DITA からePubを自動作成するオープンソース・プロジェクト

だんだんと電子書籍形式の主流になりそうなePub形式。iBooksのePubリーダは、7月下旬の1.1.0でエンハンストePub機能(音声、マルチメディアの埋め込み)がサポートされるなど、速いスピードで進化しています。現在は日本語テキストの表示機能はいまいちですが、iBookstoreで日本版電子書籍の取り扱いが正式に始まる頃には、多分、日本語テキスト表示も改善されるに違いありません。
 
ePub作りは、まだ、DTPで元ネタを作ってからというワークフローが注目されています。例えば、最近の「MdN」(2010年9月号)。しかし、これは非生産的。
 
XMLからePubを自動的に作り出すのは簡単ですし、本来、こちらが主流となるべきと考えます。
 
そういう意味でDITAのOpenToolKitのプラグインとして開発が進んでいる「DITA For Publishers」に注目。8月14日にV0.9.1が公開されました。
 
○「DITA For Publishers version 0.9.1」
http://sourceforge.net/projects/dita4publishers/