タグ別アーカイブ: 自動組版

Antenna House Formatter V7.0 リリースのお知らせ

2020年2月20日に XML/HTML 自動組版ソフトのベストセラー『AH Formatter』をバージョンアップした『AH Formatter V7.0』を公開しました。

AH Formatter のロゴ

『AH Formatter V7.0』では、欧文組版における行分割処理の改良、BIDI処理の改良、GUI の改良、
ドロップキャップ・PDF 2.0 出力・PDF/X-4p 出力・Adobe Fonts・WebP への対応など
盛りだくさんです。

詳しくは「ニュースリリース」に記載しておりますので、是非ご覧ください。
 
 


「自動組版エンジン【AH Formatter V7】セミナー 」を3/6に開催します【2/27追記:中止のお知らせ】

2/27追記:3/6日に開催を予定しておりました「自動組版エンジン【AH Formatter V7】セミナー 」は新型コロナウイルス感染症に関わる状況の急激な変化を鑑み、開催を中止いたします。

概要

大容量・多言語データに最適な自動組版ソフト【AH Formatter】が、8年振りのメジャーバージョンアップを行いました。その新機能の説明と最新の海外動向、事例紹介、及びDITAに関する簡単なセミナーを行います。

【AH Formatter】は、独自開発した PDF出力エンジンで、
アクセシブルなタグ付きPDF や印刷用の PDF/X、長期保存用の PDF/A などさまざまな PDF形式の出力ができます。

 セミナー内容

AH Formatter 20年の歩み
アンテナハウス 小林 徳滋

AH Formatter V7.0 新機能紹介
 アンテナハウス 額賀 正彦
PDFもDTPデータもハイブリッドで提供可能 自動組版クラウドサービス「DOT3」でのFormatter利用事例
株式会社 ニューキャスト 川原 正隆 様
求人・クーポン・住宅などの情報誌からメーカーや商社発行のカタログなど様々な商業印刷物をクラウド上のFormatter(ASPライセンス)でPDF生成しています。
また、同じデータをInDesignで編集可能なIDMLにも変換してハイブリッドな提供を実現している事例をご紹介します。

AH Formatter 海外動向
アンテナハウス 平出 桂子
Tangeloは企業用レポートを作成するためのソリューションを西ヨーロッパ、北米、アジア太平洋地域のクライアントに提供しているアンテナハウスのパートナーです。TangeloがAH Formatter を使ってどのようなサービスを提供しているかをお伝えします。
DITAの「コンテンツ再利用」について
 アンテナハウス 小林 具典
DITAの大きな目標のひとつである「コンテンツ再利用」の仕組みを説明します。
またこの仕組みを上手に利用することにどういうメリットがあるのかにも触れます。

タイムテーブル

 開始  終了
13:15 13:30 受付開始
13:30 13:35 ご挨
13:35 14:05 AH Formatter 20年の歩み
14:05 14:35 AH Formatter V7.0 新機能紹介
14:35 15:15 事例紹介 ニューキャスト様
15:25 15:55 AH Formatter 海外動向
15:55 16:25 DITAの「コンテンツ再利用」について
16:25 16:45 質疑応答

会場

日時 2020年3月6日(金)13:15~16:45
 会場  関東ITソフトウェア健康保険組合 1FA
 住所 東京都新宿区百人町2丁目27-6

参加登録は次のページで受け付けております。

「こくちーず」で参加登録

AH Formatterのページはこちら


page2020

2/5から三日間、池袋サンシャインで開催された page2020 に弊社も出展しました。
毎年出展しているのですが、今年はいつもより来場者が多かったように感じました。いつもなら初日の午前中はほとんどお客様が来ないのですが、今回は3日間平均していつもより多いかな、という印象です。

自動組版に興味をお持ちの方がたくさん弊社ブースにお立ち寄りくださいました。ありがたいことです。
以前からそうなのですが、やはり一番の難所は「既存コンテンツをどうやってXMLにするのか」というところですね。これを解決するソリューションを作ったら成功間違い無し!?


