カテゴリー別アーカイブ: 構造化文書

AH Formatter V6.1新機能

AH Formatter V6.1で追加された機能をいくつか紹介します。
プレゼン資料「AH Formatter V6.1 の紹介」からの抜粋)

多言語組版対応の強化

IndicEtc以下の言語の文字(スクリプト)に新たに対応しました。

  • ベンガル語(Beng)
  • パンジャブ語(Guru)
  • グジャラト語(Gujr)
  • オリヤ語(Orya)
  • タミル語(Taml)
  • テルグ語(Telu)
  • カンナダ語(Knda)
  • マラヤラム語(Mlym)
  • クメール語(Khmr)
  • ラオ語(Laoo)

Web フォント、WOFF サポート

WebFontsWoff

ブロック領域の変形

Transform

グラデーション

Gradients

マルチメディア埋込み

Multimedia


AH Formatter V6.1 の評価版は、
https://www.antenna.co.jp/AHF/trial.html
こちらからお申し込み下さい。

また、「Formatter Club」に登録(無料)することで、開発中のAH Formatter最新バージョンの試用版をお使いいただくこともできます。
どうぞよろしくお願いします。




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CAS-UB 外部データ入力後、EPUB出力したら行頭が2文字字下げ…。

こんにちは

今日はCAS-UBでEPUB出力したらなぜか行頭が2文字字下げになってしまった…、という例を紹介します。

外部にテキストなりWordの形で原稿を持っていて、これをCAS-UB の外部データ入力を使ってインポート、EPUB出力すると、選択するCSSのテーマによって、段落始めの行頭が2文字分字下げされてしまいます。

これは、CSSのテーマ側で、段落行頭を自動的に1字字下げする設定をしているためです。

なぜそんなものを設定したのか、というと、EPUBは、HTMLベースで作られているとはいえ、「電子書籍」の形態をとっているため、「本」なのだからあったほうがいいだろう、という理由からです。

気になる場合は、段落行頭を字下げしないCSSのテーマを選ぶか、CAS-UB の編集画面上で、段落の全角空白文字を削除するか、原稿側で同じ作業をして対応してみてください。

なお、CSSのテーマ一覧は、ユーザー画面から、「生成」→「EPUB3」カテゴリの「一般」→「CSSテーマの一覧」リンクをクリックすると、テーマの見本一覧が確認できますので、ここでご確認ください。

少しややこしいですが、よろしくおねがいいたします。




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HTML on Word
WebページをWordで作る!

CAS-UB : Wordからインポートした箇条書きがヘン!

こんにちは。

今回は、CAS-UB Word インポート、箇条書きについて紹介します。
これまでもWordファイルをCAS-UB に取り込めるという紹介をしてきましたが、どうも箇条書きの設定がうまくいかない、というユーザーの声を聴き、今回はWordの箇条書きをテーマに、Wordの編集について紹介します。

これさえ覚えれば、CAS-UB も怖くありません!

箇条書きボタンの確実な使い方

箇条書きを作るには、Word 2007以降ならば、リボンのホームタブ(Word 2003だとツールバー)にある「箇条書きボタン」を使います。

全部で3種類あります。

  • 番号なし(●印)の箇条書きボタン
  • 番号付きの箇条書きボタン
  • ネストされた箇条書きボタン

使われ方は様々で、順番を問わないような、並列で表せるものは番号なし、手順など、順序立てて表さなければいけないものは、箇条書きボタンを使うところまでは皆さんご承知だと思います。

さて、最初からボタンを押して、箇条書きを作っていくか、最初に番号をつけて文章を作ると、Enterキーを押したとき、自動的に次の番号が出てくるのを利用する、というのが大半のユーザーの使い方だと思います。そしてWordはそれを援助する親切設計なので、なんとなくでもスムーズに箇条書きを作れてしまいます。

ところが、こうして作られたWord ファイルをCAS-UBにインポートしてみると、なんということでしょう!一応、箇条書きになっているが、番号の並びがおかしい!配置位置もヘン!というモノが出てきました。

image1

問題のWord ファイルです。一見して、正しく箇条書きが設定されているように見えます。

image2

ですが、よ~く見ると、何だかとても書き方が怪しいです。どこがおかしいでしょうか

  • 第1箇条には、「~設定1」の後ろに、「Tab」で空白が挿入されています。
  • 第2箇条は、2行目のインデントを、1行目の「間に」に揃えるため、わざと「Space」で全角空白文字「□」を入れて揃えようとしています。
  • 第3箇条は、1行目で改行して、さらに2行目を1行目に揃えようと、「Space」(□)を挿入しています。

