カテゴリー別アーカイブ: CAS-UB

プリントオンデマンド本で変わるソフトウエア製品のマニュアル提供形態

ソフトウエアの分野では利用者向けのドキュメントが重要な意義を持ちます。プログラミング言語やIT技術に関する本もそうですが、ソフトウエア製品を使うにも優れた技術ドキュメントが必須です。

技術ドキュメントが優れているかどうかで製品の販売額も変わってくるのだろうと思います。

さてそうしたドキュメントができたとして、ドキュメントを利用者の手元に届ける必要があります。ドキュメントの配布形態や配布方法は一昔前と比べて、抜本的に変化しました。

弊社のデスクトップ製品マニュアルの提供方法について、20年前と現在を比較してみますと:

20年前(1998)のソフト製品販売
・製品はCD-ROMに収容して紙マニュアルを同梱したパッケージで販売
・マニュアルは印刷製本して製品に添付

現在(2018)のソフト製品販売
・製品はオンラインショップからダウンロードしていただいたり、CD-ROMに収容して紙マニュアルを同梱したパッケージで販売(パッケージ版)
・マニュアルはPDF版を製品に同梱してPCにインストール
・Webマニュアルをホームページに掲載
・紙版をPODでアマゾン、hontoなどより販売(但し、一部製品)

製品の提供方法の変化としては、ダウンロード販売が増えてきたことがあります。

また、マニュアルの提供形態も、紙(アナログ)主体からデジタル主体へとシフトしました。デジタル版ではWebマニュアルとPDFになっています。

そしてアナログの紙は、以前はデフォルトで同梱でしたが、現在はオプションで有償に変更しています。

PDFを製品に添付しているにも関わらず、紙版が売れるのだろうか? という疑問をもたれる方が多いと思いますが、やはり紙を望まれる方が一定の割り合いでいらっしゃいます。次は、アマゾンなどより販売しているデスクトップ製品マニュアルです。最近の「CAS電子書籍」では、『瞬簡PDF書けまっせ7』のマニュアルが一番人気です。

昔は本の流通は、出版社⇒取次⇒書店といった経路を通していて、本として販売するためには結構沢山の部数を印刷・製本して準備する必要がありました。このため多品種少量な本の提供が難しかったのですが、近年はプリントオンデマンドで本の販売が簡単にできるようになり、提供形態の選択肢が増えたことが一番ありがたく感じます。

プリントオンデマンド(POD)の紹介

このようなドキュメント制作・配布形式の多様化は、弊社の「デジタル出版物制作Webサービス CAS-UB」です。

CAS-UBご案内Webサイト


CAS-UB:章見出しのPDF用CSSレイアウトカスタマイズ

皆さん、こんにちは。CAS-UB 営業担当です。

CAS-UB成果物の出力レイアウトは、予めテーマとして用意されているものから選択します。さらにそれをカスタマイズできます。今回はCAS-UBのPDFレイアウトカスタマイズとして「章見出し」のデザインをCSSでカスタマイズした事例を紹介します。

章タイトルをCSSでデザインする

PDFのレイアウトをカスタマイズするには、専用のCSS「styleset-pdf.css」ファイルが必要です。
先ずは空っぽのCSSファイルを作成しましょう[1]

章見出しのつくり

章見出しのレイアウトを変更するには、章見出しがどのようなレイアウト構成を持っているかを事前に把握しておく必要があります。

下の図を見ながら確認しましょう。

CAS-UBの記事編集画面の上部には、「タイトル」欄と、その横に「記事の種類」リストが並んでいます。

記事の種類が「本文:章」となっているとき、「タイトル」欄に挿入されているテキストがPDF出力したとき、「章見出し」になります。

次にCSSの構成を見ていきます。

EPUBに限らずPDF出力でも、「章」と設定されたタイトルには、デフォルトで「章番号」が付与されます(CAS-UB 生成画面より、PDFの「レイアウト設定」画面で変更が可能)。章番号を見出しに出す場合、これもCSSでカスタマイズすることができます。