[書籍紹介] MathML 数式組版入門 英語版の販売開始

この度、2019年11月12日に「MathML 数式組版入門」の英語版「An Introduction to MathML Typesetting」の販売を開始いたしました。

AH Formatter

Amazon.com より販売中となっています。
An Introduction to MathML Typesetting

こちらの書籍「An Introduction to MathML Typesetting」は 2017年8月に発売した「MathML 数式組版入門」をベースにしたもので、海外の皆さんにも幅広く利用していただこうと翻訳に着手し販売に至りました。翻訳にあたっては海外の皆さんにご理解いただけるよう表現の全般的な見直しも行いました。

MathMLとは?と思われた方、これまで当ブログで MathML について紹介した記事を以下にまとめていますので、是非ご覧ください!
[AH Formatter] MathML への取り組み

日本語版の「MathML 数式組版入門」の販売も継続しております。
書籍は次の販売店よりお買い求めいただけます。
販売店:
Amazon.co.jp
三省堂書店
楽天ブックス
honto

「MathML 数式組版入門」は全文を PDF形式で無料公開していますので、ご活用ください。
MathML 数式組版入門(PDF形式)
 
 
AH Formatter ロゴ

本書や MathML の組版に使用した『AH Formatter』は以下のページより評価版をお申し込みいただけます。こちらも合わせてお試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


マークダウン原稿を AH Formatter を使って PDF にする

自動組版を使って製本するにあたって、原稿を何で書くかという選択は後に使う労力を決定する重要な要素です。
その執筆形態はさまざまなものがあります。
例としては XML や HTML がありますが、これらはタグを駆使して書く必要があります。
これらに対して、マークダウンは基本的にタグを使いません。
マークダウンで原稿を書いて、それを製本に使用できれば執筆作業が簡便化されるかもしれません。

マークダウン原稿から AH Formatter 経由で製本用の PDF を作成することが可能です。
あくまで一例なので、この方法が絶対というわけではありません。

その手順の概要としては
1. 原稿をマークダウンで書く。
2. マークダウン原稿を HTML に変換。
3. HTML を XSLT で加工。
4. AH Formatter を使い HTML+CSS で PDF出力。
という手順です。

今回はその手順をごく大まかに説明します。

まず原稿をマークダウンで書きます。
その原稿を Node.js の markdown-it というプラグインを使って HTML化します。
次に目次や索引を XSLT で付与します。
最後に、できた HTML と CSS を使って AH Formatter で組版します。
そうすると冊子本PDF が出来ます。

この手順により冊子本を作成する手段にマークダウンというもう一つの選択肢が出来ました。

今回は個々の手順をまったく掘り下げませんでしたが
アンテナハウスがこの実践を本にまとめたものがあるのでご興味のある方はチェックしていただけると幸いです。
→ 「簡単!Markdown+CSSによる冊子本作り -理論と実践-

販売は PDF版のみですが、300円(税抜)と非常にお求めやすくなっております。
 
 
AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


「技術書典7」に出展いたします。

来週 9月22日(日)に開催される「技術書典」(主催:TechBooster / 達人出版会)に向けて、最近、組版界隈で話題の Markdown(と CSS)を用いて、実際に技術同人誌『簡単!Markdown+CSSによる冊子本作り ―理論と実践―』を作成いたしました。当日販売いたしますので、ぜひお手にとってご覧ください。

『簡単!Markdown+CSSによる冊子本作り ―理論と実践―』の表紙

本書籍の内容については、先日、弊社ブログでご紹介しております。ご関心ございましたらご覧ください。
Markdown+CSS組版で冊子本(PDF)を作ってみる

◆ 技術書典概要
・開催日時:2019年9月22日(日) 11:00~17:00
・開催場所:池袋サンシャインシティ2/3F 展示ホールC/D(文化会館ビル2/3F)
・サークル名とブース番号:アンテナハウスCAS電子出版(き45D)
販売書籍
技術書典7

