帝国データバンク「THE TEIKOKU NEWS」に民事再生法の活用動向調査結果が掲載されています。
以下、主な点をピックアップしたメモです。
・2008年度申請件数:935件
2001年度がピークで2006年まで減少、2007年、2008年と増加。(2009年は第2のピークか?)
・申請累計7089社-->68%認可-->42%終結
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+---+--->23%が途中で断念
・2008年1~12月の認可決定中の弁済率<判明した会社中>
10%未満 46%
10%~30%未満 47%
30%超 7%
・同弁済期間<判明した会社中>
期間1年以内の一括弁済が39%を占める、一方、10年が36%。
(1年か10年かの2極化傾向?)
10年だと途中で破産してしまうケースが散発したため弁済が少なくても短い期間が好まれるようになったらしいとのこと。
事業の一部または全部を受け皿会社に譲渡して、旧会社を清算する清算型民事再生法の活用が散見されるようになった。
出典:「2008年度の民事再生法の申請は935件、2002年度以来、6年ぶりの高水準」
帝国データバンク「THE TEIKOKU NEWS」 2009/04/09 pp.5~7
※(内は私見)