箇条書き作成時の注意事項

箇条書きを作成する際、「Space」や「Tab」などで空白を作ってはいけません。
CAS-UB では、この設定は無視されます。

文章を2行に分けようと、「Enter」(改行)を押してはいけない。
CAS-UB では、「Enter」での改行は、段落(ここではひとつの箇条項目)の終わりとみなします。どうしても文章を2行に分けたいときは、「Shift」+「Enter」で強制改行しましょう。ただし、箇条書きの中での強制改行は、XHTML的に正しくありませんのでご注意ください。そういう時は、見合うレベルの見出しと本文に分けて設定しましょう。

箇条書きと箇条書きの間に、空行(Enter)は不要です。
上述したように、「Enter」ひとつで、箇条項目が終わり、次の箇条項目が始まります。ところが、さらに続けてEnterを入れてしまうと、今度は箇条書き自体が終了したとCAS-UBでは判断し、次に来る箇条書きは、新しい、さっきまで作っていた箇条書きとは違う、「別の箇条書き」が始まるとみなします。

みなさま、EPUBにしたとき、箇条書きがおかしな具合になりましたら、いちどWord の文書の見直しをしてみてください。




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『本を作るための新しい仕組みの登場(制作ツールから考える電子書籍論)』

CAS-UBで制作した本(EPUB, PDF)の見本としてCAS-SUPPORTブログに書いた記事をまとめて、『本を作るための新しい仕組みの登場』というタイトルのEPUB版とPDF版を作りました。

I 概要
『本を作るための新しい仕組みの登場』
(制作ツールから考える電子書籍論)

■目次
第1章 PDF に代わってEPUB が普及する1
第2章 書籍の未来を考える5
第3章 世界の各地で登場。本を作る新しい仕組み9
第4章 CAS-UB とO’Reilly Atlas の機能比較13
第5章 CAS-UB で本の制作支援17
第6章 本の構成の編集と文章の編集

第1版
2013年6月9日発行
EPUB3版とPDF版を用意しました。
それぞれ次でダウンロードしていただくことができます。

Ⅱ 無償配布中

次からダウンロードしてお読みいただくことができます。

EPUB版
PDF版

その他、
無償配布中の出版物

なお、EPUB版を読むにはEPUBリーダが必要です。




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conrefとconkeyref

DITAをご検討中のお客様からconrefとconkeyrefについてよく分からないというお話を聞きます。まあ確かにconrefはともかくとしてもconkeyrefはピンときませんね。
今日は両者の違いについて少し書いてみます。両方ともフラグメント単位でのデータ再利用の方法なのですが、どのような違いがあるのか…

たとえばソフトウェアのマニュアルに「[開く]をクリックします」と出力したいとき、この文字列をトピックファイルにそのまま書いてしまってもいいわけですが、そうするとこのソフトウェアをタブレット端末用に移植したとき、「クリック」をすべて「タップ」に変更しなければいけません。
DITAの場合大量のトピックファイルにこのような記述があるはずですので、けっこうきつい作業になりそうです。

そこでconrefの登場です。conrefを使った場合、次のように記述することになるでしょう。

<p>[開く]を<ph conref=”names.xml#concept_names/operation_click” />します</p>

つまり「クリック」という文字列を直書きせずに、<ph>要素を使って「names.xmlを見に行け」とするわけです。そして別途作ったnames.xmlに次のような記述をしておきます。

<ph id=”operation_click”>クリック</ph>

するとDITA Open Toolkitが自動的に「クリック」という文字列に差し替えてくれることになります。将来タブレット端末対応したときに上記を

<ph id=”operation_click”>タップ</ph>

と書き換えれば、マニュアル全体の「クリック」がすべて「タップ」に置き換わってくれるわけですね。
大変便利で手軽なのですが、1つ問題があります。それはトピックファイルに

<p>[開く]を<ph conref=”names.xml#concept_names/operation_click” />します<p>

このように”names.xml”というファイル名を直書きしなければいけない点です。将来このnames.xmlのファイル名を変える必要が出てきたときは…
想像するだけでも嫌になってしまいますね。

