デスクトップ製品の機能

アンテナハウスでは、PDFの作成やPDFから他形式ファイルへの変換、PDFへの文字追記やPDFの分割・結合など、PDFを扱うソフトウェアを多く販売しておりますが、お客様より、ご希望の用途を実現するためにはどの製品を購入したら良いかわからないといったお問い合わせを頂くことがあります。
製品によっては使用できる機能、使用できない機能がありますので、ご購入の際には、用途に合わせた製品をお選び頂く必要がございます。
ご希望される機能がどの製品で使用できるかわからない時は、
アンテナハウスのWebサイト内にある『機能比較表』を
ご参照ください。
各製品で使用可能な機能を表形式で公開しております。
また、『瞬簡PDF 活用教室』のページでは、各製品について動画でわかりやすく解説していますので、こちらもご参照の上、用途に合った製品をご検討ください。
なお、ご希望の機能が複数の製品に渡る場合、
アンテナハウス デスクトップ製品をセットにした『瞬簡PDF 統合版』がお得です。




瞬簡PDF 統合版 2024
アンテナハウスPDFソフトの統合製品!


瞬簡PDF 書けまっせ 2024
PDFに文字が書ける! 入力欄を自動認識

4月1日

P1000001.jpg
4月1日です。
年度初めです。
週末に出先で桜の写真をいくらか撮ってみたのですが、あいにくの曇り空でイマイチでした。
ので、何年か前に撮った桜を引っ張り出してきました。
P1000002.jpg
いまはこの桜は切られてしまってないそうです。

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PDF Driver API V6

3月19日にAntenna House PDF Driver API V6がリリースされました。
PDF Driver APIでは大量のファイルを変換する場合に
マルチスレッド変換で時間を大幅に短縮することができます。
C#のサンプルを用意しましたので是非お試しください。
https://www.antenna.co.jp/ptl/ptl_file/sample/pdav60/pdfconverter_demo.zip




瞬簡PDF 統合版 2024
アンテナハウスPDFソフトの統合製品!


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けっこう世界で使われているAH Formatter(その2)オライリーの書籍の75%

コンピュータ関連本(表紙に動物の絵)の出版社として有名な米国オライリーメディア社(O’Reilly Media)で、AH Formatterが組版に使われています。現在はO’Reillyの書籍の75%がAH Formatterで組版されているそうです。

O’Reillyでの本の制作は、ひとつのソース(AsciiDocという簡易マークアップ)からXML→HTMLへと変換して、EPUB電子書籍などと同時に、HTML+CSS(印刷用)による組版でPDFが作られているということです。

たとえば、この EPUB3 Best Practices という本を見てみましょう。EBook版を購入するとDAISY、EPUB、Mobi、そしてPDF版をダウンロードすることができます。(無料のPDF版の見本を立ち読みすることもできます。)

PDF版を開いて、文書のプロパティを確認すると、この本が「アプリケーション: AH CSS Formatter V6.0 MR2 for Linux64」で組版されているということが分かります:

「本を作るための新しい仕組み」と組版エンジン AH Formatter

O’Reillyのように(それからアンテナハウスCAS-UBのように)、ワンソースから紙の書籍・PDF・EPUB等を同時に制作する、本を作るための新しい仕組みが世界中で登場しています。これについて、CAS-UBブログの次の記事をお読みください:




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けっこう世界で使われているAH Formatter(その1)米国国税庁(IRS)

このあいだNYでの出版と電子書籍関連のイベントに行ってきた知り合いから、「“Antenna House”の名前をずいぶん聞いた、XML組版といえば“Antenna House”らしい。アンテナハウスさんが海外でそんなに有名だなんて知らなかった」と言われました。

そうです。わがAH Formatterは、けっこう世界で使われているのです!

