タグ別アーカイブ: 自動組版

AH Formatter へのご意見募集

こんにちは。
AH Formatter サポート担当です。

今年は春が早くにやってきたような気がします。
桜の開花予想も少し早いみたいですね。
こちらには高遠城址公園という有名な桜の名所があります。
毎年、桜の時期は多くの観光客で賑わっています。
タカトオコヒガンザクラというソメイヨシノより少し濃い色の桜で
ライトアップされた夜桜も綺麗です。

暖かいのはうれしいのですが、花粉の季節も早かったようで
花粉症のわたくしは毎日ぐずぐずしております。
周りの方、くしゃみうるさくてゴメンナサイ。

さてさて、お仕事の話をしなくては。

先日、均等割り付けの方法でお問い合わせがありました。
通常、text-align で均等割り付け(justify)を指定した場合に、
日本語(漢字やひらがなカタカナのとき)は文字間が広がります。
連続した英数字などでは単語間の空白が広げられますが、これを日本語と同じように
文字間を広げたい場合にはどうすればいいかということでした。
XSL-FO の仕様ではこの機能はありませんが、
CSS3(W3Cドラフト仕様)では用意されていました。
もちろん!AH Formatter V6では、拡張機能として XSL-FO でも対応しています。

axf:text-justify=”inter-character” を指定してください。

AH Formatter は XML自動組版ソフトとして、
これまでにも多くの機能を実装してお客様にご利用いただいております。
毎日お客様からご意見やご報告をいただいておりますが
こんな機能が欲しいというご相談も承っております。
時々、目から鱗なご相談もあって驚くことがあります。
その時点では実装されていない、実現が困難な場合もあるかもしれませんが
今後の検討課題として日々努めてまいります。
実際に業務で運用されているお客様やこれから運用を考えていらっしゃるお客様の
ご意見、ご要望は大変ありがたいです。
どうぞご遠慮なくご相談ください。

AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


Dockerイメージ(AH Formatter、Web Interface for AH Formatter)

AH Formatter』の V6.6 を昨年の 2018年8月30日にリリースいたしました。こちらの V6.6 から Linux 64ビット版のコマンドラインインターフェイスを Dockerイメージでご用意いたしました。

Docker はコンテナ型の仮想化環境を実行、管理するオープンソースのソフトウェアです。Docker に関する詳しい説明は割愛させていただきますが、Docker の特徴としてホストOS のカーネルを共有するため消費するリソースが少なく起動や処理が早い、Docker が動く環境で Dockerイメージを配布、共有することで環境によるバージョンのずれをなくし、環境構築やセットアップに必要な負担の軽減などがあります。

『AH Formatter V6.6』はリリース以後、改訂版の公開タイミングで Dockerイメージも常に最新へ更新しています。ご用意している Dockerイメージの詳細とその実行方法など詳しくは『AH Formatter V6.6』の「Dockerイメージ」のページにまとめていますので是非ともご覧ください。

また、他にも『Web Interface V6.0 for AH Formatter』のサーバプログラムと『AH Formatter V6.6』Linux 64ビット版の組み合わせた Dockerイメージもご用意しています。こちらも『Web Interface V6.0 for AH Formatter』の「Dockerイメージ」のページで説明させていただいております。

評価をご希望の方は、弊社システム営業グループ sis@antenna.co.jp までご連絡ください。現在、該当する製品をご使用いただいている場合は、そのライセンスファイルで Dockerイメージを使用いただけます。

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[AH Formatter] より良い欧文組版を目指して

良い欧文組版はどのようなものかという問いを解決するために
良い組版の「良さ」を受け取る相手は誰なのかを考える必要があります。
活字によって、利益を受け取るのは読み手です。
欧文組版は左から右のように、横へ視線が流れます。
スムーズに視線が流れると、読み手は読みやすいと感じることでしょう。
それに対して、横以外を意識させるような何らかの配置があると、視線の流れがその方向に移り、読みにくくなってしまいます。
欧文組版で、横以外の視線を意識させてしまうものに次のような例があります。

1. 連続したハイフネーション
欧文組版では、単語が行末で分割され、次の行に送られるときハイフネーションが起こります。
そして、ハイフネーションが数行にわたり続いてしまうと、行末にハイフンが縦に並んでしまいます。
読者はその縦に並んだハイフンの連続に視線が移ってしまいます。
※ これは『AH Formatter』で組版する場合、hyphenation-ladder-count によって抑制することができます。

2. リバー
欧文では文中の単語間に空白があります。
その空白が大きめになっている場合に、それらの空白が数行に渡って縦(斜め方向)に連続すると、目線がそちらの方向に移ってしまいます。
長い単語が規則的に並んだときに現れやすいものです。

