カテゴリー別アーカイブ: コラム

CSSスタイルシートによる行送りの指定方法 「デジタル組版の基本用語」の例

「デジタル組版の基本用語」(4/25掲載)のスタイルシートでは、最初、行の高さ(line-height)を指定しなかったため標準の行送り(AH Formatter は1.2)になっていました。このときの組版結果は次のようになります。
DigitalKumihan12.PNG
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これはどうも少し行間が狭すぎます。そこで行の高さを1.8(em)にしてみました。
p {
text-align: justify;
text-indent: 1em;
line-height:1.8em; /*行の高さを1.8(em)に設定 */
margin: 0;
widows: 1;
orphans: 1;
}
このときの組版結果は次のようになります。
DigitalKumihan18-1.PNG
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行送りを広くするとずいぶん読み易くなります。但し、詳細に見ますと2段組の左右の段で行送りがずれています。これは、行の中に日本語のフォント(この画像ではMS明朝)とラテンフォント(Times New Roman)が混在していて、二つのフォントでベースラインの位置が異なるため欧文混じりの行と和文だけの行で行送りが違ってしまうためです。下の図をご参照ください。ここでは、Darwin Information Typing Archtectureの部分を<span xml:lang="en">..</span>とマークアップしているため、ここを英語と解釈してTimes New Romanが適用されています。
Line-pitch.PNG
そこで、行送りを固定にするため文書全体に次の指定をします。これで行送りが一定になります。
html {
margin: 0;
font-size: 10pt;
-ah-line-stacking-strategy: font-height; /* 行送り方法の指定*/
}
見出し文字サイズは本文の1.2倍なので、見出しを本文2行取りにするために、次の指定をします。
h2, h3 {
padding-top:1em;
font-size:1.2em;
line-height: 1.5em;
padding-bottom:0.5em;
font-family: sans-serif;
font-weight: normal;
border-style: none;
margin:0;
}
(説明)
見出しの文字の大きさは本文の1.2倍、行の高さをその1.5倍とすると、見出し行は文字サイズの1.8倍の高さになります。見出し行の上の空き1emと行の下の空き0.5emですので、空きの合計は1.5emです。すると空きの合計は本文文字サイズの1.8倍となります。
この結果、見出し全体の高さは本文換算で2行分の高さとなり、結果、左右の行の位置が一致します。以上の指定をした最終的な組版結果は次のようになります。
DigitalKumihan18.PNG
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「先ず隗より始めよ」 WebページをPDF対応に

現在のWebページは、印刷のことはほとんど考慮されずに制作されています。アンテナハウスはAH Formatterを使ってWebを印刷対応にしたいと考えています。
そこで、「先ず隗より始めよ」とばかりに、当社のWebページに「PDFに出力ボタン」をつけ始めています。PDF対応にあたっては、画面と印刷・PDFは別にすることにし、仮に簡単に次の方針を設定しました。

項目 画面に出力 PDFに出力
ナビゲーション・メニュー ×
バナー広告 ×
問い合わせバナー ×
PDFに変換ボタン(form) ×
ページ番号 ×
URL 表示しない 表示有無を指定可能とする
本文揃え 左揃え 両端揃え
本文フォントの種類 サンセリフ セリフ
ページサイズ 指定なし 指定する
ページ区切り 意識しない 強く意識
バックグラウンド(カラー、画像) 使用可 使用控える
ラテン文字の単語のハイフネーション しない する

上の方針を実現する簡単な印刷用CSSデフォルト・スタイルシートを作ります。画面表示では従来のスタイルシートをそのまま使い、印刷時にCSSスタイルシートが有効になるようにWebページに設定します。印刷ではページ区切りを意識する必要があるためコンテンツを若干書き直さなければならない場合もありますが、こうすると比較的簡単にWebを印刷対応にできます。
「PDFに出力」ボタンを付けたWebページはまだ全部ではありませんが、徐々に増やしていく予定です。一気に増やすには制作者全員にCSS3を勉強してもらわねばなりません。さらに、印刷を意識すると画面のみの時よりもコンテンツ制作により細かい注意を払わなければなりません。




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プログラムレスでインターネットから組版結果を簡単取得! 「Web Interface V3.0 for Formatter」公開

2009年5月8日より、「Web Interface V3.0 for Formatter 」を出荷開始いたしました。
本製品は、サーバ上の組版ソフトをインターネット経由で遠方のクライアントから簡単に使用できる、便利なソフトウェアです。サーバ側とクライアント側のパソコンに必要なソフトをインストールするだけで、新規にプログラムを開発することもなく、すぐに運用を開始できます。
組版には、XSL-FO(Extensible Stylesheet Language)とCSS(Cascading Style Sheets)の両方に対応した新製品 AH Formatter V5.0 か、XSL-FO対応の組版用ソフトウェアとして定評のある XSL Formatter V4.3 のいずれかを組み合わせて使用できます。
■詳しい情報は:
☞ ニュース
☞ 製品Webページ




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「第6回 CSSプリントデザイン」セミナーを6月23日(火)開催

今年のゴールデン・ウイークは、Strictゴールデン・ウイークとBigゴールデン・ウイークがあるようで、まだ、お休み中の方も多いと思います。
アンテナハウスは今日から営業再開です。
弊社の今年の最大の課題はCSS3です。ということで、来る6月23日(火曜日)に「第6回 CSSプリントデザイン」セミナーを開催しますので、ぜひ、ご参加ください。
■セミナーご案内ページ
「第6回 CSSプリントデザイン」セミナー
アンテナハウスのWebページにも少しづつ「CSSプリント」機能を追加しています。
画面の右上に「PDFに出力」ボタンの付いたWebページは、CSSプリントができるようになっていますので、お試しになってみてください。




