みなさま、こんばんは。
先日からずっと宣伝させて頂いている、「AH Formatter セミナー」が、後2日に迫りました。
最近では、本セミナーについてのお問合せが多くに届くようになり、嬉しい悲鳴をあげております。
やはり、「事例」を紹介する、というところに、お客様の関心が寄せられるのでしょうか。
当初の予定員数は80名でしたが、100名に増やして、現在もお申し込みを受け付けております。
セミナーの後の「Formatter Clube」も見逃せません。
よりコアな「Formatter」について、さまざまな意見交換などが行われます。
システムご担当者様にとっては、人脈と新しい視野を広げる、良いチャンスにもなるのではないでしょうか。
●XML/HTML自動組版エンジン『AH Formatter』事例紹介セミナー
プログラム詳細は、セミナー紹介ページにてご確認ください。
お申込みはこちらです。(クリックすると、申込みフォームが開きます)
お電話でのお問い合わせは、下記番号にて受け付けております。
TEL:03-5829-9021
どうぞよろしくお願いいたします。
カテゴリー別アーカイブ: コラム
弊社PDFデスクトップ製品は、最新リリースでシンクライアント環境への対応を完了しています
弊社のPDFの作成ソフトをシンクライアントで使いたいという要望はかなり以前からいただいていました。例えば、過去のブログでは「PDF千夜一夜」の2009年9月の記事でこのことをお話したことがあります。
◎シンクライアントからのPDF作成機能について
https://blog.antenna.co.jp/ILSoft/2009/09/pdf_12.html
また、弊社PDFコンポーネントのOEM先のお客さんからもシンクライアント対応を要望いただいています。アンテナハウスは、この間、デスクトップ製品のシンクライアント対応・動作確認にかなり力を入れてきました。
最近は企業のIT部門でも、デスクトップのPC環境をシンクライアント化しようという動きを加速してきているようです。
そこで、今年から、デスクトップ製品のライセンス体系の中に「シンクライアントライセンス」を明確に位置づけました。
2010年~2011年はPDFデスクトップ製品のシンクライアント対応を重点課題の一つに取り上げてきましたが、今回の新製品リリースにおいて、製品技術、動作確認、ライセンスという部分でシンクライアント時代への対応準備は完了したと思います。
◎シンクライアント対応済みPDFデスクトップ製品
・瞬簡PDF 作成 5(簡単にPDFの作成が可能)
・瞬簡PDF 変換 7(PDFをOfficeファイルに高精度変換)
・瞬簡PDF作成・変換パック(上記2製品のお買い得セット製品)
・書けまっせPDF 5 スタンダード/プロフェッショナル
・瞬簡PDFバインダー(PDFの分割・結合、ページ組み換えが可能)
・瞬簡PDFサイン(PDFに簡単サイン 改ざんチェック)
◎シンクライアントライセンス
https://www.antenna.co.jp/purchase/sitelicense.html#Thin_Client_License
iOS 5でJPEG 2000がサポートされました!
『瞬簡PDF 作成 5』の機能ではないのですが、以前にこのブログでご紹介した内容に関連したお話です。
以前のブログのエントリーで、iPhoneやiPadなどの基本システム「iOS」がJPEG 2000をサポートしていないため、PDFに埋め込まれている画像がJPEG 2000で圧縮されている場合、その画像の箇所を表示できないことを書きました。この時点でリリースされていたiOSは4.3でしたが、先日iOS 5がリリースされその改訂のなかにJPEG 2000がサポートされていました!
以前のブログのエントリー:
⇒ デジカメ画像をPDFにしてスマートフォン用フォトアルバム
『瞬簡PDF 作成 5』で画像ファイル、または画像が埋め込まれた文書をPDF変換する場合、変換設定の「ファイルサイズ優先」や「画質優先」などを指定すると、画像がJPEG 2000形式で圧縮され埋め込まれるため、iPhoneやiPadで画像が表示できませんでしたが、iOS5の端末であれば表示されるようになります。
JPEG 2000は通常のJPEGと比べて、同じファイルサイズであればJPEG 2000のほうが画質が良くなる特性があります。
言い換えれば画質を同等にすれば(圧縮方式が異なるためまったく同じにはなりません)、JPEG 2000のほうがファイルサイズが小さくなるといえます。
実際に『瞬簡PDF 作成 5』で8枚のデジカメのファイルをPDF変換してひとつのファイルとして出力してみました。
[瞬簡PDF 作成 5:作成画面]
変換の設定 | ファイルサイズ |
---|---|
変換設定で「ファイルサイズ優先」を指定して変換(JPEG 2000形式で圧縮しています) | 806 KB |
「ファイルサイズ優先」の変換設定を利用してJPEG形式で圧縮する設定に変更 | 1,088 KB |
[瞬簡PDF 作成 5:画像の圧縮設定画面]
約 26%程小さくなりました!
