アンテナハウスは、米国法人を通じてAH Formatterを中心とする製品を海外で販売しています。
海外での販売価格は、ドルベースなので円高になると円ベースでは目減りしてしまいますが、ソフトウェア製品の場合は原材料・部品がないのでそれほどダメージはありません。リーマンショック後少し、売上が減りましたが、2009年春を底にして円高にも関わらず、円ベースの売上が少しづつ増えています。ドルベースではかなり増えています。AH Formatterの売上は海外比率75%程度です。
この5年ほど会社全体としては連結売上の30%が海外売上となっています。将来は連結売上の50%を海外で稼ぎたいと思っています。
特に、秋は世界各地で重要な展示会が沢山あります。先日は、ドイツで11月3-5日に開催されたtcworld conference and Trade Fair (TEKOM Europe)に出展しました。
TEKOMでは、今年、Spotlight on Asiaとして、アジアに焦点をあてたエリアがあり、TC協会の黒田氏が「DITA in Japanese Technical Communication」と題した講演を行ったとの事です。黒田氏はDITAは日本のドキュメントにはあまり向いていないというような話をしたようです。
日本から参加した人達の間でも「あれはミスリーディングではないか」という感想があがっていたとの報告がありました。
○参考資料
・Antenna House USA
・tcworld conference and Trade Fair (TEKOM Europe)