e-na伊那谷 旅便り 第57回 しだれ栗森林公園

今回は、伊那支店のある長野県上伊那郡の北端の町、辰野町の小野地区にある「しだれ栗森林公園」を紹介します。

この場所には、大正9年に国の天然記念物に指定された「小野のシダレグリ自生地」があります。
シダレグリとは、シバグリの「突然変異」によって、枝が垂れたり幹が湾曲したクリの木のことを言います。
シダレグリの自生地は、日本国内に4か所(福島県いわき市上三坂、長野県塩尻市相吉、長野県辰野町小野、岐阜県下呂市竹原宮地)あることが知られていますが、「小野のシダレグリ自生地」は、800本ほどのクリで林を形成しており、国内では最大規模のものになります。

おすすめの景観は、春の芽吹きの時期と冬の雪景色とのことで、先日、伊那谷にも雪が降りましたので、見に行ってまいりました。

栗ですので、ちゃんと栗の実がなるようですが、その実はヒトの小指の先よりも小さいため、食用にはならないようです。

また、「しだれ栗森林公園」には、自生地の周囲にキャンプ場等が併設されており、
オートキャンプや、日帰りBBQ、パターゴルフ、マレットゴルフなどの施設で「アウトドア」が満喫できます。

山の緑の中ですので大変静かで気持ちよく、夜は星もきれいに見られます。

しだれ栗森林公園
https://shidarekuri.com




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