もちろんiPhoneやiPadで表示もできました!
※ファイルによっては変換結果は異なります。
※iOSのPDF表示機能を利用していないアプリで表示した場合、正常に表示できない場合もあるようです。
少しでもファイルサイズを小さくしたい場合に助かるかと思います。
⇒ 『瞬簡PDF 作成 5』の製品案内はこちら
CAS-UBで『魔性のプレゼンテーション~その美学と作法~』PDF版を発売!
皆様こんばんは。
本日は、「電子書籍制作・編集サービスCAS-UB」を利用し、2冊目の電子書籍のPDF版を刊行したことをお知らせします。
題名:『魔性のプレゼンテーション ~その美学と作法~』
著者:加藤哲義 氏
もともと、11月18日に、EPUB2版を、DLマーケットで出品していたのですが、先ごろ、いろいろあった問題を片付け、PDF版を刊行しました!
PDF版は、ブックリーダー等を想定して作られているので、新書サイズです。iPadなど比較的大きなディスプレイを持つ端末では、PDFリーダーの設定を見開きにしたほうが見易いかと思います。
気軽に、構えず読めることが前提なので、イラストも若手のイラストレーターYAGI様にお願いしています。
着想が独特なので、書店に出ているようなプレゼン論を読み厭きた方や、未だプレゼン経験の浅い学生さんに読んでもらえるとうれしいです。
学生さんの場合は、卒論やゼミの発表会などに、使えるのではないでしょうか。
少なくとも、どういうプレゼンをすればよいか、分からない方、新しいプレゼン論の見方が欲しい方には最適です!
どうぞ、DLマーケットで、中身をご覧くださいませ。
PDF版:http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/176231
EPUB版:http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/173907
瞬簡PDF 作成 5 :その他便利な後処理機能
『瞬簡PDF 作成 5』の後処理プラグインでは、「Dropboxに送る」「Evernoteに送る」以外に次の2つのプラグインを用意しました。
・メールに添付
・コマンドを実行
メールに添付
処理後、Windowsの既定の電子メールソフトが起動し、出力したPDFファイルが添付された新規メールメッセージウィンドウを開きます。
新規メール画面で送信先のアドレスやメールタイトルなどを入力すれば、すぐにメールでPDFを送ることができます。
※このプラグインは、MAPI(Messageing Application Program Interface)対応の電子メールソフト専用です。
(Microsoft Outlook、Outlook Express、Mozilla Thunderbird など)
コマンドを実行
指定したWindowsのコマンドを実行することができます。また、実行する際にオプション(引数)を渡すことができます。
「コマンドを実行」というとちょっと難しく感じますが、簡単な例で紹介しますと、「実行ファイル」にPDFを閲覧するソフトを指定して、「パラメーター」に出力ファイルのパスを渡す「%f」を指定します。
(※この場合チェックボックス「プロセスの終了を待つ」はチェックをはずします。)
この設定を行うことで、PDFを出力した都度、そのファイルを指定したPDF閲覧ソフトで表示することができます。
※『瞬簡PDF 作成 5』では「後処理」機能の「出力ファイルを開く」を設定することで、出力したPDFを表示できますが、この場合は拡張子「PDF」に関連付けられたPDF閲覧ソフトで表示します。また表示できるファイルの数は最高で10ファイルに制限しています。
※以下の例はいずれも Windows 7 64ビット環境での指定をしています。パスなどはご利用の環境に合わせて変更してください。
例1.)PDF閲覧にAdobe Readerを指定した例
例2.)処理後、出力先のフォルダーをエクスプローラーで表示する例
例3.)出力したPDFをEvernoteにアップロードする際、タグを付けて同期させる例
タグを付けることで分類できるのでファイルの整理が可能です。
Windowsのコマンドがわかる方や、プログラム作成ができる方であれば、もっと便利な連携もできると思います。
⇒ 『瞬簡PDF 作成 5』:クラウドサービス連携などのプラグインのご紹介
