AH Formatter のあまり知られていない小技をひとつ取り上げたいと思います。
Windows にインストールされていないフォントを使う
AH Formatter Windows 版では、フォントを Windows にインストールしなくても利用することができます。実験的に利用したいフォントや、Windows にインストールしたくないフォントなどを指定しておくことができます。
次のようにします。
- 例えば、使いたいフォントを
C:\MyFonts
に用意します。 - 環境変数
AHF62_FONT_CONFIGFILE
またはAHF62_64_FONT_CONFIGFILE
を確認してください。
そのディレクトリに、次のような内容のfont-config.xml
というXMLファイルがあります。<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <!-- DOCTYPE font-config SYSTEM "font-config.dtd" --> <font-config otf-metrics-mode="typographic" name-processing-mode="windows-name"> <!-- add your font folder here --> <font-folder path="C:\Windows\Fonts"> </font-folder> </font-config>
- このファイルに次のような行を追加してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <!-- DOCTYPE font-config SYSTEM "font-config.dtd" --> <font-config otf-metrics-mode="typographic" name-processing-mode="windows-name"> <!-- add your font folder here --> <font-folder path="C:\MyFonts"> <font-folder path="C:\Windows\Fonts"> </font-folder> </font-config>
- もし、その
font-config.xml
が編集できないときは、別の場所に作って、環境変数を修正してください。
AH Formatter を再起動すると、C:\MyFonts
にあるフォントを利用できるようになります。