DITA でオーサリングをする際、初めにコンテンツ構造の計画を立てていると思います。
そして計画に対しレビューを行い、コンテンツの全体を把握した後に DITA ファイルを作成。このファイルを作成する作業がなかなか大変。
しかも一度 DITA ファイルを作成してしまうと手直しがまた大変。
コンテンツは大量にあるのでファイルを探すだけで一苦労です。
この作業が自動化できたらいいな、そんなことを考えたことはありませんか?
その悩みを解消してくれるツールがこの「ATL to DITA」(仮)です。
1.Excel ファイルでコンテンツ構造の計画を立てます。
グループ(第一階層)や階層レベル、chunk、タイトル、メタデータの情報を記載していきます。
2.ツールの画面で Excel ファイルや出力先などを指定します。
![atl_gui1](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_gui1.jpg)
ツール画面1
![atl_gui2](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_gui2.jpg)
ツール画面2
※画面は開発中のものです
3.出力先のフォルダに DITA ファイルが作成されます。
![atl_out1](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_out1.jpg)
出力ファイル1
![atl_out2](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_out2.jpg)
出力ファイル2
![atl_out3](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_out3.jpg)
出力ファイル3
階層に応じたマップが生成され、トピックには予め Excel で記載したタイトルやメタデータが挿入されます。
4.計画に手直しが入った場合はもう一度ツールを実行してください。
如何でしょうか?ちょっとした機能ですが、なかなか便利ですよね!
このツールは Java、Ant、XSLT を組み合わせて構成しています。
![atl_architecture](https://blog.antenna.co.jp/ILSoft2/wp-content/uploads/2017/10/atl_architecture.jpg)
構成
皆様は日々の業務でこういうものがあったら便利なのにな、といったものはございますか?
こういった便利なツールのご要望がございましたらアンテナハウスまでご相談ください!