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Antenna House Formatter V5.0 改訂1版をリリース

本日より、AH Formatter V5.0 改訂1版の出荷を開始いたしました。
詳しい改訂内容については「AH Formatter V5 改訂情報」をご覧ください。
☞ 評価版のダウンロードはこちら




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旧クセロ製品の取り扱いについてのご案内

株式会社クセロの事業を弊社が譲り受けたことに伴い、クセロが開発・販売している製品(旧クセロ製品)をアンテナハウスに引き継いで取り扱いします。
概要を次のようにいたしますので、お客様には継続的なお取引をなにとぞよろしくお願い申し上げます。
■販売継続
・瞬簡PDF V2
・瞬簡PDF Plus V2
・瞬簡ファイリング V2
・瞬簡シリーズ・ライセンスパック
・PDF Tools V4
・クセロPDF Server V1.5
・クセロPDF AutoSecurity V3.0
・PDF Driver SDK V2.0
・PDF Library SDK V2.0
■販売終了
下記の製品は5月15日をもって販売終了します。
・瞬簡メール便
・瞬簡ピピッとファイルガード
・PDF OCR V1.x
・クセロサーチPDF Web
※ダウンロード販売は4月24日で終了。
■無償配布製品
次の製品の無償配布は4月末をもって終了します。
・瞬簡Movie ZERO
次の製品の無償配布は5月末をもって終了します。
・瞬簡メール便ZERO
その他のPDF関係の無償配布製品の取り扱いにつきましては調整中です。別途お知らせいたします。
より詳しい情報はこちらをご覧ください。
旧クセロ製品の取り扱いについてのご案内




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「デジタル組版の基本用語」をWebにあげました。

「印刷雑誌」2009年5月号(印刷学会発行)に「デジタル組版の基本用語」を寄稿しました。
先日、雑誌が発行されましたので、原稿をXHTML化してWebに公開しました。こちらでご覧いただけます。
デジタル組版の基本用語
簡単な印刷用のスタイルシートを作成して、雑誌と類似のレイアウトでPDF化できるようにしてみました。
Webページの右上の[PDFに出力]のボタンを押しますと、AH FormatterでPDF化してご覧頂くことができます。
スタイルシートを少し説明します。
ページサイズ:
@page {
size: A4;
width: 43em;
margin-top: 30mm;
margin-bottom: 30mm;
margin-left: auto;
margin-right: auto;
}
基本版面の幅を全角43文字幅とし、用紙の中央に配置するためmargin-left: auto;、 margin-right: auto;を指定しました。
.two-cols {
-ah-column-count: 2;
-ah-column-gap: 3em;
}
として、2段組にして段間の空きを3文字分とります。従って、段の幅は20文字となります。
英語については、ハイフネーションを有効にしました。
英語の部分を例えば、
<span class="hyphenated" xml:lang="en">Darwin Information Typing Architecture</span>
のようにマークアップしておきます。
スタイルシートは次のようにします。
.hyphenated {
-ah-hyphens: auto;
}
これにより組版時に英語のハイフネーションが適用されます。
※申し訳けありませんが見出しと本文について、その後少し修正しましたので、一部の説明を一旦削除しました。5月10日の記事で詳しく説明していますので、そちらもご参照ください。




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4月24日付けで株式会社クセロの事業を譲り受け

昨日ニュースでお知らせしましたとおり、アンテナハウスは、24日付けで株式会社クセロの事業を譲り受けることになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
株式会社クセロの事業譲り受けのお知らせ
クセロのお取引様、ユーザ様にはできるだけ、継続した製品の提供、保守、サポートを継続していく予定です。但し、一部につきましては、第三者との今後の契約交渉が必要になっているため、取り扱いの未定の部分もあります。
各製品・サービスの取り扱いにつきましては、今後、明細をお知らせしたいと考えています。
なお、現在、クセロが配布している無償ソフトウエアにつきましては、アンテナハウスが引き継ぎ次第、できるだけ速やかに新規の配布を停止する予定です。




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第5回 「CSS によるプリントデザイン」セミナー開催

本日、5回目の「CSS によるプリントデザイン」セミナーを開催しました。
今日は、AH Formatter V5を発売後初めてのセミナーということで、開発責任者の村上がセミナーの講師を務めました。
DSCF0002-cp.JPG
CSS3を印刷レイアウトに使うという狙いは、画期的だと思いますし、これが普及すれば今のWebの印刷環境はがらりと変わることになると思います。こうしたセミナーを通じて、その意義をできるだけ多くの方に伝えていきたいと考えています。




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PDF Tool V3 MR1 をリリース、Solaris、Linux 版が加わりました

4月17日より、Antenna House PDF Tool V3.0 MR1 をリリースしました。
1.MR1 より Windows 版に加えて Solaris / Linux 版を追加しました。
2.ロジックを見直し処理速度を向上させました。
3.Windows 版に同梱の PDF Driver V4.0 Professional も MR4 に改訂しました。
改訂内容の詳細はこちらをご覧ください。
PDF Tool V3.0 の改訂内容
PDF Driver V4.0 Professional の改訂内容
PDF Tool は、PDF Driver(Windows 版のみ)、PDF Driver API(Windows 版のみ)、PDF Tool API の3つから構成するツールキットです。
・PDF Driver は Windows のアプリケーションの印刷機能から PDF を出力します。
・PDF Driver API は入力ファイルに応じた Windows アプリケーションの機能を利用して PDF に変換するツールです。
・PDF Tool API は、既存のPDFへの注釈を追加、PDF の分割・合成、などの PDF 加工機能を提供します。Windows のほか、Solaris、Linux 版もあります。




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