たとえば、米国国税庁(IRS=アメリカ合衆国内国歳入庁)の組版システムに採用されて、米国の税金に関する文書の多くがAH Formatterで組版されています。これらの文書(PDF)はIRSサイトで公開されておいるので、確認することができます:

ここから、例えば “TAX GUIDE 2012: Your Federal Income Tax, For Individuals” を見てみましょう。


このような文書です。本文のレイアウトは、段組のページ上に段抜きでフロート配置される図表が多いのが特徴です。XMLデータからの自動組版で、これが実現できる組版エンジンということでAH Formatter V6が採用されたのです。

でもこの米国国税庁の出版物が本当にAH Formatterで作られているのか、どうして分かるのでしょう? それはPDFの文書のプロパティを見ればわかります。

これで、「アプリケーション: AH XSL Formatter V6.0 MR4b for Linux64」を使ってこの文書が組版され、「PDF変換: Antenna House PDF Output Library」でPDF出力されているということが分かります。自分たちが企画・開発・販売した製品が、このように役に立っているということを見ることができるということは、仕事をした甲斐があるというものです。

さて、次回はこの続きで、米国オライリーメディア社でのAH Formatterの利用について、紹介します。オライリー(O’Reilly)といえばコンピュータ関連の書籍(表紙に動物の絵)の出版社として有名です。そこで出版される書籍の多く(現在は約75%だそうです)が、AH Formatterで組版されているということ、オライリー本の読者にもあまり知られていないと思いますが…。




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瞬簡PDF 作成 2024
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PDF/UA(ISO 14289-1)について

みなさん、こんばんは。
前回に続けて、 ISO 14289-1 規格についてです。今回はこの規格の仕様書(2012年7月25日初版、2012年8月1日修正版)の内容を見てみます。
この規格に関連する仕様として、ベースとなる ISO 32000-1 のほかに、W3Cの Web Content Accessibility Guidelines(WCAG) 2.0が記載されています。
仕様書ではPDF/UAファイルのバージョンの識別方法、準拠レベル、ファイルフォーマットに関する要件が記載されます。(このあたりはPDF/A、PDF/X などのファイルと同様の構成です)。準拠レベルは PDF/A-1では Lebel A,Level Bの2種類が定義されていましたが、PDF/UAにはこのようなレベルはありません。
続けて、この規格に準拠するリーダ(Conforming Reader)に対する要件が記載されます。
ファイルフォーマットに関する要件は主にPDF/UAファイルの作成者(書き手)側に対する要件ですが、こちらは、PDF/UAファイルが持つアクセシビリティ機能を利用可能とするためにリーダ(読み手)に必要とされる要件が提示されます。
最後にATに対する要件が定義されます。ATとは、障害をもつ人によって使用され、代替えのコントロールや表示を提供したり、有効な機能の使用方法や情報を提供するソフトウェアあるいはハードウェアといった定義がされています。準拠リーダと統合可能と記載されています。
ファイルフォーマットの要件の主な規定は、ドキュメントをその構造に沿って解釈できるように、タグ付けされていることにあります。このタグの使用方法、論理構造の表現などについて、テキスト、画像、表、リストなどの各項目についての規定が説明されています(元のISO 32000-1に定義されているPDFのタグ付を理解していないとこのあたりは難しいかもしれません。稿を改めて説明してみたいと思います)。
フォントの埋め込みもPDF/A,PDF/Xと同様に必須とされています。一方、注釈やアクションについては、印刷時の再現性等を求めるための規格ではありませんので、用法に制限がありますが、完全に禁止とはなっていません。この部分はリーダ側の要件とも関係してきます。
リーダ側の要件については、後日、説明いたします。
■ご参考:アンテナハウスPDF資料室




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PDF/UA(ISO 14289-1)について

今回、および次回は PDF/UAと呼称される ISO 14289-1 規格について記載してみます。
ISO 14289-1(以下、PDF/UA)は昨年、国際標準となった規格で、規格書初版は 2012年7月25日に初版が発行されています。
規格書のタイトルは、
Document management applications —
Electronic document file format enhancement for accessibility —
Part 1: Use of ISO 32000-1 (PDF/UA-1)