そこで次に登場するのがconkeyrefです。conkeyrefを使った場合、トピックファイルには次のように書くことになるでしょう。

<p>[開く]ボタンを<ph conkeyref=”COMMON_NAMES/operation_click/”>します。</p>

で、今度はマップファイルに次のような記述をします。

<keydef href=”names.xml” keys=”COMMON_NAMES” />

“COMMON_NAMES”という文字列をキーにして、マップファイル経由でnames.xmlを参照に行きます。conrefのときとは違ってnames.xmlというファイル名を(トピックファイルではなく)マップファイルに追い出すことができました。
こうすることで将来names.xmlというファイル名を変更する必要があっても、マップファイルだけ修正すればいいことになります。

お手軽で分かりやすいconref、ちょっと面倒だけれど将来も安心なconkeyref。どちらが正解ということではなく、うまく使い分けできるといいですね。
最近は諸事情で「本社が移転!」なんていうこともちょくちょくあります。マニュアルに記載する本社住所もconrefとかconkeyrefを使っておいた方が安心かも(?)




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海外出展レポート AIA Spring Tech Pubs Workshop

AIA (Aerospace Industries Association) Spring Tech Pubs Workshop

このワークショップは改訂データや情報の配信に関わっている産業界、DoD(Department of Defense、国防総省)サービス、および他の防衛機関が、デジタル出版や最新の技術への移行や、武装システムと訓練データの伝達に対応できるように情報交換の場として設立されました。

このイベントは今までは大盛況で、政府機関の議員や軍事産業の代表者が参加しました。内容はほとんどいつも技術的なものでした。今年は、sequestration(強制歳出削減)で知られるアメリカ政府による大幅な経費節減で、政府関係、軍事関係の人が誰も参加しませんでした。参加者の人数はだいたい80人で、例年に比べ残念な状態でした。

AIAイベントはフロリダ州で開催されたわけですが、フロリダ州といえば、2001年にアンテナハウスが海外展示会初出展をしたXML Conference & Exhibitionが開催された場所でもあります。あれから12年、開発に開発を重ね、AH Formatterは世界中の1800社以上の企業で導入されている組版ソフトウェアとなりました。

5月はAH Formatter V6.1のリリースがあり、その直前のワークショップでしたので、完成度の高い新機能のサンプルを披露して来ることができました。

アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/
http://rainbowpdf.com/




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海外出展レポート CMS/DITA North Amrerica Conference 2013

この春アンテナハウスは2つのカンファランスに出展しました。4月にロードアイランドのプロヴィデンスで開催された Content Management Strategies/DITA North Americaと、五月にフロリダのクリアウォーターで開催された、2013 AIA (Aerospace Industries Association) Spring Tech Pubs Workshopです。

対照的だったのは、DITAイベントは確実に大成功だったのに対し、AIAイベントは参加者が少なかったことです。その違いは、一方はDITAに焦点を置いたカンファランスだったのに対し、一方は、S1000D(航空宇宙・防衛業界の国際的な技術文書仕様)に焦点を置いたカンファランスだったことです。S1000Dが、航空宇宙・防衛業界や、政府機関から指定された仕様である事に対して、DITAの導入は全く企業の選択で決められます。


CMS/DITA North Amrerica Conference 2013

DITAはまさにビジネス社会の要求を満たし、CMS/DITA North America conferenceは企業が、DITAを採用し続ける手助けをし、北アメリカにとどまらず、DITAは世界中に広まろうとしています。今年は世界17カ国から344名が参加。現在の世界的な経済情勢を考慮すれば、驚くべき実績ではないかと考えます。

4つのトラック、情報デザイン開発、テクニカルソリューション、マネジメント、先端テクノロジーで構成され、参加者にとってこれは非常に役立ちます。

このカンファファランスの最後のセッションでDITA-OT Panelが開催され、DITA-OT(DITA Open Toolkit)に関わっているキーパーソンが集い、OTの現在の状態、調査結果 そしてOTの今後についてディスカッションが行われ、大変興味深いものとなりました。(Robert Anderson (IBM Corporation) (DITA Technical Committee), Eliot Kimber (RSI Content Solutions)、 Frank Shipley (Componize Software)、Hal Trent (Comtech Services, Inc))