PDF出力の場合のCSS属性は下記のとおりです。

項目 クラス属性 分類
章タイトル s-title-level1 ブロック
章番号 s-title-level1-number インライン
章タイトル・テキスト s-title-level1-text インライン

単純なものならば、この3つのクラス属性についてCSSを指定するだけで、見映えのする章見出しをデザインできます。

レイアウト設定例

章タイトル-縦組扉中央 章番号:黒地白抜き、章タイトル:白地黒抜き

章見出しのPDFレイアウトを予めCAS-UBの生成画面より、PDF:レイアウト詳細設定で設定しておきます。

  • 見出し番号レベル:1:章のみ(0:番号なし以外を選択)
  • 章扉の作り方:章扉を作り、その裏のページから節
  • 章扉の文字組方向:縦組
  • 章扉のタイトルの行進行方向の:中央
CSSコード
.s-title-level1{
font-weight: bold;
}
.s-title-level1-number{
padding:0.8em 0.8em 0 0.8em;
background-color:black;
border:1px solid black;
color:white;
}
.s-title-level1-text{
padding:0.8em;
border:1px solid black;
}

章タイトル-縦組扉なし、ライン

PDF:レイアウト詳細設定

  • 見出し番号レベル:1:章のみ(0:番号なし以外を選択)
  • 章扉の作り方:章は作らず、章は改ページで始まる
  • 章(見出しレベル1)>位置 レベル1:行頭寄せ
CSSコード
.s-title-level1{
font-weight: bold;
margin-top:-0.25em;
padding-top: 0.75em;
border-top:2px solid black;
border-right: 2px solid black;
padding-right:3px;
}
.s-title-level1-number{
background-color:black;
color:white;
}
.s-title-level1-text{
margin-top:1em;
}

PDF出力はEPUBと異なり、ユーザーが自由にCSSを設定することはできませんが、ある程度のデザイン力はありますので是非この機能を使ってみてください。

PDF出力用のCSS設定については、CAS-UBサイトの「サポート&ガイド一覧」より、CAS-UB PDF生成のためのガイド「第6章 見出しと本文にメリハリを付ける」をご参照ください。

CAS-UBサポート&ガイド一覧

[1] PDFのレイアウトカスタマイズ用のスタイルシートファイルはCSS(Cascading Style Sheets)の書き方を採用していますが、CSSそのものではなく、使えるプロパティの名前や値はCSSとは若干違いますのでご注意ください。


CAS-UB V5はレスポンシブなWebページ生成や、UBテキスト機能の公開などが目玉です。

出版物編集制作WebサービスCAS-UBは、2011年9月にサービスを開始してから、既に満7年を経過しました。この間、お客様の要望と自社での出版物制作の経験をもとにバージョンアップを重ねて参りました。Webサービスですのでバージョン番号を付けがたいのですが、社内の開発用サーバーで進化させてからまとめてクラウドを更新するという方法でバージョンアップをしています。

昨年は12月のバージョンアップでV5となりました。12月7日に追加した機能の一覧は次の通りです。

Webページを生成の強化

1.フレームによる目次の表示をレスポンシブ方式に変更

目次と本文を分割したindex-multiview.htmlを廃止して、目次のメニューアイコンを追加しました。目次のメニューアイコンを生成すると、広い画面のときは目次を左側に常時表示し、スマホや画面幅が狭いときはメニューアイコンのクリックやタップで目次をオーバーラップ表示します。

動画をこちらに用意しています:レスポンシブなWebページ生成

2.出版物全体を通しての全文検索機能を追加

全文検索機能を追加できるようにしました。目次に「全文検索」のリンクが追加され、クリックすると目次が全文検索画面になります。検索ワードを入力して[検索]ボタンをクリックすると、ヒットした記事と該当部分周辺のテキストが一覧されます。

3.WebページのレイアウトをEPUBとは別に自由にカスタマイズ

style_epub3web.css というファイルをスタイルシート画面にアップロードしておくと、Webページを生成したときに、すべてのファイルにリンクされます。この場合、style.cssはリンクされませんので、EPUBとはまったく別にカスタマイズできます。ユーザー・ガイドにWebページのカスタマイズ方法を追加しています。