となっています。
PDF/UAも今まで説明してきた、PDF/X、PDF/Aの各規格同様に、PDFの仕様書をベースとして、それぞれの用途に沿った規則を設けたものになります。今回とりあげる ISO 14289-1という版は 、タイトルにもありますように、ISO 32000-1をベースとし、その機能のなかから、使用してはいけない機能、使用方法に制限のある機能などを定めた規格となります。
PDF/UAのタイトルに、アクセシビリティのエンハンスメントとあります。PDFにおけるアクセシビリティの向上とはどのようなものでしょうか。現在、PDFは最も広範に利用されている電子文書形式ですので、多くの人に使いやすいものであることが求められます。障害を持つ人、高齢者にも簡単に使える必要があります。
たとえば視覚に障害を持つ人が利用する場合、音声読み上げソフト等によって、確実にテキストが読み上げ可能である必要があります。
画面に文字が表示されているPDFでも、読み上げが確実に可能とは限りません。コピー&ペーストで他のアプリケーションに文字がコピーできないPDFがありますが、このようなPDFは文字コードがファイル内に格納されていないため、読み上げソフトでも文字が取得できません。また、同じ漢字でも日本語と中国語では読み方が異なりますので、そのテキストがどの言語のものなのか、といった情報も必要となります。
また、画像、図形等が使用されている場合、それがどのような意味を持つものなのか、テキストによる説明があると、利用しやすくなります。
このような点を考慮して、PDFの利用方法(作成側、読み込み側の双方)を定義したものがPDF/UAとなります。

次回、内容について説明します。




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【EBook2.0 Magazine】3/21号を読んで

みなさん、こんにちは。
オブジェクトテクノロジー研究所 編集部が発行している、【EBook2.0 Magazine】をご存知でしょうか。
電子書籍に関わるようになってから、私も(たまに)読むようになりました。興味深い記事が盛りだくさんです。無料購読もできるので、電子書籍関連について、世の中がどう係わっているのか、動いているのか、など好奇心旺盛な方には読みごたえがあるかと思います。
英語版もあるので、読み比べなどして、英語力を鍛えるのにもいいかもしれません。
閑話休題・・・
昨日更新された3/21号に、興味を引く記事があったので紹介します。

「iPadでオライリーの本は読まない」謎

どういうこっちゃ?
弊社の社長は、iPadユーザーです。最近ではなんでもiPadに入れて色々読んでいるそうです。iPadなしではいられない!そうです。
昨日紹介したEPUBマニュアル研究会も、マニュアルを「いつでもどこでも」確認できるよう、というコンセプトのもと、iPadなどの携帯できる端末に焦点を当てています。
記事を読むと、オライリー自体が技術書出版を中心としていて、特殊な読者層(研究者や学生)で構成されているせいか、電子書籍の閲覧について、PC/PDF閲覧が多い。逆にiPad/PDFはほとんどいない、という結果が出たそうです。
これについて、記者・鎌田氏の意見は、「コンピュータに貼りついている時間が長い技術系の人々が、技術書を読む場合のパターンを示していると考えてよいと思われる。」というものでした。
さらに、結論として「技術書は「読む」本というよりは「使う」本だ。非PDFのE-Bookが技術書に必要な「使い勝手」を獲得するまではまだ時間がかかる。」といっています。
確かにそうですね。デスクワーク中心ユーザーにとって、PCを扱いながら、iPadを見るなんて、効率が悪すぎます。EPUBについて、サービスするなら、「使われ方」をシミュレーションしないとダメなのか…、認識を強く持ちました。
さて、記者・鎌田氏によると、オライリーユーザーは、一方でiPadのヘビーユーザーだ、とのことです。なのに、iPadでは電子書籍はほとんど読まれていない。少し前までは、デカい、重い、その割に扱いが繊細でなければいけない、という「使い勝手」の悪いものでしたが、最近では「iPadミニ」やら、扱いやすいタイプが出てきたため、『読まれない原因』としては聊か弱い、と分析しています。
そして、代わりに考えられることとして、「iPadのUIが仕事向きではないため仕事に必要なUXを与えない」という可能性を上げ、これを、「モード」の違いではないか?とさらに仮説を立てています。
まあ、確かに、机に向かって仕事やら調査研究するユーザーにとっては、iPad(に限りませんが)の操作は、時に邪魔かもしれません。
(バシバシキーボードを叩いて入力作業をしている最中に、ボタンを押すようなところが出てきたときや、ウィンドウを切り替える必要が出てきたときなど、キーボードから手を放してマウス操作しなければならない苛立ちなど。偶にマウスカーソルが鬱陶しくなったりしませんか?)
ここで、UIとUXについて、いまいちわかっていなかったので、その関係についてちょこっとググってみたところ、面白い記事を見つけました。
MR-7さんのブログ記事です。
UIの改悪がUXを改善させる場合
ずっと読み進めて一番最後のあたりに、「良いUIは良いUXの十分条件ではないし、必要条件ですらない場合もある。」とありました。
まだまだ色々と底の浅い私にとって、結構な衝撃です。
(CAS-UBの操作画面は、良いUIとは言い難いところがあると、お客様からの指摘を受けているものでして…)
ある面、UIさえよくなればユーザーを引き込みやすいとも考えていました。
営業として、調べることと考えることが(現時点で)いっぱいあるのですが、全然足りていないことが分かった今日この頃。不貞寝したくなりました。
「iPadでオライリーの本は読まない」謎
EBook20. Magazineをご存じない方、または記事に興味をひかれた方は、ぜひ読んでみてください。
ついでにCAS-UBに興味を持っていただけると、ありがたいです。
CAS-UB Webページ(http://www.cas-ub.com/
CAS-UB評価版お申込みページ(http://www.cas-ub.com/user/index.html#user2




