月別アーカイブ: 2012年9月

サーバでAutoCADを高速&高精度PDF変換!『AH PDF Server V3 CAD』

AH PDF Server V3の新エディション/オプション『AH PDF Server CAD版/CAD変換オプション』を、営業環境にインストールしました。
AuotCADファイルを監視フォルダーに投入してPDFへ変換してみましたが、7つのCADファイルを1分前後で変換完了しました。
変換の再利用する変換設定ファイルは、下図の様な画面から対話式で設定が可能です。

<導入効果>
1.CADファイルのPDF変換が自社で可能
2.PCで変換するのではなく、サーバで変換するので利用も管理も楽
3.大量のファイルでも一括変換できるので便利
4.サーバの変換設定を利用するので誰が変換しても品質が均一
5.変換後の容量はコンスタントに圧縮
6.自動的にページ順にソートして連結
●製品詳細ページ
『AH PDF Server V3』CADからPDFへ ~ PDF 変換について ~
●『AH PDF Server V3 CAD』 評価版




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サーバでPDFからOffice文書へ高精度「逆」変換!『AH PDF Server V3 オフィス変換オプション』

『AH PDF Server V3』の新オプションオフィス変換オプションを営業環境にインストールして使ってみました。
「オフィス変換オプション」とは、PDFや画像ファイルを、サーバサイドでWord、Excel、PowerPointや一太郎に変換する、『AH PDF Server V3』のオプション製品です。
これを利用すれば、社内や社外から入手したPDFや画像ファイルを監視フォルダーに入れれば、下図の様な設定情報を反映して自動変換します。
5種類のPDFや紙原稿を投入して、サクッと逆変換してくれました。

特に、文字コードが埋め込まれているPDF(WordやExcelから作成したもの)で、さらにフォントサイズが指定されていれば、より高度な解析により、高品質・高精度なファイル変換を実現します。
また、文字が画像化されていたものでも、OCR処理による文字認識をしてファイル変換します。
●評価版
『AH PDF Server V3 オフィス変換オプション』 は、Webから評価版を入手できます!
AH PDF Server 評価版のお申し込み
より入手できます。
是非ともご利用下さい。




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「DITAの不安」

昨日に引き続き、XML関連の営業担当です。
DITAに興味はあるがなかなか採用を決断することができない、という方もたくさんいらっしゃいます。
DITAフェスタで発表された事例紹介の中でも、DITA導入前に感じた不安の話が出てきました。いくつか代表的なものを抜き出してみましょう。
* ブック指向からトピック指向に変える必要がある
* DITAの考え方は従来の紙マニュアル(ブック指向)と異なっており、多くのライターがその考え方に慣れない
* 一つのタスクトピックに複数の手順を書くことができない
* 単一言語(日本語のみ)でも効果があるか?
* トピックを交換可能な部品としてとらえる必要がある
最後の「交換可能な部品としてとらえる」というのはもう少し具体的に言うと、「様々な形式で再構成される」「複数のメディアで利用される」「複数の製品のマニュアルで利用される」というようなことの可能性があるということを常に意識しながら執筆しなければならない、ということになるかと思います。
たしかにDITAというのは一度書いたトピックはとことんしゃぶりつくすという思想ですので、それを実現させるには今までよりも気を使わなければいけないこともあるでしょう。
さて、そんなDITAですが、エプソン・アメリカがDITA導入後3年間の定量的測定をしたところ次のような結果が出たそうです。
* 70-90%のプロジェクトからプロジェクトへの再利用率
* 50%のソース・コンテンツと改定履歴の調査時間の削減
* 4ヶ国語に対するフォーマット時間の短縮
* 40%の生産性の向上
* 70%の翻訳コストの削減
また農業機械メーカーのAGCOによると(82%が共通のエンジンなので)
* 15%のオーナーズ・マニュアル削減
* 18%のワークショップ・マニュアル削減
なのだそうです。
こんなにうまく行くケースばかりではないとは思いますが、ちょっと無視できない話ではあります。
それからDITAの利用率を地域別にまとめると、北米 72%、ヨーロッパ 22%、アジア 4% だそうです。さすがアメリカはフットワークが軽いですね。




