数字や日付、番号などを記入する用紙には、文字を記入するための一文字ごとの記入枠(升目)が書かれています。確定申告の申請用紙はその代表的な例でしょう。郵便番号やクレジットカード番号の記入枠などにもよく使われます。
「記入枠をどのようにして作成するか」はPDFへの追記ツールの良し悪し、要ということができます。「書けまっせPDF」は、記入枠を作りたいところでクリックして自動生成するなど簡単に追記枠を作ることができます。ところが、確定申告の数字の枠や郵便番号などの枠をひとつずつ記入枠(テキストボックス)に置き換えてしまうと、数字を一枠一文字として入力しなければなりません。
そこで、手動で記入枠を作り、それぞれの枠をひとまとめにして一回で入力(ひとつづりの数字として入力する)するようにするようにしたらどうでしょう。
実は、ひとつの枠で記入枠の中心に文字がきちんと配置されるような処理は、ワープロや表計算ソフトなどでも簡単には実現できません。
ところが、「書けまっせPDF」を使うとこの処理がとても簡単に実現できます。
上図のように、作成した記入枠を選択して、必要な桁数をプロパティペインの「桁割」欄に入力します。
上の例では、枠にピタリと配置するために余白をゼロにして、フォントのサイズを自動で調整するようにしています。フォントの種類も自由に選択できます。
「書けまっせPDF5」の詳細はこちらをご覧ください。
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「書けまっせPDF」定番の便利機能(1/3)― 背景の差し替え
PDFを開いて追記作業をしている最中に、そのPDFが変更になってしまったときや、昨年記入した用紙を再利用したいといったときのことを想像してみてください。
せっかく追記したのにその作業を無駄にはできないですよね。
1ページ程度なら、新しいPDFを開いておいて、作業していた元のPDFのオブジェクト(文字や図形など)をすべて選択(Ctrl+Aキーを使うなど)してコピーし、新しいPDF上でペーストするのがいいでしょう。でもページが増えるとこの方法では面倒です。
そんなときに便利なのが「用紙PDFの差し替え」という機能です。
「書けまっせPDF」では、開いたPDFを「用紙PDF」と呼んでいます。作業中の画面上では、この用紙PDFが常に背景として表示されますが、実はその用紙PDFを差し替えることができます。まさに背景を入れ替えるような感じです。
作業中にいつでも背景を差し替えられるので、ページ数の多いPDFの更新も簡単です。
この機能で注意したいのは、ページの増減です。差し替えた背景のPDFのページが元の用紙PDFより多いと、作業中のPDFのページも増えます。逆に、差し替えた背景のPDFのページ数が元のPDFのページ数より少ないと、差し替えたときにページ数が少なくなります。少なくなったページに追記されていたオブジェクトは差し替えと同時に削除されてしまいます。
また、これまでもブログでご紹介しましたが、「PDF出力」機能で作成したPDFは、背景のPDFと追記したオブジェクトがひとつのPDFになってしまい、分離することができなくなります。再度「書けまっせPDF」で開いても背景の差し替えが期待通りに機能しません。
追記作業後、何度でも背景の差し替えをしたいときは、編集作業の情報を記録できるWPPX形式で保存してください。
WPPXなら開いていつでも編集作業を再開できます。背景のPDF(用紙PDF)をWPPXファイル内部に保持していますので、もはや作業するときにオリジナルのPDFファイルは必要ありません。もし、オリジナルのPDFが必要になったときは、WPPX内のオリジナルのPDFファイルを取り出す「用紙PDFを取り出す」機能を利用します。
「書けまっせPDF5」の詳細はこちらをご覧ください。
「書けまっせ!! PDF Webサービス」 レビューするには?
昨日紹介した「書けまっせ!! PDF Webサービス」、試してみてもらえたでしょうか?
今日はこのサービス一番のウリとなるレビューについて簡単にご紹介します。
レビューとは作成したドキュメントを他の人間にチェックしてもらうというものです。
書類や記事を作って校正したり、アンケートに回答を記入してもらうといった使い方もできます。
「書けまっせ!! PDF Webサービス」ではこのレビューがブラウザだけでとても簡単に実行できるようになっています。
レビューの流れは次のようになります。
クリックで拡大します
1) オーナでログインしてドキュメントをアップロードします。※図1
2) レビュアや期限などを選んでレビューを開始します。
3) レビュアはログインするとそのドキュメントをチェック(レビュー)できるようになります。※図2
4) レビューが終了したら、オーナは指摘された部分を修正します。
5) 再度レビューにかけたければ「更新」をクリックして修正したドキュメントを再アップロードします。※図3
6. 2へ
レビューは一見難しそうに見えますがやることはこれだけです。
レビューを試すにはアカウントが必要になります。無料で試用版アカウントが作成できますのでぜひ試してみてくださいね。
書けまっせ!! PDF Webサービス サイトリニューアル!