これだけではありませんが、欧文組版ではこのような要素も考慮して、読みやすい文字の並びを作成する必要があります。
より良い欧文組版を目指して『AH Formatter』は現在も改良されています。

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『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


DITAをPDFに(PDF5-ML)

昨日 は DITA を docx に変換する DITA-OT プラグインのことを書きましたが、やはりいまだにマニュアル系は PDF が主流です。

DITA-OT には DITA で書かれたインスタンスを PDF にするためのスタイルシート(プラグイン)が標準で入っているのですが、残念ながら機能的にしょぼくて、あまり積極的に使いたいと思うようなものではありません。多くの人がまず「日本語が文字化けするんだけど」という問題にぶつかります。

アンテナハウスはこれに替わるプラグインを公開しました。”PDF5-ML”といいます。
https://github.com/AntennaHouse/pdf5-ml

“ML”というのは”Multiple Language”の略で、その名のとおり多言語対応を得意としています。
ひとつの DITA トピックファイルの中に複数言語が混在することがありますが、このような場合でも言語毎のフォント選択をきっちり行うことができます。
DITA 採用時にぜひお試しいただければと思います。

アンテナハウスはこのプラグインのカスタマイズ作業も請け負っております。PDF 生成でお悩みの方はご一報下されば幸いです。


DITAからWord(docx)への変換

最近「DITA から Word へ変換することはできないか」というお問い合わせをいただくようになりました。
日本で英語マニュアルを作って、それを各国の販社に送り、販社側でローカライズするには Word が便利なのでしょう。

Word へ変換する DITA OTプラグインはあるにはあります。
https://github.com/jelovirt/com.elovirta.ooxml
しかし、もう2年くらいメンテナンスがされておらず、ちょっと商用では使えないレベルのものです。docx の仕様があまりにも難しいというのが理由のひとつだと思われます。
XSL-FO の仕様は PDF にすると500ページ程度に対して、Word の Open XML File Format の仕様は PDF でなんと6700ページ。全部読み切った人はいるのでしょうか(^^;

ところがところが、昨年アンテナハウスはこの変換プラグインを開発しちゃいました。しかもオープンソースで、どなたでも自由にお使いいただくことができます。
https://github.com/AntennaHouse/ah-wml

そして、来る3月6日に DITAコンソーシアムジャパン主催の「DITA Festa 京都」の開催が計画されているようで、その中で上記のようなことをテーマにしたセッションがあるみたいです。
関西方面でご興味がある方は今のうちに予定に入れておいてください。

DITA


page2019へ出展

2019年 2月 6日から 2月 9日まで開催される「page2019」 にアンテナハウスは今年も出展致します。

バリアブル印刷や印刷物制作業務の効率化でのAH Formatter、PDF Tool APIの利用方法等を中心にDBとの連携、PDFを作成するだけではなく、今あるPDFの再利用をテーマにご紹介いたします。
また、PDF 変換などを行う各種システムコンポーネント製品など、企業内のシステム構築のための様々な支援ツールを、システム開発者、システム・インテグレータ向けにご紹介いたします。

また、弊社ブースへお越しいただき、お名刺の交換をさせていただいた方には、『PDF CookBook 簡易版』をご提供いたします。

■ ご紹介製品


  • PDF Tool API
    ページ結合・分割、しおり・注釈編集などのPDF加工機能をAPIです。
    ブラウザからの呼び出しでの利用方法をデモします。
  • AH Formatter V6.0
    XSL-FO を忠実に実装し、日本語組版など多くの拡張機能で商品レベルの書籍組版ができます。
  • PDF Driver V7.5
    GDI型の仮想プリンタドライバと、これを制御する付属APIのセット製品です。
  • OfficeServerDocumentConverter
    Microsoft Officeがインストールされていない環境でも、Word/Excel/PowerPoint等の文書をPDF/SVG/TIFF/JPEG/PNG/TIFF/INX/XPS ファイルへダイレクト 変換するライブラリです。
  • PDF Viewer SDK
    PDF の表示と編集の専用アプリケーション開発用ライブラリです。
  • その他
    PDFをOffice文書やXMLデータに変換、PDF内の画像を抽出する各種ライブラリ
    をご紹介します。

ご来場される際には、是非とも弊社ブースへお立ち寄りください。

■ 展示会詳細とアンテナハウスブース


「page2019」
会期:2019年2月6日(水)~2019年2月8日(金)
10:00~17:00
場所:東京・池袋 サンシャインシティ 文化会館
★アンテナハウスブース:4F 展示ホールB BT-5



AH Formatter V6.6 改訂2版 の強化内容

昨日、2018年12月6日に XML/HTML 自動組版ソフトのベストセラー『AH Formatter V6.6』のメンテナンスリリースとして改訂2版を公開しました。

