おはようございます。
今日は、昨日(3月1日)にリリースしたばかりの、アンテナハウスの電子書籍編集・制作サービス「CAS-UB」サービス V2について、簡単にご紹介いたします。
CAS-UB サイトや、アンテナハウスの電子書籍サービスのお知らせでは、以下のように紹介されています。
- 記事編集のためのユーザーインターフェイスを使いやすくしました。
- 日本語縦組み設定したEPUB3を生成できるようにしました。
- PDF出力で横組み・縦組みの日本語組版レイアウトを強化しました。
これだと、実際に使ったことのあるユーザーにしか実態を確認できないので、もう少し詳しくご案内します。
- 記事編集のためのユーザーインターフェイスを改良
- サービスV1 と比較すると、ぐっと操作しやすくなりました。
- 記事の移動、削除がしやすくなりました。
サービス V1 では、記事単位で移動・削除の機能がありませんでしたが、サービスV2 で正式に導入しました。これで、ユーザーは出版物の構成編集を、記事単位で行うことが出来るようになりました。 - 書きながら記事や画像を追加
気分がノっている時は、いくらでもアイデアや書きたいことが湧いてくるものです。
これまでは、記事を追加するには編集画面(テキスト入力画面)から一度離れなければいけませんでしたが、編集画面はそのままで、新しく記事を追加出来るようになりました。さらに、画像のアップロード、自動でテイスト入力エリア(カーソル位置)へマークアップしてくれます!
(サービス V1 では、画像のアップロードやマークアップをそれぞれ別々に指定、操作していました) - 専門分野の出版物制作に朗報!索引も自動でマークアップ!
一つの分野に特化した専門書などには、索引が付きものです。これまで、サービス V1 では索引は著者によってマークアップをさせてきましたが、そもそも「マークアップ」と聞くだけで倦厭するユーザーは多いものです。サービス V2 は、Wordの辞書ツール機能のひとつ、「単語登録」の要領で、本文中に索引を自動で記述できるようなりました。
- 記事の移動、削除がしやすくなりました。
- EPUB3 に正式対応!
- CAS-UB を使えば、縦書き圏点表示も可能なEPUB3 を出力できます!
EPUB3 に対応したリーダーで是非、その出来をご確認くださいませ! - PDF出力で横組み・縦組みの日本語組版レイアウトを強化
- 一般ユーザーからプロまで、幅広いユーザー層を視野に入れています。今回のリリースでは、プロフェッショナル仕様を特に改良しました。
- 見出し(タイトル)の配置、書式を細かく設定
- 圏点の種類を指定
- 図表の前後にできるアキ(空白)の設定
- ブロックマージン(本文より一段下がった領域を設けること。注意書きや類例など、本文を補足するような説明を付け加えたいときに活用できます)の設定
- 本文中の強調について、表現の仕方を指定
デフォルトでは、本文中の指定文字列が太字になるだけですが、この指定では文字の形や大きさなどをリストから指定できます。
他にもさまざまありますが、ここでは紹介しきれないので、詳細はCAS-UB CAS-UB サポート&ガイドより、CAS-UB ユーザーガイドを是非ご確認ください。
CAS-UBトレーニングセミナーも毎週開催しております。セミナーへお申し込み頂きますと、30日間の無料アカウントが発行されますので、これを機会にお試し頂ければ幸いです。