月別アーカイブ: 2021年2月

月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(2)―アウトラインのタイプ

Wordのリボン「ホーム」の段落グループ「アウトライン」コマンドは段落に階層化番号をつけるために使います。コマンドのダイアログには、リストライブラリーとして、予め設定された階層化番号が7種類登録されています(Word2019で確認)。

そして、このリストライブラリーは次のように「見出し」という文字を含まないタイプ(赤枠)と、「見出し」という文字を含むタイプ(緑枠)の2種類に分けられます。

「見出し」を含まないタイプは(一般の)段落に対して階層化した番号を付けるためのものです。

普通の段落(標準スタイル)にこの階層化番号を付けて、スタイルギャラリーで確認すると、段落は「リスト段落」というスタイルが適用されています。

「見出し」含むタイプは、見出しに階層化した番号を付ける見出し用のアウトライン番号です。

標準スタイルの段落に対して、見出し用のアウトライン番号を付けると、標準スタイルから「見出し1」~「見出し2」というスタイルに変わります。

このようにアウトラインは段落に階層化した番号をつける機能ですが、既存リストライブラリーを適用したとき対応付けられるスタイルには2種類あって、両者で挙動がかなり違うことに注意してください。

Wordのリストライブラリーににあらかじめ用意されている見出し用のアウトライン番号に、自分の付けたい階層番号がないときは番号を変更する必要があります。番号の変更方法については、「月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(12)―見出しのアウトライン番号の付け方を変更する確実・簡単な方法」を参照してください。

--------------------
【広告】
11月16日(火曜日)16時からの「ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー」では、Wordを使って作った文書をWebページで活用する方法について、お話しする予定です。
※画像をクリックするとウェビナーページに移動します。

お時間がございましたら、ぜひ、ご参加ください。
--------------------
◆前回:Microsoft Wordスタイル探索(1)―アウトライン
◆次回:月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(3)―アウトラインで見出し番号をつける
シリーズ総目次
Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

Antenna House Office Serversとは

Antenna House Office Serversとは


e-na伊那谷 旅便り 第57回 しだれ栗森林公園

今回は、伊那支店のある長野県上伊那郡の北端の町、辰野町の小野地区にある「しだれ栗森林公園」を紹介します。

この場所には、大正9年に国の天然記念物に指定された「小野のシダレグリ自生地」があります。
シダレグリとは、シバグリの「突然変異」によって、枝が垂れたり幹が湾曲したクリの木のことを言います。
シダレグリの自生地は、日本国内に4か所(福島県いわき市上三坂、長野県塩尻市相吉、長野県辰野町小野、岐阜県下呂市竹原宮地)あることが知られていますが、「小野のシダレグリ自生地」は、800本ほどのクリで林を形成しており、国内では最大規模のものになります。

おすすめの景観は、春の芽吹きの時期と冬の雪景色とのことで、先日、伊那谷にも雪が降りましたので、見に行ってまいりました。

栗ですので、ちゃんと栗の実がなるようですが、その実はヒトの小指の先よりも小さいため、食用にはならないようです。

また、「しだれ栗森林公園」には、自生地の周囲にキャンプ場等が併設されており、
オートキャンプや、日帰りBBQ、パターゴルフ、マレットゴルフなどの施設で「アウトドア」が満喫できます。

山の緑の中ですので大変静かで気持ちよく、夜は星もきれいに見られます。

しだれ栗森林公園
https://shidarekuri.com


【動画公開】「ダスキン伝票」や「領収書」等ペーパーレス経理を(株)武蔵野がどう実現したか!?

