「Antenna House AHPDFXML 変換ライブラリ V2.0」は、PDFファイルの内部データを、XML(Extensible Markup Language:拡張可能なマークアップ言語)形式に変換するプログラムです。
このライブラリが出力するXML形式を「AHPDFXML形式」と呼びます。
PDF解析技術により文書構造を生成して、再利用に適したXMLデータを出力します。
今回は”フォント情報”がAHPDFXMLに出力される例を見てみます。
変換元PDFファイルのスクリーンショットです。
サンプルは、文字列”材料(3人分)”です。
上記のPDFをAHPDFXML形式に変換したXMLの内容は次の通りです。
ドキュメントXMLの内容です。
文字は複数の ahp:run に分割されています。これは元の PDF 内で、文字の配置が分かれているためです。
どの文字も、スタイルXMLを参照するIDは ahp:s-id=s5 となっています。
スタイルXMLの内容です。
- フォント名 ahp:name=MS-Mincho
- フォントサイズ ahp:size=18.000000
- 強調表示 ahp:bold=true
- 文字色は赤 ahp:color ahp:rgb=#f00000
- 強調表示 ahp:bold=true
- 下線は1本線の赤 ahp:border-b ahp:border-type=single ahp:width=1.000000 ahp:color ahp:rgb=#f00000
PDFファイルの中に含まれる文字やフォント情報を取り出すことができます。
XMLで表現することによって、データの扱いが容易になります。
XMLのメリットを最大限に活かしてPDFデータを活用できます。
弊社ウエブサイトより評価版の申し込みが可能です。是非ご評価ください。
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