海外展示会出展レポート(その2)

TEKOM
TEKOMはドイツで開催され、主にドイツ語の技術文書組版に焦点が置かれていますが、もちろんその周辺国の言語も対象となっています。アンテナハウスが出展するのは今年で5回目となります。ドイツ国内のコンテンツ管理システムを販売している企業の半数以上がAH Formatterを出力ソリューションとして利用しています。お客様やパートナー会社の人々とお目にかかれる大変良い機会となりました。
DITA Europe
このカンファランスは名前が示す通り、ほとんどDITAソリューションに焦点が置かれています。19か国から参加した企業で、DITAの経験と今後の計画など情報を分かち合います。ここでもまたAH Formatterを使ったDITA ソリューションの事例が発表されました。
Online London
海外では今年最後に参加のカンファランスとなりました。ほかのカンファランスが出版社や関係企業グループの参加が多いのに対し、Online Londonは広い範囲での集客があります。出版社に加えWeb制作会社、情報技術系の企業からの参加が多いのも特徴です。アンテナハウスはCAS-UBAH Formatterのデモを行いました。参加者は世界中からやってきました。それで気付いたのですがEPUBやタブレットは今や世界中どこにでも広まっています。
カンファランスを通じて、アンテナハウスはグローバル文書組版の市場において、非常に重要な出展企業であることを確信しています。AH Formatterの世界市場における信頼性と評判は不動のものです。CAS-UBは今後最も可能性の高い文書配布のあり方を示し、新しい方向性を持つシステムであることを確信しています。
最後に国内で開催されたAH Formatter 事例紹介セミナーで 関心を集めたアメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(IRS)の事例について述べます。
AH FormatterV6で実装されたIRS要求の新機能を使った組版サンプルをふんだんに紹介しました。そもそも所得税制度がなければこのような出版物はいらないのですが、歴史をたどればリンカーン大統領が戦争経費を払うために南北戦争中に所得税制度を作ったのが始まりだそうです。全米世帯が、AH Formatter によって組版された出版物を受け取る事になる日も間近です。事例を公開しましたので続きはこちらをクリックしてぜひご覧ください。
IRS:アメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(2010/9/28 – アンテナハウス(株)が落札