DITA でオーサリングをする際、初めにコンテンツ構造の計画を立てていると思います。
そして計画に対しレビューを行い、コンテンツの全体を把握した後に DITA ファイルを作成。このファイルを作成する作業がなかなか大変。
しかも一度 DITA ファイルを作成してしまうと手直しがまた大変。
コンテンツは大量にあるのでファイルを探すだけで一苦労です。
この作業が自動化できたらいいな、そんなことを考えたことはありませんか?
その悩みを解消してくれるツールがこの「ATL to DITA」(仮)です。
1.Excel ファイルでコンテンツ構造の計画を立てます。
グループ(第一階層)や階層レベル、chunk、タイトル、メタデータの情報を記載していきます。
2.ツールの画面で Excel ファイルや出力先などを指定します。
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ツール画面1

ツール画面2
※画面は開発中のものです
3.出力先のフォルダに DITA ファイルが作成されます。

出力ファイル1

出力ファイル2

出力ファイル3
階層に応じたマップが生成され、トピックには予め Excel で記載したタイトルやメタデータが挿入されます。
4.計画に手直しが入った場合はもう一度ツールを実行してください。
如何でしょうか?ちょっとした機能ですが、なかなか便利ですよね!
このツールは Java、Ant、XSLT を組み合わせて構成しています。
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構成
皆様は日々の業務でこういうものがあったら便利なのにな、といったものはございますか?
こういった便利なツールのご要望がございましたらアンテナハウスまでご相談ください!