4.タイトルページの追加

タイトルページを最初のページ(index.html)にできるようにしました。

5.生成設定をEPUB3と分離

従来は、Webページの生成設定はEPUB3の設定を適用していましたが、EPUB3と分離して、Webページ生成専用の設定をできるようにしました。

UBテキスト形式のダウンロードとアップロードを追加

「UBテキスト」は、CAS記法でマークアップして、出版物の構成を示せるようにしたテキストファイルです(UBはUniversal Bookの略)。「UBテキスト」では、出版物の構成とツリー構造を表現できます。各記事の内容は、CAS記法でマークアップします。

ダウンロード画面で、「UBテキスト」のダウンロードとアップロードをします。ダウンロード画面は、記事編集画面などの[その他のメニュー]のクリックで表示されるメニューの「ダウンロード」で表示されます。

バックアップ/リストア機能の操作性改善

1.バックアップファイルのリストアで、書誌情報もリストアできるようにしました。
2.[その他のメニュー]に バックアップ を追加しました。ホーム画面に戻らなくても、編集画面などからバックアップ画面に遷移できます。
3.出版物新規作成で、バックアップファイルをリストアして作成できるようにしました。

その他の強化強化と改善

1.記事編集画面のCAS記法入力支援ボタンを変更

[インクルード]ボタンを廃止して[引用]ボタンを追加しました。[引用]ボタンで、ブロック引用 と 整形済みブロック をマークアップできます。

2.画像画面の変更

画像画面で、各画像のファイルサイズと更新日時を表示するようにしました。

3.スタイルシート画面の変更

スタイルシート画面で、各ファイルのサイズと更新日時を表示するようにしました。

4.生成の一般設定の変更

PDFやEPUBの生成で、書誌編集画面でISBNが登録されていても、ISBNなしを選べるようにしました。

5.PDFの生成設定の複製を強化

PDFの生成設定の複製で、他の出版物の生成設定も複製できるようにしました。

FormatterClub
12月8日のFormatterClubでは主要な機能に絞って紹介させていただきました。

FormatterClubセミナーのプレゼン資料は次のSlideShareにて公開しています。
Slideshareデジタル出版物制作Webサービス CAS-UB V5による シングルソースパブリッシング(2017年12月8日)


セミナーのご案内:Formatter Club 2017 -冬-

今週末、2017年12月8日(金) 14:00~18:30 に、中央区月島区民館にて「Formatter Club セミナー」(無料)を開催いたします。

今回の内容も次のように盛りだくさんになっております。

・『デジタル書籍制作Webサービス CAS-UB』の新機能紹介

・『AH Formatter V6.5』の新機能紹介

『AH Formatter』の活用事例として、
・株式会社ウイング様による「ドキュメント出力管理システム(OPALUS)」のご紹介
・株式会社ニューキャスト様による「編集・制作の環境改善を実現する AH Formatter の活用事例」のご紹介

・『AH PDFXML変換ライブラリ』の利用例のご紹介

・DITA入門

まだお申し込み可能ですので、セミナーへご参加を希望される方は、http://www.kokuchpro.com/event/AH_winter/ からお申し込みください。詳細もそちらに記載しております。

 


CAS-UBの経過とV5の計画

今日は、アンテナハウスの出版物制作サービスCAS-UBのこれまでの経過と今後の予定について紹介致します。

CAS-UBのPRサイト

CAS-UBは2011年にサービスを開始して以来、既に満6年を経過しました。現在のバージョンはV4.0ですが、近々CAS-UB V5とするべく鋭意開発を進めております。

CAS-UBの目標は、本の制作やページ組版についての知識がない人が、原稿を書いただけであとはできるだけ自動的に一定品質の出版物を作成できることです。CAS-UBサービス開始時点では、印刷物のためのPDFの作成、および、EPUB3とKindle形式の電子書籍制作機能が大きなテーマでした。

