次期サーバベース・コンバータの実装予定機能

本日は、来年リリース予定のサーバベース・コンバータ V5に実装予定の新機能に関してお伝えします。
現時点で実装準備をしている機能は、
 1)スマートアートへの対応
 2)MS Office バイナリ形式(doc/xls/ppt)のパスワード対応
 3)Linuxでの画像変換
 4)OpenOffice(LibreOffice)形式の変換
となります。
以下にそれぞれの機能概要を記載します。
<スマートアートへの対応>
MS Office2007以降にて対応している図表の新形式「スマートアート」の変換に一部ですが対応致します。
現在のサーバベース・コンバータでは、一切変換できないのでスマートアートを使用しているファイル、特にパワーポイント形式のファイルの変換結果に関して、レイアウトの再現性が向上します。
<MS Office バイナリ形式(doc/xls/ppt)のパスワード対応>
MS Office97以降で作成されたバイナリ形式(doc/xls/ppt)で作成されたオープンパスワードを付加しているファイルに対応します。
現在のサーバベース・コンバータのバージョン(V4.0)にて、XML形式(docx/xlsx/pptx)でオープンパスワードを付加しているファイルに対応したことへ続き機能強化です。
当然のことながら、ファイルに設定されたパスワードが変換には必要となりますが、今まで変換エラーになっていたファイルへの対応となりますので、変換不能ファイルが減ることとなります。
<Linuxでの画像変換>
今までのサーバベース・コンバータでは、Windowsの機能を使用して画像への変換(JPEG/PNG/TIFF等)を行なってきましたが、以前よりいただいておりました「Linuxでも画像への変換を行いたい」というご要望にお答えするために、実装を検討しております。現時点では、Ghostscriptを実行環境上にインストールしていただき、Javaの環境も整備していただくことで実現可能なように準備しております。ご期待ください。
この機能は、現時点では標準機能としてのご提供ではなく、オプション機能(別料金)でのご提供の予定です。
<OpenOffice(LibreOffice)形式の変換>
所謂、ODF(OpenDocumentFormat)への対応として、実装を検討しております。実際の変換はサーバベース・コンバータ側で行うのではななくOpenOffice(もしくはLibreOffice)を使用するインターフェースのご提供となる予定です。
この機能は、現時点では標準機能としてのご提供ではなく、オプション機能(別料金)でのご提供の予定です。
ご期待ください!




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