クラウドサービス連携で、PDFをスマートフォンやタブレットPCで簡単に見よう!(その2)
(その1)からの続きです。
では、クラウドサービスにPDFをアップロードすることで、なにが便利なのでしょうか。
PDFはパソコン(PC)のみならず、iPhoneやAndroidケータイ、iPad、タブレットPCなど携帯端末での親和性も高く、これらで閲覧する文書フォーマットの代表格です。
Microsoft Officeなどで作成したドキュメントや画像ファイルをPDFにしておくことで、Windowsパソコン、Mac、iPhone、iPad、その他のスマートフォンやタブレットPCなどで、同じ体裁で見ることができます。
※PDFはAdobe Readerなどの無料の閲覧ソフトが配布されていますので、それらで見ることができます。また、OS(オペレーティングシステム)がサポートしている場合は標準の機能で見ることができます。
DropboxやEvernoteでは、インターネットに繋がっていれば上記のPCや端末でいつでもどこからでも自分の保存したデータを閲覧したりダウンロードしたりすることができますので、パソコンを持ち歩かなくてもスマートフォンなどからも簡単にPDFを見ることができます。
PDFをクラウドサービスにアップロードする方法は、手動で各クラウドサービスのクライアントアプリから直接行うこともできますが、『瞬簡PDF 作成 5』の機能を利用すれば、作成後すぐに自動でアップロードすることができるので大変便利です。
例えば:
●『瞬簡PDF 作成 5』で資料をPDF化してクラウドサービスに保管しておくことで、、、
⇒お客さんとの打ち合わせの前に、先日提出した資料の内容を確認しておこう。
●打ち合わせ時に商品の画像を見せて欲しいと、、、
⇒クラウドにアップしておいた商品の画像PDFを、スマートフォンを使ってメールで送信。
●会議直前に本日の議題についての資料を作成 ⇒『瞬簡PDF 作成 5』でPDF化しクラウドサービスにアップロード
⇒タブレットPCで議題を確認しながらスムーズに会議
●急な来客でプレゼンをすることに
⇒ 必要な資料をかき集めて『瞬簡PDF 作成 5』でPDF化&結合でひとつのPDF資料にしてクラウドサービスに転送
⇒タブレットPCでスマートにプレゼン。
アイデア次第でさまざまな場面で活用できそうでそうですね。
DropboxやEvernoteをご利用の方はぜひこの機能を使ってみてください。また、これらのサービスを使ったことがない方もこれを機会にご利用されてみてはいかがでしょうか。
⇒ 『瞬簡PDF 作成 5』:クラウドサービス連携などのプラグインのご紹介
クラウドサービス連携で、PDFをスマートフォンやタブレットPCで簡単に見よう!(その1)
「瞬簡PDF 作成 5」は新しい機能として、出力したPDFファイルに対して後処理を行うプラグイン機能を追加しました。
後処理とは、PDFを作成したり、結合やセキュリティ、透かしなどの処理を行った後、出力されるPDFファイルに対して行う処理となります。
具体的には、出力したPDFをクラウドサービスにアップロードするための機能や、新規メールメッセージを作成し、PDFを添付した状態にしたりすることができるようになりました。
まずはこのなかでクラウドサービスにアップロードするためのプラグインについてご紹介します。
クラウドサービスといっても、今や数多くの種類がありますが、ここではデータストレージ型(ファイルをインターネット上のサーバーに保管してどこからでも参照したりダウンロードできる)サービスとなります。
「瞬簡PDF 作成 5」ではデータストレージ型クラウドサービスとして人気のある「Dropbox」と「Evernote」のアプリケーションに連携してPDFをアップロードできるプラグインを用意しました。
・Dropboxへ送る
Dropboxの同期フォルダに作成したPDFをコピーする機能。
Dropboxの同期フォルダの場所を自動で取得して、そのフォルダに出力したPDFをコピーします。Dropboxのクライアントアプリの機能で自動で同期を行うため、インターネット上のストレージ(データの保管庫)にファイルをアプロードします。
ご注意:
※Dropbox社より配布されているクライアントアプリが先日アップデートされました(Ver.1.2.48)。これにより「瞬簡PDF 作成 5」の「Dropboxへ送る」プラグインでDropboxの同期フォルダの取得ができなくなっています。
