講談社100%出資で設立された星海社の設立記者会見の様子がUstreamで配信されていました。
・録画はここにあります。
http://www.ustream.tv/user/SEIKAISHA
以下は、録画を見てのメモです。
・デジタルファースト、アナログレーター(Webで情報を出して、良いものを印刷に展開するということ)
売上目標は3年で30億円。
デジタル、出版、イベントの3本柱
当初90%紙→3年後50%紙、50%その他
広告はやったことがないので稼ぎ方がわからない。
いままでWebとアナログを連動させる試みはあったが成功してない、という質問に対して、「過去に、一線級のWeb制作者と出版社とタッグを組んだことがない。」と言い切る。
コンテンツでお金を稼ぐ
デジタルは分からないがチャレンジする
デジタルで週間少年ジャンプに相当するようなものを出すことはありえる。
・Webサイト
9月(秋口)にオープン
無償、新人発掘、DRMフリー
デジタル方面の人間が加わる
深津氏: インタラクティブ・プロデューサ、ご意見番
iPhoneアプリの開発者、本は自炊している デジタルから面白いことをする
小説など無償の提案
Webサイトでカッティング・エッジなことを提案する
新しい視点を期待
・紙→星海社ブランドを作る
フィクションズ、文庫、コミックス、新書
思春期という病を抱えながら生きていく人を対象とする
刷り物として美しく、完成形を提供する 美しい刷り物
DTPの技術:DTPプロデューサ
紺野氏(凸版印刷の社員である)2足のわらじ
DTPとはワークフローの変革そのものである。
DTPを中心としたデジタルワークフロー
・イベント→ブックカフェ
2011年からコーヒーを飲みながら。ブック・イベント
トークセッションなどもしたい
話題作の先行読書会の基地
※感想としては、副社長の太田克史氏が中心になるのだろうが、少し考え方が、紙の時代の編集者稼業に随分と拘っていると感じた。それが講談社のDNAということなのだろうか。
日別アーカイブ: 2010年7月7日
「リッチテキストPDF 5.2」改訂版を配布開始しました。
PDFとOffice文書の相互変換ソフト「リッチテキストPDF 5.2」の改訂版を配布開始しました。「リッチテキストPDF 5.2」をお持ちのお客様は、改訂版を無料でダウンロードしていただき、プログラムを最新版に更新することができます。
○製品トップページ
○改訂版のダウンロードページ
Adobe Reader は他のソフトに組み込むことはできないようです
PDFを表示するために一般的に使われているAdobe Readerをインストールするときはエンドユーザ・ライセンス契約を承認することになっています。
アドビ製品の一般的なライセンス契約文書はこちらにあります。
http://bit.ly/7YWqVs
Adobe Readerについては3.2項リーダーの制限の3.2.1項に、「Adobe Readerに依存するような他のソフトウエアとAdobe Readerを統合させたり、または、これとともに使用することはできません。」という条件があります。この条項を見ますと、Adobe Readerの例えばPDF表示機能を他のソフトウェアから利用することはできないと解釈できそうです。
そこに、Antenna House PDF Viewer SDKのような他のソフトに組み込むためPDF Readerがビジネスとして成り立つことになります。
○Antenna House PDF Viewer SDK
このように思っています。そうしましたら昨日ベクターから配信されたメルマガに次のようなソフトが紹介されていました。
[PDForsell Ver.1.06beta]
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/100706/n1007061.html?ref=vec
プレビューしながら、PDFの分割・結合、回転などを行えるPDFファイル編集ソフト
Windows 7/Vista/XP
フリーソフト (1,704KB)
これを見て、「なかなかすごいな」と思ったのですが、紹介文書を読みますと、「プレビューには「Adobe Reader」を利用し、各ページのサムネイルも表示できる。」とあります。Adobeと特別の契約を結んでいればともかく、もし、無断でAdobe Readerをこのような目的に組み込むと、ライセンス契約違反となると思います。