「書けまっせ!! PDF Webサービス」のサイトをリニューアルしました。
https://web.antenna.co.jp/saas4pdf/
「書けまっせ!! PDF Webサービス」はWeb上でPDFを活用するためのWebアプリケーションで、次の機能があります。
・オフィス文書(MicrosoftOffice97以降)、画像、テキストからPDFを作成する
・文書に文字を記入する。
・多人数によるレビューをおこなう。
アカウントを作らなくてもすぐに試せるアプリ画面を用意しました。コメントをつけたりPDFを出力したり、いろいろな機能や操作を試せるようになっています。
興味のある方はもちろん、無い方もクリックするだけで試せます。 とても簡単なのでぜひ一度使ってみてください!
テクニカルサポートに問い合わせる前に
サポート窓口宛、数多くのお問い合わせのメールをいただいておりますがその中に「○○できない」と現状説明があるだけで、他にほとんど情報がないものが見られます。
このようなお問い合わせの場合、お客様がご利用になられている環境や現象が生じる前に行われた操作の内容などを確認するため何度もメールのやり取りを行うことになりますので、その分どうしても問題が解消されるまでに時間を要することとなります。
このような状況を避けるためにもサポートにお問い合わせをいただく際には、以下の情報も合わせてお伝えいただきますよう、お願いします。
- ご利用になられている製品の名称とそのバージョン
- ご利用になられているコンピュータのOSの名称と種類(32-bit or 64-bit)、サービスパックの適用の有無
- ご利用になられているコンピュータに搭載されているメモリの量とシステムドライブ(通常は C: ドライブ)の空き容量
- 発生した問題の具体的な内容
操作の具体的な内容/操作手順など、できるだけ具体的にご説明ください。エラーメッセージが表示される場合には、その内容(画面のスナップショット画像でも可)も合わせてお知らせください。 - PDFファイルが正常に作成できない場合には、対象となる文書ファイル、また文書ファイルを作成したアプリケーションの名称とそのバージョン
特定のファイルだけで現象が生じる場合には、そのファイルを提供していただければ幸いです。
「PDFインフラストラクチャー解説」EPUB本の0.1版を公開
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2005年から2008年にかけてブログで1000日間連載した「PDF千夜一夜」(https://blog.antenna.co.jp/PDFTool/)の記事を、昨年の末から整理して電子本(EPUB,PDF,Web)を作る作業に取り掛かりました。
発行しようとしている本の名前を仮に「PDFインフラストラクチャ解説」という名前にしました。とりあえず、夏ごろに発行したいと考えています。四六版PDFにしますと約120頁程度(見出しだけの頁を含めて全178頁)できました。少々気が速いですが、0.1版としてEPUB版を公開しました。次からダウンロードしていただくことができます。
「PDFインフラストラクチャ解説」EPUB2.0版(0.1版)(無償)
本書はPDFという情報インフラについて多くの人に理解を深めてもらうことができるよう書籍としての完成度を高めたいと思っています。そこで本書は完成するまでの間、無償で配布して皆様のご意見を賜りながら内容を改めて、完成したら有償で出版したいと考えています。
また本書について議論していただくことのできる場所としてfacebookグループ(http://www.facebook.com/groups/PDFinterest/)を開設しました。関心をお持ちの方はグループにご参加いただき、質問、コメント、議論をいただければ幸いです。
この5,6年でPDFがビジネスのインフラの地位を確立し、PDFソフトはコモディティ化して誰でも使えるようになりました。この間PDF技術の中核はあまり変わっていません。PDFはもともとPostScriptという高度な技術がベースでありましたので、最初から完成度が高かったのですが、20年を経てPDFはもうかなり枯れた技術になっています。そういう意味で安心感があります。
アンテナハウス製品を使ったソリューションで、今年、一番印象に残った事例
今年1年間、アンテナハウスの製品を使ったソリューションで印象に残ったものはいろいろありますが、その中でも、話を聞いて一番嬉しかったのは、先日(12月7日)のAH Formatter事例発表セミナーでも紹介いただきましたが、株式会社エヌ・エヌ・エーさん(NNA)の「CSSレイアウトよる日刊情報誌 「The Daily NNA」18 紙の制作」事例です。
○セミナーのプレゼン資料
先日のセミナーでは言及されませんでしたが、その前に、ご協力をいただいたケーススタディ資料には、導入効果として、「数百万円の開発費(ソフトウェアライセンス含む)で、毎年、年間数千万円規模のコスト削減効果が出ています。」とあります。
○日刊経済情報誌(17種類)の自動組版システム
このような劇的な導入効果の出る事例はなかなか少ないだろうと思います。この事例は、システム開発投資が少ないのが投資効率が良くなっている要因です。コンテンツがニューズレターということもあり、記事の入力をフォームで簡単に行なえるのでシステム化が比較的簡単だったのが成功要因といったら言いすぎでしょうか?
