PDF Server エラーメッセージとエラーログ

今日は、PDF Server V2の特長のひとつ、エラーメッセージの送信とエラーログを紹介します。
実はこの機能、類似製品の中でもあまり見かけないようです。
有ると便利だと思うのですが。
「エラーメッセージの送信」とは、PDF Serverが、ファイル変換中、何らかの異常を起こしたり、タイムアウト設定でファイルの変換がされなかったとき、予め登録された管理ユーザーへ、「エラー発生」のメールを送信する機能です。
仕事が山ほどある管理者にとって、エラーメールを見るだけで、いつ、どの時点でエラーが起こったのか、確認することができるというのは、システム管理の負担を多少なりとも軽減できるのではないかと感じます。
(本当は、エラーが起こらないのが一番なのですが…)
もうひとつ、エラーログファイルを紹介します。
通常のシステム製品にはログファイルの生成機能が付いているものですが、PDF Serverでは、さらに一歩進み、「エラー」のみを抽出するログファイルが作られます。これを、「エラーログファイル」といいます。
二十四時間システムを稼働させているような部署のログファイルはとても長く、この中からエラーがどこで発生したのか探すのはひと手間かかります。
PDF ServerV2では、こうした手間を省くため、自動でログファイルからエラー箇所を抽出した「エラーログファイル」を作ります。
システムに何か問題が起こり、ファイル変換されなくなった場合、製品サポート担当にこのエラーログファイルと製品のバージョン、動作環境を伝えることで、迅速な問題の切り出し、サポートを受けることが可能になります。
ログファイル、エラーログファイルはテキスト形式で、日付ごとに作成されます。エラーログファイルについては、エラーが無い日は、作成されません。
ログ管理がとても楽ちんです。


「コンテンツのデジタル化でビジネス活性化」無償ご招待枠のご案内

MEDIVERSE主催の「コンテンツのデジタル化でビジネス活性化」セミナーが7月1日に開催されます。
コンテンツホルダ(出版及び電子文書)がビジネス改善をするためのポイントや注意点を分析し、今後のビジネスの活性化に役立てるセミナーです。
MEDIVERSEの小笠原氏がモデレータとなり、アンテナハウス、オープンエンド、サイバーテック、ロココの4社がそれぞれ一押しのビジネス活性化サービスのご案内をします。
アンテナハウスは、Web上でコンテンツを制作しEPUBとPDFを作成する「汎用書籍編集・制作サービス」(CAS-UB)の説明とデモを約20分予定しています。
○Webページ
http://bit.ly/j4PqbP
【本セミナーの特徴】
・コンテンツを管理することの意義がわかる。
・直接のコストダウンのヒントが得られる。
・無理のないプロセス・フローが考えられる。
・IT化の流れに自社を合わせられる。
・将来にわたって成長できるロードマップが描ける。
日時: 2011年7月1日(金) 18:30-20:45
会場: 東京産業労働局秋葉原庁舎第2会議室
定員: 40名
会場は秋葉原のすぐそばです。
http://www.tokyo-kosha.or.jp/support/jigyo/hall/index.html
Webページのご案内では、有償(5,000円)となっていますが、アンテナハウスに無償の招待枠があります。こちらにメールをいただければ登録しますので、ぜひご参加ください。
・メールあて先:sales@antenna.co.jp
上のメールアドレス宛に、メールの表題に「コンテンツのデジタル化でビジネス活性化」セミナー申し込み とお書きいただき、お名前をご記入の上、メールをお送りください。弊社の方で参加登録いたします。
よろしくお願いします。
○汎用書籍編集・制作サービス
Webページ:http://www.cas-ub.com/


DITA Festa 2011の参加者募集を再開しました。月曜日まで。

DITAコンソーシアムジャパン主催のDITA Festa 2011の参加者の募集を再開しました。
 
Festaは満員御礼にて受講受付を終了していましたが、その後もたくさんの受講希望があり、また、たまたま会場であるIBMのより広い部屋に空きができたことで、会場(部屋)を替え、受付を再開しました。
ただし、2011年6月20日(月)17時までとなります。
参加を諦めていた方には、再チャンスです。
 