OTはボランティアによって支えられています。デフォルトのOTは多くの人が使うものですが、システムに組み込んでベンダーから提供されるツールキットもあります。OASISはDITA標準を維持管理しますが、OTに関わってはいません。基本的に3人の開発者がOTを開発しています。OTはSource Forgeにありダウンロード可能です。開発者はGithubを使っています。IBMが初期のコードを貢献、寄与しました。OTの開発やドキュメンテーションなどのボランティアは大歓迎です。Robertは、OTの開発に関わってきた観点から発言をし、EliotはOTのプラグインをビルドした経験を語り、Frankはベンダーとして、システムにOTを組み込んだ経験を、HalはOTのトレーニング教育について語りました。1つ問題なのはDITA OTを正式に管理する組織がないということ。このことはDITAの成功を左右する重大な問題だと考えます。本来の彼らの仕事がもちろん優先するストレスの中、少ない人数のボランティアが偉大な仕事をしています。

アンテナハウスはDITA Open Toolkit で使用する PDF出力用の新しいプラグインを用意しています。是非お試しください。

アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/

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AH Formatter V6.1 公開!!

Antenna House Formatter V6.1を5月23日に公開しました!

V6.0からV6.1への主な改訂内容は以下の通りです。

1)インド系文字、東南アジア系文字の追加
V6.0以前もインド文字には対応しておりましたが、スクリプトはデーヴァナーガリーとアラビックのみでした。
インド政府が指定している公用語はヒンディ語でこれはデーヴァナーガリー文字で対応出来ますが、インド各地方毎に定められている公用語があります。
インドの紙幣には地方で定められている公用語、15の言語で金額が表示されてます。
これらの言語に対応するために、以下のスクリプトを追加対応しました。

  • ベンガル文字
  • グジャラト文字
  • タミル文字
  • テルグ文字
  • マラヤラム文字
  • カンナダ文字
  • オリヤ文字
  • グルムキー文字

これでインド内で使用されている言語をほぼサポート出来たことになります。
さらに、

  • クメール文字
  • ラオ文字

の東南アジア系の文字などもサポートしました。
これまでもAH Formatterは50ヶ国語以上の組版実績を持っておりますが、更なる活用を期待できます。

2)MathMLの表示改良
MathMLの表示に関しては、これまでお客様からご指摘いただいた内容を元に大幅な改善を行いました。

3)背景にグラデーションを指定することが可能となりました。

4)PDFにビデオやオーディオなどのマルチメディアデータを埋め込むことが可能となりました。

5)ブロック領域を斜めにするなど、自由に配置出来ます。

6)PDF/X-4に対応しました。

などなど。

詳しくは、
https://www.antenna.co.jp/support/update-sys/ahf/ahf61.html
こちらで。

また、V6.1新機能の確認サンプルを用意しました。(PDF)
https://www.antenna.co.jp/AHF/ahf_samples/index.html#AHFV61
・インド系言語のサンプル
・マルチメディアの埋め込みサンプル
・グラデーション関数のサンプル
・ブロック領域変形のサンプル
の4点を確認出来ます。

AH Formatter V6.1 の評価版は、
https://www.antenna.co.jp/AHF/trial.html
こちらからお申し込み下さい。

是非、評価版をお試しいただき、ご意見をお聞かせ下さい。




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DITA Open Toolkitパネルより:DITA OTの歴史・開発はどのように行なわれているか?

DITAでドキュメントを制作するとき、DITAコンテンツを出版(パブリッシュ)するのに重要な役割を占めているのがDITA Open Toolkit(DITA OT)です。

DITA OTはもともとはIBMが開発したものですが、DITAの仕様がOASISに寄贈されたとき、同時にSourceforgeでホストするオープンソースプロジェクトとなりました。

DITA OTについての現状や今後について、2013年4月に開催されましたCMS/DITA North Americaの最後にパネルディスカッションが行なわれました。

なお、パネルに先立って、有識者(275人)に対するアンケートが行なわれています。その結果では、
(1)DITA OTをサポートする組織はどこか?
・最も多かったのがボランティア:約180人。2位がIBM:約175人。