当初はPDFを街のプリントショップに持ち込んで、プリントオンデマンドで本にしていました。2016年頃から流通によるプリントオンデマンドが実用的に使えるようになってきました[1]。そこで、CAS-UBで制作した本をアマゾン、楽天ブックス、hontoなどのオンラインストアで販売開始しました。

オンラインストアは少部数の本を、在庫を気にせず気軽に販売できるという長所がある版面、購入者が実際に手に取って内容や現物を確認してみることができない、という欠点があります。技術書典のようなイベントでは実際に手にとってご覧いただくことができるというのが良い点です[2]

さて、現在、V5の開発を勧めていますが、V5では主に次の機能を強化する予定です。

出版物オフラインテキスト形式(仮称)のインポートとエクスポート
現在のCAS-UBの編集作業は、ブラウザの画面で、クラウドサーバー上の出版物を対話的に操作します。出版物がいくつかの記事に分かれているとき、各記事のテキストを編集して保存し、次の記事に進む操作が必要ですが、これは若干まだるっこしく、また大きな出版物では通信の遅延が馬鹿になりません。そこで、編集中の出版物を丸ごとテキスト形式で取り出して、外部のテキストエディタで編集し、編集が終ったら戻すという出版物のオフラインテキスト形式を実用化します。実は、この機能は最初の頃からありましたが、今年になって販売済みタイトルのいくつかは、この方式で編集を実践しており、便利なことを実感しております。

現在、より使い易い物となるよう本機能を見直しております。

Webページ作成機能の強化
CAS-UBで編集した出版物はWebページとして作成できます。一年ほどまえから弊社の製品マニュアルの多くはCAS-UBで制作して、PDF、Windowsヘルプ(CHM)形式、Webページとして作成して公開しています[3]

特に製品マニュアルや一般に公開する出版物はPDFやEPUBのみではなく、Webページとして公開するのが大変効果的と感じています。

但し、現在のWebページ作成機能は、レスポンシブなWebページを生成できないなど、まだ不十分なものです。そこで、今回はWebページ作成機能をさらに強化してレスポンシブなWebページ作成もできるようにします。実用的に使っていただけるようなレベルを目指したいと考えています。

ご期待ください。

【参考資料】
[1] 流通によるプリントオンデマンドでの出版が現実のものとなった今、その活用の課題を考える。(2017年1月時点)
[2] 10月22日 技術書典3参加報告
[3] 例えば、XSL-FO の基礎 第2版 – XML を組版するためのレイアウト仕様


10月22日 技術書典3参加報告

先週日曜日(10月22日)超大型台風21号のため、東京も大雨の中、秋葉原UDXにて第3回目の技術書典が開催されました。技術書典はTechBoosterと達人出版会が主催する技術書のイベントです。アンテナハウスCAS電子出版は、初回から連続3回技術書典に参加しています。

以下では第3回目の参加報告と過去3回分の感想まとめてみます。

技術書典3の参加者は、技術季報 Vol. 2で数えますと、個人サークル171、企業23(合計194)となっています。初回は2016年6月開催で合計57サークル、第2回は2017年4月開催で合計195サークルでした。今回は開催期間が半年になりましたが、参加サークル数は前回並となったようです。

終了時の主催者の説明では入場者は、2,750人(延べでは3,000人超)となったとのことです。来場者は初回1,400人、第2回3,400人となっています。台風接近の状況としては来場者も多かったと思います。

CAS電子出版の出品書籍は次の通りです。

書籍名 発行日
“XSL-FOの基礎 XML を組版するためのレイアウト仕様 第2版” 2017年3月
“スタイルシート開発の基礎 XML と FO で簡単な本を作ってみよう” 2016年5月
“DITAのすすめ 第3版” 2017年8月
“MathML数式組版入門 Ver 1.1” 2017年7月
“PDFインフラストラクチャ解説 電子の紙PDFとその周辺技術を語り尽す 第1.1版” 2017年3月
“タグ付きPDF 仕組と制作方法解説” 2017年10月

