カテゴリー別アーカイブ: システム製品

Office Server Document Converter のバージョンアップは何をもたらすのか?~ OSDC v7.0 リリース カウントダウン 2日前 ~

少々お時間がたってしまいましたが、さる10月29日(月)にアンテナハウスのシステム製品のセミナー『アンテナハウス PDF活用レシピ ~PDFの美味しいクッキング教室~ 』を開催しました。

今回のセミナーのメインディッシュは「PDF Tool API 」でしたが、OSDCも「サイドメニュー」ではありますが、「サーバーサイドのOffice文書変換にMS-Officeは必要なし」と題して製品紹介をしました。
参加された皆さんの目的が「PDF Tool API」ということもあり、OSDCの認知度があまり高くはなっかたのがちょっぴり残念でしたが、そこを逆手にとり、まずは製品を知って特色を覚えて帰っていただき、社内で広めていただくことを目標にしました。

結果として、アンケートでは概ね好評をいただき一安心(皆さん、お優しい・・・)。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。お越しいただけなかった皆様、いつかお会いできることを楽しみにしております。

さて、プレゼンの内容は、OSDCの基本的な特色と利用例、そして「もうすぐ」リリースされる新バージョン(OSDC v7.0)の先行紹介でした・・・。

OSDC1029

・・・あの頃は、まだまだ余裕と思っていたのだが・・・・。

製品リリースは11月21日。明後日です。
目を覚ませ、現実を直視しろ!カウントダウンは始まっている。

頭の中はOSDC v7.0 のバージョンアップのことで一杯。のんびりとブログのネタを考えている余裕はありません。ということで、今週のブログのお題は、「OSDC v7.0 バージョンアップ特集」とさせていただきます。

【OSDC v7.0で強化される主な機能】

  • SmartArtに対応。
  • OOXMLの数式(Word数式エディタ)に対応。
  • リニアライズドPDFの出力。
  • 大容量のEXCELファイルの1ページ目のサムネイル処理を高速化。
  • Word文書をPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。しおりを畳むレベルも指定可能。
  • 異体字セレクタ(IVS)に対応。
  • Word文書の段組の段数や段幅の設定を再現。ページ途中の段数切り換えにも対応。

【商品構成の変更】

  • Windows向け32bit版の終了。
  • Select版(Word/Excel/PowerPoint)の終了。

新バージョンの機能詳細については、リリース日に改めてブログにて紹介をさせていただきます。

請う、ご期待!

Office Server Document Converter については、こちら をご覧ください。




瞬簡PDF 変換 2024
PDFをOffice文書へ高精度変換


瞬簡PDF 作成 2024
ドラッグ&ドロップでPDF作成

『Antenna House PDF to Office 変換ライブラリ』 改訂版のお知らせ

本日は、コンバータ製品グループからの投稿です。

Antenna House PDF to Office 変換ライブラリ』は、弊社パッケージ製品『瞬簡PDF 変換 シリーズ』の高精度変換エンジン(PDF→Word/PDF→Excel/PDF→PowerPoint)を各種アプリケーションから利用するための組み込み専用ライブラリです。
今回、新たに改訂版(1.4.0)を公開しました。

改訂の主な目玉は、OCR機能(オプション)に使用するOCRエンジンの刷新です。
まったく新しいOCRエンジンの採用により、日本語・英語を含む約40の言語で使用される文字を認識できるようになりました。
OCR処理の対象データに使用されている言語種別を指定することで、日中韓はもちろん、ラテン系文字、ギリシャ文字、キリル文字をそれぞれ識別します。
文字を正しく識別することで、表組みや段組みなどの書式もより高精度に変換できるようになります。

対応する言語やライブラリの詳細は ライブラリの概要 から確認することができます。

本ライブラリの活用をご検討いただければ幸いです。


『Antenna House PDF to Office 変換ライブラリ』は、ソフトウェアの開発会社等が開発するPDFソリューション、ISV(独立系ソフトウェア・ベンダ)が開発するPDFアプリケーションに組み込んで再配布するためのOEMライセンスのみ販売しております。

価格は、組み込み条件等により異なります。
詳しくは、oem@antenna.co.jp までお問い合わせください。




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瞬簡PDF 書けまっせ 2024
PDFに文字が書ける! 入力欄を自動認識

PDF Tool API (C#の場合)

いろんな機能がいろいろ紹介されてるPDF Tool APIですが

参考
たったこれだけで 9行目で指定した入力PDFをロードして10行目で指定した出力PDFとして保存できます。

あとはロードと保存の間でPDFの処理をするだけ。

PDF CookBook 第1巻
PDF CookBook 第2巻
PDF CookBook 第3巻
各処理の詳細な説明も取りそろっております。




瞬簡PDF 統合版 2024
アンテナハウスPDFソフトの統合製品!


