本日より、Antenna House Formatter V5.1改訂2版(MR2)を公開しました。
改訂2版では次のマイナーな機能強化を行ったほか、改訂1版のリリース後に判明した障害の修正を行っています。
1.マイナーな機能強化
* TrueTypeフォントの埋め込み時のエンコーディングに、Ansiエンコーディングが指定できるようになりました。
* Javaインターフェイス、.NETインターフェイスでのストリーム入力による組版で、CSSスタイルシートが指定できるようになりました。
2.障害の修正
CSS3組版の修正、XSL-FO組版の修正、組版共通の障害修正など。
改訂内容の詳細はこちらをご覧ください。
○AH Formatter V5 改訂情報
保守期間中のお客様は、AH Formatter V5.1改訂2版を次のページよりダウンロードして、お持ちのライセンスデータを設定していただければ最新版をお使いいただくことができます。
○評価版のダウンロード
「サーバベース・コンバータV3.0MR1」を公開しました
4月7日より「サーバベース・コンバータV3.0改訂1版(MR1)」を公開しました。MR(メンテナンス・リリースでは、前のリリース後に発見された障害の修正が主ですが、若干の機能強化も行っています。
主な改良点は次の通りです。
1.Microsoft Officeの読み込み機能
・Word/Excelでフォームコントロールに対応しました。
・Excelで大きな表がメモリ不足で変換できないことがあり、メモリ使用量を改善しました
2.Flash出力機能
文字の範囲が正しく出力されないことがあり、フレームに読み込んだときなどに問題が出ていたので改善しました。
3.グラフィックと印刷でスムージングに対応(Windows版のみ)
・印刷及びイメージ出力で GdiPlus によるスムージングを適用できる機能を追加しました。
製品Webページ
Antenna House PDF Viewer SDKの新ページを公開
「2010年03月15日 Antenna House PDF Viewer SDK V3.0α評価版提供開始」でお話しました新しいPDF Viewer SDKのWebページを公開しました。
詳細はこちらになります。
https://www.antenna.co.jp/OEM/ViewerSDK/
よろしくお願いします。
オープンソースXMLコンテンツ作成・組版ソフトの配布開始
JAGAT XMLパブリッシング準研究会では、XMLのユーザーグループ(注)が開発したXMLコンテンツの入力と組版を簡単に行うことができる次の二つのツールを、公開・無償配布を開始しました。
・XMLコンテンツを組版するツール「FANTaStIKK」
・XMLコンテンツの入力ツール「Jepasspo」
■「FANTaStIKK」「Jepasspo」ダウンロードサイト
http://www.jagat.jp/content/view/1981/250/
■お問い合わせ先
・Jepasspo(ジェパスポ): jepasspo@gmail.com
・FANTaStIKK(ファンタスティック): fantastikk.2010@gmail.com
FANTaStIKK は、JepaX形式のコンテンツをXSL-FOで組版するものです。
デフォルト組版プロセッサとして Apache FOP が設定されていますが、AH XSL Formatter に変更可能です。
AH XSL Formatterを使用するとApatch FOPよりも高度な組版を行うことができます。
Apache FOPとAH XSL Formatterの違い
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Apache FOP AH XSL Formatter
縦書き × ○
行末揃え × ○
ルビ × ○
CMYK × ○
価格 無料 有
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【注】JAGAT XMLパブリッシング準研究会は、任意団体XMLコンソーシアムにおいて活動していたクロスメディアパブリッシング部会(2006.6-2010.3)を母体として、2010年4月に発足しました。
XMLコンソーシアムは、2010.3に発展的に解散しました。
PDF Tool API, PDF Driver API, PDF Driverほかの改訂版を公開
PDF Tool 関係の障害を修正した改訂版を次の通り公開しました。
○システム製品現行バージョン
1.PDF Tool API V3.1MR2
改訂内容
2.PDF Driver API V3.1MR3
改訂内容
PDF Driver API V3.1にはPDF DriverV4.1が同梱されており、この同梱されているPDF Driverも改訂版となっています。
以上の評価版ダウンロードアドレス
○システム製品旧バージョン
1.PDF Tool V3.0はWindows版のみ改訂版MR3となりました。他のプラットフォーム版は変更ありません。
改訂内容
※PDF DriverV3.0、V3.1についても改訂版を公開しています。但しPDF Driverは現在単体で販売しておらず、弊社の各種製品に同梱され、または、サードパーティのソフトウエア会社の製品に同梱されています。これらの他製品同梱版をお使いのものの更新は、各製品の情報ページをご確認ください。
文書ビューアとしてのKindle DX
アマゾンのKindle DX(以下、Kindle)を買いました。日本語のPDFが表示できると聞いていたので、実際のところどうなのかと、少し試してみました。もう、既にいろんなレポートがWebにあがっていると思いますので、いまさら、という感もありますが、以下は簡単な試用記です。
KindleにPDFを送るのは簡単です。
PCとKindleをUSBで接続します。KindleにPCの外部ドライブ番号が割り当てられます。
そのドライブのdocumentフォルダに送りたいPDFファイルをコピーします。この際、自分で独自のフォルダ名を作って良いようです。Kindleはすべてのフォルダの中のファイルを検索してHOMEメニューに一覧で出しているようです。
○自分用にTestDocumentフォルダを作成
○TestDocumentフォルダの中にPDFをコピー