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基本的に改訂版では機能強化は行っておりませんが、今回は海外のユーザ様からご要望のあった次の機能に対応しました。

『AH Formatter』は主にバージョンアップのたびに機能強化や新機能の追加を行っていますが、”あったら便利な機能” も既に追加されていることがございますし、いくつかの機能を組み合わせたり工夫することで実現できることもありますので、どうぞお気軽にサポートにお問い合わせください。なお、未実装の機能であれば、ご要望として承り今後の開発の参考にさせていただきます。お問い合わせをお待ちしております。

ご購入前のお客様で『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら、sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。

 


[AH Formatter V6.6] 新機能 justify-rowspan-height のご紹介

こんにちは
AH Formatter サポート担当です。

先月末に『AH Formatter V6.6』を公開いたしました。
今回は V6.6 で実装された新機能のうちのひとつを紹介いたします。

それが、オプション設定ファイルの justify-rowspan-height です。
ヘルプには機能説明として次のように書かれています。

 rowspanされたセルがあり、そのセルの高さが高いとき、
 そのセルが占める各行の高さをなるべく均等にするかどうかを指定します。
 高さが指定されている行やセルがあるとき、文字方向が回転しているセルがあるときは、
 その行より後ろだけが均等になるように処理されます。

実際のサンプルを見てもらうとこんな感じです。

justify-rowspan-height=false の例

セルや行の高さが固定でなく、rowspan された右側のセルの高さが左側のセル 1-1~3-1 の合計の高さより大きいとき、
左側のセル 1-1~3-1 の合計の高さは右側の rowspan されたセルの高さになります。
『AH Formatter V6.5』以前または justify-rowspan-height=”false” では 3-1 のセルだけ高くなります。

1-1~3-1 が共通している項目であれば、高さ、揃えたいなぁと思うでしょう。
しかし、右側のセルの内容量が流動的であれば固定値で高さを指定するのも難しい。
そのような場合に、
『AH Formatter V6.6』ではオプション設定ファイルで justify-rowspan-height=”true” と指定すると高さを揃えることができます。

justify-rowspan-height=true の例

注意点として、
この機能はオプション設定ファイルで指定するので、ドキュメント全体に影響するかもしれません。
個別にテーブル単位での指定はできません。
それから、”なるべく均等にする” ので、きっちり等分というわけにはいかないかもしれませんのでご了承ください。

AH Formatter V6 サンプルFO集」のページでも V6.6 の新機能を近日公開予定です。
※ 2018年9月25日 サンプルを掲載しました。「サンプルFO集 更新情報」をご覧ください。

 


美味しいDITAの作り方セミナー「DITA再利用の原理とシステム活用」その2

ふたつめのセッションは「DITA運用編:再利用と協働制作を支援するCCMSとSchematron(スキマトロン)の活用法」と題し、アートダーウィン社が講演しました。
DITAの特性に応じたCMS製品(CCMS)が持つべき機能を、DITA専用CMSを使って具体的に解説し、さらにSchematron(スキマトロン)を使って、誤ったトピックライティングを矯正し、再利用を促進させる手法を実演を交えて解説しました。

DITAセミナー04出典:アートダーウィン著「再利用と協働制作を支援するCCMSとSchematronの活用法」から

ご参加された方々は皆さん熱心で、懸命にメモを取っていらっしゃる方もいらっしゃったのが印象的でした。
最後にアンケートにお答えいただいたのですが、80%以上の方に「期待以上に有意義だった」あるいは「期待通り有意義だった」とおっしゃっていただけました。

美味しいDITAの作り方セミナーは今後も続けていきたいと考えていますので、DITAに興味のある方は是非ご参加ください。

DITAセミナー

セミナーの様子

<< 「その1」


美味しいDITAの作り方セミナー「DITA再利用の原理とシステム活用」その1

7月10日にアンテナハウスとアートダーウィン社共催で「美味しいDITAの作り方セミナー」を開催しました。
このセミナー、テーマを変えて過去に数回開催してきたのですが、毎回好評でして今回もその例にもれず、多くの方に喜んでいただけたと自負しています。

ひとつめのセッションは「DITA基礎編:みんなが知りたい再利用のしくみ」と題し、トピックファイルとは何か、マップファイルとは何かという話から始め、DITAが用意する各種情報タイプ(concept、task、reference、glossary)の概要説明、そして本セッションのメインテーマであるコンテンツ再利用手法(conref、conkeyref、keyref、条件処理、関連テーブル)の解説を行いました。

使用したスライドのほんの一部
DITAセミナー01DITAセミナー02DITAセミナー03
「その2」に続く >>


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