうか? 次回以降で探索してみたいと思います。

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※画像をクリックするとウェビナーページに移動します。

お時間がございましたら、ぜひ、ご参加ください。
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◆前回:月曜日連載! (4)―見出しスタイルの便利な機能いくつか
◆次回:月曜日連載! (6)―見出しに階層化番号をつけるための設定方法
シリーズ総目次
Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

Antenna House Office Serversとは

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e-na伊那谷 旅便り 第60回 サステナブルなヒルメシ in 南箕輪村

最近「サステナブル(持続可能)」が注目され、地球環境を守る取り組みの大切さが強調されています。
食の面でサステナブルといえば地産地消とオーガニックです。

さて、会社(伊那支店)は長野県上伊那郡南箕輪村にあります。
近くには「信州大学農学部」があります。下の写真は農学部らしい丸太の看板です。
これからの社会は、もっと農業を大切にしていくべきですね。


私はかなりの頻度でスローカフェ「もみの木」でランチを食べます。
自家製の野菜中心のメニューで、雑穀ごはんがヘルシーです。
カキフライは「蠣」ではなく「豆腐」と「海苔」で模倣して作られています。
体を動かさない仕事なので、写真のごはんは小盛りです。
「スローカフェ」というネーミングが気に入っています。

皆さんはビーツを知っていますか?
「奇跡の野菜」「食べる輸血」といわれるビーツは真っ赤でとても栄養価が高い。
旬ではないので生のビーツはありませんが、「もみの木」特製のビーツの水煮を使ってボルシチを作ってみました。
ジャガイモは我が家で作ったもの、もちろん牛肉は信州牛です。


出来上がりです。

別の日は、車で5分ぐらいの西箕輪のお店「有報堂」でランチしました。
追加で木の実のタルトとオーガニックコーヒーを注文。
地球にやさしいオーガニックコーヒーはなぜか優しい香りがしました。
有報堂は本がいっぱい置いてありゆったりと時間が過ごせます。

以上 私のランチの紹介でした。



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