海外展示会出展レポート

前回の海外営業のブログ紹介は9月でした。その後アンテナハウスが出展した海外の7つの展示会をレポートしたいと思います。毎年9月から11月にかけては展示会が多いのですが、今年は特に忙しかったように感じます。お客様との情報交換の大切な機会であり、また次のような事項を知る意味で、展示会出展はもはや欠かせない行事です。
1. 私たちの作ったソフトウェアをどのようにお使いいただいているのか。
2. どのようにしたらお客様やパートナーとより良い関係を向上することができるか。
3. ソフトウェアにどのような機能追加を望んでいるのか。
4. お客様やパートナーとアンテナハウスの製品計画や新製品開発等、情報を分かち合おう。
5. 市場の傾向や要求は何なのか。
Best Practices
出席者の大多数は、すでにDITAソリューションを導入しているにしろ、検討中にしろ、DITAに非常に興味を示していました。DITAソリューションをプレゼンテーションした企業のほとんどが、コンテンツ管理システムに格納してある多言語文書を生成し、AH Formatterを使ってそれを出力していたことは興味深いです。
Journal Article Tag Suite Conference, JATS-Con 2011
ワシントンで開催されたこのカンファラアンスには日本から小林社長、アンテナハウスのUS事務所から3人のメンバーが出席し、小林社長がリリース直前の最新のAH Formatter V6のプレゼンテーションを行い、Float 機能や無駄な空白を避けるためのテキストや画像の自動配置機能など、ジャーナル出版物に最適のFormatterの新機能を披露しました。
Technical Communication UK
このカンファランスではイギリスにおける技術文書に求められる必要要件というテーマに焦点が置かれました。コンテンツの生成と管理をし、コンテンツ収集とレビューにソーシャルネットワークを利用するDITAが非常に重要視されていました。
Frankfurt Bookfair (http://www.buchmesse.de/en/fbf/)
今年は弊社のパートナー会社であるDoctronicのブースで展示し、クラウド型汎用書籍編集・制作システム(CAS-UB)の海外での初のデモの機会となりました。CAS-UBは非常に関心度が高かったです。Bookfairに参加した出版社や出展会社のほとんどが何らかの形で、ePub、eBook、タブレット等をデモしていました。DoctronicはIPAD用のアプリをデモし、タブレットで、より気の利いた出版物をA H Formatterを使って組版して見せていました。Bookfairに参加していた出版社の多くはアンテナハウスのお客様でしたので、顔を合わせるよい機会となりました。
海外展示会はあと3つ紹介させていただきます。また日本でもアメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(IRS)の事例をAH Formatterのセミナーで発表しました。続きは明日お伝えしたいと思います。




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