1月に展示会の調査を目的として、ロンドンで開催された「Bett Show」に参加してきました。その様子をお伝えしたいと思います。
Bett Showは世界最大の教育関連の展示会で、今年で36回を数える歴史もある展示会です。出展社・団体は世界中から800以上おり、ヨーロッパはもちろんトルコやUAE、また日本からもJETROが複数社共同という形で出展していました。またヨーロッパ以外の地域としては、やはり中国や韓国といったアジアからの出展が多いように見受けられました。
出展企業もMicrosoftやGoogle、Adobeなど名だたる企業が展示をしており、日本をオリジナルに持つ企業としてもエプソンやカシオ、コニカミノルタ等が出展していました。
最近の教育業界のトレンドとして、EdTechと呼ばれている「教育×IT」、特にAIやロボティクス、プログラミング関連の展示が多く見受けられ、ブロックを使ってロボットを組み立て、プログラミングにより動かす、といった教材が多く展示されていました。このような流れの中でソフトウェアも、教育業界の中での伸びしろを感じられる内容でした。
教育のIT化では遅れを取っている日本ですが、政府も今後生徒1人にPC1台の普及を目指しており、「教育×IT」はIT業界にとっても目を離せないキーワードになりそうです。当然ながらデジタル文書に対する需要も増えてきます。弊社のソフトウェアも子供たちの学習の一助となれればと思います。