DITA 1.2 がOASIS 標準として承認されました

12月1日 DITA 1.2 がOASIS 標準として承認されました。
 
OASISのDITA技術委員会は、DITA 1.2の仕様を委員会承認案として、会員の投票に付していました。投票期限は11月30日でした。既に、11月23日時点で必要な票数が集まっていたようですが、投票期限終了に伴い、正式に承認のニュースが流れました。
 
DITA1.1は2007年8月1日に公開されています。それから約3年と数ヶ月経過してV1.2が正式に公開されることになります。既に昨年来、DITA 1.2の仕様は凡そ固まっており、ツールも対応が進んでいるようです。
 
DITA 1.2で追加された機能は次のようなものがあります。
* Keys とkey 参照
* conref 機能の強化
* Constraint モジュール
* 学習・教育向けの特殊化
* 制限付きの語彙やタクソノミーを定義するための新しいマップの特殊化
* 機械産業向けのタスク
 
なお、DITA 1.2ではDITA 1.1の機能はそのまま使うことができますので、既に開発済みのシステムを修正する必要性は少ないと思います。




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