◆技術書典ご来場予定の方に

一般参加者は13時まで有償の整理券が必要です。ご注意ください。

整理券のご案内

整理券は1,000円で、3種類あります。

(1) Cホール(3階)から入場 11時~
(2) Dホール(2階)から入場 11時~
(3) Dホール(2階)から入場 12時~

弊サークルの場所は、展示ホールD(2F):き45Dです。

アンテナハウスCAS電子出版(き45D)

入場が13時過ぎると無償(ただし、待機列解消後)になります。Markdown本はたくさん印刷しましたので、まず売り切れはないと思いますので、遅くてもたぶん大丈夫なはずです。


[AH Formatter] より良い欧文組版を目指して その3

[AH Formatter] より良い欧文組版を目指して
[AH Formatter] より良い欧文組版を目指して その2
上記の記事の続きです。

欧文組版で考慮すべき事柄には以下もあります。
読み手に違和感が発生しないように工夫して組版する必要があります。
適切なプロパティの値を設定したり、元文書を直すことで対処できます。

・ハイフネーションできない単語を含む行の前後で字間が空き過ぎる
ハイフネーションができない単語が行末にある場合、その行前後で空白が空きすぎる場合、表現を変えるか、固定幅の空白文字を挿入する等の対処が考えられます。

・widow や orphan を回避したことによるページ量の増加
『AH Formatter』では widowsプロパティで最低何行から次ページに送るかを設定をすることができますが、プロパティの値によってはページ数が増える可能性があります。もし、それが許容できる範囲ではない場合、widowsプロパティの値を変える、行の高さを再設定するなどで対応することが出来ます。

組版で審美的な問題が発生したとき、いちいち手で修正するのは面倒です。
『AH Formatter』では自動組版をもっと便利に利用できるよう、有用なプロパティを開発しています。

また、目視で組版結果を判定せずプログラムによって自動で判定し、上記のような審美的な問題を自動検出できれば文書作成のコストはぐっと下がるだろうと思います。対応策などもサジェストしてくれるものだとなお良いでしょう。
 
 
AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


XML と oXygen の勉強会

XML 入門と oXygen を使って JATS(学術雑誌論文記述用のXMLボキャブラリー)を入力してみるという二本立てでした。
事務局さんのご意向で「エラーを体験することでより深く XML を理解する」というような内容にさせていただいたのですが、これが結構新鮮で私も楽しませてもらいました。

もう3か月くらい前の話になってしまいますが、学術情報XML推進協議会さんの主催したセミナーでスピーカーを務めさせていただきました。
https://xspa.jp/post/183836958072/jats-xml初心者セミナー2-実践編2019513

XML-1

XML-2

とは言え、oXygen は誰でもエラーのないデータが入力できることを売りとしているツールですので、無理やりエラーを発生させるのはしんどかったです(笑)

弊社ではお客様のご要望に応じた内容でセミナーを開催しておりますので、ご興味のある方はいつでもご連絡ください。


久しぶりの XSLSchool(XSLTとXSL-FOの勉強会)

XML を自動組版するには XSLT の開発と XSL-FO の知識が不可欠です。HTML と CSS で組版しようという動きもあるにはありますが、まだまだ少数派でしょう。

弊社では XSLT と FO の両方を1日で学んでしまおうという、ちょっと贅沢なセミナーを開催しています。今まで 25 回以上開催し、ご参加者の延べ人数は 100 名様を超えてます。「XSLT や FO は名前を聞いたことはあるけれど…」という方々からご好評をいただいているセミナーで、6~7時間かけて XSL-FO の基礎を学びながら XSLT をひたすら入力していただく、ちょっとしたスパルタな内容です。

セミナーで使うテキストの一部

XSLSchool-2

XSLSchool-1

先日、久しぶりに XSLSchool 開催のご依頼をいただき、静岡にあるお客様のオフィスに出向き開催させていただきました。
来月も他のお客様から開催の打診をいただいています。