瞬簡PDF 作成 2024
ドラッグ&ドロップでPDF作成

アンテナハウス製品におけるJava 11以降の動作確認と動作保証

2019年1月でJava 8のサポートが切れます。
そして、2018年9月下旬、Java 11が予定通り出荷され、お客様からの問い合わせが入っていますので、アンテナハウス製品におけるJava 11以降の動作確認、動作保証について、現段階での方針をお知らせします。

Oracleが、これまで無償で配布してきたJDKのサポートを有償化するという話が出て、いろいろと混乱した話が飛び交いましたが、OpenJDKを使えば、無償で使えます。
OpenJDKは、OracleからJDKのソースコードの提供を受けて、いろんな企業や団体がビルドして無償で配布しているもので、企業や団体によって、有償サポートがあったりなかったり、サポート料やサポート期間もマチマチです。
この辺は、Linuxに各種のディストリビューションがあるのと似ています。
詳しい話は、参考に挙げた記事やサイトをお読みください。

アンテナハウスは、OpenJDKの中でも、LTS(Long Term Support)バージョンのOpenJDKを、無償で、最低4年間は、セキュリティやバグフィックスのアップデートを提供するといっているAdoptOpenJDKによって、動作確認と動作保証を始めています。
AdoptOpenJDKのJava 11は、最低、2022年9月までアップデートが提供される予定です。

AdoptOpenJDK

AdoptOpenJDK Support

First Availability End of Availability [1]
Java 8 (LTS) March 2014 At Least Sep 2023 [2]
Java 9 Sept 2017 March 2018
Java 10 March 2018 Sept 2018
Java 11 (LTS) Sept 2018 At Least Sept 2022 [2]

AdoptOpenJDKでダウンロードできるバイナリのうち、アンテナハウスが動作確認、動作保証の対象とするJava 11は、「OpenJDK 11 Hotspot」です。
Hotspotは、元々Sun(Javaの本家)が作ったJVM(Java仮想マシン)です。Oracleがメンテナンスや機能拡張をしています。これがリファレンスと考えてよいので、このJVMのみ動作保証対象にする予定です。
理由は、JVMは多くの実装があるので、やり出したら、きりがないからです。
たとえば、上記サイトには、Java 11でも、
「OpenJDK 11 with Eclipse OpenJ9」
がありますが、OpenJ9は、IBMが開発したJVMです。これは動作保証の対象にはしない予定です。
アンテナハウス自身が、動作確認、動作保証をするJVMを限定することについては、何卒、ご了承ください。

現在、アンテナハウス製品で使われているJavaのコードは、Java 8のコンパイラでビルドして出荷していますが、動作確認を始めた製品では、いずれも、問題なくJava 11で動いています。
アンテナハウスの製品のうち、Javaを使っている製品については、いずれ、各製品のウェブページで、動作確認が取れたことをお知らせしていく予定です。
なお、Java 8のコンパイラからJava 11のコンパイラに切り替える時期は未定です。
Java 11のコンパイラでビルドすると、Java 11の実行環境が必要になり、Java 8では動かなくなることが予想されます。
2019年1月でJava 8のサポートが切れるといっても、すぐ、Java 11に乗り換えられるお客様は、そんなに多くないだろうと考えていますので、2019年早々のコンパイラの切り替えは考えていません。
Javaを使っているアンテナハウス製品のリリース時期によりますが、今後、1年から数年をかけて、コンパイラを切り替えていくことになるでしょう。