今回始めて販売したタイトルは”タグ付きPDF 仕組と制作方法解説”です。”DITAのすすめ 第3版”と”MathML数式組版入門 Ver 1.1″が改訂版です。それ以外は、前回と同一のタイトルでした。

さて気になる販売数ですが、一番多くの方が手に取ってご覧になったのが”タグ付きPDF 仕組と制作方法解説”です。販売実績も本書が一番多くて12冊でした。タグ付きPDFは、PDFの中ではかなりニッチな仕様で日本ではあまり普及していないものです。このようなテーマの本ですので、手に取ってご覧になるのはタイトルを見てどんなものなのか? という関心をもたれたことによると思います。

その次に多くの方が手に取ってご覧になったのが、”MathML数式組版入門 Ver 1.1″です。これは手に取る方が多かったのですが、購入しないで帰る比率が高いようです。そういう方に「MathMLを使っていますか?」と聞きますと、大抵がTeXのユーザーだとお答えになります。技術書典の来場者はTeXユーザーがすごく多いようでMathMLはマイナーな存在であることを痛感します。これは、技術者にTeXが有力なのか、あるいは、主催者がTeXファンということもあるかもしれません。TeXユーザーはMathMLに関心を持ちますが、しかし、本を買って勉強するまでには至らないようです。

良く聞かれるのは、MathMLって何のためにあるのか? という質問でした。「MathMLは数式を交換・配布するためのフォーマットです。」と答えることにしています。考えてみますと、TeXをWebページで配布してMathJaxで表示する、という手段もあります。もう少し、なぜMathMLか、という説得力のある差別化の説明が欲しいところです。

技術書典3の来場者は、初回から毎回通っている人も多いようです。このため毎回同一のタイトルでは売れ行きがどんどん鈍くなります。毎回新しいテーマの本を用意しないといけない、ということですね。

【参考】
技術書典3
6月25日技術書典 大盛況でした。XMLの本にも大きな関心を寄せていただきました。(初回参加報告)
技術書典2と『PDFインフラストラクチャ解説』第1.1版、『XSL-FOの基礎 第二版』のご紹介(第2回にそなえて)


「Formatter Club セミナー2017冬」開催 緊急予告!

ご無沙汰をしています。Formatter Clubセミナー事務局です。

大盛況のうちに終えることができた7月7日のセミナーを自画自賛したきり、3ヶ月間の惰眠を貪っておりました。
この間、AH Formatter V6.5が公開され、前回のセミナーで予告した開催時期の11月も迫って来たということで、生存確認も併せて、次回「Formatter Club セミナー2017冬(仮称)」の予告をさせていただきます。

既に、Formatter Clubの会員の皆様にはご案内をしていますが、12月のお忙しい時期と重なりますので(11月開催ではなかったのかとの突っ込みについては、また別の機会にご説明を差し上げます)、取りあえずご予定だけでも押さえていただければと思います。

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□ AH Formatterユーザーのための事例紹介セミナー「Formatter Club セミナー2017冬(仮称)」を開催致します。

■ 開催日:12/8(金)午後
■ 会場:未定(東京都内)10月下旬確定予定
■ 講演内容

  • AH Formatter V6.5製品案内とお役立ち機能紹介
  • 事例紹介
    株式会社ウイング様:ドキュメント出力管理システム
    株式会社ニューキャスト様:新規事例
  • AH Formatter周辺事情:内容未定
  • XML関連製品案内
    CAS-UB:新バージョン機能紹介
    AHPDFXML:(私達が考えた)お薦め利用法ご紹介

※講演内容については変更の可能性もありますことをご了承願います。

会場、日程等の詳細については、改めてご案内をさせていただきます。
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なお、講演向けの導入事例紹介については、引き続き募集をしております。
是非とも「AH Formatter」を使った事例を公開したい、「AH Formatter」を組み込んだオリジナルアプリの発表の場にしたい、という方がいらっしゃれば、ご連絡をいただけますでしょうか。

また、「講演の時間は取れないが」と言う方は、AH Formatterの導入事例 でご紹介をさせていただきます。
如何に困難を克服したかなどのトピックがあれば、同様の課題を抱えている方の参考になると考えています。

今後も「AH Formatter」を導入されているユーザーや、関心を持っていただいている皆様と開発者とを繋ぎ、会員同士の交流、情報交換により製品の利用技術を向上させ、より皆様のお役に立てる製品としていくために努めてまいります。

次回「Formatter Clubセミナー2017冬(仮称)」も、乞うご期待!