詳しくは「XSLSchoolのご案内」をご参照ください


[AH Formatter] line-heightプロパティ

こんにちは。
AH Formatterサポート担当です。

今回は XSL-FO の line-height プロパティのお話です。
line-heightプロパティは、行高さを指定するものですが、
その値は次のような種類があります。

normal:
line-height-“normal” のように指定します。既定値です。ユーザエージェント(AH Formatter)が適切な値に設定します。
AH Formatterではline-height=”1.2″ を初期設定としています。この値はオプション設定によって変更することも可能です。
<length>:
line-height=”20pt” のように数値+単位を指定します。
<number>:
フォントサイズに対する倍数を指定します。line-height=”1.5″ のように指定します。
<percentage>:
フォントサイズに対するパーセンテージを指定します。line-height=”150%” のように指定します。

ここで、1つ疑問に思われた方がいるかもしれません。
line-height=”1.5″ と line-height=”150%” って結局同じじゃないの? と。

実際に組版してみると、このようになります。
例1:
<fo:block line-height=”1.5″>line-height=”1.5″</fo:block>
<fo:block line-height=”150%”>line-height=”150%”</fo:block>
line-height プロパティ

そうです、”この場合”の行高さは同じです。
例えばフォントサイズが 30pt の場合、どちらもフォントサイズ 30pt × 1.5 で行高さは 45pt になります。
では、<number> と <percentage> で何が違うのか。
XSL-FO の仕様説明をみてみましょう。

<number>
The computed value of the property is this number multiplied by the element’s font size. Negative values are illegal.
However, the number, not the computed value, is inherited.

<percentage>
The computed value of the property is this percentage multiplied by the element’s computed font size. Negative values are illegal.

どちらの説明も前半の意味は同じですが、<number> にはこの一文が追加されています。

However, the number, not the computed value, is inherited.
日本語訳:しかしながら、計算された値ではなく、数値が継承される。

line-height プロパティの値は継承されます。親block で指定された値が子(子孫)block にも適用されます。
親block に line-height=”1.5″ または 150% が指定されていて、
子(子孫)の block でフォントサイズが変更されたとき、この “the number, not the computed value, is inherited.” が関係してくるのです。
例えば、次のような場合です。

例2:
<fo:block font-size=”30pt” line-height=”1.5″>
<fo:block font-size=”20pt”>line-height=”1.5″</fo:block>
<fo:block >line-height=”1.5″</fo:block>
</fo:block>
line-height プロパティ

例3:
<fo:block font-size=”30pt” line-height=”150%”>
<fo:block font-size=”20pt”>line-height=”150%”</fo:block>
<fo:block >line-height=”150%”</fo:block>
</fo:block>
line-height プロパティ

どちらも親block で line-height を指定しています。
1つめの子block で、フォントサイズを変更しています。

<number>の場合は、指定された数値が継承されます。
line-height=”1.5″ の場合、”1.5″ の値が継承されて
フォントサイズが変更になると、その block のフォントサイズ×1.5 の行高さになります。
例2では1つめの子block は、20pt×1.5 で35pt、2つめの子block が 30pt×1.5 で 45pt の行高さになります。

<percentage>の場合は、それが指定されたときのフォントサイズから計算された値が継承されます。
例3では、親block の font-size=”30pt” line-height=”150%” から行高さは 45pt と計算されます。
(line-height の指定がない)子block には、その “45pt” の値が継承されます。
1つめの子block も 2つめの子block も同じ 45pt の行高さとなります。

両者の違いに注意してお使いください。

AH Formatter ロゴ

『AH Formatter』の評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。是非、お試しください。
AH Formatter 評価版のお申し込み

XSL-FO の基本仕様と『AH Formatter』の拡張機能をお試しいただけるよう「サンプル FO 集」もご用意しています。

『AH Formatter』についてお問い合わせがございましたら sis@antenna.co.jp 宛てにご連絡ください。


Pages: 1 2 3 4 5 Next