参考:
【GlassFish勉強会レポート】各JDKベンダの動向を知ってJava 11に備えよう
2018年10月5日
杉山貴章

Javaは今も無償です

Oracle Java SE サポート・ロードマップ
(2018年 9月25日更新)

Time to look beyond Oracle’s JDK
Monday, 3 September 2018




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『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)でページ単位に分割してみる(2)

『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)は、PDFファイルの情報取得やPDFファイルの加工・編集を行うライブラリです。
PDFに関するさまざまな処理機能を搭載しています。
文書情報やページ数などの情報取得、ページの挿入や削除、透かしの挿入、セキュリティ設定などのファイル加工、ページコンテンツのテキストや画像の削除、画像の最適化(ダウンサンプリング)といったページ編集処理が可能です。

今回は『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)を使用して、複数ページのPDFを、1ページ単位に分割しながら、リンク注釈を設定します。
設定されたリンク注釈をクリックすると、前後のページのPDFを呼び出します。

Javaサンプルコード

Javaサンプルコード(ExtractPageAndLink)のダウンロード(ZIP)

入力元PDFから1ページ単位で取り出し、出力先PDFを生成します。
この時、入力PDFの文書情報を、出力先PDFに設定しています。
更に、前後ページのPDFファイルへリンク注釈を設定しています。

入力サンプルPDF(総ページ数3)

pdftool.6.0.sample

出力サンプルPDF(1ページ目)

次ページのPDFファイル(output_page_2.pdf)へのリンク注釈です。

pdftool.6.0.page1

出力サンプルPDF(2ページ目)

前ページのPDFファイル(output_page_1.pdf)へのリンク注釈です。

次ページのPDFファイル(output_page_3.pdf)へのリンク注釈です。

pdftool.6.0.page2

出力サンプルPDF(3ページ目)

前ページのPDFファイル(output_page_2.pdf)へのリンク注釈です。

pdftool.6.0.page3

索引用のPDFファイルを作成して、分割したPDFファイルへリンク注釈を設定するなども可能です。




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『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)でページ単位に分割してみる(1)

『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)は、PDFファイルの情報取得やPDFファイルの加工・編集を行うライブラリです。
PDFに関するさまざまな処理機能を搭載しています。
文書情報やページ数などの情報取得、ページの挿入や削除、透かしの挿入、セキュリティ設定などのファイル加工、ページコンテンツのテキストや画像の削除、画像の最適化(ダウンサンプリング)といったページ編集処理が可能です。

今回は『Antenna House PDF Tool API』(PDF Tool API)を使用して、複数ページのPDFを、1ページ単位に分割してみたいと思います。

Javaサンプルコード

Javaサンプルコード(ExtractPage)のダウンロード(ZIP)

入力元PDFから1ページ単位で取り出し、出力先PDFを生成します。
この時、入力PDFの文書情報を、出力先PDFに設定しています。

入力サンプルPDF(総ページ数3)

pdftool.6.0

出力サンプルPDF(1ページ目)

pdftool.6.0.page1

出力サンプルPDF(2ページ目)

pdftool.6.0.page2

出力サンプルPDF(3ページ目)

pdftool.6.0.page3

入力元PDFが1000ページであれば、出力先PDFは1000ファイルになります。
分割条件を変更すれば10ページ単位や、特定の文字列をキーに、そのページで分割なども可能です。

製品に関するご質問は
sis@antenna.co.jp(SYSTEM担当)
または
oem@antenna.co.jp(OEM担当)
まで、お気軽にお問い合わせください。

評価版のお申込
評価版のお申込ページ

Webページ
https://www.antenna.co.jp/ptl/




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FormatterでA3横サイズのPDFをA4縦サイズ2ページに分割してみる

昨日に引き続き、Formatterの普段とはちょっと違った使い方第三弾です。

すでにA3横サイズで作ってしまったPDFをA4縦サイズ2ページに分割したいことってありませんか?
だいぶ前にお客様からそういうご要望をいただいたことがあります。次のような新旧比較表でした。