「Formatter Club」へ参加ご希望の方は、紹介サイト より、参加申込書用 PDF をダウンロードしていただき、ご記入の上メールもしくは FAX でお申し込みください。
メールアドレス:naganawa@antenna.co.jp または nukaga@antenna.co.jp(Fomatter Club 事務局担当)
FAX 番号:03-5829-9024
また、「Formatter Club」へご要望も、同様の連絡先宛にお願い致します。


『瞬簡PDF』シリーズ マニュアル本 新版2タイトル発売になりました。地味ですが、世界最先端のイノベーションだと思います。

弊社では、昨年(2016年)6月から『瞬簡PDF』シリーズのユーザーズマニュアル(本体)をプリントオンデマンド(POD)でオンライン書店経由で発売開始しました。現在、マニュアルはPDFおよびCHM形式で作成して、ソフトウェアパッケージに同梱しています。インストール時にPCのハードディスクにコピーして、メニューから表示してご覧いただくことができます。

しかし、従来より、印刷されたマニュアルが欲しい、というお客様の声をサポートなどにいただいております。社会全体としては、徐々にペーパーレスに向かっており、紙のマニュアルは特に企業ではあまり喜ばれない存在になりつつあるように感じます。しかし、実際のところ紙の方が読み易くて良いという意見があることも事実です。

そのような場合の一番便利な手段は、マニュアルをご希望の方だけにオンデマンドでご提供することではないかと考えて、実験的にプリントオンデマンドで販売してみました。一年を経過しまして、結果として、数は少ないですが、徐々に売上が増えております。

先月から今月にかけて、『瞬簡PDF書けまっせ7』のマニュアル改訂版、および『瞬簡PDF編集7』のマニュアルの二つが発売になっていす。また、『瞬簡PDF作成8』のマニュアルは現在準備中です。


10月3日発売の『瞬簡PDF編集7』

現在販売中のPOD版マニュアル

『瞬簡PDF作成6』マニュアル2016年6月発売 税込み1,620円 アマゾン、楽天ブックス、hontoの各オンラインストアより発売
『瞬簡PDF書けまっせ7』マニュアル2.1版2017年9月発売 税込み1,728円(『書けまっせ7.2』へのアップグレードに伴いマニュアル改訂しました。)アマゾン、楽天ブックス、hontoの各オンラインストアより発売です。但し、楽天ブックス、hontoは時間がかかるようです。
『瞬簡PDF編集7』マニュアル2017年10月発売 税込み1,200円 アマゾン、hontoより発売。楽天ブックスは未発売。hontoは送料が250円かかります。

このマニュアルの制作・販売工程は、ほぼ自動化されており、制作から販売までを通してみますと、恐らく世界最先端だろうと思います。

・制作は、マニュアル執筆は手作業ですが、オンライン用PDFやPOD用PDF作成をCAS-UBという出版物製作システムを使って自動組版で行っております。原稿ができれば1日で出版取次に納品できます[1]
・紙の本のプリント製本はオンデマンドで、デジタルプリンタでプリントして自動製本で行われているはずです(これを行っている主体はアマゾンなので、たぶんです)[2]

この方式の一番良いところは、もちろん人手があまり掛からず迅速に出版できるところですが、また、在庫管理をまったく気にする必要がない、ということです。

参考資料
[1] CAS-UBで、『瞬簡PDF 書けまっせ7』のマニュアル製作、PDFの行数・文字数設定「一行文字数を増やすとページ数が増えることがある」に驚く
[2] 流通によるプリントオンデマンドでの出版が現実のものとなった今、その活用の課題を考える。