このクライアントアプリの仕様変更に伴う問題について、現在対応したアップデータを準備しております。
⇒ 詳しくはこちらをご確認ください
・Evernoteへ送る
Evernoteのクライアントアプリ(実際にはEvernote for Windowsのインストール時に一緒にインストールされるプログラム)に連携して、作成したPDFをEvernoteのサービスにアップロードする機能。
Evernoteのインターネット上のサービスに、ファイル名をタイトルにした「ノート」を作成し、そのノートの添付ファイルとしてPDFを保存します。
クラウドサービスにアップロードすることで、なにが便利なのかは明日のブログで。
※Dropboxのフォルダ連携機能をご利用になるには、ご利用のコンピューターにDropboxのクライアントアプリ(Dropbox社が無料で配布)がインストールされている必要があります。また、Dropbox のサービスを利用している必要があります。
※Evernote連携機能をご利用になるには、ご利用のコンピューターにEvernoteのクライアントアプリ(Evernote社が無料で配布)がインストールされている必要があります。また、Evernoteのサービスを利用している必要があります。
※上記の各クライアントアプリがインストールされていない場合、「後処理:プラグインを使う」のドロップダウンリストに表示されません。
※各サービスはデータ容量、サービス内容に制限はありますが、無償のサービスプランが用意されています。
瞬簡PDF 作成 5 多数ライセンスの導入がすごくお得になっています
先月(10月)の中旬に「瞬簡PDF4」の後継製品として「瞬簡PDF 作成 5」をリリースしました。
今回の製品から他の製品も「瞬簡PDFシリーズ」としてファミリー化しました。
製品の機能をよりわかりやすくするために、PDF作成が主なこの製品は「瞬簡PDF 作成 5」となりました。
パッケージなどのロゴも「作成」を強調して、わかりやすくなったのではないでしょうか。
今回、新バージョンのリリースにあわせて、多数のライセンスを導入する場合に大変お得な新ライセンス体系(AH-ULL)を設定しました。「瞬簡PDF(作成)」はもともと企業様や官公庁様、教育機関様などで多数のライセンスでご導入いただくケースが多い製品でしたので、事業所単位での導入時にかなりお得になると思います。
例えば、
従来のサイトライセンス(瞬簡PDF4)で 200ライセンスの場合の価格: 1,848 円 × 200Lic = 369,600 円(税込み)
AH-ULL200(200名以下の事業所内で無制限に利用可なライセンス)の価格 : 69,300 円(税込み)
となり、なんと 約 30万円のお得!
なお、「瞬簡PDF 作成 5」からはサイトライセンスの価格も見直し、1ライセンスの単価が 1,155 円 に値下げしています。
200名の事業所でもインストールして利用するパソコンが60台未満の場合は、サイトライセンスをご利用のライセンス数分ご購入いただいたほうが金額的にはお安くなります。
⇒ 新ライセンス体系について
「瞬簡PDF 作成 5」はシンクライアント環境での動作も対応していますので、シンクライアント環境でPDF作成ソフトの導入をご検討されている場合は、「瞬簡PDF 作成 5」もぜひ候補にしていただければと思います。
⇒ 「瞬簡PDF 作成 5」のシンクライアント対応について
ぜひご検討ください。
PDF ServerのWeb変換ツールについて
PDF Serverのプロフェショナル版にはPDF Serverの変換をWebブラウザ上から行うための「Web変換ツール」が同梱されております。これはPDF Server本体とは独立したWebアプリケーションです。
Webアプリケーションと言うのは、ネットワーク内にWebサーバーを構築した上でセッティングします。「Web変換ツール」ではWindowsだけではなくLinuxでも利用できるように対応するサーバーソフトウェアにオープンソースを利用します。Webサーバーは「Apache」、アプリケーションサーバーは「Tomcat」、データベースには「MySQL」をそれぞれ使用します。
