「書けまっせPDF」定番の便利機能(2/3)― 桁割とは?

数字や日付、番号などを記入する用紙には、文字を記入するための一文字ごとの記入枠(升目)が書かれています。確定申告の申請用紙はその代表的な例でしょう。郵便番号やクレジットカード番号の記入枠などにもよく使われます。
「記入枠をどのようにして作成するか」はPDFへの追記ツールの良し悪し、要ということができます。「書けまっせPDF」は、記入枠を作りたいところでクリックして自動生成するなど簡単に追記枠を作ることができます。ところが、確定申告の数字の枠や郵便番号などの枠をひとつずつ記入枠(テキストボックス)に置き換えてしまうと、数字を一枠一文字として入力しなければなりません。
そこで、手動で記入枠を作り、それぞれの枠をひとまとめにして一回で入力(ひとつづりの数字として入力する)するようにするようにしたらどうでしょう。
実は、ひとつの枠で記入枠の中心に文字がきちんと配置されるような処理は、ワープロや表計算ソフトなどでも簡単には実現できません。
ところが、「書けまっせPDF」を使うとこの処理がとても簡単に実現できます。
桁割
上図のように、作成した記入枠を選択して、必要な桁数をプロパティペインの「桁割」欄に入力します。
上の例では、枠にピタリと配置するために余白をゼロにして、フォントのサイズを自動で調整するようにしています。フォントの種類も自由に選択できます。
「書けまっせPDF5」の詳細はこちらをご覧ください。