試しに、日本語ファイル名のPDFも用意してコピーしてみました。KindleのHOMEメニュー画面上では日本語は正しく表示できませんが、ファイルを選択して内容を画面に表示することはできます。
日本語を含むPDFはフォントを埋め込んでいれば正しく表示できます。
○Antenna House PDFのプレゼン(パワーポイント)をPDFにして表示したところ。PDFはAntenna House PDF Driver V3.1で作成。
PDFにフォントを埋め込まないで作成すると、次の写真のように日本語の部分が表示されません。
○Antenna House PDFのプレゼン(パワーポイント)をPDFにして表示したところ。PDFはAntenna House PDF Driver V3.1でフォント埋め込みなしの設定で作成。
気がついたことを簡単にまとめておきます。
1.パワーポイントのスライドをPDFにしたものであれば、Kindleで十分読むことができます。
2.本文文字にMS明朝10.5ptを指定したA4の文書は、Kindleで読むことができますが、文字の線が細くなってしまって少し弱い感じがします。もう少し大きな文字で文書を作成すると読むことができます。
3.Kindleの電子ブック用のファイル形式の文書は、文字の大きさを変更して画面に再描画できます。しかし、Kindleの画面上で、PDFを拡大・縮小・スクロールはできないので最初から適切な文字の大きさでPDFを作成しておく必要があります。
大雑把に言って、もし厚い書類をもって出張に行くような必要があるなら、文書をPDF化してKindleにコピーして持っていくことで、十分便利に使えそうです。
【ご参考】
コンピュータによるテキスト表記とPDFのフォント埋め込みについて
「瞬簡PDF to Image」Vectorで販売開始
「瞬簡PDF to Image」について、本日より、ベクターのレジサービスでの受付が開始されました。
○ベクターの商品ページはこちらになります
○アンテナハウスの商品紹介Webページ
第26回株主総会を開催。貸借対照表を公開しました。
アンテナハウスは、3月23日第26回定時株主総会を開催し、第26期決算を承認しました。
会社法の定めにより、次の箇所に貸借対象表を公開しました。
https://www.antenna.co.jp/Company/
第26期(2009年1月~12月)は2008年に引き続き厳しい経営環境でしたが、若干の税引き後利益を計上することができました。これはひとえに多くのお客様のお陰と感謝しています。2010年度は、日本の景気は少し良くなりつつあるように思いますが、なんとかして成長を期したいと考えています。今後とも、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
「瞬簡PDF to Image」を発売
弊社では、本日より、「瞬簡PDF to Image」を発売します。本製品は、、簡単な操作でPDFを様々な形式の画像ファイルに変換する、アンテナハウス「瞬簡PDF」ファミリーの新製品です。
PDFを画像化することで、サイズが軽くなる、専用ソフトがなくても見られる、サムネイルを作成してブログに貼り付けられる、内容が改変しにくくなる、などさまざまなメリットが得られます。
また、本製品は「瞬簡PDF3」と同じ操作性を実現していますので、「瞬簡PDF3」をお使いいただいているユーザー様には、安心してご利用いただけます。
主な機能:
* 変換したいPDFファイルをエクスプローラ上で選択し、画面上にドラッグ&ドロップして変換ボタンをクリックするだけ。複数のPDFもまとめて選択できます。
* 画像形式はBMP、JPEG、JPEG2000、PNG、TIFF、GIF、EMFから指定できます。
* 変換時には画像の大きさ、解像度、ページ範囲の指定ができます。
* 各画像形式ごとに減色、圧縮方法、インターレース(JPEG、GIF、PNGの場合)などを指定できるので、お好みの画像にできます。
* 複数ページのPDFを1つのファイル(マルチTIFF)に変換することもできます。
本製品は本製品は、お求めやすい価格で、ダウンロード版のみご提供となります。
○標準価格: 2,480円(税込)
○ご購入はこちら: https://web.antenna.co.jp/shop/html/products/detail.php?product_id=147
○製品の詳細はこちら: https://www.antenna.co.jp/SPI/
Antenna House PDF Viewer SDK V3.0α評価版提供開始
アンテナハウスでは独自のPDF Viewerの開発を進めています。「アドビのリーダが無償で配布されているにも関わらず、なぜ、独自のPDF Viewerが必要か」ということは以前にWebでもご案内致しました。
○PDF Viewer SDK の意義について
https://www.antenna.co.jp/PDF/reference/WhyPDFViewer.htm
PDF Viewerは自社製品に組み込むと同時にSDKとして、ソフトウェア開発会社、ハードウェア・メーカ等に提供しています。
現在、PDF Viewerの強化を進めており、SDK V3.0の開発を行っています。SDK V3.0ではPDFを単に表示するだけではなくて、もっとスムーズに表示したり、編集機能もSDKとして提供して、様々なアプリケーションに組み込んでいただこうと考えています。
PDFViewerAPIは最も低レベルなAPIでC/C++専用です。単純な機能しかありませんのでアプリケーション作成は簡単ではありませんが、他のビューアと比較して機能が豊富で、自由度が高く、様々なアプリケーションの開発にお使いいただくことができます。
一方、PDFViewerCtrlはPDFViewerAPIを使用して作られた高レベルAPIのコントロールでたくさんの機能を簡単に扱うことができます。COMと.NETのコントロールを追加しています。
PDF Viewer SDK V3.0は、現在、α版の段階ですが、早い時期からお客様のご意見・ご要望をお伺いして機能に盛り込みたいと考えてα版を提供開始することに致しました。
お問い合わせは弊社OEM営業グループまでどうぞ。
○お問い合わせ先
https://www.antenna.co.jp/OEM/inquiry.html