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「DITAの理由」

こんにちは。XML関連の営業担当です。
1ヶ月半ほど前になりますが、恒例のDITAフェスタが7月12日に開催されました。今回も100名を超える方々にご参加いただき、DITAへの関心の高さを再確認することができました。
今までのDITAフェスタでは「トピックって何?」「conrefって何?」みたいなDITAの仕様の話が散見されましたが、今回は事例紹介中心の内容となり、参加いただいた方からも「事例の話がたくさん聞けてよかった」という声を多数いただきました。
当然「最近DITAの勉強を始めたばかりです」という方もいらっしゃいます。そういった方々にも満足していただけるにはどうしたらいいか、真剣に考えないといけませんね。
さてその事例紹介ですが、前半はエプソンアメリカ、AGCO、IBM、富士通ネットワークコミュニケーションズ、フリースケールセミコンダクター、シトリックスなどなど海外での事例の話で、後半はNECインフロンティアさん、日本電気さん、NECデザイン&プロモーションさんといった国内からの事例紹介となりました。
その中から、なぜDITAなのか、という部分を抜き出してみると…
* 翻訳コスト削減をしたかった
* 紙以外のメディア(iPad、WebHelpなどなど)にも対応する必要に迫られた
* オープンスタンダードな仕様で安心したかった
* ベンダーの縛りから逃れたかった(使っていたツールセットがもうサポートされていない)
* 執筆者によるばらつきをなくしたかった
* ファイル間のコピー&ペーストをやめたかった
といったあたりが共通項として浮かび上がるようです。
じゃあ、DITAを採用すればすべてがうまく行くのかというと、成功させるためにはそれなりの覚悟と努力が必要です。
明日は正反対のテーマ「DITAの不安」に触れてみたいと思います。




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CAS-UB サービスを海外向けにスタート

CAS-UB (Cloud Authoring Service for Universal Book) は、高品質な電子書籍(EPUB、PDF)を、インターネット上で制作・編集できるWEBサービスです。
このサービスを世界中の人に使ってもらおうと、英語化の作業を進めてまいりました。いよいよこの10月よりサービスの開始をいたします。
すでに O’Reilly’s Tools of Change for Publishing Conference や Digital Book World Conference and Expo などカンファレンスでデモを行ってきて海外では多くの関心を集めています。
CAS-UBは電子書籍の編集・制作を行なうためのWebサービスで次のような特長があります。
*クラウドサーバの上においた書籍の原稿や素材を対象に、Webブラウザから編集操作を行い、編集完了した段階でEPUB3やPDFなどの様々な形式の出版物を出力します。
*編集作業は内容と見栄え(コンテンツとレイアウト)を完全に分離した方法で行ないます。1回制作したコンテンツから多様な生成物を得る、ワンソース・マルチユース方式です。
*データはクラウド上で一元管理しますので、多人数の著者が一つの出版物のデータを分担して編集・制作する作業に最適です。
*商業出版に使うことのできる高度なレイアウトを指定したPDFやプロフェッショナルなデザインのEPUBを、簡単に作りだすことができます。
CAS オンラインショップを使って世界190ヶ国で使用可能で23種類の通貨に対応しているPayPal決済が可能です。10月のサービス開始に向けて、海外営業グループは今準備の真っ最中です。
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Best Practice 2012 Monterey, California


Best Practice 2012
は、DITAに焦点を置き、情報開発、トレーニング、およびサポートの管理者のための毎年恒例のカンファランスです。今回はカルフォルニア、モントレーにて9月10日から3日間に渡って実施される予定です。アンテナハウスは今年も参加してきます。
アジェンダを見ますと、 IBM Corporation、 Microsoft Corporation、Intel Corporation、Freescale Semiconductor, Inc. など業界をリードする北米の会社の発表が目立ちます。また、Comtech Services, Inc. Hewlett-Packard Company、Medtronic. Inc.、easyDITA、 Quark, Inc.などベンダーによる参加、ユーザの要望改善のためのアイデアをだし、具体的な新機能の開発ロードマップの発表が行われます。 一方、グループセッションでは、University of California、University of Wisconsin、Michigan State Universityなど大学教授が参加し、学術研究者や業界の専門家がお互いのニーズを満たすべく協力し情報提供のための講演が行われます。
アジア系企業としては中国のHuawei Technologies のインフォメーションアーキテクトの発表があります。ドキュメントの再利用によってマニュアルの最適化に成功した内容です。DITAが中国でどのくらい普及しているのか大変興味深いです。
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PDF Driver API V5.0利用のマルチプロセス対応アプリケーション開発について

昨日に続き、PDFDriver API V5のスレッドを利用したアプリケーションからOffice文書を一括して、PDFに変換する場合についてお伝えします。
アプリケーション開発では、PDFDriver(仮想プリンタ)の選択・取得をスレッド単位に行い、最適なスレッド数を決めて、ユーザが変換したいOffice文書群を、それぞれのスレッド(PDFDriver)に振り分け、並行出力することにより、変換速度を上げることができます。プログラムから、それぞれのOffice文書に対して、それぞれの出力設定ファイル(プロパティ)を選択、あるいは変更して、PDF変換することが出来ます (図B参照)。
一括してPDF変換の例に、7月2日のブログで紹介しておりますように、スレッド数と変換速度の推移がプロットされております。
グラフを見て頂くと分かりますが、変換元のファイル数、ファイルサイズに関わらず、スレッド数と伴に、変換速度が減少して行く傾向(パターン)は、殆ど同じです。




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