CAS-UB 9月28日の保守更新でEPUBアクセシビリティの機能強化

アンテナハウスの電子書籍制作サービスCAS-UBは、9月28日の定期保守更新でEPUBアクセシビリティ関連の機能強化しました。

一番大きな項目は、紙の本(PDF)を元にEPUBを制作するとき、原本のページ区切り位置(ページ分割マーク)をEPUBの中に設定する機能です。これにより、例えば、教室で紙の本と電子書籍(EPUB版)の両方を一緒に使って授業するとき、先生が紙の本でページ数を指定すると、EPUB版で読んでいる生徒も一緒に指定されたページを開けるようになります。

具体的にはEPUBのテキスト(XHTML形式)の中に、ページ分割マークをIDとして設定します。そして、ページ番号の一覧を表示するページ(ページリスト)を用意しておいて、EPUBリーダーがページリストからそのページにジャンプできるようにします。

便利な機能とは思いますが、普及はまだまだのようです。

◎普及していない原因としては次のことが考えられます。
サポートするEPUBリーダーが少ない。リーダーの機能としては、実現は難しいことではないと思います。しかし、今、市場に出回っているEPUBリーダーは残念ながらページリストを表示する機能をサポートしていないものが多いようです。

制作の手間がかかる。数百ページの本になると、1つのEPUBの中に数百のIDを埋め込まないといけないので、制作作業も負担になりそうです。

◎CAS-UBでは、ユーザー指定IDのマークアップ機能がありますので、これを利用してページマークを記入できるように工夫しました。

さらに、サンプルがないと実際には使い方を理解してもらいにくいかと考えて、サンプルを用意しました。サンプルは2種類あります。

(1)「暗号舞踏人の謎」(アーサー・コナン・ドイル著、三上於菟吉訳、青空文庫NDC K933)を利用して、PDF版を制作し、PDF版のページ番号をEPUBに設定したサンプル。

(2)上のサンプルは、タイトルと見出しがなく、本文中にページ分割マークを記述しています。しかし、実際にはタイトルや見出しにページ分割マークを設定する方法が重要そうです。そこで二つ目のサンプルとして、「タグ付きPDF とはなにか」という冊子作成しました。

いづれも、次のページからダウンロードしていただくことができます。

CAS-UBは本日の定期保守で、EPUBアクセシビリティ関連の機能追加などを行う予定です。

関心のお持ちの方はご覧になってみてください。


CAS-UB にデジタル出版機構様の Picassol のXML のインポート機能を追加!

弊社で開発したクラウドサービス「CAS-UB」の「外部データの入力」機能に、新たに出版デジタル機構様が開発した「Picassol」で整理済みのXMLファイルをインポートする機能を追加しました!

「Picassol」とは、(株)講談社と日本電気(株)が共同開発した高機能編集プログラム Smart Source Editor(スマート・ソース・エディター、以下SSE)をクラウドサービス化したもので、文章の構成や校閲、ルビ付けなどをクラウド上で自動で再編集することも可能です。(公式サイトより引用 http://www.pubridge.jp/picassol/)

保存形式ファイルは、XMLファイルで採用しており、紙媒体、電子媒体向けに汎用性高く扱う事ができ、また、XML内のタグもわかりやすく構成されており、タグを再構成することで、Webページとして扱う事もできます。

今回追加した機能は、その「PIcassol」の整理済みXMLのファイルのタグの情報を元に読み込み、CAS 記法に書き換えて出版物の記事としてインポートする機能になります。
主な特徴として、まず、「Picassol」で編集した文章を大まかなスタイルと合わせてそのままインポートする事ができ、インポート時は、見出しレベル章(レベル1)、節(レベル2)、項(レベル3)ごとに記事をツリー構造の状態で分割することができ、また、その分割するレベルも選択することが可能です。さらに、文字列に添えた注釈とその注釈の内容、ルビもそのまま反映されます。

機能につきましての詳細は、以下になりますので、是非利用してみて下さい!!
http://www.cas-ub.com/outline/picassol-import.html


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