7月7日星海社の記者会見より 星海社事業メモ

講談社100%出資で設立された星海社の設立記者会見の様子がUstreamで配信されていました。
・録画はここにあります。
http://www.ustream.tv/user/SEIKAISHA
以下は、録画を見てのメモです。
・デジタルファースト、アナログレーター(Webで情報を出して、良いものを印刷に展開するということ)
 売上目標は3年で30億円。
 デジタル、出版、イベントの3本柱
 当初90%紙→3年後50%紙、50%その他
 広告はやったことがないので稼ぎ方がわからない。
 いままでWebとアナログを連動させる試みはあったが成功してない、という質問に対して、「過去に、一線級のWeb制作者と出版社とタッグを組んだことがない。」と言い切る。
 コンテンツでお金を稼ぐ
 デジタルは分からないがチャレンジする
 デジタルで週間少年ジャンプに相当するようなものを出すことはありえる。
・Webサイト
 9月(秋口)にオープン
 無償、新人発掘、DRMフリー
 デジタル方面の人間が加わる
  深津氏: インタラクティブ・プロデューサ、ご意見番
  iPhoneアプリの開発者、本は自炊している デジタルから面白いことをする
  小説など無償の提案
  Webサイトでカッティング・エッジなことを提案する
  新しい視点を期待
・紙→星海社ブランドを作る
  フィクションズ、文庫、コミックス、新書
  思春期という病を抱えながら生きていく人を対象とする
  刷り物として美しく、完成形を提供する 美しい刷り物
  DTPの技術:DTPプロデューサ 
   紺野氏(凸版印刷の社員である)2足のわらじ
  DTPとはワークフローの変革そのものである。
   DTPを中心としたデジタルワークフロー
・イベント→ブックカフェ
 2011年からコーヒーを飲みながら。ブック・イベント
 トークセッションなどもしたい
 話題作の先行読書会の基地
※感想としては、副社長の太田克史氏が中心になるのだろうが、少し考え方が、紙の時代の編集者稼業に随分と拘っていると感じた。それが講談社のDNAということなのだろうか。