2021年1月22日のウェビナーの収録動画を見やすく加工しました。
気になるところから是非ご視聴ください。
皆様の参考になれば幸いです。

【概要・内容】

株式会社武蔵野様は、お客様第一主義・環境整備・経営計画書の3本の柱を磨きつづけておられ、
2000年度の日本経営品質賞の受賞をきっかけに、あらたなビジネスモデルとしての「経営サポート事業」を発足させ、全国の中小企業の皆様の業績向上・お客様満足度向上に貢献する活動を行っておられ、そして、2010年、再度日本経営品質賞を受賞するされている優良企業様です。

この度武蔵野様は 「第12回JIIMAベストプラクティス賞」を受賞した茨城県大同青果株式会社(武蔵野様の経営サポート会員企業)の「ScanSave」※事例を横展開し、長年紙での原本保存をしていた「ダスキン伝票」及び経費精算「領収書」等の電子化に成功されました。本成功事例をキーマンの方に直接詳しく語って頂く、貴重なセミナーです。

【収録4篇】

ウェビナー ご挨拶とタイムスケジュール

武蔵野様 岡本経理部長様 ご講演

武蔵野様 滝澤営業サポート事業部長様 ご講演

https://youtu.be/t8T4Fo3S_C0

茨城県大同青果 鈴木常務様 ご講演



新春ウェビナーのご案内

■「手書き受注伝票」「ダスキン伝票」「納品書」等のOCRとスキャナ保存の先進事例 ウェビナー【終了しました】

「手書き受注伝票」「ダスキン伝票」「納品書」等のOCRとスキャナ保存の先進事例 ウェビナー
日時 2021年2月16日(火)13:30~14:30
概要 国税関係書類の電帳法「スキャナ保存」を導入する上で、キーソリューションとなるのがOCRです。
今回のウェビナーでは、JIIMA2020年ベストプラクティス賞を受賞した茨城県大同青果株式会社様、株式会社武蔵野様、神奈川県の中堅製造業様の事例に基づいた「OCR」と「スキャナ保存」について、デモを交えて解説をします。
内容紹介・お申込みページ こくちーずからお申し込み:
https://www.kokuchpro.com/event/20210216/【終了しました】


月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(1)―アウトライン

Microsoft Wordで文書を編集するとき、「スタイルを使うと良いよ」ということは良く聞きます。確かに良いこともあるのですが、なかなか思い通りにならないことがよくあります。

例えば、アウトラインです。アウトラインといってもアウトライン表示ではなくて、次の機能です。


このアウトラインを使うと、例えば、次のように、左のリストに対して、右のように階層化した番号を簡単に付けることができます。

これは次の操作をしました。

①リストの項目を全部選択しておいて、アウトラインをクリックします。

②アウトラインのリストライブラリーから階層化した番号を選択してクリックします。

③階層のレベルを下げたい項目(この場合、「月」)を選択して、「インデントを増やす」をクリックします。

そうすると、「月」の番号が、「4」から「3.1」に変わり、火星以降の惑星の番号が繰り上がります。

これを繰り返すことで、惑星に1, 2, 3という番号をつけて、衛星にその枝番をつけることができます。上の例のようにシンプルな番号付き箇条書きでは便利かもしれません。

このツールチップの文章は次のようになっています:
「階層構造になったリストを作成して、項目を整理したり、アウトラインを作成します。
リストのレベルに応じて見た目を変えたり、ドキュメントの見出しに番号を追加したりすることもできます。」

見出しに番号を追加できるとありますが、いざ見出しスタイルにこの機能を適用すると番号がうまく階層化されないことが多く、却って面倒だったりします。なぜなのかなあ? Wordには不思議な機能が多い!

ということで、このブログシリーズでは、特にスタイルを中心にWordの機能について調べてみたいと考えています。

ちなみに、この機能をなぜアウトラインと呼ぶのか、ずっと疑問でしたが、最近“Chicago Manual”を見ていたら、箇条書き(list)の項に「階層化された箇条書きのことをアウトラインとも呼ぶ」という記述がありました。Wordでは階層化された番号をアウトラインと呼んでいるようですのでニアミスです。

--------------------
【広告】
11月16日(火曜日)16時からの「ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー」では、Wordを使って作った文書をWebページで活用する方法について、お話しする予定です。
※画像をクリックするとウェビナーページに移動します。

お時間がございましたら、ぜひ、ご参加ください。
--------------------
◆次回:Microsoft Wordスタイル探索(2)―アウトラインのタイプ
シリーズ総目次
Microsoft Wordを使って報告書などの長文を作成する人向けの新知識満載です。 Microsoft Wordのアウトラインと見出しスタイルを活用する方法(概要)

Antenna House Office Serversとは

Antenna House Office Serversとは


Pages: Prev 1 2