電子書籍の「言い値」課金モデル

おはようございます。CAS-UB担当営業です。

「PWYWモデル」という電子書籍の課金モデルをご存知でしょうか(恥ずかしながら、昨日そういうものがあることを知りました…)。日本語では、「言い値モデル」と訳されています。

「言い値」というと、ずいぶん読者に有利なように感じますが、実際にそれで商売が成り立つんでしょうか。売り手にも買い手にも、相応の知識といいますか、共通の認識、若しくは価値観なりを持っていないと成り立たなさそうに感じます。

欧米では、大学などへの電子教科書レンタルで見ることができるようです
(ITmedia eBook USER 1月23日記事:電子書籍の“言い値”販売競争が本格化へ、GumroadとAmazonが密かにサービス駆け引き)。

類似でイスラエルの「Total Boox」が「読んだ分だけ課金する」(書籍全体の10%を読んだら、書籍1冊分の価格の10%を支払い、20%読んだら価格の20%を支払う)というサービスを展開しています。

日本でも、実験的に行っています(これが昨日見た記事です)。
その名も「言い値書店」。サービスを開始してから6か月ほど経つそうで、今のところ、個人作家作品が主体のようです。
電子書籍として、PDF、TXT、EPUB、MOBI ファイル形式が対象ですが、現在はPDFが主です。これからEPUBなどが増えるのでしょう。

hon.jpが『個人作家のためのPWYWモデル入門』の実験6結果を追加・公開
hon.jp DayWatch(2013-09-09 09:55:47)

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