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マニュアルをEPUBにして、もっとマニュアルを活用する

みなさん、こんにちは。
昨日と打って変って、肌寒い日になりました。
3/19、EPUBマニュアル研究会に参加しました。

EPUBマニュアル研究会

今年の1月から活動を開始し、「いつでもどこでも」マニュアルを閲覧利用でき、さらにメモ(付箋)やマーカーを引いて、「自分用」にカスタマイズできるよう、EPUBにしようと、いろいろな企業が集まって、意見交換や作業実験を繰り替えしています。
今回の会合は、第3回目に当たります。
テーマは、「既存のマニュアルを効率良くEPUB化するにはどうすべきか」
一言でマニュアルといっても、その元となる媒体は様々で、企業種や企業内の部署・部門、実際にマニュアルを利用する現場の特徴に合わせ、多岐に亘ります。
一番よく利用されているのが、MicroSoft Office 3大ソフトウェアたる、Word,Excel,PowerPointでしょう。システムソフトウェアの操作手順など、図解を多く利用するタイプのものはExcelやPowerPointで作られていることが多く、逆に規程書や業務など、事物の一連の流れに沿うようなものは、Wordで作られていることが多いです。
モノつくり(第2次産業)に該当する企業は、Excelなどで作った作業手順書などが多いのではないでしょうか。普段から、生産管理などExcelを使っていると、「使い慣れている」というところで、マニュアル作成にもExcelが使われていたりするのかもしれません。
逆に業務部門は、書類仕事で文書を作成したりすることが多いから、Wordがよく使われていたり…。
など、いろいろ考えながら研究会に参加してきました。
弊社の電子書籍制作サービスCAS-UBも、もちろんこの研究会に関わっておりまして、この研究会では、実際にCAS-UBを利用してマニュアル(元データ:Word)をEPUB化させよう!というところで、活躍の場をいただいております。
最近、これをきっかけにWordファイルの取り込み方から始まり、EPUBを作るまでの、一番簡単なやり方を動画としてアップいたしました。
http://www.cas-ub.com/howto/movi/Wordimport-test.htm
ご興味がありましたら、ぜひご覧ください。




瞬簡PDF 書けまっせ 2024
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瞬簡PDFシリーズ、春のご挨拶(2)

みなさん、おはようございます。
三月は年度末、季節の変わりめということもあり、色々な変化がありますね。
先週土曜日に東急東横線渋谷駅のヒカリエへの引越しがありました。
利用されている方も多いかと思いますが、乗り継ぎ時間が増える方もいるようです。
今までの東急東横線の建物は46階建ての高層ビルに生まれ変わるようで、その他、渋谷駅周辺には数棟の高層ビルの建築計画が有るようです。
また都内では桜の開花宣言があり、今週末には満開ということです。
お花見を楽しみされている方も多いかと思います。
入社式を三月に行なう企業も増えてきたようで、新入社員用にと、瞬簡PDFシリーズのお問い合せも数多くいただいております。
新年度も、瞬簡PDFシリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
瞬簡PDF(アンテナハウスデスクトップ製品
お問い合わせ:
e-mail:sales@antenna.co.jp
TEL:03-5829-9030




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