コンテンツのXML化は、DITAのような重量級のシステムだけではなくて、こうした軽量システムでも大きな効果が出せると、「Think Simple」の重要性を改めて考えさせられた次第です。来年は、ぜひこういう自動組版の威力が発揮された事例報告が相次ぐようにしたいものです。
ユーザーサービスについて・優待購入について
優待購入は、アンテナハウスのデスクトップ製品ユーザー様※がアンテナハウスデスクトップ製品を5本までお得な価格で購入いただけるサービスです。
※PDFDriverシングルライセンスのみの、ご登録ユーザー様はお申込いただけません。
既にお持ちの製品の追加購入も出来ますし、お持ちでない製品を購入することも出来ます。
CD-ROM製品はユーザー登録用紙がつきますので、会社で使ってみて気に入ったので個人PC用に購入!ということでもきます。
優待購入対象製品(CD-ROMのみ 税・送料込)
PDF スイート 5 (標準価格 19,740 円) →13,650 円
書けまっせPDF5 スタンダード (標準価格 4,620 円) → 3,150 円
書けまっせPDF5 プロフェッショナル (標準価格 10,500 円) → 6,300 円
瞬簡 PDF 変換 7 (標準価格 8,400 円) →5,250 円
自在眼 11 プロフェッショナル (標準価格 13,440 円) → 7,140 円
自在眼 11 スタンダード (標準価格 7,980 円) →4,830 円
リッチテキスト・コンバータ 20 (標準価格 34,650 円) →16,800 円
リッチテキスト・コンバータ 20 パーソナル (標準価格 15,750 円) → 7,350 円
アウトライナー2 (標準価格 29,400 円) → 18,480 円
FAXで申込
オンラインショップで申込
優待購入対象製品(ダウンロードのみ 税込)
PDFサイン(標準価格 5,040円) →3,150円 ショップで購入
瞬簡PDF バインダー3 有償版(標準価格 3,150円) →2,100円 ショップで購入
ユーザー登録はこちら
オンラインショップ
ユーザーサービス・新製品へのバージョンアップについて
アンテナハウスデスクトップ製品を購入されて、ユーザー登録をされると新製品が出たときに、お得な価格でバージョンアップをしていただけます。
バージョンアップをされるとサポート期間が1年延長されます。
旧製品は不要でインストールできます。新規価格で市販されている製品を、ユーザー様はバージョンアップ価格で購入いただけます。
今回は『PDFスイート5』へのバージョンアップ対象の製品と価格をご案内致します。
□『PDFスイート4』
□『PDFスイート4.1』
□『書けまっせPDF4プロフェッショナルPlus』
上記製品のユーザー様 のバージョンアップ価格 3,150円
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□『PDFスイート』
□『PDFスイート2』
□『PDFスイート3』
上記製品のユーザー様のバージョンアップ価格 5,250円
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□『書けまっせPDF5プロフェッショナル』
上記製品のユーザー様のバージョンアップ価格 6,825円
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□『書けまっせ!!PDF4プロフェッショナル』
□『書ける!PDF4PRO』
□『徹底 書ける!PDF5 Professional』
上記製品のユーザー様 『PDFスイート5』へバージョンアップ価格 7,350円
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□『瞬簡PDF 変換7』
上記製品のユーザー様のバージョンアップ価格 8,400円
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□『瞬簡/リッチテキストPDF6』
□『瞬簡/リッチテキストPDF6.1』
□『瞬簡PDF バインダー3(有償版)』
□『書けまっせPDF5スタンダード』
上記製品のユーザー様のバージョンアップ価格 10,500円
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ユーザー登録はこちら
オンラインショップ
PDFスイート5への有償バージョンアップ(オンラインショップ)
PDFスイート5への無償バージョンアップ(オンラインショップ)
ユーザーサービスについて
『PDFスイート5』のバージョンアップ対象の製品をお持ちでない方も、『PDFスイート5』を
お得な価格で優待購入ができます。
優待購入については明日ご案内いたします。
ユーザーサービスについて
アンテナハウス・デスクトップ製品をご購入し、ユーザー登録された
ユーザー様は、お得なユーザーサービスをお受けいただけます。
ユーザーサービスについて
今週はユーザーサービスについてご案内いたします。
ユーザーサービスには以下のサービスがございます。
・バージョンアップ
旧製品から、同シリーズの新製品へお得な価格でバージョンアップいただけるサービスです。
例:PDFスイート2からPDFスイート5(標準価格19,740円)へ5,250円でバージョンアップ!など
旧製品の新規購入時期によっては無償バージョンアップもございます。
今秋から相次いで発売しております新製品へのバージョンアップについて、
今後ブログで詳しくご案内いたします。
・優待購入
バージョンアップ対象でない製品を、お得な優待価格でご購入いただけるサービスです。
例:瞬簡PDF3ユーザー様がPDFスイート5(標準価格19,740円)へ13,650円で優待購入!など
5本まで優待購入いただけますので、自宅に、会社にもう1本ほしい!方などにオススメです。
どのような製品が優待購入対象か、今後ブログで詳しくご案内いたします。