(2)DITA OTの入手方法
・最も多かったのがソフトウェアベンダが提供するデフォルト版:約140人強。2位がSourceforgeより入手:約130人弱。

などとなっています。

パネルの内容について主催者による録音を入手しましたので、以下に、簡単に紹介します。最初の発言者は、IBMのRobert Anderson氏です。

◆Anderson氏の発言要旨

DITA OTはOASISの完全外部にある独立のオープンソース・プロジェクトである。

IBMがDITAの仕様をOASISに贈与したとき、同じくDITA OTも放棄した。OTはSourceforgeに移され、しばらくの間はIBMの開発者が中心になって開発していた。その後、Jarno Elovirta(サイテック社)と、Deborah Pickettがかなり活動していた。Deborahは会社の管理上の事情で最近は活動していない。現在、JarnoとRobert Andersonが主な担当者である。この2年間の進歩は主にJarnoが週末にプログラムしたものである。ダウンロードはSourceforgeに残っているが、ソース管理は使いやすいGitHubに移している。

ドキュメントは最初のころはとても悪かった。最近改良された。

1年程前からKristen Eberleinがドキュメントを見ている。だいぶ洗練された。

・DITA OTはベンダー経由でエンドユーザに渡ることが多い。

・できるだけ後方互換性を保つようにしている。

・一部の不要なコードや速度低下の原因になるコードは取り除き始めているが、その変更点はリリースノートに記述する。

・ユーザーコミュニティからのリクエストはJarnoがとりいれる。

・月次のテストビルドで人々がチェックできるようにしている。障害の報告などがあったら直す。

・6ヶ月毎のパッケージ・リリースを目標とする。6月、12月。

◆参考

[1]GitHub: DITA Open Toolkit dita-ot (DITA Open Toolkit) GitHub

[2]SourceForge:DITA Open Toolkit DITA Open Toolkit Free Development software downloads at SourceForge.net

《注意》

DITA OTはプラグイン・アーキテクチャになっており、3rdパーティが様々なプラグインを追加できる。アンテナハウスは、独自のPDF用プラグインを開発して公開している。

https://www.antenna.co.jp/AHF/ahf_samples/#pdf5サンプル集 – AH Formatter V6




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CAS-UBのサイトにて、PDFの総合解説書『PDFインフラストラクチャ解説』を無償配布しています。どうぞ、ご利用ください。

CAS-UBの書籍をつくる仕組みを使って制作中の『PDFインフラストラクチャ解説』を0.30版に改訂しました。

無償配布しています:CAS-UB出版物紹介ダウンロードの「PDFインフラストラクチャー解説(仮)」

PDF版とEPUB3版を用意しています。

0.30版で次の改訂を行ないました。

1.内容の追加

0.30版では第21章PDFの長期保存:21.1 PDF長期署名の節を有限会社ラング・エッジの宮地社長に執筆していただきました。

2.参考資料の形式を変更

(1) 参考資料の一覧形式を変更しました。「MLA Handbook」第7版[1]をベースとする独自方式で整理しています。

(2) また、本文から参考資料へのリンクも変更しました。従来、本文中から参考資料(Web)へ直接リンクしていましたが、これを廃止して、本文から参考資料へリンクしています。参考資料からWebへ必要に応じてリンクを設定しています。

3.PDF生成のレイアウトを変更しました。

・基本版面を変更するとともに、見出しのレイアウトを変更しました。(途中)。
・CAS-UBのPDF生成詳細設定の見出しのデフォルト・レイアウトを変更。「PDFインフラストラクチャー解説(仮)」のPDF版はデフォルト・レイアウトで生成しています。[2]

アンテナハウスのCAS-UBは、クラウド上で書籍を編集し、PDF・EPUB・Kindleなどの形式で配布出版物を制作するサービスです。30日間評価ライセンスもございますので、ぜひお試しになってみてください。

《注》
[1] “MLA Handbook for Writers of Research Papers. Seventh Edition.” New York: Modern Language Association. 2009
[2] 『PDFインフラストラクチャ解説』はCAS-UBできちんとした本(PDF、EPUB)を作るための実証材料としても利用しています。3月にBODで本を作りました(『PDFインフラストラクチャ解説』をプリントオンデマンドで本にしてみました)が、この本の組版レイアウトを専門家に評価していただき、その評価を反映して、基本版面やPDF生成の詳細設定のデフォルトを変更しています。これはまだ途中段階です。




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