受講申込みはこちらからどうぞ。(リンク:http://dita-jp.org/?p=989


PDF Server スタートアップガイド

今日はAH PDF Serverの製品Webページでも公開している、スタートアップガイド(PDF)について、紹介いたします。
V2.2以前まで、スタンダード版・プロフェッショナル版の、それぞれのユーザーズマニュアル(PDF)を公開していたのですが、V2.3では、スタートアップガイドを公開することにしました。
理由は、「読み物」として、面白いからです。
運用に際して、ちょっとしたアドバイスやヒント、機能について平易な言葉で詳細な解説、分かりやすい図解があり、マニュアルを読むよりも、すんなりと「楽しく」だいたい理解でき(経験者)、いつの間にか「AH PDF Server」について全体像を把握できるだろう、という意図があります。
スタートアップガイドは、スタンダード版もプロフェッショナル版も共通です。
ページ数はその分、多いですが、PDF Serverについて知りたいことがある場合は、ご一読ください。
スタートアップガイドは、下記URLから閲覧できます。
https://www.antenna.co.jp/psv/download/v23/pdfserver23_startup_guide.pdf
また、分かりにくくて申し訳ないのですが、これがあるWebページは、次の通りです。
AH PDF Server よくある質問>製品一般のお問合せ
先にマニュアルだけでも確認したいのですが?
他の製品にはありません。AH PDF Serverだけです。
(それもわがままいって作ってもらいました)
昨日紹介した「IN/OUTモード」も、これで具体的に理解できます。


PDF Server IN/OUTモードを使う~その2~

少し時間があいてしまいました。。
今日は前回の続きで、IN/OUTモードの利点、2つ目について紹介します。
(前回の記事はこちら
AH PDF Server V2.3 プロフェッショナル版は、「クセロPDF Server」という製品の後継品に当たり、どちらにもこの「IN/OUTモード」が搭載されていますが、前者の「IN/OUTモード」のほうが、より進化しています。
AH PDF Server V2.3 プロフェッショナル版の「IN/OUTモード」は、複数のPDF Serverを用いることで、格段に処理しやすくなるよう、設計されています。
任意のサブフォルダーを記述したリストファイルを作成し、それぞれのPDF Serverで設定することでフォルダー単位で分散処理が可能になり、結果的に一台のサーバーにかかる負荷が分散されるのです。
2台のPCを使えば、評価版でも試せます。
是非お試しあれ。
次回は、PDF Serverスタートアップガイドについて、紹介します。


システム製品技術相談会

少しばかり宣伝を。
アンテナハウスのシステム製品で、技術相談会(無料)を実施します。
お申込みいただいてから、各社ごとに日程調整の後、ご相談を承ります。
PDF作成・編集やデータや資料の組版、電子署名のあれこれ、テキスト抽出などといった実際にやりたいこと、利用したい環境など、ご要望やテーマに応じて、各製品のスペシャリストが対応いたします。
使用したい具体的な製品名が定まらずとも、やりたいことが分かっていれば、製品の紹介や運用法をご提案することもできます。
是非ご利用下さい。
システム製品技術相談会


アンテナハウスデスクトップ製品 シンクライアント対応

6月末から、シンクライアント環境に対応したデスクトップ製品のライセンス販売がはじまります。
対応製品は下記の通りです。
PDFスイート4.1
書けまっせ!!PDF4
瞬簡/リッチテキストPDF6.1
瞬簡PDF4
自在眼11
シンクライアント対応ライセンスでは、デバイス単位と同時接続するユーザ単位との二種類のライセンスオプションが利用できます。
各製品のライセンス価格帯や、考え方の詳細については、シンクライアント対応ライセンス販売開始のご案内でご確認ください。
価格等、ライセンスについてのお問合せは、アンテナハウス担当窓口sales@antenna.co.jpまでどうぞ。


CAS-UB で制作したPDFからプリントオンデマンドで本ができました。

アンテナハウスが準備中の「汎用書籍編集・制作サービス」(CAS-UB)は、ひとつのコンテンツから紙の本を作るためのPDFと電子書籍(EPUB)の両方を作り出すことのできるサービスです。
 
本サービスは、商用化をめざして開発を継続中ですが、現在、いくつかの出版プロジェクトが進んでいます。
 
最初のプロジェクトで作成した本は、既に、4月にPDF版(電子版)を販売開始しています。過日、CAS-UBで初めてできた書籍をPDFで発売したことをご報告しました。
○CAS-UBで制作した書籍のPDF版を発売しました。
http://d.hatena.ne.jp/cassupport/20110401/1301660683
 