PDF Server本体とは異なりインストーラーでインストールが出来ず、また使用出来るようにするにはそれなりの知識が必要とされますので、利用するには少々ハードルが高いと思われます。この辺は開発中にすごく悩んだところなのですが、あえて安価に構築できる事を第一にしました。
さて、この「Web変換ツール」はこれ自体にPDFに変換出来るような機能は持っていません。あくまでPDF Serverのフロントエンド(PDF Serverよりもユーザー側で動作するもの)ツールであり、PDF Serverと連動して初めて意味があります。そのためやっている事と言えばファイルのアップロードとそのファイルを管理する(同じフォルダ内に自分以外の人のファイルがあってもみる事は出来ません)事だけです。
Webアプリケーションの開発経験がある方なら意外と容易にマネ出来るかもしれません。V2.3からはコマンドラインも実装出来ますので、こちらと組み合わせるとベターでしょう。現在の「Web変換ツール」では残念ながらコマンドラインには対応しておりません。余談ですが、V2.3のプロフェショナル版にはコマンドラインのサンプルとしてASP.NETを利用した簡易Web変換ツールのサンプルがあります。
「Web変換ツール」はV2.0の頃からほぼそのままです。変換はPDFだけですし、機能的にも物足りななくて導入を考えておられる企業様にはいろいろご指摘を頂いている現状です。そのため、次期バージョンではもう少しPDF Serverの機能を利用できるように大幅な改定を予定しています。
導入には技術的な事も含めてサポートしております。お気軽にご相談下さい。
ご相談窓口:システム営業グループ
TEL:03-5829-9021
e-mail:sis@antenna.co.jp
PDF ServerでのMS-Office変換時のPDFサイズ
時々ですが、お客様からPDFのサイズについてのお問い合わせがあるのですが、本日はそのあたりの話をしたいと思います。
なぜ、このようなお問い合わせがあるのかと言えば、MS-Officeのバージョンによって同じドキュメントでも出力されるPDFのサイズが異なるからです。PDF ServerではMS-Officeを利用してPDF DriverにてPDF出力しているというのは前回も書きましたが、本来は同じドキュメントなら同じ内容を出力すると思いますが、実際は違う処理をしているようです。
傾向を調べてみますと、新しいバージョンにほどサイズが大きくなる傾向があるようです。また、ドキュメント内に図やグラフを多く使用しているとその差が大きくなるようです。
サイズに関しては、PDF Serverには「高圧縮」という機能が実装されていますが、残念ながらV2.3ではMS-Office変換では対象外となっております(高圧縮の対象は画像ファイルのみです)。現在開発中の次バージョンではPDFなどにも対象を広げる方向で進めています。
では、V2.3でサイズを小さくするにはどうすればいいのでしょうか?それは直接PDF Driverの設定で行う事が出来ます。PDF Serverから行うには「タスク設定」の「タスク基本設定」->「プリンタドライバ設定」から「設定」ボタンをクリックするとPDF Driverの設定が表示されます。「新規」ボタンをクリックし、設定画面から「圧縮」タブをクリックすると画像の圧縮が設定出来ます。
ただし、圧縮方法などの設定値はある程度知識が無いと難しいと思いますし、またドキュメントによっても最適な設定値が異なる可能性はありますのでやはり試行錯誤してお客様の求めるサイズと品質を決めて頂く事になると思います。マニュアルにも少し記述はあるのですが、「バイキュービック法」が割合オススメ出来ます。ただし、圧縮を行う分時間はかかります。これだけで画像が多いドキュメントなら30%ぐらいはサイズダウンを期待する事が出来ます(注:ドキュメントの内容によりますのでサイズダウンを保証する訳ではございません)。
画質とサイズと言うのはある種のトレードオフの関係にあり、その要求や考え方はお客様によって異なるために正解がひとつではありません。そのため多少面倒ではありますが一度決めてしまえばそれ以降はあまり手間がかかりませんので、気になる場合は評価版をご利用いただき、設定についていろいろと試して頂ければ幸いです。
AH PDF Server V2.3 評価版 ダウンロードページ
●評価版での制限事項
インストールから30日の評価期間
実運用にはお使いいただけません。