これを次のようにA4見開きにしたいわけです。

いろいろと考えた挙句、次のようにすることにしました。

1. A3横サイズの左側だけをトリミングしてA4縦のページに乗っける絵にすると次のようなイメージです。

2. A3横サイズの右側だけをトリミングしてA4縦の次のページに乗っける絵にすると次のようなイメージです。

スタイルシート的にはこんな感じ

分かりにくい説明で申し訳ありません。
ご興味のある方は是非ご一報を! 詳しく説明させていただきます。




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Formatterで画像やテキストを重ね書きしてみる

以前このブログの「FormatterでMathMLをPDFにしてみる」という記事でFormatterの普段とはちょっと違った使い方の紹介をしましたが、今日はその第二弾です。

たとえば次のようなXMLがあったとします。

そうすると

こんな感じにいつもとは違ったちょっとポップなPDFができちゃいます(もちろん別途XSLTスタイルシートは必要ですが)。

自動組版というよりはDTPソフトっぽい使い方ですね。テキストの部分にはFormatterの機能でドロップシャドーを付けてみました。

工夫すれば頻繁に更新するチラシや優待券みたいなものも作れるかもしれません。




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海外出展情報 その2

近年では、自己出版、電子書籍、ウェブ制作に重点が置かれています。 それでもまだ、イベントでは紙の本が中心的な存在でした。

Digital Book World 2018

今年のDigital Book World(10月2-4日開催)は、いつもの展示会とは少し異なって、オーナーが替わり、出展会場が替わり、また焦点となるテーマにも変化がありました。 以前は、Digital Book Worldカンファレンスは、電子書籍、その関連技術、および既存のコンテンツを電子形式に移行するための最良の方法を理解する目的でユーザーが参加できる数少ない会議の1つでした。 しかし、長年にわたって人々の関心は減少方向にありました。 その結果、F&W Media publishingは、2017年にScore Publishingにこの展示会を売却しました。Score Publishingは、他にiBooks Author Conferenceもプロデュースしています。

今まで開催してきたニューヨーク市に替わって、Digital Book Worldはナッシュビル・テネシー・ミュージックシティ・コンベンションセンターに移転しました。 コンベンションセンターは巨大で、約1,000人の参加者には大きすぎました。 ジョイントセッション、ブレークアウトセッション、朝食/昼食、展示エリアは、それぞれ建物が異なるフロアとエリアにありました。

Digital Book Worldは6つのトラックで構成されていました。 マーケティング、教育、法律、データ、制作、および新メディアを提供していました。 ケーススタディーセッションもありました。 注目された分野は音声技術(アレクサ、シリなど)、オーディオブック、デジタルブックでした。 出展者の大部分は、オーディオへの移行、書籍の販売、配布を手がけているサービスプロバイダーでした。

Score Publishingのビジネスは、オーディオブック、Kindle、インタラクティブなibooksと印刷の分野を中心に扱っています。 それが会議に反映されたのは驚くことでははありませんでした。 これらの分野に関心のある著者や出版社は、会議で生産性を見い出したでしょう。しかし、企業の自動化ソリューションに興味を持ち、書籍の背後にあるテクノロジーに関する議論を期待していた出席者としては、それは少し残念であると感じました。

アンテナハウス(海外サイト)
http://www.antennahouse.com/

http://rainbowpdf.com/




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海外出展情報 その1

アンテナハウスは最近、ドイツで開催のFrankfurt Bookfairとテネシー州ナッシュビルで開催のDigital Book Worldに出展しました。 これらのイベントに参加することの趣旨は、出版業界の方向性、出版社、ベンダー、消費者が興味を持って探しているものへの理解をより深めることです。

Frankfurter Book Fair(10月10-14日開催)は、500年以上の伝統を持ち、出版社の数と訪問者数の両方においても世界最大の書籍見本市です。世界中の出版社や訪問者が集う国際的なイベントです。 今年は109カ国から7503社の出展者と285,000人の来場者がありました。 5日間のフェアは、大規模な複数階建ての建物内にあるおびただしい数のパビリオンで開催されます。 アンテナハウスが関連しまた関心を持った分野は第4ビルに集中していました。第4ビルには、主に出版業界、学術出版の展示がありました。 ブックフェアにはアンテナハウスのパートナーがいつものように出展、ヨーロッパの長年のお客様とも会える大変貴重な機会でもありました。

アンテナハウス(海外サイト)
http://www.antennahouse.com/

http://rainbowpdf.com/




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