このPDFを使って、この本を著者自らプリントオンデマンド(POD)で本にしたものができました。B6版横書きで200ページ程度の本ですが、表紙、本文をやや厚手の紙を使用しカバーはPP加工無しの仕様で、10部作成し1,098円(1冊あたり)とのことです。カバーは著者の方でデザイン手配しています。
tenshoku.png
こうした本にしてみますと、PDFの時には気がつかなかった課題が見えてきます。コンテンツについての課題もありますが、組版レイアウト指定の問題、組版エンジン(AH Formatter)の改良すべき点あるいはFOの使いこなしノウハウが多々見つかっています。
やはり、こうした紙の本を自ら作ってみることが大事との印象を強くしました。
CAS-UBは今度の国際電子出版エクスポに出展する予定ですが、それまでにもう少しできばえを良くしたサンプルをPOD(BOD)で作って出展したいと考えています。
○国際電子出版エクスポ出展情報
https://www.antenna.co.jp/news/EBOOK2011.html
○CAS-UB
http://www.cas-ub.com/
 
○AH Formatter
https://www.antenna.co.jp/AHF/


PDF Server IN/OUTモードを使う

おはようございます。
今日のお題は、PDF Server プロフェッショナル版の機能の一つ、「IN/OUTモード」を紹介します。
PDF Server の「IN/OUTモード」には2つの利点があります。
今日はその一つ目を。
「一つのタスク設定で、複数の入力フォルダーを監視できる」
PDF Serverでは、通常、タスクの設定は「監視(入力)フォルダー1」に対し、「出力フォルダー1」しかできません。
ですが、これだと、仮に50人いる部署にPDF Serverを導入したとして、個人ごとにタスクの設定をしようとすると、50個のタスク設定が必要になります。
タスク設定作業では、それぞれ「監視フォルダー○○」「出力フォルダー○○」「ファイル変換設定○○」・・・というように、ひとつひとつ、上から順番にフォルダーパスや変換設定を付与していかなければなりません。
管理者にとってはとんでもない手間です。
「IN/OUTモード」は、監視フォルダーを一つ、人数分のサブフォルダーを作ったら、コントロールパネル上で入力フォルダー名、出力フォルダー名などを設定するだけで、PDF Serverが自動的に各人のサブフォルダー内に、「入力フォルダー」「出力フォルダー」を作ってくれ、それぞれ変換したファイルを納めてくれます。
複数の部署で共有するときも、この「IN/OUTモード」は利用できます。
実はこうした使い方をするお客様は、かなり多いのです。
この「IN/OUTモード」は、評価版でもお試し頂けます。
あまり詳しくはありませんが、紹介ページも用意しておりますので、ご興味を持たれましたら、ご一読ください。
PDF Serve V2.3 IN/OUTモード


CSS2.1 がW3C勧告に。

W3Cは、6月7日(現地時間)、Cascading Style Sheets (CSS)の新しいレベルがW3C勧告になったことを発表しました。CSS3ではなく、CSS2.1です。
○ニュースリリース(英文)
Cascading Style Sheets Standard Boasts Unprecedented Interoperability
え!いまさらCSS2.1という感想をもたれる方も多いと思います。CSS2.0が1998年5月に勧告になってから、すでに13年を経過していますので、確かに、その通りです。この間、W3CのCSSワーキング・グループは、CSS3の開発を進めると同時に、CSS2.0の仕様の大幅な見直しを行なってきました。CSS2.1では、CSS2.0で実際に使われなかったプロパティの削除や、既に広く実装されている機能の追加などが行なわれています。
CSS誕生から今年が15周年となりますが、ブラウザをはじめとして、CSSのサポートは10年ほど昔とは比べ物にならないほど普及しています。CSS2.0当初はInternet Explorerなどで、非互換実装をしてしまったために、混乱が生じたのですが、今回CSS2.1にあたっては大量のテストスイートを用意するなど実装間の互換性確認に大きなウエイトが置かれています。
○CSS2.1仕様
Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1 (CSS 2.1) Specification
○CSSの最新スナップショット
Cascading Style Sheets (CSS) Snapshot 2010
○CSSテストスイート
http://www.w3.org/Style/CSS/Test/CSS2.1/
○アンテナハウスのCSSサポート製品
AH Formatter


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