個人的な話題ですが、最近、個人の家計簿をつけることにしました。付けた方が良いとは思いつつ、ざっくりとした勘定以外は今まで行っていなかったのです。
利用している銀行をネットバンキングの1社にし、おおよそ全ての金銭記録が把握できるようになったので挑戦することにしました。
個人事業主などではシビアに記録する必要もありますし、事前にしっかりと勉強をする、専門家に依頼するなどが必要ですが、自分で個人の銀行記録を管理する程度であれば軽めの気持ちで始めるのも良いだろうと思ったのです。
昨今かなりの銀行が電子データでの情報のダウンロードも可能になっています。ダウンロードできる形式は銀行によりけりになってしまいますが。
利用していた銀行ではCSV形式でデータがダウンロードできるようでした。
使用したソフトウェアはCSVに対応していましたが、日付のフォーマットがそのままでは読み込めず、一度他で変換してから取り込むことに。
CSVは単純な構造ですから、意味あるデータとして扱う際はたいてい、ソフト側で項目の対応付けを行う必要があります。自動でやってくれるソフトウェアもありますね。今回は「入金」「出金」「説明」「日付」をマッピングしました。
使用したソフトウェアは他にOpen Financial Exchange Format(OFX)形式などにも対応していました。これは銀行などで使用されるXMLアプリケーションで、WindowsではMicrosoft Money形式と表示されていたようです。XMLでオープン仕様なのでMicrosoft Moneyが販売終了しても扱えなくなるものではありませんが、有名製品が商用販売を終了したことで「過去のもの」と思われている方もおられるようです。
私などはOFX形式でデータがあった方が便利と感じますが、Webを散策していると「たいていのソフトで開くことのできるCSVでダウンロードできる銀行を使いましょう」といったことをおっしゃられる方もいて、なるほど人や環境によって、必要な情報の精密さも違うんだなと改めて感じました。
電子決済がどっと普及したこともあり、家計簿をスマホアプリなどで管理するハードルも下がってきました。
私のように過去に複雑だと思って手を付けなかったことを今改めて始めてみると、思ったより簡単ということもあるかもしれません。手作業で行うことが多いと感じたら、ソフトウェアやファイル形式を見直す時期かもしれません。
ちなみに、その次に取り込んだデータを仕分けする作業を行ったのですが、数年分の記録があり、休日中に作業は完了しませんでした。
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