本日は、サーバベース・コンバーター V4で対応するWindows 64bit版に関して情報をお出ししようかと考えておりましたが、それよりもMicrosoft Excel(以降、Excel)ファイルの読込に関しての機能強化の方が重要、且つ有用かと思い予定を変更してお伝えいたします。
今までのサーバベース・コンバーターでは、Excelファイルを読み込む際に変換先がどのような形式であれ、そのファイル内容を全て読込したからでないと変換が完了しませんでした。
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全て読込処理をしなければならないと言うことは、例えば、サムネイル用の画像ファイルが1ページ分だけ欲しい場合でも、全て読込を完了してから変換処理をおこなわざるを得ませんでした。
これは、Excelファイルのフォーマット形式(データの配置方法)に起因する問題で今までは、解決の術がありませんでした。
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サーバベース・コンバーター V3.xより一部改良し、先頭ページのみ処理する場合は、「全てのページ」ではなく「必要最低限のページ」のみを読み込む処理に変更することにより若干の処理速度を向上することに成功しましたが、今回はさらに機能強化し、
・シート単位に読み込む
処理を追加しました。
シート単位に読み込む処理を追加したことにより、読込対象の絞り込みが明確化され、今までよりもゆおり高速に変換処理が完了するようになります。
また、
・アクティブシート(Excelで開いた際に最初に表示されるシート)
・シートを選択して変換
機能も実装予定です。
これにより、より細かい指定が可能になるため利用シーンの幅が広がると思います。
傾向として、日本では表計算であるExcelをワープロの用に使用している場合が多く、処理の高速化には多くのご要望をいただいておりました。
サーバベース・コンバーター V4で一定の目処が付きましたので、満を持して実装いたしますので、是非お試しください。
*ご注意*
今回の機能強化で処理速度の向上の恩恵を受けられるのは、サーバベース・コンバーターで変換対象としているMicrosoft Excel97-2010で作成されたXls、及びXlsxのみです。
変換対象としていない他のアプリケーションで作成された同ファイル形式に関しては、「必要な情報が保持されていない」「データの格納場所が異なる」場合が多いため処理速度が向上することは期待できません。
ご注意ください。
・現行製品
「サーバベースコンバータ V3.1」です。
評価版もご用意しております。
・デモサイト
変換結果をメール返信、及びサムネイルの作成がお試しいただけます