弊社システム製品をご利用の皆さん、保守サービスに入られていますか?
今回は、『システム製品「通常保守サービス」』約款を6年ぶりに改定しましたので、そのご案内です。
「約款、あの字の細かいやつね。最近度が合わなくなって。」とか「条文読むと、速攻で眠くなるから。」とか、「約款」と聞いただけで拒否反応を起こす方のなんと多いこと。
何となく保険のためにとか、断る理由もなかったからとか、初年度はタダだったからそのまま惰性でとおっしゃる方、この機会に是非ご一読ください。
保守サービス、なかなか使えるやつですので。
それでは、「保守サービス」とはなにかについて説明をさせていただきます。
正式には、『システム製品「通常保守サービス」(以下、通常保守サービス)』と言います。
ソリューション・システムコンポーネント製品の保守サービスには、次の3種類があります。
- 通常保守サービス
- 特別保守サービス
- 有償技術サービス
皆さんがシステム製品を購入された際に、1年分は漏れなく付いてくるのが「通常保守サービス」です。漏れなく付いてくるからと言って「無償」ではありません。製品の価格に含まれているだけです。(第6条1項)
特をした気分になっていた皆さん、ぬか喜びをさせて申し訳ございません。
では、何をしてくれるのかといいますと、以下の5つになります。
- お問い合わせ対応(第1条)
- お客様の不具合報告に対する対応(第2条)
- バージョンアップ版の提供(第3条)
- 改訂版の提供(第3条)
- OSを移行した際の製品提供(第4条)
特にバージョンアップ版、改訂版の提供とOSの移行は「無償」ですから、利用しまくってください。(第3条)(第4条)
とはいえ、くれぐれも利用環境での動作確認は怠らないようにお願いします。
と、便利な「通常保守サービス」ですが年間契約のため、更新し忘れるとご利用できなくなります。(第6条4項)
弊社からは更新時期の2ヶ月前にご連絡を差し上げていますが、忙しいやら面倒やら大人の事情やらで、気が付いたら更新時期が過ぎているお客様も多いとか。
「OSDCv7.0新元号対応版、5/14リリース。早速入れ替えないと!」
「お客様にご利用いただきました保守サービスは、現在期限切れで使われておりません。通常保守サービス期間が終了してからの再契約はできません。もう一度製品をご購入下さい。ピーー!」
「なんじゃあ、こりゃあ!」
こんなうっかりさんにならないために、「通常保守サービスの自動更新契約」を開始しました。(第6条4項)
この保守サービスを更新する際の手間が無くなりますよ、というのが「通常保守サービスの自動更新契約」でして、これが今回の約款改定の大きな目玉になります。
約款ではわずか一言しか記載されていないその全貌については、次回ご説明をさせていただきます。
最後に、約款改定に伴い、「通常保守サービス」に既にお申込みのお客様にお願いがあります。
保守更新の時期までは従来の約款が有効となりますが、次回保守更新のお申し込み時に新約款に移行していただきます。
特別な手続きはありません。保守更新の際に記載いただく「年間保守契約申込書」に、新約款の改訂内容に同意する旨のチェックを入れていただくだけです。
少々お手間を取らせますが、ご了承いただきますようお願い致します。
システム製品「通常保守サービス」約款改定のご案内 を覧ください。
また、ソリューション・システムコンポーネント製品保守サービス仕様 もリニューアルしましたので、細かい文字が苦手な方、こちらをご覧ください。