XSL-FO試行錯誤 変換後を意識しながら独自XMLを考える

業務ではなくプライベートの話となるのですが、自分用のXML規格を考えたり、そのXMLを変換するXSLTを書いたりということをしています。

自分用のXMLはさらに自分用の軽量マークアップからの変換によって得ることを想定しているので、スキーマまで作りこもうと日々ジリジリと進めています。

XSLTは組版用でないXMLを組版用のXSL-FOに変換できるわけですが、「軽量マークアップとして書きやすく、XSL-FOやHTMLにもしやすい」XMLというのはなかなか難しいなと感じています。

脚注はDITAではfnタグでマークアップします。XSL-FOではfootnote、footnote-bodyに変換されるでしょう。CSS Paged mediaではspanにした後フロートさせることが多いようです。
Webページ、HTML5的には脚注文の位置はasideの中あたりが良いのでしょうか?ただ、HTMLページの一番下(フッタ)に置いてしまうとPDFや紙でのソレよりも遥か下に行ってしまい、後注、しかもappendix的な配置になってしまうかもしれません。
では脚注用のfootnoteタグを用意するのではなくnoteタグを用意してレイアウトは属性にしましょうか?

変換先がXSL-FOであれば出力は1ファイルが望ましいでしょう。
しかしたとえばDITAなら?元の独自XMLはマップやトピックをどのように扱っていると好ましいでしょうか?独自XML自体が外部ファイルをどう扱うかも重要です。XIncludeなどを援用する、しない。うーむ。

メインの構造をまたぐ構造、たとえば複数段落に対する注釈などについてはrange-startとrange-endのようなタグを作る方式である程度しのげますが、変換後に納得できる構造にできるかは悩ましいところ。

そんなことを考えていると休日が過ぎています。
XMLアプリケーションはそれぞれがそれぞれの用途のために専門化されているので、中間形式のための独自XML規格というのは実は難しいのかもしれません。

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日時
2021年8月10日(火)16:00~17:00
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